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ゲーミングPCを使い始めると、接続したいデバイスがどんどん増えていきます。マウス・キーボード・ゲームパッド・ヘッドセット・外付けSSD・ウェブカメラ・キャプチャーボードと数えていくと、標準で付いているUSBポートだけでは追いつかないケースも珍しくありません。
この記事では、USBポートの種類・規格(USB2.0/3.x/Type-C)の見方、ポート数の確認方法、そしてUSBが足りないときの対処法(USBハブ・増設カード・セルフパワーハブ)をわかりやすく解説します。後半では、これから買い替える方向けにUSB端子が充実した代表的なゲーミングPCも参考として紹介します。メーカー公表情報・販売ページ・口コミをもとに編集部が整理しました(価格は執筆時点の目安で変動します)。なお基礎知識は親ページ【2026年版】ゲーミングPCのおすすめ|選び方と価格帯別の狙い目を徹底解説でも体系的に解説しています。
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ゲーミングPCのUSBポートを正しく理解する
ゲーミングPCを買う前・買った後に必ず押さえておきたいUSBの基本知識をまとめました。
1USB規格の種類と転送速度の見方を把握する
ゲーミングPCには主に USB Type-A(従来の長方形) と USB Type-C(丸みのある楕円形) が搭載されています。さらに同じ形状でも世代によって転送速度が大きく異なる点が見落とされがちです。USB2.0(最大480Mbps)はマウス・キーボードには十分ですが、外付けSSDには遅すぎます。USB3.0/3.2 Gen 1(最大5Gbps)は外付けストレージにも実用的で、ポート内部が青色で見分けられることが多いです。USB3.2 Gen 2(最大10Gbps)やGen 2×2(最大20Gbps)を搭載するポートなら外付けSSDの速度を最大限引き出せます。ゲーミングデバイスの多くはType-Aで接続するため、Type-Aポートの数と、そのうち何個が高速なUSB3.x対応かをスペック表で確認しましょう。
2前面・背面ポートの合計数を確認する
背面ポートはマザーボードに直結しており安定性が高い一方、前面ポートはケースの配線を通すため若干速度が落ちる場合があります。日常的に抜き差しするデバイスには前面ポートが便利で、常時接続するデバイスは背面ポートに刺すのがおすすめです。スペック表で「前面○個・背面○個」の合計をチェックしましょう。
3USB不足はUSBハブ・拡張カードで解決できる
現在使っているPCのポートが足りない場合、USBハブを使えば1ポートから複数に分岐できます。セルフパワー型(電源付き)のハブなら給電安定性も高く、外付けSSDやコントローラーへの給電も問題ありません。自作PCや一部BTOでは内部スロット(PCIe)に差し込む拡張カードで大幅増設も可能です。
4将来必要になるデバイス数を先に数えておく
マウス・キーボード(各1)、ゲームパッド(1)、ヘッドセット(1)、ウェブカメラ(1)、外付けSSD(1)、キャプチャーボード(1)をすべて接続すると最低7ポート必要になります。VTuberや配信を検討しているなら前面+背面で8ポート以上を目安に選ぶと余裕が生まれます。
5USB Type-CとThunderboltの有無を確認する
最新のゲーミングPCにはUSB Type-C(USB 3.2 Gen 2×2やThunderbolt 4)を搭載するモデルが増えています。Type-CポートがあればモニターへのDisplay OutputやPD充電にも対応できるため、モバイルデバイスと併用する方には特に重要な確認ポイントです。
USBポートが足りないときの対処法
すでにゲーミングPCを持っていてUSBが足りなくなった場合は、買い替えなくても以下の方法で十分に増設・節約できます。用途に合わせて使い分けるのがポイントです。
① USBハブで1ポートを複数に分岐するのが最も手軽な増設方法です。USBハブはPCの1ポートに挿すだけで4〜7ポートに分岐でき、工具も不要です。マウス・キーボード・USBメモリなど消費電力の小さいデバイスをまとめるのに向いています。ただし後述のとおり、給電が必要なデバイスにはセルフパワー型を選ぶ必要があります。
② セルフパワー(電源付き)USBハブで給電不足を防ぐのが、外付けSSDやコントローラーを接続する場合の正解です。ACアダプターから直接給電するため、PCのポート1つに何台もぶら下げても電力不足になりません。ゲーム中にコントローラーの入力が途切れる・外付けSSDが認識されないといったトラブルは、バスパワー(PCから給電)ハブの電力不足が原因のことが多いため、給電を要するデバイスを刺すならセルフパワー型を選びましょう。
③ USB増設カード(拡張カード)で根本的にポート数を増やす方法もあります。デスクトップPCのマザーボードにPCI Express(PCIe)スロットの空きがあれば、USB増設カードを差し込むことで背面ポートを4個前後まとめて追加できます。ハブと違って分岐ではなく独立したポートが増えるため、帯域に余裕が生まれ、高速な外付けSSDを複数台つなぐヘビーユーザーに向いています。BTOや自作PCで内部に空きスロットがあるかを確認しましょう(ノートPCには基本的に増設不可)。
