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ゲーミングPCの容量が足りなくなってきたり、これから自作・BTOで構成を考えたりするとき、「SSDを2つ載せたほうがいいのか」は多くの人が迷うポイントです。最近のゲームは1本で100GBを超えるものも珍しくなく、1台のSSDだけではすぐに容量がいっぱいになる傾向があります。
この記事では、ゲーミングPCにSSDを2つ搭載する意味とメリット、OS用とゲーム用での使い分けの考え方、増設前に確認すべきスロットの空き、そして失敗しないための手順の要点までを、公開情報・一般的な傾向をもとに整理しました。後半では増設用に選びやすい内蔵SSD(M.2 NVMe)も紹介します。なお、容量と並んで重要なメモリの考え方は親記事ゲーミングPCのメモリとは?目安・選び方を徹底解説でも解説しています。
📖 目次(タップで開閉)
ゲーミングPCにSSDを2つ搭載するメリット
そもそもSSDを2台にすると何が変わるのでしょうか。単に容量が増えるだけでなく、運用面・管理面でのメリットが大きいとされています。主なポイントを整理します。
▶ あわせて読みたい:ゲーミングPC用SSDおすすめ4選|容量・速度・PS5換装で比較
特に大きいのが容量の柔軟性です。1台にすべてを詰め込むと、満杯になったときに大きな容量へ丸ごと買い替える必要が出てきます。一方で2台構成なら、空いたスロットに後からもう1枚追加するだけで済むため、無駄が少ないとされています。
また、SSDは空き容量が極端に少なくなると速度や寿命に影響が出やすいと言われます。容量に余裕を持たせること自体が安定動作につながる点も、2台構成が好まれる理由のひとつです。
OS用とゲーム用で分ける使い分けの考え方
SSDを2つ載せる場合、定番なのが「OS・アプリ用」と「ゲーム・データ用」で分ける使い分けです。それぞれの役割を整理すると次のようになります。
| 用途 | 入れるもの | 容量の目安 | 重視ポイント |
|---|---|---|---|
| 1台目(OS用) | Windows・ドライバ・常用アプリ | 500GB〜1TB | 安定性・信頼性 |
| 2台目(ゲーム用) | ゲーム本体・録画・データ | 1TB〜2TB | 大容量・速度 |
この分け方には実用的な利点があります。たとえばOSの調子が悪くなって再インストールするとき、OS用ドライブだけを初期化すればゲーム用のデータは残しやすいとされています。逆に1台にまとめていると、入れ直しのたびにゲームをすべて再ダウンロードする手間がかかりがちです。
また、起動ドライブと読み書きの激しいゲームドライブを分けることで、アクセスが集中しにくくなるという考え方もあります。厳密な体感差はシステム構成によりますが、管理のしやすさという面では分けるメリットがわかりやすいでしょう。
Web上では「OSとゲームを分けたら容量管理が楽になった」「再インストールが気軽にできる」といった声が見られます(傾向の要約)。
増設前に確認すべきスロットと空き
SSDを2つ目として追加する前に、自分のPCに増設できる場所が空いているかを必ず確認しましょう。確認の流れを手順にまとめます。
1M.2スロットの空きを確認する
マザーボードにはM.2スロットが1〜複数あります。すでに使っているスロットとは別に空きがあるかを、製品仕様やマザーボードのマニュアルで確認します。
2SATAポート・ベイの有無を確認する
M.2スロットに空きがない場合でも、2.5インチSATA SSDなら増設できることがあります。SATAポートと設置ベイ(スペース)が空いているかを確認します。
3対応規格(Gen3/Gen4)とサイズを合わせる
M.2 NVMeにはGen3・Gen4などの世代やType2280などのサイズがあります。スロットの対応規格に合うSSDを選びます。
4ヒートシンクの干渉を確認する
ヒートシンク付きSSDは厚みがあり、グラフィックボードなどと干渉することがあります。設置位置のクリアランスを確認しておくと安心です。
ノートタイプのゲーミングPCの場合、M.2スロットが1つしかなく増設の余地がないこともあります。その場合は外付けSSDで容量を補う方法が現実的です。デスクトップでも、小型ケースではスロット数が限られる点に注意しましょう。
SSD増設の基本的な手順
増設場所が確認できたら、実際の取り付けに進みます。一般的な手順の流れは次の通りです。静電気対策と電源オフは必ず行いましょう。
1電源を切りケーブルを抜く
PCの電源を完全に切り、電源ケーブルを抜いてから作業します。金属に触れて静電気を逃がしておくと安心です。
2SSDをスロットに取り付ける
M.2 SSDは斜めに差し込み、ネジまたはツールレス機構で固定します。SATA SSDはベイに設置し、電源・データケーブルを接続します。
