イヤホン・ヘッドホン(一般オーディオ)

出張用の左右独立イヤホンはどう選ぶ?|機内利用・再生時間・マルチポイントの疑問に回答

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出張に左右独立イヤホン(完全ワイヤレス)は向く。ただし向くかどうかは、機内で何を聴くのかと、片道の移動にどれだけ時間がかかるのかで決まる。この2つが決まらないまま機能表だけを見比べても、選ぶ手は止まったままだ。

この記事では、出張に固有の疑問だけを順に取り上げて答えていく。機内で本当に使えるのか、再生時間は何時間あれば足りるのか、PCとスマホの持ち替えにどう備えるのか。

扱う順番もこのとおりで、機内の可否、必要な再生時間の決め方、PCとスマホの持ち替え、の3点を先に片づける。そのうえで最後に、条件を満たした3台を役割ごとに提示する。順位は付けない。

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出張に左右独立イヤホン(完全ワイヤレス)は向いている?

左右独立イヤホン 出張用のイメージ写真(出張に左右独立イヤホン(完全ワイヤレス)は向いている?)

向く。理由は形状にある。左右をつなぐケーブルがないためカバンの中で絡まず、使わない間はケースに戻すだけで持ち運びと充電を同時に片づけられる。移動と会議が交互に来る出張の動線では、この2点がそのまま時間の節約になる。

弱点も同じく形状から来る。片方を失くすことと、充電を切らすことの2つだ。どちらも製品の機能で防ぐより、出発前と離席前の手順で潰すほうが確実になる。手順は後半でまとめる。なお片耳だけで使えるかは製品ごとに異なるので、向く理由には数えず、商品ページの表記で確認する項目として扱う。

有線イヤホンやネックバンド型と比べたときの得手不得手は?

差が出るのは持ち運びと管理の手間で、音の良し悪しではない。形状ごとの違いは次のとおり。

形状 持ち運び ケーブルの絡み 紛失リスク 充電管理 機内モニターへの直挿し
左右独立(完全ワイヤレス) ケースごと入れられる 絡まらない 片方だけ失くす場合がある 本体とケースの両方 できない(対応機材ではBluetooth接続)
ネックバンド型 首に掛けたまま移動できる 左右をつなぐケーブルが残る 片方だけ失くす形にならない 本体ひとつ できない
有線 まとめる手間がある 絡まりやすい 本体ごと失くす以外はない 充電が不要 できる(3.5mmのジャック)

出張で「向かない」のはどんな人?

次の3つに当てはまるなら、無理に切り替える必要はない。

  • 座席の個人モニターで映画を必ず観る人——対応機材以外は有線接続になり、結局もう1本要る
  • 充電を忘れがちな人——ケースの残量まで管理対象が増える
  • 代わりを用意できない人——片方を落とすと、その日の会議まで音が使えなくなる

飛行機や新幹線の機内で完全ワイヤレスイヤホンは使える?

左右独立イヤホン 出張用のイメージ写真(飛行機や新幹線の機内で完全ワイヤレスイヤホンは使える?)

使える。ANAは、機器同士のBluetooth接続(ワイヤレスヘッドホン等)は常時使用できると案内する。JALも、Bluetooth等の無線通信機能を持つヘッドホン・イヤホンは常に使用できると案内する(出典:ANA公式「電子機器の使用制限|国内線」/JAL公式「電子機器類のご使用について」)。

ただし条件が2つ付く。ひとつは、機内無線LANシステムを搭載する機材では、端末を電波を発信しない状態(機内モード)にしたうえで使うこと。もうひとつは、モバイルWi-Fiルーター等への接続のように、無線通信の対象が機外になる利用は対象外であること。条件が掛かるのは端末側の設定になる。

用途 可否 条件・出典
自分のスマホ・PCの音声を聴く 使える 端末は機内モードに設定(ANA・JAL公式の案内)
座席の個人モニターの音声を無線で聴く 機材による JAL国際線A350-1000は個人モニターとのBluetooth接続に対応(出典:JAL公式 機内エンターテインメント)。非対応機材は座席のイヤホンジャックで有線接続
機外のWi-Fi・モバイルルーターへ接続 使えない 無線通信の対象が機外になる利用は対象外(ANA公式)
離着陸時 案内に従う 客室乗務員の案内があった時点で電波を発しない状態にする(JAL公式)

座席モニターの音を聴きたいなら何を持てばいい?