あわせて、ワイヤレスデバイスへの切り替えもポート節約に有効です。マウスやキーボードをBluetooth接続にすればUSB受信機(ドングル)を減らせ、ヘッドセットをBluetooth対応モデルにすればさらにポートに余裕が生まれます。
【関連おすすめ】USB端子が充実したゲーミングPC4選
ここからは、これから買い替える方向けの参考情報として、USB Type-Cを含むポート構成が充実した代表的なゲーミングPCを4台紹介します。記事の主役はあくまで上記のUSBの見方・対処法ですが、買い替えを検討中の方は端子の数と規格の両方が揃ったモデルを選ぶと、増設の手間を最初から減らせます。USB端子の構成や数は仕様変更される場合があるため、購入前に必ず各販売ページの最新仕様をご確認ください。
第1位:ASUS TUF Gaming TM500MH RTX5060(ASUS)
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TUF Gamingシリーズはミドルハイのコスパモデルとして安定した評価を得ているASUSのラインナップです。USB Type-Cを含む多彩なポート構成が特徴で、最新のUSBデバイスや高速外付けSSDとの接続にも対応しやすい構成です。32GBメモリ+SSD1TBという余裕ある仕様で長期間使えます。
主要スペック
| GPU | RTX5060 |
| CPU | Ryzen7 260 |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD1TB |
第2位:ASUS ROG G700 GM700TZ RTX5070 液冷(ASUS)
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RTX5070とRyzen7 9800X3Dの組み合わせにROGブランドの液冷システムを採用した最上位デスクトップです。ROG Strixシリーズはポートの豊富さに定評があり、USB Type-A複数+Type-C・HDMIなどフル装備に近い構成が魅力です。複数台モニター・外付けSSD・配信機材・コントローラーを全部つないでも対応できるポテンシャルを持っています。
主要スペック
| GPU | RTX5070 |
| CPU | Ryzen7 9800X3D |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD1TB |
| 冷却 | 液冷 |
Web上では「ゲームしながら配信しても全く重くならない」「ポートが多くて機材をすべて刺せる」という声が見られます(傾向の要約)。
第3位:ASUS ROG Strix G13CHR RTX4070(ASUS)
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Core i7-14700FとRTX4070の組み合わせにROGのゲーミング機能を凝縮したミドルハイモデルです。32GBメモリはゲームしながら配信ソフト・動画編集ソフトを同時起動しても余裕があり、接続するUSBデバイスが多い配信者・クリエイターにも向いています。ROGブランドの安定したUSBポート実装で評価も高いです。
主要スペック
| GPU | RTX4070 |
| CPU | Core i7-14700F |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD1TB |
第4位:ASUS TUF Gaming T500MV RTX5060Ti(ASUS)
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最新世代のRTX5060TiとCore i7の組み合わせでWQHD以上の環境でも高fps動作を実現できるミドルハイモデルです。TUF Gamingシリーズはアクセスしやすいポート配置が評判で、前面USBポートを活用することでゲームパッドや外付けSSDを手軽に脱着できます。32GBメモリも配信環境に余裕を生みます。
主要スペック
| GPU | RTX5060Ti |
| CPU | Core i7 |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD1TB |
USB端子が充実したゲーミングPCの比較表まとめ
| 製品名/ブランド | GPU | CPU | メモリ | ストレージ | 価格帯 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ASUS TUF Gaming TM500MH RTX5060 | RTX5060 | Ryzen7 260 | 32GB | 1TB SSD | ミドルハイ | USB Type-C含む多彩な接続 |
| ASUS ROG G700 GM700TZ 液冷 | RTX5070 | Ryzen7 9800X3D | 32GB | 1TB SSD | ハイエンド | 最上位性能・配信機材フル接続 |
| ASUS ROG Strix G13CHR RTX4070 | RTX4070 | Core i7-14700F | 32GB | 1TB SSD | ミドルハイ | 配信+クリエイター作業も |
| ASUS TUF Gaming T500MV RTX5060Ti | RTX5060Ti | Core i7 | 32GB | 1TB SSD | ミドルハイ | 前面ポート活用で快適操作 |
