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PS4をHDMIでテレビやモニターにつなぐと、ボタン操作から画面が反応するまでが遅れる「入力遅延」に悩む方は少なくありません。とくに格闘ゲーム・FPS・音ゲーのように一瞬の操作が勝敗を分けるジャンルでは、わずかな遅れも致命的に感じられます。
この記事では、PS4のHDMI遅延の多くはテレビ側の入力遅延と設定(HDMI機器制御のオン・ゲームモードのオフ)が主な原因で、まず無料の設定変更で改善できることを先にお伝えします。そのうえで、原因の切り分け→設定での対処→それでも残る遅延に効く機器の見直し、という順で解決していきます。編集部がメーカー公表情報や利用者の声を調査してまとめました。
なお、この記事はHDMIで直結したときの表示の遅れ(入力遅延)に絞って解説します。スマホやPCからネット経由でつなぐ「リモートプレイの遅延」は原因が異なるため、別の記事で扱います。
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PS4のHDMI遅延は直せる?原因と対処の早見表
まず全体像です。PS4のHDMI遅延は、原因によって「設定で無料で直るもの」と「機器の見直しが必要なもの」に分かれます。いきなりモニターを買い替える前に、無料でできる設定の見直しから試すのが正解です。多くの人はこの段階で体感がかなり改善します。
遅延の正体は「入力遅延」|テレビ・モニターが映すまでの時間
ここでいう遅延の正体は、主にテレビやモニターが映像を受け取ってから画面に映し出すまでにかかる「入力遅延」です。PS4本体が映像信号を出すこと自体は速いのですが、受け取った側の表示機器が映像を美しく見せるための処理(超解像・ノイズリダクションなど)を行うと、そのぶん表示が遅れます。
▶ あわせて読みたい:ゲーミングモニター人気おすすめ10選|FPS・WQHD・コスパ比較
この処理はテレビの機種やモード設定によって差があるとされ、同じPS4でも「つなぐ機器」と「設定」で体感が大きく変わります。だからこそ、まずは設定の見直しが効くのです。
原因別・対処の早見表(設定で直る/機器の見直しが要る)
下の表で、自分の症状に近い原因と対処のあたりをつけてください。上の2つ(HDMI機器制御・ゲームモード)は無料で試せて効果が出やすいので、まずここから確認するのがおすすめです。
| 主な原因 | 症状の傾向 | 対処 | 費用 |
|---|---|---|---|
| HDMI機器制御(HDMI-CEC) | 操作の反応が全体的にもたつく | PS4とテレビの機器制御をオフ | 無料(設定) |
| ゲームモードがオフ | 映像処理でワンテンポ遅れる | テレビ側でゲームモードをオン | 無料(設定) |
| 中継機器(セレクター等) | 途切れる・カクつく・遅い | PS4を機器に直接つなぐ | 無料(接続変更) |
| ケーブルや接続不良 | 途切れ・チラつき・カクつき | ケーブル・ポートを見直す | 数百〜数千円 |
| テレビ本体の入力遅延が大きい | 設定を変えても遅い | 低遅延モニターへ買い替え | 機器購入 |
PS4のHDMI遅延・カクつきが起きる主な原因
設定を変える前に、なぜ遅延やカクつきが起きるのかを知っておくと、切り分けがぐっと楽になります。遅延の原因は大きく「表示機器」「設定」「中継機器」「ケーブル」の4つに整理できます。
テレビ側の入力遅延が大きい(映像処理エンジンの負荷)
もっとも多い原因が、テレビ側の入力遅延です。大画面テレビは映像をきれいに見せるために高度な処理を行いますが、その処理時間ぶんだけ表示が遅れます。映像処理を重視したテレビほど、通常モードでは入力遅延が大きくなりやすいとされます。
具体的な遅延の大きさは機種やファームウェアによって差があるため一概には言えませんが、一般にゲーミングモニターはテレビよりも入力遅延が小さい傾向にあると言われています。設定を変えても遅さが残る場合は、この表示機器そのものの性能が効いてきます。
HDMI機器制御(HDMI-CEC)が反応を遅らせている
見落とされがちなのが、HDMI機器制御(HDMI-CEC)による遅延です。これはHDMIでつないだ機器どうしが連動する便利機能(PS4の電源を入れるとテレビも自動でオンになる、など)ですが、この連動処理が操作の反応をもたつかせる要因になることがあります。
PS4では「HDMI機器リンク」という名称で、テレビ側では「ブラビアリンク」「ビエラリンク」などメーカーごとに呼び名が異なります。この機能をオフにすると反応が軽くなるケースがあり、対処の最優先候補です。
セレクター・分配器・キャプチャーボードを経由している