3.5mmの有線イヤホンを予備で1本入れておく。JAL国際線のA350-1000は個人用モニターへのBluetooth接続に対応し、JALアプリからのペアリング機能も提供する(出典:JAL公式 機内エンターテインメント)。一方で、座席のジャックにヘッドホンを挿し、コントロールボックスでチャンネルを選ぶ方式の機材も案内されている(出典:ANA公式 機内エンターテインメントとWi-Fi)。対応は機材で分かれるので、有線が1本あればどちらでも困らない。

新幹線ではどう使い分ける?

製品の機能に頼らず、運用で解決する。停車駅が近づく時間帯は音量を下げる。降車駅の1駅前で再生を止める。この2つで、車内アナウンスや車掌の巡回を取りこぼす場面はほぼなくなる。加えて、アナウンスの多い区間でノイズキャンセリングをオフにできるかを、出発前に商品ページや専用アプリの説明で確認しておく。操作の場所は製品ごとに違うので、走行中に探し始めると降車駅に間に合わない。

出張では、イヤホンは何時間もてば足りる?

左右独立イヤホン 出張用のイメージ写真(出張では、イヤホンは何時間もてば足りる?)

当日の旅程から自分で逆算する。往路の乗車時間、現地のオンライン会議の時間、復路の乗車時間を、手元の旅程表にある出発時刻と到着時刻から足し算して、1日分の使用時間を出す。

次に、その合計を本体だけで通しで使うのか、移動の合間にケースへ戻せるのかで読み分ける。通しで使うなら本体の連続再生時間の表記が使用時間を上回る製品、ケースに戻せるなら合計再生時間の表記で1日分をまかなえる製品を選ぶ。所要時間は路線・列車・便で変わるので、記事側の目安ではなく自分の旅程の数字で数える。

ここで引っかかるのが表記の揺れだ。本記事で扱う3台でも、ソニー WF-1000XM5は「最大8時間連続再生」、SOUNDPEATS C30は「最大52時間再生」、EarFun Air Pro 3は「最大45時間再生」と言葉が違う。数値の大小だけを並べても比較にならないので、表記の言葉ごと確認する。

充電を忘れた朝に効くのはどの表記?

急速充電とワイヤレス充電の2つだ。SOUNDPEATS C30は急速充電10分で3時間と表記する。EarFun Air Pro 3はワイヤレス充電に対応する。ソニー WF-1000XM5とSOUNDPEATS C30はワイヤレス充電の記載がないので、置くだけの充電が前提なら購入前に各ストアで確認してほしい。

PCとスマホを行き来するなら、マルチポイントは本当に必要?

左右独立イヤホン 出張用のイメージ写真(PCとスマホを行き来するなら、マルチポイントは本当に必要?)

1日に何度も持ち替えるなら要る。移動中はスマホで音楽や動画、現地ではPCでオンライン会議という動線では、接続し直す手間がそのまま会議の遅刻リスクになる。マルチポイントは2台に同時につないで待ち受ける機能なので、この持ち替えを操作なしで済ませられる。

逆に、出張中はスマホ1台しか使わない人には優先度が下がる。その場合は再生時間や防水・防滴等級のほうを先に見たほうがいい。

どれだけの製品が対応しているかは、商品ページの商品名に記載された表記(以降「商品名の表記」と呼ぶ)を1件ずつ照合して数えた。結果は次のとおり。

編集部が確認した31製品での照合結果

編集部が確認したイヤホン31製品のうち、商品名にBluetoothまたは完全ワイヤレス/ワイヤレスの表記があり、かつ2.4GHzドングル方式のゲーミング向けではない製品は16製品だった(同一モデルのカラー違いを1製品に数えると15製品)。以降はこの集まりを「2.4GHzドングル方式のゲーミング向けを除いたBluetoothワイヤレスイヤホン16製品」と呼ぶ。この16製品のうち、商品名にマルチポイントの表記がある製品は13製品(カラー違いを1製品に数えると、15製品のうち12製品)になる。

マルチポイントとマルチペアリングは何が違う?

