※当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、記事内に広告(PR)を含む場合があります。
「ゲーミングPC」は法律や業界規格で定義された言葉ではありません。それでも売り場と製品仕様には共通した線があり、実務上は①独立GPUを積んでいる ②メモリ16GB以上 ③SSDの3条件で判定できます。
この記事はその線がどこから来ているかを、Microsoft公式のWindows 11システム要件とEA公式のエーペックスレジェンズ動作環境、そして「ゲーミングPC」として売られている商品ページ21件を1件ずつ数えた結果で確かめます。
読み終えたときに、手元のPCや検討中の構成が3条件のどこまで満たしているか、足りない条件はどれかを自分の言葉で言えるところまで進みます。
📖 目次(タップで開閉)
- 1. ゲーミングPCの定義を数字で線引きする|公式の動作環境が示す下限
- 2. ゲーミングPCの定義を満たす3条件|独立GPU・メモリ16GB以上・SSD
- 3. 「ゲーミングPC」として売られている商品ページ21件を1件ずつ数えた
- 4. 手元のPCがゲーミングPCか判定するフローチャート
- 5. 定義の3条件を商品ページで確認できる構成の例
- 6. 5台のスペック比較表|3条件がどこまで確認できるか
- 7. ゲーミングPCの定義で誤解しやすい4つのポイント
- 8. ゲーミングPCの定義でよく聞かれる質問|違い・できること・必要なもの
- 9. まとめ|ゲーミングPCの定義は独立GPU・メモリ16GB以上・SSDの3点で決まる
- 10. 関連記事
ゲーミングPCの定義を数字で線引きする|公式の動作環境が示す下限

言葉で説明する前に、数字を先に置きます。PCとして動く下限と、ゲームが動く下限は別の数字です。
下の表は、Microsoftが公表しているWindows 11の最小システム要件と、EAが公表しているエーペックスレジェンズの必要動作環境・推奨動作環境を、同じ項目で並べたものです。数値は公表値そのままで、加工していません。
| 基準 | OS | CPU | メモリ | GPU | ビデオメモリ | ストレージ空き容量 | DirectX |
|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Windows 11 の最小システム要件 | Windows 11 | 1GHz以上・2コア以上の64ビット互換プロセッサ | 4GB | DirectX 12以上(WDDM 2.0ドライバー)に対応 | 公式の公表なし | 64GB以上の記憶装置 | 12以上 |
| エーペックスレジェンズ 必要動作環境 | 64ビット版Windows 10 | Intel Core i3-6300 3.8GHz / AMD FX-4350 4.2GHz Quad-Core | 6GB | NVIDIA GTX 950 / AMD Radeon HD 7790 | 2GB | 75GB以上 | 12 |
| エーペックスレジェンズ 推奨動作環境 | 64ビット版Windows 10 | Intel i5 3570K および同等のプロセッサ | 8GB | NVIDIA GeForce GTX 970 / AMD Radeon R9 290 | 8GB | 75GB以上 | 公式の公表なし |
(出典:Microsoft公式「Windows 11 の仕様とシステム要件」/EA公式「エーペックスレジェンズ 動作環境」)
Windows 11側にはディスプレイの要件も公表があり、対角9インチ以上・8ビットカラーの高解像度(720p)です。公表がない欄は「公式の公表なし」のままにしてあり、推定値は入れていません。
Windows 11が動く条件と、ゲームが動く条件は別物
Windows 11の最小要件はメモリ4GB、記憶装置は64GB以上。GPUについては「DirectX 12以上に対応」と決められているだけで、型番の指定はありません。つまりOSの要件は独立GPUを求めていません。
一方でエーペックスレジェンズは、必要動作環境の時点でGPUの型番(GTX 950 / Radeon HD 7790)とビデオメモリ2GB、空き容量75GB以上を求めます。推奨動作環境になるとビデオメモリは8GBです。
この差が「ゲーミングPC」という言葉が生まれた場所です。OSが求める下限とゲームが求める下限のあいだにある空白を、独立GPUを積んだ構成が埋めています。
メモリは推奨8GB+OSの使用分=16GBが実務上の目安になる
エーペックスレジェンズの推奨動作環境はメモリ8GBです。これはゲーム側が求める数字で、OSやブラウザ、通話アプリが使う分は別に必要になります。
公式は8GBを推奨としているので、8GBで動かないという話ではありません。ゲーム以外の使用分に余裕を持たせる目安として、16GB以上が実務的な線になります。
