アーケードコントローラー・レバーレス

アケコンの薄型ボタンとは?従来ボタンとの違いと対応機種を一問一答

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アケコンで言う「薄型ボタン」は、部品の正式な商品名ではありません。天板が薄い全ボタン(レバーレス)機に載っている、押し込みの浅いスイッチをまとめてそう呼んでいます。

従来のアーケード用ハメ込み式ボタンは、総ストロークが2.5±0.2mm、取り付けられる天板の厚みが3.7mmまでという寸法で作られています(出典:三和電子 OBSF-24 外観図)。この形のまま本体を薄くするのが難しいところから、低背のスイッチを積んだモデルが増えました。

この記事は見出しをすべて読者の質問の形にしてあります。上から順に読まなくても、自分がいま知りたい問いのところだけを拾えます。

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アケコンの「薄型ボタン」とは?普通のアーケードボタンと何が違う?

アケコンの「薄型ボタン」とは?普通のアーケードボタンと何が違う?の6つのチェックポイント(図解)

違いは「押し込みの深さ」と「天板に必要な厚み」の2点です。従来のアーケード用ハメ込み式ボタンは、キャップを押し切るまでの総ストロークが2.5±0.2mm、スイッチが入るまでが1.2±0.5mm、取り付けられる天板の厚みが3.7mmまでという寸法で作られています(出典:三和電子 OBSF-24 外観図)。この板厚を確保したうえでスイッチ本体と配線を収めるため、筐体には相応の高さが要ります。薄型ボタンを名乗るモデルは、キーボード用に近い低背のスイッチや光学式のスイッチを使い、天板ごと薄く仕立てます。押し心地が変わるのは副産物で、狙いは薄く作れることにあります。

確認する項目 従来のハメ込み式ボタン(三和電子 OBSF-24の公表値) 薄型スイッチを名乗るモデル
総ストローク(T.T) 2.5±0.2mm 公式の公表なし
スイッチが入るまで(P.T) 1.2±0.5mm 公式の公表なし
取付け穴 24Φ±0.1 公式の公表なし
取付け板厚 3.7mm MAX 公式の公表なし
開閉寿命 DC12V 100mAで50万回/DC5V 10mAで100万回 公式の公表なし
スイッチの説明 キースイッチ SW-68 Razerは低背リニアオプティカルスイッチ・作動高さが短いと説明(数値の公表なし)

薄型側の欄が埋まらないのは、各社が数値を公表していないからです。表に入れたRazerの説明はKitsuneという製品についてのもので、薄型ボタン全般の規格ではありません。数値で比べたい人は、従来のハメ込み式の寸法を基準に「この厚みが入らないから薄くできる」と読み替えるのが現実的です。

「薄型ボタン」という名前の部品は売っている?

三和電子が公式サイトに並べている押しボタンスイッチは、ハメ込み式のOBSFシリーズ、スイッチをリードスイッチに置き換えた高寿命のOBSF-RGシリーズ、ネジ式のOBSNシリーズ、クリアのOBSCシリーズ、静音のOBSFSシリーズ、ドームタイプのOBSF-30Qの6系統です(出典:三和電子公式サイトの押しボタンスイッチ一覧)。ここに「薄型」を名乗るシリーズは並んでいません。

つまりアケコンの薄型ボタンは部品の型番名ではなく、完成品の筐体とスイッチをひとまとめに指す言い方です。部品の型番で探しても行き止まりになります。完成品の商品ページに並ぶ語で見分けるのが早道で、次の見出しではその語を具体的に挙げます。

薄型ボタンのアケコンは、何を見て選べばいい?

アケコン 薄型ボタンのイメージ写真(薄型ボタンのアケコンは、何を見て選べばいい?)

見るところは5つです。①自分の本体に直挿しできるか、②スイッチを差し替えられるか、③天板が外せるか、④接続と端子、⑤静かさの表記があるか。このうち買ってから取り返しがつかないのは①で、同じレバーレスでも「PS5対応」と書かれたモデルと「PS5は変換機が必要」と書かれたモデルが混ざっています。②〜⑤は書かれていれば加点、書かれていなければ「その場では判断できない項目」として扱います。順番を入れ替えず、①から見てください。商品ページで探す語は次のとおりです。

確認する項目 商品ページで探す語 判断の目安
対応機種 「PS5」「Switch2」「コンバーター」「変換」 遊ぶ本体の名前が並んでいるか。変換機が要ると書かれていれば、別途用意する前提になる
スイッチの差し替え 「ホットスワップ」 あれば押し心地を後から変えられる。なければ購入時の打鍵感で決める
天板 「トッププレート」「天板」「取り外し」 外せると書かれていれば、見た目の張り替えや内部の確認がしやすい
接続・端子 「有線」「Type-C」「ケーブル固定」 端子の形と、ケーブルが抜けない工夫があるか
静かさ 「静音」 表記がなければ静かとは限らない。音の大きさを数値で公表しているモデルは確認できなかった

PS5で使うときに確認することは?