登録しておけることと、同時に待ち受けられることの違いだ。マルチペアリングは複数の機器を記憶しておける機能で、使うときは接続先を選び直す。マルチポイントは2台につないだ状態を保ち、音が来たほうへ切り替わる。

出張の持ち替えで効くのは後者だ。なお、切り替えの速さや待ち受け中の電池の減り方は製品ごとに違う。判断材料は「マルチポイント」の表記の有無に絞る。

同時に何台つなげるかはどこを見る?

これも商品ページの表記を見る。台数まで書く製品と、対応とだけ書く製品がある。たとえばTechnics EAH-AZ80-Kは商品名に「3台マルチポイント」と表記する。

記載がない製品について、2台か3台かを推測はしない。3台つなぐ前提なら、台数を明記する製品に絞る。

出張用として選ぶなら、どの条件で絞り込めばいい?

左右独立イヤホン 出張用のイメージ写真(出張用として選ぶなら、どの条件で絞り込めばいい?)

出張という条件に効くのは次の5つだ。①ノイズキャンセリングの表記 ②マルチポイントの表記 ③再生時間の数値表記 ④通話・マイクに関する表記 ⑤防水・防滴等級の表記。①は飛行機や新幹線の連続した走行音に、②はPCとスマホの持ち替えに効く。

③を条件に入れるのは、時間が数字で読めない製品では当日の運用計画が立たないからだ。④は現地の会議、⑤は移動中の雨や汗に備える。1つでも欠けると出張のどこかで手が止まるので、5つを全部満たす製品だけを候補に残す。

【図解】出張の動線から必要条件を決めるフローチャート

スタート=出張1日分の動線をなぞる

  • 往路の移動(飛行機・新幹線)→ 連続した走行音を抑えたい → ①ノイズキャンセリング
  • 移動が長く途中で充電できない → 何時間もつかを数字で読みたい → ③再生時間の数値
  • 現地の会議(PCとスマホを持ち替える)→ つなぎ直さず切り替えたい → ②マルチポイント
  • 現地の会議(自分が話す)→ 周囲の音の中で声を届けたい → ④通話・マイク
  • 帰路(雨・汗・急ぎ足)→ 濡れても使い続けたい → ⑤防水・防滴等級
  • ゴール=①〜⑤をすべて満たす製品を候補に残す

この5条件で、2.4GHzドングル方式のゲーミング向けを除いたBluetoothワイヤレスイヤホン16製品を、商品名の表記で1件ずつ照合した。すべて満たしたのは5製品(ソニー WF-1000XM5/EarFun Air Pro 3/SOUNDPEATS C30/QCY MeloBuds Pro/ソニー WF-C700N)。カラー違いを1製品に数えても変わらない。

外音取り込みを5条件に入れていない理由も書いておく。この16製品のうち商品名に外音取り込みの表記がある製品は3製品(QCY MeloBuds Pro/Anker Soundcore Life P3/ソニー WF-C710N)で、うち5条件も満たすのはQCY MeloBuds Proの1製品だけだった。必須条件に加えると候補が1製品になり、役割を分けて示せなくなる。

そのため本記事では、あると便利な機能という扱いだ。取り上げる3台には、商品名に外音取り込みの記載がない。外せない条件なら、表記のある製品から選んでほしい。

5条件を満たす5件から、なぜ3台に絞ったのか?