実際、売り場の構成は16GBから始まります。この記事で数えた21件も、すべてメモリ16GB以上でした。
ストレージ容量はゲーム1本ぶんの空きから逆算する
エーペックスレジェンズは必要・推奨とも空き容量75GB以上を求めます(出典:EA公式「エーペックスレジェンズ 動作環境」)。ゲーム1本でこの容量を使う前提です。
そこにWindowsと日常のアプリが載り、さらに複数のタイトルを置くとなると、500GB級では早い段階で足りなくなります。容量は「1本ぶんの空き×置きたい本数」から逆算してください。
ゲーミングPCの定義を満たす3条件|独立GPU・メモリ16GB以上・SSD

ここまでの数字を、判定に使える形へ翻訳します。ゲーミングPCと呼べる構成は、独立GPUの型番があること、メモリが16GB以上あること、ストレージがSSDであることの3点で決まります。
順番に、何をどこで見るかを固めていきます。
条件1|GeForce RTXまたはRadeon RXの型番が書かれている
CPUに内蔵されたグラフィックス機能と、独立したGPUは役割が違います。内蔵グラフィックスは画面を映すことを主な仕事にしていて、ゲームの描画を専門に引き受ける回路とメモリは持ちません。
判定は見た目ではなく型番の有無で行います。仕様表に GeForce RTX 3050、GeForce RTX 5060 Ti、GeForce RTX 5070 のように、シリーズ名と数字が並ぶ表記が出てくるかを見てください。Radeon RXも同じ読み方です。
型番が出てこない構成は、それだけで3条件の1つ目を満たしません。ケースが黒くても光っていても、この判定は変わりません。
条件2|メモリ16GB以上(配信や録画も想定するなら32GB構成)
16GBが入口です。ゲームの推奨環境が求める8GBに、OSと常駐アプリの使用分を足した目安になります。
ゲームと配信ソフトを同時に動かす、録画しながら遊ぶ、ブラウザを開いたまま遊ぶ。こうした同時進行を条件に入れるなら、32GB構成が候補に入ります。この記事で数えた21件のうち、32GB以上は10件、16GBは11件でした。
条件3|SSD(NVMe接続かどうかは商品ページで確認する)
起動とロードの待ち時間に効くのがSSDです。商品ページの書かれ方には幅があり、「NVMe SSD」「PCIe4.0 SSD」のように接続方式まで書く場合と、「SSD」とだけ書く場合、容量だけを書く場合があります。
ここで記事全体の作法を1つ宣言します。容量だけの表記は、SSDでないことを意味しません。書かれていない項目は、確認できていないだけです。この記事では、そういう欄を推定で埋めずに「商品ページに記載がありません」と書きます。
3条件の外側にある冷却・電源・リフレッシュレートの位置づけ
冷却方式(空冷・液冷)、電源ユニットの出力、画面のリフレッシュレート。この3つはゲーミングPCの定義そのものではなく、上位構成を選ぶときの判断材料です。
高負荷が続く構成ほど冷却の設計が効いてきますし、画面のリフレッシュレートはノート型を選ぶときの比較軸になります。ただし、これらが書かれていないからゲーミングPCではない、という判定にはなりません。
この位置づけが正しいかどうかは、売り場の実態を数えれば分かります。次で数字にします。
「ゲーミングPC」として売られている商品ページ21件を1件ずつ数えた

この記事のために、ゲーミングPCとして売られている商品ページのうち、記載内容をこちらで確認できた21件を1件ずつ数えました。同じブランドでも構成違い・色違いは別の商品ページとして1件に数えています。記載を確認できなかったページは集計から外しました。
| 商品ページに書かれていた項目 | 21件中の件数 |
|---|---|
| 独立GPUの型番(GeForce RTX / Radeon RX) | 21件 |
| メモリ16GB以上 | 21件(16GB=11件/32GB以上=10件) |
| SSD | 20件 |
| NVMeまたはPCIe接続の明記 | 13件 |
| Windows 11 | 20件(Home=8件/Pro=6件/エディションの記載なし=6件) |
| 電源ユニットの出力 | 4件(550W=2件/650W=2件) |
| 冷却方式 | 4件(空冷=3件/液冷=1件) |
| 本体重量 | 4件 |
| 画面のリフレッシュレート | 1件 |
| GPU世代の内訳 | RTX 50番台=9件/RTX 40番台=7件/RTX 30番台=5件 |
各項目は独立して数えているため、足し合わせても21件にはなりません。これは当サイトで確認できた21件の内訳であり、市場全体の分布ではありません。
【図解①】21件のうち何件に書かれていたか(編集部作成)
- 独立GPUの型番 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 21件