FAQ:ゲーミングPCとUSBについてよくある質問
Q. ゲーミングPCに必要なUSBポート数はどのくらいですか?
A. 最低でも6〜8ポートあると安心です。マウス・キーボード・ヘッドセット・ゲームパッド・ウェブカメラ・外付けSSDを同時接続すると最低6ポート使います。配信を行うならキャプチャーボードが加わるためさらに必要です。前面+背面の合計ポート数をスペック表で確認しましょう。
Q. USBハブを使うとゲームのラグや遅延が出ますか?
A. マウスやキーボードの接続にUSBハブを使うと、まれに入力遅延が生じるとされています。特にバスパワーハブ(電源なし)の場合は電力不足で不安定になることがあります。マウス・キーボードはPCに直刺し、外付けSSDや充電デバイスはハブに接続する使い分けが推奨されます。
Q. USB Type-CとUSB Type-Aの違いは何ですか?
A. 形状と転送速度・給電能力の違いです。Type-Cは楕円形で裏表なく刺せる点が便利で、最新規格(USB 3.2 Gen 2×2・USB4・Thunderbolt 4)に対応するものは高速データ転送や映像出力も可能です。ゲーミングデバイスの多くはまだType-Aが主流ですが、外付けNVMe SSDや最新のモニター接続にはType-Cが活躍します。
Q. USBポートが少ないゲーミングPCを買ってしまった場合は?
A. セルフパワー型USBハブを購入するのが最も手軽な解決策です。電源アダプター付きの7ポート以上のハブなら1台で大半のデバイスをカバーできます。自作PC・BTOでPCIeスロットに空きがあればUSB拡張カードの増設も有効です。また、マウスやキーボードをワイヤレス化してポートを節約する方法も効果的です。
Q. ゲーミングPCのUSB Type-Cで充電やディスプレイ出力はできますか?
A. USB Type-Cポートが搭載されていても、そのポートがDisplayPort Alternate ModeやPower Deliveryに対応しているかによります。スペック表で「USB Type-C(DisplayPort出力対応)」「USB PD対応」と明記されているかを必ず確認しましょう。全てのType-Cポートが映像出力に対応しているわけではありません。
▶ あわせて読みたい:ゲーミングモニター人気おすすめ10選|FPS・WQHD・コスパ比較
Q. ゲーミングノートPCはUSBポートが少なめですか?
A. デスクトップと比べて前面ポートが存在しない分、搭載数は少なくなる傾向があります。ノートPCを購入する場合は特にType-AとType-Cの合計ポート数を確認し、不足する場合はポータブルタイプのUSBハブやドッキングステーションを一緒に準備することをおすすめします。
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まとめ
- 端子の見方=同じType-Aでも世代で速度が違う。USB2.0(480Mbps)はマウス・キーボード向け、USB3.x(5Gbps〜10Gbps以上)は外付けSSD向けと使い分ける
- ポート数の確認=前面+背面の合計数と、Type-A/Type-Cの内訳をスペック表でチェックする。Type-Cは映像出力・PD対応かも要確認
- マウス・キーボード・ゲームパッド・ヘッドセット・外付けSSD・ウェブカメラをすべて接続すると6ポート以上必要になる
- 足りない時の対処①=手軽なのはUSBハブ。ただし外付けSSDやコントローラーにはセルフパワー(電源付き)ハブを選ぶ
- 足りない時の対処②=デスクトップでPCIeスロットに空きがあればUSB増設カードで独立ポートを根本的に増やせる
- マウス・キーボードはPCに直刺し、外付けSSDや充電はハブに接続する使い分けが推奨。ワイヤレス化もポート節約に有効
USBは「形状(Type-A/Type-C)」と「世代(速度)」を分けて見るのが端子選びの基本です。すでに足りない場合もハブや増設カードで増設でき、買い替えなくても十分対応できます。これから購入・買い替えを考えている方は、上で紹介したUSB端子が充実したモデルも参考に、自分の用途に合った1台を選んでみてください。
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