確認は2点です。PS5が対応機種として書かれているか、そして公式ライセンスの表記があるか。この2つを満たせば、本体につないで完結する使い方ができます。

今回の3モデルでは、Razer KitsuneがPlayStation公式ライセンス商品でPS5とPCに対応します。Haute42 T16 PROは、PS5で使うのにBooter5コンバーターが必要です。Mayflash F500 Flatの対応機種一覧にPS5は入っていません。同じレバーレスでも扱いが3通りに割れます。

なおRazer公式は、KitsuneがPS4本体には対応しないと案内しています。PS5でPS4タイトルを遊ぶことはできます(出典:Razer公式サイトのKitsune製品ページ)。

Switch 2でも使える薄型モデルはある?

今回の3モデルで商品ページにSwitch2と書かれているのは、Haute42 T16 PROの1件です。Mayflash F500 Flatの一覧にあるのはSwitchで、Switch2の表記はありません。Razer Kitsuneの対応はPS5とPCです。

ここで気をつけたいのは、表記がないことは使えないことの証明にならない点です。対応は本体側の更新やメーカーの告知で変わります。Switch 2で使う前提なら、各社が出している対応状況の告知を見てから買ってください。

薄型ボタンのレバーレスは、いま何が選べる?

選び方の答えは「薄さで選ぶ」「差し替えで選ぶ」「対応機種の広さで選ぶ」の3方向です。商品ページが薄型と打ち出すのはRazer Kitsune、スイッチのホットスワップと静音を掲げるのはHaute42 T16 PRO、対応機種を10件並べるのはMayflash F500 Flatで、狙いがはっきり分かれます。ここでは順位を付けず、先に向かない条件から書きます。3モデルとも商品ページがレバーレスと明記し、対応機種も並べています。この2点を選ぶ条件にしました。数え方は商品ページを1件として数え、同じシリーズの色違いは数えていません。

モデル名(ブランド) 薄さの表記 対応機種の表記 スイッチ・天板の表記 その他の表記 向かない条件
Razer Kitsune(Razer) 薄型/スリムデザイン PS5/PC リニア薄型オプティカルスイッチ/取り外し可能なアルミ製トッププレート PlayStation公式ライセンス商品/ケーブル固定具/トーナメントロックスイッチ/Chroma RGB ライティング PS4本体で遊びたい人/寸法と重量を見て決めたい人
Haute42 T16 PRO(JZW-Shop) スリム Windows PC/Switch2/Switch/PS4/Steam Deck(PS5はBooter5 コンバーター要) ホットスワップ/天板広め 静音/無遅延/EVO 大会対応/有線接続/Type-C/RGB LED/連射機能/膝置き可 PS5に直接つないで完結させたい人/ケーブルを机に這わせたくない人
Mayflash F500 Flat(MAYFLASH) 商品ページに記載なし PS4/PS3/XBOX ONE/XBOX ONE S/XBOX 360/Steam Deck/PC/Android/Switch/Neogeo mini 商品ページに記載なし レバーレス/平面配置のアーケードスティック PS5をメインで遊ぶ人/仕様の数値で見極めたい人

薄さと反応の速さを最優先するなら:Razer Kitsune(Razer)

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Razer Kitsuneの基本情報

PlayStation公式ライセンス商品で、PS5とPCに対応する薄型のレバーレスです。高精度で応答性の高いリニア薄型オプティカルスイッチとスリムデザインを掲げ、Razer公式はこのスイッチを作動高さが短いものとして説明しています(出典:Razer公式サイトのKitsune製品ページ)。取り外し可能なアルミ製トッププレート、ケーブル固定具、トーナメントロックスイッチ、Chroma RGB ライティングを備え、接続はUSB Type-Cケーブルです(出典:同)。今回比べた3モデルのうち、商品ページが薄型と打ち出しているのはこの1件です。