- メモリ16GB以上 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 21件
- SSD ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 20件
- Windows 11 ■■■■■■■■■■■■■■■■■■■■ 20件
- NVMe/PCIe接続の明記 ■■■■■■■■■■■■■ 13件
- 電源ユニットの出力 ■■■■ 4件
- 冷却方式 ■■■■ 4件
- 本体重量 ■■■■ 4件
- 画面のリフレッシュレート ■ 1件
上の4項目と下の4項目のあいだに、はっきりした段差があります。この段差が定義の核がどこにあるかを示しています。
GPUとメモリは全件そろい、電源と冷却はほとんど書かれない
21件すべてがGPUの型番とメモリ16GB以上を書いています。一方、電源ユニットの出力は4件、冷却方式は4件、本体重量は4件です。
売り手が「これはゲーミングPCです」と示すために置いている情報は、GPUとメモリに集中しています。売り場の書き方そのものが、定義の核がその2点にあることの傍証になっています。
ストレージはその次です。SSDの表記は20件、接続方式まで書いたものは13件で、ここから先は書く側の判断で分かれます。
「書いていない=ついていない」ではない
SSDの表記が20件でも、残る1件がHDDだとは言えません。書かれていないのは、そのページで確認できていないという意味です。
購入前に自分で確認しておく項目は、この記事で数えた範囲だと次の4つに集約されます。
- ストレージの種類(SSDかどうか、接続方式まで書かれているか)
- OSのエディション(HomeかProか、そもそもOSが含まれるか)
- 電源ユニットの出力
- 冷却方式(空冷か液冷か)
この4つは、書かれていれば読み取れて、書かれていなければ販売ページで確認する。それだけの話です。
手元のPCがゲーミングPCか判定するフローチャート

3条件を、上から順に答えていけば判定が終わる形に落とし込みました。手元のPCの仕様表、または検討中の構成の商品ページを開いて、3つの問いに答えてください。
【図解②】3つの問いで判定するフローチャート(編集部作成)
- 問1:仕様表に GeForce RTX / Radeon RX の型番があるか?
- NO → 一般PCです。ゲームは動作の軽いタイトルに限られます(ここで判定終了)
- YES → 問2へ
- 問2:メモリは16GB以上か?
- NO → 増設で条件を満たせる場合があります。増設できるかは商品ページで確認
- YES → 問3へ
- 問3:ストレージはSSDか?
- 記載がない → 購入前に販売ページで確認(HDDと決まったわけではありません)
- YES → 3条件がそろいました。ゲーミングPCとして扱える構成です
問1でNOになった場合、増設で解決する話にはなりません。独立GPUはあとから足せる構成と足せない構成があり、ノート型は基本的に足せません。
問2でNOになった場合は、まだ望みがあります。デスクトップ型ならメモリの増設に対応する構成が多く、その可否は商品ページで確認できます。
問3で「記載がない」に進んだ場合、そこで止まらずに販売ページで問い合わせてください。この分岐こそが、この記事でいちばん詰まりやすい場所です。
型番の読み方|GeForce RTX 3050とRTX 5060 Tiは何が違うか
GeForce RTXの数字は、先頭が世代、続く数字がクラスを示します。RTX 3050は30番台の世代、RTX 5060 Tiは50番台の世代、RTX 5070も50番台です。
末尾の「Ti」は同じクラスのなかの上位を示す表記です。ここでは並びの読み方だけを扱い、何倍速いといった性能差の数値は書きません。実際に測っていないからです。
この記事で数えた21件の内訳は、RTX 50番台が9件、40番台が7件、30番台が5件でした。売り場には3世代が同時に並んでいます。
定義の3条件を商品ページで確認できる構成の例
ここはおすすめランキングではありません。3条件が商品ページのどこに書かれているかを、実物の表記で確かめるパートです。
まず基準になる3台を見て、そのあとに条件を1つ足した2台を見ます。スペックはすべて各商品ページの表記で、書かれていない項目は推定で埋めていません。
第1位:TITAN GAMING GeForce RTX 3050(CX200M・ホワイト)
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
GeForce RTX 3050とRyzen 5 5500を組み合わせたデスクトップです。メモリは16GB、ストレージはNVMe SSD 512GB、OSはWindows 11 Home。型番はCX200Mで、色はホワイトです。