PS4とテレビの間にHDMIセレクター・分配器・キャプチャーボードなどの中継機器をはさんでいると、信号の中継処理や電力不足によって遅延・映像の途切れ・カクつきが起きることがあります。とくに安価なセレクターや、給電が不十分な機器を経由すると症状が出やすいとされます。
録画・配信のためにキャプチャーボードを通している場合、モデルによっては構造上どうしても遅延が生じます。プレイ画面が遅れて感じるときは、この中継機器が原因の可能性を疑いましょう。
HDMIケーブルや接続不良(途切れ・カクつきの原因)
ケーブルや接続まわりのトラブルも見逃せません。ケーブルの劣化や規格不足、端子のゆるみは、映像の途切れ・チラつき・カクつきの原因になります。反応の遅れというより「一瞬映像が飛ぶ」「ノイズが乗る」といった症状が出るのが特徴です。
古いケーブルや品質の低いケーブルを使っている、あるいは端子がしっかり挿さっていない場合は、まず接続そのものを見直す価値があります。
PS4のHDMI遅延を直す対処法【まず設定を見直す】
ここからは具体的な対処法です。お金をかけずに試せる順に並べているので、上から順に確認してください。多くの場合、手順1と手順2だけで体感が改善します。
1HDMI機器制御(HDMI-CEC)をオフにする
まず反応のもたつきに効きやすい設定です。PS4の「設定」→「システム」から「HDMI機器リンクを有効にする」のチェックを外し、テレビ側の機器連動機能(ブラビアリンク/ビエラリンク等)もオフにします。
2テレビ・モニターのゲームモードをオンにする
テレビの映像設定で「ゲームモード」をオンにします。映像をきれいに見せる処理を省いて入力遅延を抑えるモードで、ゲーム用途では最優先の設定です。
3HDMIセレクター・キャプチャーボードを経由しない
中継機器をはさんでいる場合は、PS4をテレビ・モニターに直接つないで症状が消えるか確認します。直結で改善すれば、原因は中継機器側です。
4HDMIケーブルと接続(端子・別ポート)を見直す
ケーブルを挿し直す、別のHDMIポートに変える、劣化したケーブルを交換するなど、接続まわりを点検します。途切れ・カクつきにはここが効きます。
手順1|HDMI機器制御(HDMI-CEC)をオフにする
最優先で試したいのが、HDMI機器制御(HDMI-CEC)をオフにする設定です。PS4では「設定」→「システム」の中に「HDMI機器リンクを有効にする」という項目があります。ここのチェックを外してください。あわせて、テレビ側の連動機能(メーカーごとにブラビアリンク・ビエラリンク・レグザリンクなど呼び名が違います)もオフにします。
連動処理がなくなることで操作の反応が軽くなることがあります。効果には機種差があるとされますが、無料で試せてリスクもないため、真っ先に確認する価値があります。
手順2|テレビ・モニターのゲームモードをオンにする
次に、接続先のテレビやモニターで「ゲームモード」をオンにすると入力遅延を抑えられます。ゲームモードは、映像をなめらか・きれいに見せるための処理を省いて、信号を受け取ってから表示するまでの時間を短くする設定です。
テレビの映像設定メニュー内にあることが多く、名称は「ゲーム」「ゲームモード」などです。処理を省くぶん画質はわずかに変わりますが、操作の遅れが気になるゲーム用途では、こちらを優先する価値が高い設定です。ゲーミングモニターの場合は、この低遅延処理が標準で効いている製品が多くあります。
手順3|HDMIセレクター・キャプチャーボードを経由しない
PS4をセレクター・分配器・キャプチャーボード経由でつないでいるなら、いったんPS4をテレビ・モニターに直接つないで症状が消えるかを確かめてください。直結で遅延や途切れが解消するなら、原因は中継機器にあります。
録画・配信でキャプチャーボードが必要な場合は、パススルー出力(遅延の少ない映像を別途モニターに出す機能)に対応した機種を使うと、プレイ用の画面は遅延を抑えられます。セレクターを使うなら、給電がしっかりした信頼できる製品を選びましょう。
手順4|HDMIケーブルと接続(端子・別ポート)を見直す
最後に接続まわりの点検です。ケーブルを挿し直す・別のHDMIポートに差し替える・劣化したケーブルを新しい規格認証品に交換することで、途切れやカクつきが直る場合があります。端子にホコリが溜まっていたり、ゆるく挿さっていたりするだけで映像が不安定になることもあります。
反応の遅れ(入力遅延)そのものはケーブルではあまり変わりませんが、映像の途切れ・チラつき・ノイズはケーブルと接続の見直しで改善が期待できます。
PS4の遅延を減らす低遅延モニター・機器の選び方
設定を見直しても遅さが残る場合は、表示機器そのものの性能が原因かもしれません。ここでは、PS4を快適に遊ぶための低遅延モニターの選び方を解説します。