向かない条件を先に挙げます。対応はPS5とPCで、Razer公式はPS4本体には対応しないと案内しています。PS4本体で遊びたい人には合いません。本体の寸法と重量はRazer公式の製品ページでも公表がないため、カバンの内寸に合わせて決めたい人は、購入前に実寸の情報を確かめる必要があります。静音性とスイッチ交換の可否も商品ページに表記がないので、打鍵音を抑えたい人やボタンを自分で差し替えたい人は、次のモデルのほうが見比べる材料が多くなります。

向いている人・強み
・PS5とPCで遊び、薄さとスリムな形を優先したい人
・取り外し可能なアルミ製トッププレートで、天板を外して扱いたい人
・ケーブル固定具とトーナメントロックスイッチを使いたい人
注意点・向かない条件
・PS4本体には対応しない(PS5でPS4タイトルを遊ぶことはできる)
・本体の寸法と重量は公式の公表がなく、収納サイズを数値で決められない
・静音性とスイッチ交換の可否は商品ページに記載なし

Razer Kitsuneの主要スペック

形状 レバーレス
対応 PS5・PC
スイッチ リニア薄型オプティカルスイッチ
天板 取り外し可能なアルミ製トッププレート
接続 USB Type-Cケーブル(出典:Razer公式サイトのKitsune製品ページ)
機構 ケーブル固定具・トーナメントロックスイッチ
ライティング Chroma RGB
静音性 商品ページに記載なし
寸法・重量 公式の公表なし

Razer Kitsuneの口コミ


Web上の評判では「薄くて持ち出しやすい」「ボタンが軽く反応する」といった、薄さと押し心地に触れる感想が多い傾向です(※傾向の要約)。

ボタンを自分で交換しながら使いたいなら:Haute42 T16 PRO(JZW-Shop)

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Haute42 T16 PROの基本情報

スリムな筐体で天板が広く、膝置き可と明記するレバーレスです。ホットスワップに対応するので、押し心地を後から変える前提で1台目に選べます。静音・無遅延・連射機能・RGB LEDを掲げ、接続は有線のType-Cです。対応機種はWindows PC・Switch2・Switch・PS4・Steam Deckの5件で、EVO 大会対応をうたいます。今回の3モデルで静音とホットスワップの両方を書いているのはこの1件です。

向かない条件も商品ページから読み取れます。PS5で使うにはBooter5コンバーターが別途必要と書かれているため、PS5に直接つないで完結させたい人には合いません。接続は有線で、無線についての表記はないので、ケーブルを机に這わせたくない人とも噛み合いません。連射機能は大会や対戦会で主催のレギュレーション確認が必要な場合があるため、大会での使用が前提なら事前に問い合わせてください。

向いている人・強み
・ホットスワップで、押し心地を後から入れ替えたい人
・Switch2・Switch・PS4・Steam Deck・Windows PCを行き来する人
・天板広め・膝置き可の表記を選ぶ条件にしたい人
注意点・向かない条件
・PS5で使うにはBooter5コンバーターが別途必要
・接続は有線で、無線についての表記はない
・連射機能は大会・対戦会で主催のレギュレーション確認が必要な場合がある

Haute42 T16 PROの主要スペック

形状 レバーレス
対応 Windows PC・Switch2・Switch・PS4・Steam Deck(PS5はBooter5 コンバーター要)
スイッチ ホットスワップ対応
天板 天板広め
接続 有線接続・Type-C
機能 連射機能・RGB LED
表記 静音・無遅延・EVO 大会対応・スリム・膝置き可

Haute42 T16 PROの口コミ


Web上の評判では「レバーレスの1台目に選びやすい」という方向の書き込みが目立ち、多機種で使える点に触れる感想も見かけます(※傾向の要約)。

手持ちの複数機種で使い回したいなら:Mayflash F500 Flat(MAYFLASH)

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Mayflash F500 Flatの基本情報

商品ページに並ぶ対応機種は、PS4・PS3・XBOX ONE・XBOX ONE S・XBOX 360・Steam Deck・PC・Android・Switch・Neogeo miniの10件です。旧世代機やSteam Deck、Androidまで1台でまかなう使い方に向きます。名称のとおり平面配置のレバーレスで、遊ぶ環境が1つに定まっていない人ほど出番が多くなります。