3条件の確認|CX200M
条件1のGPU型番は GeForce RTX 3050 で確認できます。条件2のメモリは16GBちょうど。条件3のストレージは「NVMe SSD」と接続方式まで書かれていて、この記事で数えた21件のうち接続方式まで明記していた13件に入ります。
3条件をちょうど満たす形がどう見えるか、その基準例として置いています。
向かない条件|CX200M
- ストレージは512GBです。エーペックスレジェンズは空き容量75GB以上を求めるので(EA公式)、大型タイトルを何本も置いたままにしたい人には早い段階で足りなくなります。
- 冷却方式・電源ユニットの出力・本体重量は商品ページに記載がありません。この3項目を条件に入れて選びたい人は、販売ページで確認してください。
- メモリは16GBちょうどです。配信ソフトを同時に動かす前提なら、32GB構成の台を見たほうが余裕があります。
主要スペック
| GPU | GeForce RTX 3050 |
| CPU | Ryzen 5 5500 |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | NVMe SSD 512GB |
| OS | Windows 11 Home |
| 型番 | CX200M |
| 色 | ホワイト |
第2位:ASUS TUF Gaming T500MV(T500MV-13620H448W)
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
GeForce RTX 5060 TiとCore i7 13620Hを組み合わせたデスクトップです。メモリは32GB、ストレージはSSD 1TB、OSはWindows11。冷却は空冷CPUクーラーで、重量は5.9kg。色はソーラーエクリプスグレーです。
3条件の確認|T500MV-13620H448W
3条件はすべて商品ページの表記で確認できます。そのうえで、この構成は3条件の外側にある冷却方式と本体重量まで書き込んでいます。
この記事で数えた21件のうち、冷却方式を書いていたのは4件、本体重量を書いていたのは4件です。書かれている項目が多い構成ほど、購入前に自分で確認する手間が減ります。
向かない条件|T500MV-13620H448W
- 冷却は空冷CPUクーラーです。液冷を条件に入れたい人には合いません。
- ストレージの接続方式(NVMeかどうか)は商品ページに記載がありません。SSDであることは書かれていますが、接続方式まで条件にしたい人は確認が必要です。
- 電源ユニットの出力も商品ページに記載がありません。
主要スペック
| GPU | GeForce RTX 5060 Ti |
| CPU | Core i7 13620H |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB |
| OS | Windows11 |
| 冷却 | 空冷CPUクーラー |
| 重量 | 5.9kg |
| 型番 | T500MV-13620H448W |
第3位:ASUS ROG G700 GM700TZ(GM700TZ-R9800X017W)
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
GeForce RTX 5070とRyzen 7 9800X3Dを組み合わせたデスクトップです。メモリは32GB、ストレージはSSD 1TB、OSはWindows11。冷却は液冷CPUクーラーで、重量は15.75kg。色はブラックです。
3条件の確認|GM700TZ-R9800X017W
3条件はすべて確認できます。特徴は3条件の外側まで書き込まれている点で、この記事で数えた21件のうち液冷CPUクーラーを明記していたのは1件、それがこの構成にあたります。
高負荷が続く使い方を想定するほど、冷却の設計は判断材料として重くなります。定義の話ではなく、上位構成を選ぶときの軸です。
向かない条件|GM700TZ-R9800X017W
- 本体重量は15.75kgです。棚板や昇降デスクの上に載せる予定の人、模様替えで頻繁に動かす人には向きません。設置場所を先に決めてから検討してください。
- 電源ユニットの出力は商品ページに記載がありません。
- 3条件だけを満たせばよい人にとっては、冷却方式まで書かれている必要はありません。判定の3条件と、この構成が持つ強みは別の層の話です。
主要スペック
| GPU | GeForce RTX 5070 |
| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD 1TB |
| OS | Windows11 |
| 冷却 | 液冷CPUクーラー |
| 重量 | 15.75kg |
| 型番 | GM700TZ-R9800X017W |