順位を付けたのではなく、役割が重ならない3台を選んだ。残るQCY MeloBuds Proとソニー WF-C700Nも5条件を満たす候補で、外した理由は「役割が先の3台と重なるため」であって、条件を満たさないからではない。購入リンクは付けていないが、候補から落ちたわけではない。外音取り込みを重視するなら、QCY MeloBuds Proが商品名に外音取り込みモードを表記する。

結局、出張用にはどれを選べばいい?(条件別の3台)

結局、出張用にはどれを選べばいい?(条件別の3台)の3つのポイント(図解)

3台とも5条件を満たすので、優劣ではなく商品名の表記の違いで選ぶ。現地のオンライン会議が日程の中心ならソニー WF-1000XM5。LDAC対応・高性能マイク通話品質・マルチポイント対応を掲げる。

充電の手間を減らしたいならSOUNDPEATS C30で、最大52時間再生・急速充電10分で3時間と表記する。雨天や汗の多い移動が中心ならEarFun Air Pro 3で、IPX5防水とワイヤレス充電を明記する。出張の動線でどこに手を焼いているかを先に決めれば、3台のどれかに落ちる。

製品名 ノイズキャンセリングの表記 マルチポイント 再生時間の表記 通話・マイクの表記 防水・防滴等級
ソニー WF-1000XM5 ノイズキャンセリング性能 マルチポイント対応 最大8時間連続再生 高性能マイク通話品質 IPX4防滴性能
SOUNDPEATS C30 -52dBハイブリッドANC マルチポイント 最大52時間再生 6マイク通話ノイズキャンセリング IP54防塵防滴
EarFun Air Pro 3 43dBまでノイズキャンセリング マルチポイント接続 最大45時間再生 cVc8.0通話ノイズリダクション IPX5防水

現地のオンライン会議が日程の中心なら?|ソニー WF-1000XM5(ソニー)

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現地のオンライン会議が日程の中心なら?の基本情報

自分が話す時間の長い会議が日程に並ぶ人に向く。高性能マイク通話品質を掲げ、Bluetooth・LDACに対応し、マルチポイントにも対応する。移動中はスマホ、会議はPCという持ち替えを1台でこなせる。

  • ノイズキャンセリング機能を搭載する完全ワイヤレス
  • Bluetooth・LDAC対応/マルチポイント対応
  • 最大8時間連続再生/IPX4防滴性能/Amazon Alexa搭載

向かない相手もはっきりする。再生時間の表記は「最大8時間連続再生」で、合計再生時間を大きく掲げる製品と数字だけを並べると短く見える。防滴等級はIPX4で、IPX5を掲げる製品よりひとつ下になる。ワイヤレス充電の記載もないので、充電の回数を減らしたい人は次の2台を見てほしい。

現地のオンライン会議が日程の中心なら?の主要スペック

ノイズキャンセリング ノイズキャンセリング機能を搭載
接続 Bluetooth・LDAC対応
マルチポイント 対応
再生時間 最大8時間連続再生
通話 高性能マイク通話品質
防滴 IPX4
型番 WF-1000XM5 BC

現地のオンライン会議が日程の中心なら?が向く人


Web上では、移動中の騒音が抑えられるという評価と、音質と静けさのバランスを挙げる評価が見られます(※傾向の要約)。

充電の手間を減らしたいなら?|SOUNDPEATS C30(SoundPEATS)

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充電の手間を減らしたいなら?の基本情報

連泊や乗り継ぎで、こまめに充電できない日程に向く。最大52時間再生と表記し、急速充電10分で3時間にも対応する。朝の支度の合間につなぐだけで、その日の移動分を確保できる計算だ。

  • 最大52時間再生/急速充電10分で3時間
  • -52dBハイブリッドANC/6マイクの通話ノイズキャンセリング
  • マルチポイント/専用アプリ対応/IP54防塵防滴/Bluetooth 6.0

弱点は表記の読み取りにくさにある。「最大52時間再生」は合計での表記で、本体単体の連続再生時間は記載がない。ケースに戻さず通しで使う前提なら、この数字だけでは判断できない。ワイヤレス充電の記載もない。