向かない条件は対応機種の一覧に表れています。PS5は入っていないため、PS5をメインで遊ぶ人には合いません。スイッチの種類、接続方式、天板の着脱、薄さについても商品ページに表記がないので、押し心地や薄さを仕様から見極めて決めたい人には材料が足りません。表記がないことは非搭載を意味しないため、必要な項目は購入前に販売元へ問い合わせてください。

向いている人・強み
・PS4・PS3・XBOX 360などの旧世代機を現役で遊ぶ人
・Steam Deck・Android・PCを行き来して使いたい人
・対応機種の広さを選ぶ条件の中心に置く人
注意点・向かない条件
・対応機種の一覧にPS5は入っていない
・スイッチの種類・接続方式・天板の着脱・薄さは商品ページに記載なし
・静音性についての表記もないため、音を基準に選べない

Mayflash F500 Flatの主要スペック

形状 レバーレス(F500 Flat)
対応 PS4・PS3・XBOX ONE・XBOX ONE S・XBOX 360・Steam Deck・PC・Android・Switch・Neogeo mini(10件)
スイッチ 商品ページに記載なし
天板 商品ページに記載なし
接続方式 商品ページに記載なし
薄さ 商品ページに記載なし

レバーから薄型ボタンに乗り換えると、慣れるまでどれくらいかかる?

アケコン 薄型ボタンのイメージ写真(レバーから薄型ボタンに乗り換える)

かかる日数は人によって差が大きく、断定できる数字はありません。ただし何を練習することになるかは先に決まっています。レバーの傾け方で出していた方向入力が、4つのボタンの押し分けと同時押しに置き換わるからです。練習の中身は、①指をニュートラルに戻す動き、②斜めを2つのボタンの同時押しで出すこと、③左右同時押しのような相反する入力の扱いを覚えること、の3つに絞られます。裏を返すとゲームパッドの方向キーに近い操作感なので、レバーの経験が浅い人ほど移行の負担は小さくなります。慣れないと感じる場面は、この3つのどれかに当てはまります。

順番としては、まず移動と立ち回りだけを全ボタンで通せるようにします。次に、よく使うコンボを1つ選んで指の運びを固めます。最後に対戦で使い、出せなかった入力だけ戻って練習する回し方が、手戻りを減らせます。

レバーの斜め入力は薄型ボタンだとどうなる?

レバーで「斜めが入らない」「斜め抜け」と言われてきた症状は、ガイドとレバーの機械的な動きから生まれます。全ボタン配列では斜めが2つのボタンの同時押しになるため、抜けるかどうかは指の同時性の問題に置き換わります。原因の所在が機構から操作へ移る、と考えると整理しやすくなります。

左右を同時に押したときの扱いは、モデル側の設定に左右されます。購入前に商品ページの設定に関する表記を見ておくと、想定と違う挙動で戸惑わずに済みます。動作の細部は機種ごとに違うため、共通の仕様として一括りにはできません。

薄型ボタンは音が静か?夜でも使える?

アケコン 薄型ボタンのイメージ写真(薄型ボタンは音が静か?夜でも使える?)

薄型だから静か、とはなりません。押し込みが浅いことと打鍵音の大きさは別の話で、静かさを掲げているかどうかは、静音やサイレントといった語が商品ページにあるかで分かれます。今回の3モデルで静音と書いてあるのはHaute42 T16 PROの1件です。Razer KitsuneとMayflash F500 Flatの商品ページに、静音性についての表記はありません。部品の側で見ても、三和電子は静音の押しボタンをOBSFSシリーズとして別に用意しています(出典:三和電子公式サイトの押しボタンスイッチ一覧)。静音は薄さとは独立した設計項目です。

騒音の大きさを数値で公表しているモデルは確認できませんでした。そのためこの記事ではデシベルの値を挙げません。判断材料になるのは、静音という表記の有無までです。

夜に使うなら、静音表記のあるモデルを選んだうえで、机との接地面も合わせて考えます。打鍵音そのものより、机や床に伝わる振動のほうが響くことがあるためです。打鍵音は長時間だと気になりやすい要素なので、防振マットを敷く、机を壁から離すといった設置側の工夫も併せて検討してください。

薄型ボタンは自分で交換・カスタムできる?

アケコン 薄型ボタンのイメージ写真(薄型ボタンは自分で交換・カスタムできる?)

