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ゲーミングPCのSSD増設は、マザーボードの空きM.2スロットにPCIe Gen4のNVMe SSDを1枚足すのが基本です。今使っているドライブは外さず、そのまま残せます。買う前に確認するのは、空きスロットの有無、接続方式がNVMeかSATAか、基板の長さ、対応世代、公表速度、ヒートシンクの重なりの6項目です。
取り付けたあとはWindowsの「ディスクの管理」で初期化すれば、そのまま保存先に使えます。
ゲーミングPCの増設に使える内蔵M.2 SSDの商品ページを2026年9月12日に10件確認しました(同じブランドでも型番が違えば別の1件として数え、ブランドは7つです)。10件はすべて容量1TB・PCIe Gen4・ヒートシンク付きで、読み込みの公表値は5,000〜7,400MB/秒に収まります。
以下、確認項目の表、容量の決め方、条件別の3モデル、取り付けのやり方の順で進みます。価格は変動するため具体額には触れず、執筆時点の目安は各ストアのリンク先でご確認ください。
📖 目次(タップで開閉)
ゲーミングPCのSSD増設で確認する6項目と増設後の作業|数値で直答

増設でつまずくのは、ほとんどがスロットの空き、接続方式、基板の長さの3つです。下の表は、上から6行目までが買う前に確認する項目、最後の1行が取り付け後にやる作業です。
| 確認する項目(1〜6行目)/取り付け後の作業(7行目) | 判断の目安(数値・規格) | 確認のしかた |
|---|---|---|
| M.2スロットの空き | 空きが1本あれば、今のSSDを残したまま1枚追加できる | マザーボード/BTOモデルの製品ページの仕様表 |
| スロットの接続方式 | NVMe(PCIe)対応か、SATA専用か。今回確認した10件はすべてPCIe Gen4接続 | 同じ仕様表の「M.2 PCIe」「M.2 SATA」の表記 |
| 基板の長さ | 2280=幅22mm×長さ80mm、2230=幅22mm×長さ30mm。10件の内訳は2280が7件、2230が1件、サイズの記載なしが2件 | スロット横の固定用ネジ穴の位置と、商品ページの4桁表記 |
| 対応世代 | PCIe 4.0は1レーンあたり16GT/s、PCIe 3.0は8GT/s(出典:Intelの公式解説ページ) | 仕様表の「Gen4」「Gen3」表記 |
| 読み込み速度 | 10件の公表値は5,000〜7,400MB/秒 | 商品ページの公表スペック |
| ヒートシンク | 10件すべて付属。マザーボード側のヒートシンクと重なる場合は取り付け前にすき間を確認 | 商品ページと、スロット周辺の現物 |
| 【取り付け後】増設後の作業 | Windowsの「ディスクの管理」で初期化し、ドライブ文字を割り当てる(出典:Microsoftの公式サポート情報) | スタートボタンを右クリック →「ディスクの管理」 |
M.2スロットが何個空いているかで、SSDを何枚足せるかが決まります。2本あるモデルなら起動用を残して、もう1枚を拡張用に使えます。
ガレリアやマウスコンピューターのようなBTOなら、型番からメーカーの製品ページでスロットの本数と対応世代を確認してください。購入時のカスタマイズでSSDを増やしていれば、その分スロットは埋まっています。
PCIeには下位互換があるため、Gen4のSSDをGen3のスロットに挿しても動作し、転送レートはGen3側に合わせて動きます。商品ページにサイズの数値が無い場合、それは2280ではないという意味ではありません。型番からメーカーの仕様を確かめてください。
今回確認した10件のうち、PS5への対応をうたうのは8件、Steam DeckやROG Allyへの対応をうたうのは1件、メーカー保証5年を明記しているのは6件です。
1TBで足りる?増設する容量は今の使用量から決める
増設する容量を何ギガ、何テラにするかは、今の使用量から逆算します。新しいゲームを入れるたびに別のゲームを消しているなら足すタイミングで、まだ余裕があるなら遊んでいないタイトルの整理が先です。
空き容量の確認方法は、Windowsの設定からシステム、ストレージと開く手順です。どのドライブに何がどれくらい入っているかを内訳で見られます。遊びたいタイトルの必要容量は、Steamのストアページのシステム要件で確認できます。
1TBで足りるかは運用で決まります。入れ替えながら遊ぶなら1TBで回せますが、遊び終えたタイトルも抱えたままにする運用や、録画・配信のデータを同じPCに置く運用では1TBでは足りない場面が出ます。迷うなら使用量を実測し、入れ足したいタイトルの必要容量を加えて逆算してください。
今回の10件はすべて1TBなので、合計が収まらないなら同じ条件で容量違いの型番を探すことになります。配信や録画のデータは増設したドライブに分けると、起動ドライブの空きを削らずに済みます。
内蔵と外付け、NVMeとSATAはこう決める
デスクトップでM.2スロットが空いているなら内蔵、空きが無い・ケースを開けたくない・複数のPCで使い回したいなら外付けです。内蔵はマザーボードに直結するぶんゲームの常用ドライブに向き、この記事の3モデルもすべて内蔵です。外付けはUSB接続のケースに入れて使う方法で、PCを開けずに足せますが、USBの規格で速度の上限が決まります。
同じM.2の形でもSATA専用のスロットやSATA接続のSSDがあり、SATA接続は規格上の転送レートの上限がPCIe Gen4より低く、今回の10件のような5,000MB/秒超の数値には届きません。今あるハードディスク(HDD)は残したまま、頻繁に読み込むゲームを増設したSSD側へ移す分け方もできます。今のSSDと入れ替える換装とは別で、この記事は既存ドライブを残して1枚を後付けする前提です。
ゲーミングPCの増設に使える内蔵SSD 3モデル|条件別に選ぶ