ノート1台で完結させるなら:GALLERIA RL7C-R35-5N
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
RTX 3050とCore i7-13620Hを組み合わせた15.6インチのゲーミングノートPCです。メモリは16GB、ストレージは500GB、OSはWindows 11 Home。画面のリフレッシュレートは165Hzです。
3条件の確認|RL7C-R35-5N
条件1のGPU型番はRTX 3050、条件2のメモリは16GBで、どちらも商品ページの表記で確認できます。デスクトップ向けの3条件は、ノート型にもそのまま当てはまります。
加えてノートは本体に画面が付くため、リフレッシュレートが判断材料に入ります。この記事で数えた21件のうち、画面のリフレッシュレートを書いていたのは1件、それがこの165Hzの表記です。
向かない条件・確認が必要な点|RL7C-R35-5N
- ストレージは「500GB」とだけ書かれ、SSDかどうかは商品ページに記載がありません。3条件をすべて満たすとは書けない台です。GPUとメモリは確認できますが、ストレージの種類は購入前に販売ページで確認してください。
- この記事で扱う5台のうち500GBはこの1台で、残る4台は512GB以上です。置きたいタイトルが多い人は容量を先に見てください。
- 画面は15.6インチで本体と一体です。別のサイズで遊びたいなら、結局は外付けのモニターを足すことになります。
主要スペック
| GPU | RTX 3050 |
| CPU | Core i7-13620H |
| メモリ | 16GB |
| ストレージ | 500GB(種類の記載なし) |
| OS | Windows 11 Home |
| 画面 | 15.6インチ 165Hz |
| 型番 | RL7C-R35-5N |
設置場所が狭いなら:TOPGRO T1 MAX ミニ
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
Core i9-13900HXとRTX4070 8GB GDDR6を組み合わせた小型デスクトップです。メモリは32GB DDR4、ストレージは1TB PCIe4.0 SSD。Wi-Fi 6Eと2.5G LAN、デュアル4K画面出力に対応し、取扱説明書が付きます。
3条件の確認|T1 MAX
小型でも3条件は満たせます。GPUはRTX4070でビデオメモリは8GB GDDR6、メモリは32GB DDR4、ストレージはPCIe4.0 SSDで接続方式まで書かれています。
ビデオメモリの数値まで書かれている点は、エーペックスレジェンズの推奨動作環境(ビデオメモリ8GB)と直接見比べられる書き方です。
向かない条件|T1 MAX
- OSが商品ページに記載されていません。Windowsが入った状態で届くことを条件にしたい人は、購入前に販売ページで確認してください。この記事で数えた21件のうち、Windows 11の表記があったのは20件です。
- 冷却方式・電源ユニットの出力・本体重量も商品ページに記載がありません。
- 小型にまとめた構成のため、内部の増設余地は商品ページから読み取れません。あとからパーツを足す前提の人には向きません。
主要スペック
| GPU | RTX4070 8GB GDDR6 |
| CPU | Core i9-13900HX |
| メモリ | 32GB DDR4 |
| ストレージ | 1TB PCIe4.0 SSD |
| 無線 | Wi-Fi 6E |
| 有線 | 2.5G LAN |
| 映像出力 | デュアル4K |
| 本体 | 小型 |
5台のスペック比較表|3条件がどこまで確認できるか

5台すべてで表記が取れる軸だけを列にしました。冷却方式・電源ユニットの出力・本体重量は取れない台があるため、この表には立てていません。
| 製品名(ブランド) | GPU | メモリ | ストレージ | 3条件の確認状況 | 向いている人 | 商品 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| TITAN GAMING CX200M(TITAN GAMING) | GeForce RTX 3050 | 16GB | NVMe SSD 512GB | 3条件を確認できる | 3条件をちょうど満たす形から始めたい人 | — |
| ASUS TUF Gaming T500MV(ASUS) | GeForce RTX 5060 Ti | 32GB | SSD 1TB | 3条件を確認できる | 冷却方式の表記まで見て選びたい人 | 商品を見る |
| ASUS ROG G700 GM700TZ(ASUS) | GeForce RTX 5070 | 32GB | SSD 1TB | 3条件を確認できる | 液冷CPUクーラーの構成を条件にしたい人 | 商品を見る |