充電の手間を減らしたいなら?の主要スペック

ノイズキャンセリング -52dBハイブリッドANC
接続 Bluetooth 6.0・LDAC対応
マルチポイント 対応
再生時間 最大52時間再生
急速充電 10分で3時間
通話 6マイク通話ノイズキャンセリング
防塵防滴 IP54
形状 カナル型(ホワイト)

充電の手間を減らしたいなら?が向く人


Web上では、価格に対してノイズキャンセリングが効くという評価と、費用対効果を挙げる評価が目立ちます(※傾向の要約)。

雨や汗の多い移動が中心なら?|EarFun Air Pro 3(EarFun)

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雨や汗の多い移動が中心なら?の基本情報

屋外を歩く時間が長く、天候に左右される日程向き。IPX5防水と表記し、ワイヤレス充電にも対応する。ケースを置くだけで充電できるので、濡れた手で端子を狙う場面を減らせる。Bluetooth 5.3でつながるANC搭載の完全ワイヤレスだ。

  • IPX5防水/ワイヤレス充電/最大45時間再生
  • 43dBまでのノイズキャンセリング/QCC3071 SoC搭載
  • マルチポイント接続/専用アプリ/cVc8.0通話ノイズリダクション

弱点は接続コーデックの選択肢だ。aptX adaptiveには対応するが、LDACの記載はない。LDACでつなぐ前提の人は、ここで外れる。防塵等級の記載もなく、IPX5は防水の等級になる。砂ぼこりの多い現場を想定するなら、防塵等級を明記する製品を選びたい。

雨や汗の多い移動が中心なら?の主要スペック

ノイズキャンセリング 43dBまで
接続 Bluetooth 5.3・aptX adaptive対応
マルチポイント 対応
再生時間 最大45時間再生
通話 cVc8.0通話ノイズリダクション
防水 IPX5
充電 ワイヤレス充電対応

雨や汗の多い移動が中心なら?が向く人


Web上では、この価格帯でノイズキャンセリングとマルチポイントが揃う点を評価する声が多く見られます(※傾向の要約)。

ノイズキャンセリングの「-52dB」「43dB」は、数値が大きいほど静か?

左右独立イヤホン 出張用のイメージ写真(ノイズキャンセリングの「-52dB」「43dB」)

数値の大小だけでは決まらない。dBの数値はメーカーごとに測定条件と測定する周波数帯が異なるため、数字を横に並べても静けさの順位にはならない。数値は、そのメーカーが公表した条件下での値として読む。

選ぶときに見るのは順位ではなく、先ほどの5条件を満たすかどうかと、自分が乗る移動手段だ。飛行機のような低い連続音が中心なのか、車内アナウンスのある新幹線が中心なのかで、必要になる使い方が変わる。

効き方そのものは数値からは読み取れない。装着状態やイヤーピースの密閉度、周囲の音の種類によって体感は変わる。聞こえに違和感が出た場合は使用を中止し、医療機関に相談してほしい。

出張先で片方をなくさない・電池を切らさないために何をすればいい?

左右独立イヤホン 出張用のイメージ写真(出張先で片方をなくさない・電池を切らさないために何)

やることは3つだ。出発前にケースを充電する。使わない区間はイヤホンをケースに戻す。置き忘れが起きやすい3か所——保安検査のトレイ、座席のシートポケット、会議室の机——を離席前に確認する。これで大半は防げる。

ケースに戻す運用は、紛失防止と充電を一度に片づけられるのが利点になる。片耳ずつ交互に使って残量を分散させる運用もあるが、片耳モードの対応可否は製品ごとに異なるので、商品ページの表記で確認してから使い分けてほしい。

もし出張先で片方をなくしたらどうする?

手順は3段階だ。まず直前に使った場所へ順に戻る。次に、利用した交通機関や施設の遺失物窓口へ問い合わせる。それでも見つからないときは、片側だけの購入や再ペアリングができるかをメーカーの窓口で確認する。探す機能の有無も片側単体の販売可否も製品ごとに違うので、購入時に窓口の連絡先を控えておくほうが早い。

出発前チェックリストは?