応答速度1ms級・ゲームモード搭載モデルを選ぶ
PS4向けに買い替えるなら、応答速度が1ms級で、ゲームモード(低遅延モード)を搭載したゲーミングモニターが狙い目です。ゲーミングモニターは、そもそも入力遅延を抑える設計になっている製品が多く、テレビよりも操作の反応が軽く感じられる傾向にあります。
パネルはFast IPSやIPSだと視野角と応答性のバランスが良く、格闘・FPSでも扱いやすいとされます。リフレッシュレートの高さ(144Hz以上など)は主にPCゲームで効きますが、モニター側の低遅延性能は結果的にPS4のプレイ体感にもプラスに働きます。
PS4は1080p/60Hz上限|フルHDモニターで十分な理由
買い替えで迷いがちなのが解像度とリフレッシュレートです。PS4本体の映像出力は最大でフルHD(1080p)・60Hzです(PS4 Proでも通常のゲームプレイはこの範囲が基本です)。そのため、PS4のためだけに4Kや高リフレッシュの高価なモニターを買っても、その性能をフルには使いきれません。
つまりPS4用途なら、応答速度が速く低遅延なフルHD(24型前後)のゲーミングモニターで十分です。予算を抑えつつ、遅延の少なさという本命の性能に投資するのが賢い選び方です。将来PCや次世代機でも使う予定があるなら、そのとき初めて高リフレッシュ・高解像度モデルを検討すればよいでしょう。
PS4の遅延対策におすすめの低遅延モニター・HDMIケーブル4選
ここでは、設定を見直しても遅延が気になる方に向けて、低遅延で扱いやすいゲーミングモニターと、接続を安定させる規格認証のHDMIケーブルを厳選して紹介します。いずれもPS4のフルHD・60Hz出力を無理なく受け止められるモデルです。価格は変動するため、最新価格は各リンク先でご確認ください。
第1位:AOC 23.8型 FHD 180Hz Fast IPS 0.5ms(低遅延の本命)
AOC 23.8型 FHD 180Hz Fast IPS 0.5msの基本情報
▼購入リンク
23.8型フルHDに、応答速度0.5msのFast IPSパネルと180Hzの高リフレッシュを備えたモデルです。低遅延性能がしっかりしており、PS4の操作感を軽くしたい人の本命と言える一台。PS4のフルHD・60Hz出力を余裕を持って受け止めつつ、将来PCゲームに使うときは高リフレッシュも活かせます。
AOC 23.8型 FHD 180Hz Fast IPS 0.5msの主要スペック
| サイズ | 23.8型 |
| 解像度 | フルHD |
| パネル | Fast IPS |
| リフレッシュレート | 180Hz |
| 応答速度 | 0.5ms |
AOC 23.8型 FHD 180Hz Fast IPS 0.5msの口コミ
Web上では「応答が速くゲームがしやすい」「価格のわりに満足度が高い」といった声が見られます(傾向の要約)。
第2位:KOORUI ゲーミングモニター 24型 200Hz FHD IPS 1ms(HDMI×2・コスパ)
KOORUI ゲーミングモニター 24型 200Hz FHD IPS 1msの基本情報
▼購入リンク
24型フルHDで応答速度1ms、200Hz対応ながら価格を抑えたコスパ重視のモデルです。HDMI端子を2つ備え、PS4と別機器をつなぎ替えず併用しやすいのも便利。低遅延と入手しやすさのバランスがよく、初めてゲーミングモニターを導入する方にも向いています。
KOORUI ゲーミングモニター 24型 200Hz FHD IPS 1msの主要スペック
| サイズ | 24型 |
| 解像度 | フルHD |
| パネル | IPS |
| リフレッシュレート | 200Hz |
| 応答速度 | 1ms |
KOORUI ゲーミングモニター 24型 200Hz FHD IPS 1msの口コミ
Web上では「コスパが良い」「複数台つなげて便利」といった声が見られます(傾向の要約)。
第3位:KOORUI ゲーミングモニター 24型 144Hz FHD IPS(入門コスパ)
KOORUI ゲーミングモニター 24型 144Hz FHD IPSの基本情報
▼購入リンク
24型フルHD・144HzのIPSパネルを、より手頃な価格帯で用意した入門向けモデルです。とにかく低予算でPS4の遅延対策を始めたい方に向いた定番のコスパ機。ゲーミングモニターの低遅延設計を、無理のない価格で体験できます。
KOORUI ゲーミングモニター 24型 144Hz FHD IPSの主要スペック
| サイズ | 24型 |
| 解像度 | フルHD |
| パネル | IPS |
| リフレッシュレート | 144Hz |
| 応答速度 | 1ms級 |