| GALLERIA RL7C-R35-5N(GALLERIA) | RTX 3050 | 16GB | 500GB(種類の記載なし) | GPUとメモリは確認できる/ストレージ種類は要確認 | ノート1台で完結させたい人 | — |
| TOPGRO T1 MAX ミニ(TOPGRO) | RTX4070 8GB GDDR6 | 32GB DDR4 | 1TB PCIe4.0 SSD | 3条件を確認できる(OSの記載なし) | 設置場所を小さくまとめたい人 | — |
この表の値はすべて各商品ページの表記に紐づきます。空欄を推測で埋めていないので、「記載なし」はそのまま購入前の確認項目になります。
ゲーミングPCの定義で誤解しやすい4つのポイント

ここまでで3条件は固まりました。あとは、判定を狂わせやすい思い込みを4つ外していきます。
光っていてもゲーミングPCとは限らない
ケース内部やキーボードの発光は外観の演出で、定義とは関係ありません。逆に、光らない構成でも3条件を満たせばゲーミングPCとして扱えます。
この記事で扱う5台のうち、発光機能について商品ページに書かれているものはありません。書かれていないだけで、非搭載という意味ではありません。
判定は型番で行う。フローチャートの問1に戻ってください。
電源ユニットの出力と、実際の消費電力は別の数字
この記事で数えた21件のうち、電源ユニットの出力が書かれていたのは4件で、内訳は550Wが2件、650Wが2件でした。
この数字はそこまで供給できる上限であって、常にその電力を使うという意味ではありません。実際にどれだけ使うかは構成と負荷で変わるため、この記事では実測の消費電力や電気代には触れません。
コンセントまわりについては、同じ系統に高出力の機器を集中させないほうが安心です。機器ごとの上限は取扱説明書をご確認ください。
「ゲーミングPC」と書かれていない製品でもゲームは動く
独立GPUを積んだ映像編集向け・業務向けの構成でも、3条件を満たせばゲームは動きます。商品名にゲーミングという語が入っているかどうかは、判定の材料になりません。
逆に「ゲーミングPC」という商品名でも、条件のどれかが商品ページで確認できない場合があります。この記事の5台でも、ストレージの種類やOSの表記が取れない台がありました。
商品名ではなく仕様表で判定してください。
中古・整備済みの構成に3条件を当てはめるときの確認点
この記事で数えた21件のうち1件は「整備済みPC」と明記されていました。中古や整備済みでも、判定に使う3条件は変わりません。
変わるのは、そのほかの確認項目です。バッテリーやストレージの消耗、保証の有無と範囲は商品ページごとに違います。今回数えた21件のうち保証年数を書いていたのは1件で、2年保証でした。
年数の断定や、使用済み品の劣化の程度をこちらで推し量ることはしません。保証の期間と範囲は販売ページの記載をあたってください。
ゲーミングPCの定義でよく聞かれる質問|違い・できること・必要なもの

ゲーミングPCと普通のパソコンは何が違いますか?
独立GPUの有無が最大の分かれ目です。普通のパソコンはCPU内蔵のグラフィックス機能で画面を映しますが、ゲーミングPCはGeForce RTXやRadeon RXの型番が付いた独立GPUを別に積みます。
加えて、メモリは16GB以上、ストレージはSSDという構成の違いがあります。この記事で数えた21件は全件がメモリ16GB以上でした。
ゲーミングPCは何ができますか?
ゲームのほか、GPUを使う映像編集や画像処理にも使えます。今回の5台にも動画編集の用途が商品ページに並ぶ構成があります。
文書作成やWeb閲覧しかしないなら、3条件を満たす必要はありません。用途が先で、条件はそれに合わせて決まります。
ゲーミングPCを使うには本体以外に何が必要ですか?
デスクトップならモニター・キーボード・マウスが別に必要です。この記事のデスクトップ3台は、いずれも本体の構成だけが並びます(出典:商品ページの表記)。
ノート型は画面とキーボードが本体と一体なので、その2つは要りません。ネット対戦をするなら、有線または安定した無線の回線を用意してください。必要な回線速度はタイトルごとに違うため、遊ぶタイトルの公式情報で確認するのが確実です。
ゲーミングPCは何年くらい使えますか?
使える年数を公式に公表しているメーカーはありません。年数ではなく、次の3つを判断材料にしてください。
- 遊びたいタイトルの動作環境を満たしているか(エーペックスレジェンズは必要動作環境でビデオメモリ2GB、推奨動作環境で8GB、空き容量は必要・推奨とも75GB以上=EA公式)
- 商品ページに書かれた保証の期間(この記事で数えた21件のうち、保証年数の記載は1件・2年保証)
- ストレージやメモリをあとから増やせる構成か
ノートパソコンでもゲーミングPCの定義を満たしますか?