3BIOSで認識を確認する
電源を入れ、BIOS/UEFIで新しいSSDが認識されているかを確認します。
4フォーマットして使えるようにする
Windowsの「ディスクの管理」からフォーマット・ドライブ文字の割り当てを行うと、データ用ドライブとして使えるようになります。
OS用ドライブをまるごと新しいSSDへ移したい場合は、クローンソフトを使う方法もあります。ただし手順を誤ると起動できなくなることもあるため、不安なら新しいSSDはデータ用として追加するのが無難とされています。
増設用に選びやすい内蔵SSD
ここからは、ゲーミングPCの2台目として追加しやすい内蔵SSD(M.2 NVMe Gen4)を紹介します。容量はゲーム用なら1TB以上が目安とされ、発熱が気になる場合はヒートシンク付きが選びやすいです。価格・在庫は変動するため最新情報は各リンク先でご確認ください。
Crucial P310 1TB(Crucial)
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メモリ大手Crucialの定番ブランドM.2 SSDです。Gen4対応で公称最大7100MB/sとされ、ヒートシンクも備えるため発熱が気になる増設用途でも選びやすいと評判です。信頼性を重視したいOS用・ゲーム用どちらにも向く1枚とされています。
主要スペック
| 規格 | M.2 NVMe Gen4 |
| 容量 | 1TB |
| 公称速度 | 最大7100MB/s |
| ヒートシンク | あり |
fanxiang S880R 1TB(fanxiang)
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コスパを重視して大容量を確保したい人に選ばれやすいGen4 SSDです。公称最大7300MB/sとされ、ヒートシンクも付属します。ゲーム用の2台目として容量を一気に増やしたいときに候補になりやすいモデルと評判です。
主要スペック
| 規格 | M.2 NVMe Gen4 |
| 容量 | 1TB |
| 公称速度 | 最大7300MB/s |
| ヒートシンク | あり |
fanxiang S660 1TB(fanxiang)
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はじめての増設で費用を抑えたい人に向く入門向けGen4 SSDです。公称最大5000MB/sとされ、ヒートシンクのないシンプルな構成のため、すでにマザーボード側にヒートシンクがあるスロットへ追加するのに向くとされています。
主要スペック
| 規格 | M.2 NVMe Gen4 |
| 容量 | 1TB |
| 公称速度 | 最大5000MB/s |
| ヒートシンク | なし |
SSDを2つ載せるときのよくある質問
Q. SSDを2つ載せるとゲームは速くなりますか?
A. 同じ世代のSSDなら、2台にしたこと自体で読み込みが大幅に速くなるわけではないとされています。メリットは主に容量と管理のしやすさです。速度を上げたい場合はGen4など高速規格のSSDを選ぶ方が効果的とされています。
Q. メーカーやモデルが違うSSDを混ぜても大丈夫ですか?
A. 一般的には、OS用とデータ用で別メーカー・別モデルを組み合わせても問題ないとされています。それぞれが独立したドライブとして動作するためです。規格(Gen世代やサイズ)がスロットに合っているかだけ確認しましょう。
Q. M.2スロットが1つしかない場合はどうすればいいですか?
A. 2.5インチのSATA SSDを増設する、または外付けSSDで容量を補う方法があります。ノートPCなどスロット増設が難しい場合は、USB接続の外付けSSDが現実的な選択肢とされています。
Q. 2台目はどのくらいの容量がおすすめですか?
A. ゲーム用として使うなら、1TB以上を目安にすると複数タイトルを入れやすいとされています。録画や大型タイトルを多く扱う場合は2TBも候補になります。
まとめ
- SSD2台構成は容量の柔軟性と管理のしやすさが大きなメリット
- 定番はOS用とゲーム用で分ける使い分け
- 増設前にM.2スロット・SATAポートの空きと規格を必ず確認
- 作業前のバックアップと静電気・電源オフは忘れずに
- ゲーム用の2台目は1TB以上・Gen4が選びやすい
ゲーミングPCにSSDを2つ搭載するのは、容量不足の不安を解消しつつ、データ管理をぐっと楽にしてくれる実用的な選択です。まずは自分のPCの空きスロットと規格を確認し、用途に合った1枚を選ぶことから始めてみてください。
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