KOORUI ゲーミングモニター 24型 144Hz FHD IPSの口コミ
Web上では「入門機として十分」「価格が魅力」といった声が見られます(傾向の要約)。
第4位:エレコム HDMI ケーブル 2m(ECDH-HD21E20BK・認証品)
エレコム HDMI ケーブル 2mの基本情報
▼購入リンク
接続の途切れやカクつきが気になるときに交換したい、規格認証済みのHDMIケーブルです。認証品は伝送が安定しており、劣化ケーブルによる映像トラブルの切り分けにも役立ちます。2mの取り回しやすい長さで、PS4とテレビ・モニターの接続をしっかり支えます。
エレコム HDMI ケーブル 2mの主要スペック
| 長さ | 2m |
| 規格 | ウルトラハイスピード(4K120Hz/8K60Hz対応) |
| 端子 | HDMI |
| 認証 | 規格認証品 |
エレコム HDMI ケーブル 2mの口コミ
Web上では「認証品で安心」「映像が安定した」といった声が見られます(傾向の要約)。
PS4の遅延対策におすすめの低遅延モニター・HDMIケーブルの人気おすすめ比較表まとめ
| 製品名/ブランド | 種類 | サイズ | パネル | 応答速度 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|
| AOC 23.8型 FHD 180Hz Fast IPS 0.5ms | モニター | 23.8型 | Fast IPS | 0.5ms | 低遅延の本命が欲しい |
| KOORUI 24型 200Hz FHD IPS 1ms | モニター | 24型 | IPS | 1ms | HDMI2系統でコスパ重視 |
| KOORUI 24型 144Hz FHD IPS | モニター | 24型 | IPS | 1ms級 | 低予算で始めたい |
| エレコム HDMI ケーブル 2m(ECDH-HD21E20BK) | ケーブル | 2m | ― | ― | 途切れ・接続を安定させたい |
PS4のHDMI遅延に関するよくある質問(FAQ)
Q. 設定を変えてもPS4の遅延が直らないのはなぜ?
A. 表示機器そのものの入力遅延が大きいことが主な理由です。HDMI機器制御のオフやゲームモードのオンを試しても遅さが残る場合、テレビ本体の映像処理が重い、または中継機器を経由しているケースが考えられます。まず中継機器を外して直結を試し、それでも遅い場合は低遅延なゲーミングモニターへの買い替えが有効です。
Q. PS4の遅延にはテレビとゲーミングモニターどちらがいい?
A. 操作の遅延を減らしたいならゲーミングモニターが有利とされます。ゲーミングモニターは入力遅延を抑える設計で、応答速度も速い製品が多いためです。PS4はフルHD・60Hz出力なので、応答速度が速い24型前後のフルHDモニターで十分。テレビは大画面や複数人でのプレイに向きますが、遅延重視ならモニターがおすすめです。
Q. HDMIケーブルを変えると遅延は減る?
A. 反応の遅れ(入力遅延)はケーブルではあまり変わりません。ただし、劣化したケーブルや品質の低いケーブルが原因の映像の途切れ・チラつき・カクつきは、規格認証済みのケーブルへの交換で改善が期待できます。遅延そのものより「映像の不安定さ」を直したいときに効果的です。
Q. キャプチャーボードをつなぐと遅延するのはなぜ?
A. 映像信号を取り込んで処理する構造上、モデルによっては遅延が生じるためです。プレイ画面用にはパススルー出力対応のキャプチャーボードを使い、遅延の少ない映像を別モニターに出すと快適に遊べます。給電不足でも途切れが起きやすいので、電源まわりの確認も有効です。
まとめ|PS4のHDMI遅延はまず設定、残ればゲームモード搭載の低遅延モニターへ
PS4のHDMI遅延は、多くの場合まず無料の設定変更で改善できます。HDMI機器制御をオフにし、テレビのゲームモードをオンにする。この2つを最優先で試すのが近道です。それでも残る遅延や途切れは、中継機器・ケーブル・表示機器の性能を順に見直していきましょう。
- 遅延の正体は主にテレビ・モニターの「入力遅延」
- まず無料の設定を試す=HDMI機器制御オフ+ゲームモードオン
- セレクター・キャプチャーボードは直結して切り分ける
- 途切れ・カクつきはHDMIケーブル・接続の見直しで改善
- それでも遅いなら応答速度が速いフルHDの低遅延モニターへ
- PS4はフルHD・60Hz上限=24型前後のフルHDで十分
設定と機器を正しく整えれば、格闘やFPSでの操作の遅れはかなり抑えられます。まずはお金をかけずにできる設定から、順番に試してみてください。
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