3条件は同じです。GPUの型番、メモリ16GB以上、SSD。この3点が商品ページで確認できれば、ノート型でもゲーミングPCとして扱えます。
違うのは判断材料の数です。ノートは本体に画面が付くぶん、リフレッシュレートの表記も比較軸に入ります(この記事で数えた21件のうち記載は1件・165Hz)。設置と持ち運びのしやすさも変わります。
まとめ|ゲーミングPCの定義は独立GPU・メモリ16GB以上・SSDの3点で決まる

判定に使う条件は次の3つです。
- 仕様表に GeForce RTX / Radeon RX の型番がある
- メモリが16GB以上ある
- ストレージがSSDである
この線が引ける根拠は公式の公表値にあります。Windows 11の最小システム要件はメモリ4GBでGPUの型番指定がなく、エーペックスレジェンズは推奨動作環境でメモリ8GB・ビデオメモリ8GB・空き容量75GB以上を求めます。OSが求める下限とゲームが求める下限の差が、そのまま3条件の根拠です。
3条件をちょうど満たす形から始めるならTITAN GAMING CX200Mです。メモリ16GB、NVMe SSD 512GBで、接続方式まで商品ページで確認できます。
冷却方式の表記まで見て選びたいならASUS TUF Gaming T500MV(T500MV-13620H448W)です。空冷CPUクーラー・メモリ32GB・SSD 1TBが並びます。
ノート1台で完結させたいならGALLERIA RL7C-R35-5Nです。15.6インチ・165Hzの画面が本体と一体になります。ただしストレージの種類は購入前に販売ページで確認してください。
最後にもう一度。書かれていない項目は、その機能が無いという意味ではありません。空欄は「これから確認する項目」として扱ってください。
この記事について(GGplay編集部)
この記事はGGplay編集部が作成しました。今回行った確認作業は次のとおりです。
- 2026年9月4日:Microsoft公式「Windows 11 の仕様とシステム要件」を確認し、本記事の最小システム要件の記述と照合しました
- 2026年9月4日:EA公式「エーペックスレジェンズ 動作環境」を確認し、必要動作環境・推奨動作環境の記述と照合しました
- 2026年9月4日:ゲーミングPCとして売られている商品ページのうち、記載内容を確認できた21件を1件ずつ数え、GPU型番・メモリ・ストレージ・OSの表記・電源ユニットの出力・冷却方式・本体重量・リフレッシュレートの書かれ方を集計しました。数え単位は商品ページ単位で、構成違い・色違いは別の1件として数えています
- 商品ページに書かれていない項目は推定で埋めず、記事内で「記載がありません」と書いています。書かれていないことは、その機能が付いていないという意味ではありません
- 実測のフレームレート・消費電力・温度は測っていないため、本記事では扱っていません。価格は購入する時期と販売ページで変わるため、金額も扱っていません
運営方針と編集体制はGGplayについてをご覧ください。
関連記事
ハイスペック志向の方へ。4K・重量級ゲーム向けハイエンドから高fps・配信向けミドルハイ、入門ハイまで、用途とグレード別にゲーミングPCおすすめ10選を公開情報で比較。GPU・CPU・冷却の選び方やBTO直販の確認先もまとめました。 続きを見る ゲーミングPCの予算は金額から決めると外れます。ASUS TUF Gaming TM500MH-R732G1TB5060を1台分解し、同シリーズの下位機・上位機・同構成の他社機との差分表と、商品ページ単位で数えた21台の分布から、予算で動く行を用途別に判定します。 続きを見る 安いゲーミングノートPCのおすすめ7選を予算帯・GPU別に比較。RTX3050入門機からRTX5070ハイコスパ機まで、価格を抑えつつ快適に遊べる一台をメーカー公表情報・口コミをもとに選びました。最新価格はリンク先で確認できます。 続きを見る
最強ゲーミングPCおすすめ10選|ハイエンド4K配信別【2026年】
ゲーミングPCの予算|TUF Gaming TM500MH-R732G1TB5060で見る
安いゲーミングノートPC人気おすすめ7選|GPU別・予算帯で比較