できるかどうかは、「ホットスワップ」と「天板の着脱」という2つの語が商品ページにあるかで判断できます。今回の3モデルでは、Haute42 T16 PROがホットスワップに対応します。Razer Kitsuneは取り外し可能なアルミ製トッププレートを備えますが、スイッチ交換の可否については商品ページに表記がありません。Mayflash F500 Flatはどちらの表記もありません。従来のハメ込み式ボタンのように穴へ差し替える感覚では交換できないモデルがあります。

ホットスワップに対応していれば、押し心地を後から変える前提で1台目を選べます。対応の表記がない場合は、購入時の打鍵感がそのまま使い続ける打鍵感になります。触れる機会があるなら、店頭や対戦会で押してみると判断が早くなります。

従来のアーケードボタンに載せ替える改造はできる?

三和電子のハメ込み式押しボタンは、取付け板厚3.7mmまでという前提で作られています(出典:三和電子 OBSF-24 外観図)。薄さを売りにする筐体はこの板厚を確保していない場合があるため、天板の厚みとスイッチの規格が合うかを先に確かめる必要があります。

合わない場合は天板ごと作り替える話になります。分解の可否や保証の扱いは各社の規定で違うため、まず販売元とメーカーの窓口に問い合わせる順番で進めてください。

薄型ボタンのアケコンでよく聞かれる質問は?

薄型ボタンのアケコンでよく聞かれる質問は?の4つのポイント(図解)

ここまでで触れきれなかった細かい問いを4つ挙げます。

アケコンはなぜ高い?薄型なら安く買える?

筐体・ボタン・基板を個別に組み上げる構造で、量産の効きにくい部品が多いことが理由です。公式ライセンスの有無でも、作りと検証の手間が変わります。薄いかどうかは価格帯を決める要素の1つに過ぎず、薄型だから安価になるという関係にはなりません。価格は変動するので、執筆時点の目安として各ストアのページで確かめてください。

接続端子とケーブルは何を確認すればいい?

見るのは本体側の端子の形と、ケーブルが抜けにくい工夫の有無です。Razer KitsuneはUSB Type-Cケーブル(タイプCケーブル)で接続し、ケーブル固定具を備えます(出典:Razer公式サイトのKitsune製品ページ)。Haute42 T16 PROはType-Cの有線接続です。持ち出して使うなら、着脱できるケーブルのほうが取り回しやすく、傷んだときも交換で済みます。

ボタンの数は多いほうがいい?

多ボタンのモデルが常に有利とは限りません。遊ぶタイトルで実際に使うボタンの数と、割り当てを変えられるかどうかで決まります。今回の3モデルは、いずれもボタンの個数を商品ページに数値で書いていないため、この記事でも個数は挙げません。Haute42 T16 PROは連射機能を備えます。大会や対戦会で使う場合、主催のレギュレーションで扱いが決まっていることがあるため、事前に確認してください。

膝の上に置いて使える?

膝置きを掲げているかどうかは商品ページで分かれます。今回の3モデルでは、Haute42 T16 PROが天板広め・膝置き可と明記します。Razer Kitsuneはスリムデザインを掲げますが、本体の寸法と重量はRazer公式の製品ページでも公表がありません。Mayflash F500 Flatの商品ページに、設置についての表記はありません。寸法が公表されていないモデルは、置き方を数値で判断できません。

結局、自分にはどの薄型レバーレスが向いている?

アケコン 薄型ボタンのイメージ写真(結局、自分にはどの薄型レバーレスが向いている?)

この記事の答えを3つに畳みます。薄型ボタンは部品名ではなく、天板が薄い全ボタン機のスイッチを指す呼び方です。従来のハメ込み式は総ストローク2.5±0.2mm・取付け板厚3.7mm MAXという寸法で、この形のまま薄くするのが難しいところから低背スイッチのモデルが増えました。選ぶときは、対応機種→スイッチの差し替え→天板→接続→静音表記の順に見ます。

そのうえで条件別に1台ずつ挙げます。PS5とPCで薄さを優先するならRazer Kitsuneです。薄型・リニア薄型オプティカルスイッチ・スリムデザインという表記がそろいます。ボタンを差し替えながら長く使いたい人、Switch 2でも使いたい人はHaute42 T16 PROです。ホットスワップに対応し、対応機種にSwitch2が入ります。PS4やSteam Deck、Switchなど手持ちの複数機種で使い回すならMayflash F500 Flatです。対応機種が10件並び、旧世代機まで1台でまかなえます。

この記事はGGplay編集部が、部品メーカーの公式資料と各製品の商品ページの表記を照合して作成しています。編集方針は運営者情報のページで公開しています。

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