10件のうち、条件が重ならない3件を挙げます。順位は付けません。どれも容量1TB・PCIe Gen4・ヒートシンク付きなので、分かれ目は基板サイズと公表されている数値の細かさです。
3モデルとも、下の購入リンクからAmazonの商品ページを開けます。表記は更新されることがあるので、開いたページで型番・容量1TB・ヒートシンク付きを確かめてから決めてください。
型番まで指定して選ぶなら Crucial P310 1TB(Crucial)
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容量1TBのM.2 NVMeで、接続はPCIe 4.0、3D NANDを採用し、ヒートシンクが付きます。読み込みは最大7,100MB/秒です。型番のCT1000P310SSD5-JPが製品名に入っているため個体を特定しやすく、国内正規保証品として保証の窓口もはっきりします。
一方で、基板の長さ、保証年数、PS5への対応は商品ページに記載がありません。記載が無いことは搭載していない・対応していないという意味ではありませんが、スロット長や保証年数を表記から確定させたい人には向きません。型番からメーカーの仕様を確かめてから決めてください。
主要スペック:容量=1TB/接続=PCIe 4.0・M.2 NVMe/読み込み=最大7,100MB/秒/ヒートシンク=付き/NAND=3D NAND/型番=CT1000P310SSD5-JP/保証=国内正規保証品/基板サイズ・保証年数=商品ページに記載なし
読み込みと書き込みの両方を数値で見たいなら Hanye HE70 1TB(Hanye)
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容量1TB、PCIe Gen4x4接続のM.2 NVMeで、基板サイズは2280、ヒートシンクを搭載します。読み込み速度7,400MB/秒、書き込み速度6,500MB/秒と両方の数値が公表されているので、インストールや書き出しが多い使い方でも見当を付けられます。高耐久3D NAND TLCを採用し、正規代理店品としてメーカー5年保証が付きます。
一方で、TBW(書き込み総量の耐久値)は商品ページに記載がなく、耐久の数値を並べて比べたい人には向きません。マザーボード側にもM.2用ヒートシンクが付く環境では、取り付け前にすき間を確認してください。
主要スペック:容量=1TB/接続=PCIe Gen4x4・M.2 NVMe/基板サイズ=2280/読み込み速度=7,400MB/秒/書き込み速度=6,500MB/秒/ヒートシンク=搭載/NAND=高耐久3D NAND TLC/対応=新型PS5・PS5動作確認済み/保証=メーカー5年/TBW=商品ページに記載なし
Steam DeckやROG Allyに入れるなら DATO ARS430 2230 1TB(DATO)
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容量1TBの2230サイズで、M.2 NVMeのPCIe Gen4 x4接続、アルミ製ヒートシンクを搭載します。読み取りは最大5,000MB/秒、型番はARS430で、Steam DeckとROG Allyに対応します。今回数えた10件のうち2230と明記しているのはこの1件です(2026年9月12日時点、同じブランドでも型番が違えば別の1件として数えた場合)。
一方で、読み取りの公表値は5,000MB/秒で、この3件のうちでは低い側です。読み込みの数値を第一に置きたい人には向きません。2230は2280より短いため、デスクトップに挿すならマザーボード側の固定位置を先に確認してください。PS5への対応と保証年数は商品ページに記載がありません。
主要スペック:容量=1TB/基板サイズ=2230/接続=PCIe Gen4 x4・M.2 NVMe/読み取り=最大5,000MB/秒/ヒートシンク=アルミ製/対応=Steam Deck・ROG Ally/型番=ARS430/書き込み速度・保証年数=商品ページに記載なし
増設のやり方|取り付けから保存先の変更まで
内蔵M.2 SSDの付け方は次の5ステップです。
- PCの電源を切り、電源ケーブルを抜いて側板を外します。
- M.2スロットがどこにあるかを探します。基板上に「M2_1」「M2_2」のような印字があり、その横に固定用のネジ穴が並んでいます。カバーが付いていれば外します。
- SSDを斜めに差し込み、反対側をネジまたは固定具で留めます。SSD側とマザーボード側のヒートシンクが重なる場合は、どちらを使うかをここで決めます。
- 電源を入れ、スタートボタンを右クリックして「ディスクの管理」を開きます。初期化を求められたらパーティション形式を選び、未割り当ての領域を「新しいシンプルボリューム」でフォーマットしてドライブ文字を割り当てます(出典:Microsoftの公式サポート情報)。
- Steamクライアントの設定にあるストレージの項目で追加したドライブをライブラリに登録すると、以降のインストール先に指定できます。
分解の可否や保証の扱いはメーカー・モデルごとに異なります。BTOのPCなら、作業の前に購入元のサポートで確認してください。
まとめ|増設用の1枚は条件で決まる

空きM.2スロットにPCIe Gen4のNVMeを1枚、までは共通で、あとは基板サイズと公表されている数値の細かさで分かれます。
型番と国内正規保証まで確認して決めることを優先するなら、CT1000P310SSD5-JPと型番が明記された Crucial P310 1TB です。読み込み速度7,400MB/秒・書き込み速度6,500MB/秒と両方の数値を見て選びたいなら、2280でメーカー5年保証が明記された Hanye HE70 1TB です。Steam DeckやROG Allyの内蔵ストレージを入れ替えるなら、10件のうち2230と明記していた DATO ARS430 1TB です。
この記事はGGplay編集部が、商品ページの表記と公開情報を1件ずつ確認して作成しました。運営方針は運営者情報でご確認いただけます。
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