4項目で足りる。前夜に数分で終わるが、飛ばした日に限って困る。

  • ケースを充電したか
  • 会議で使う端末を先につないで、ペアリング先を整理したか
  • 有線イヤホンを1本入れたか
  • 充電ケーブルの規格が手持ちの充電器と合っているか

そのほか、出張前によく聞かれる質問は?

そのほか、出張前によく聞かれる質問は?の4つのチェックポイント(図解)

残るのは4つだ。会議用の機材はどちらを持つか、片耳だけで使えるか、海外出張で気をつけることは何か、有線も持つべきか。

先に要点だけ通しておく。会議用は荷物を増やさない点でイヤホンに分がある。片耳だけで使えるかどうかは製品ごとに違うので、商品ページの表記で確かめる。

海外出張なら、搭乗する航空会社の公式案内を出発前に見ておく。座席の個人モニターの音声を聴きたいなら、有線を1本足す。以下で1問ずつ答えていく。

会議用にはイヤホンとヘッドセット、どちらが向く?

持ち運びが前提の出張ではイヤホンが向く。荷物を増やさず、移動中の音楽再生と現地の会議を1台で兼ねられるため。マイク品質を重視するなら、商品名に載る通話・マイクの表記(例:EarFun Air Pro 3のcVc8.0通話ノイズリダクション、SOUNDPEATS C30の6マイク通話ノイズキャンセリング)を確認して選ぶ。

左右独立イヤホンは片耳だけで使える?

片耳モードの可否は製品ごとに異なるため、商品ページの表記で確認する。本記事で扱う3台は、いずれも片耳モードと外音取り込みについて商品名に記載がない(記載が無いだけで、非対応とは書かない)。片耳で使う前提を外せないなら、片耳・両耳モードを明記する製品を選ぶ。

海外出張で使うときに気をつけることは?

機内での電子機器の扱いは航空会社ごとに案内が異なるため、搭乗する航空会社の公式案内を出発前に確認する。ANA・JALはいずれもBluetooth接続のワイヤレスヘッドホンを機内で使えると案内するが、機内無線LAN搭載機では端末を電波を発しない状態に設定する条件が付く。

有線イヤホンも1本持っていくべき?

座席の個人モニターの音声を聴くなら持っていく。個人モニターとのBluetooth接続に対応する機材はまだ限られ、JAL国際線ではA350-1000が対応する。非対応の機材では座席のイヤホンジャックに挿す有線接続になる。

結局、出張用の左右独立イヤホンはどう選べばいい?

左右独立イヤホン 出張用のイメージ写真(結局、出張用の左右独立イヤホンはどう選べばいい?)

決め手は3点に収まる。ひとつ、機内は条件付きで使える。自分の端末の音声はANA・JALとも常時使用できると案内し、機内無線LANを搭載する機材では端末を電波を発しない状態にする。座席の個人モニターを無線で聴けるかどうかは機材による。

ふたつ、必要な再生時間は往路と現地の会議と復路を自分の旅程表から足して逆算する。通しで使うなら連続再生の表記、ケースに戻せるなら合計再生の表記で読む。みっつ、ノイズキャンセリング・マルチポイント・再生時間の数値・通話とマイク・防水/防滴等級の5つの表記を満たす候補から、会議中心の日程ならソニー WF-1000XM5、充電の手間を減らすならSOUNDPEATS C30、雨天や汗の多い移動ならEarFun Air Pro 3と役割で選び分ける。

  • 機内は条件付きで使える。端末側を電波の出ない状態にする設定が前提
  • 再生時間は自分の旅程から逆算し、「連続再生」と「合計再生」の表記を読み分ける
  • 5条件を満たす候補から、会議中心・充電の手間・雨天の役割で選び分ける

この記事はGGplay編集部が作成しています。編集方針・運営者情報は https://ggplay.jp/about-ggplay/ をご覧ください。

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