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カスタムメイドPC(自作PC)を組む際に、最も悩みやすいパーツのひとつがグラフィックボード(GPU)です。価格帯は2〜3万円のエントリーモデルから数十万円のハイエンドまで幅広く、また「どれくらいの性能が必要か」はプレイするゲームや解像度によって大きく異なります。
この記事では、カスタムメイドPCに搭載するグラフィックボードをエントリー・ミドル・ミドルハイの3段階に分けて厳選した計8モデルをご紹介します。メーカー公表スペック・各販売ページの情報をもとに用途別の選び方も丁寧に解説しますので、ぜひ参考にしてください。
📖 目次(タップで開閉)
カスタムPC向けグラフィックボードの選び方
1用途と目標フレームレートを決める
▶ あわせて読みたい:ゲーミングPCのグラボ人気おすすめ10選|予算・解像度別に比較
まずは「どんなゲームをどの解像度でプレイしたいか」を明確にしましょう。フルHD(1920×1080)で60fps程度ならエントリーGPUで十分な場合が多く、フルHD高フレームレート(144fps以上)ならミドルクラスが目安です。WQHD(2560×1440)や4K解像度を狙うならミドルハイ〜ハイエンドが必要になります。
2予算の目安を把握する
エントリークラスは約2〜3万円、ミドルクラスは3〜5万円、ミドルハイは5〜8万円台が現在の相場の目安です(執筆時点・変動があります)。カスタムPC全体の予算配分においてGPUは重要なパーツです。PCケースや電源・マザーボードとのバランスを考えて選びましょう。
3消費電力と電源容量を確認する
グラフィックボードは電力消費が大きいパーツです。搭載GPUのTDP(熱設計電力)を確認し、電源ユニットに十分な余裕があるかを必ずチェックしましょう。エントリー〜ミドルクラスなら600〜750W、ミドルハイ以上なら850W以上の電源が一般的に推奨されます。
4ケースへの干渉・サイズを確認する
グラフィックボードは製品によって全長・厚みが異なります。PCケースに収まるか、CPUクーラーや電源ケーブルと干渉しないかをスペックシートや製品ページで事前に確認してください。ミドルタワー以上のケースを使う場合は多くの製品で問題ありませんが、コンパクトケース(MicroATX・Mini-ITX)では注意が必要です。
5NVIDIAとAMDの違いを押さえる
NVIDIAのGeForce RTXシリーズはDLSSによるAIアップスケーリングやレイトレーシング性能で評判が高く、現在のゲーミング市場で主流とされています。AMDのRadeonシリーズはFSRによるアップスケーリングに対応し、コストパフォーマンスに優れるモデルも多いとされています。ゲームの対応状況や自分の用途に合わせて選ぶと良いでしょう。
【エントリー〜旧世代ミドル】フルHDで快適に遊べるグラボおすすめ3選
フルHD解像度での60fps〜ある程度の高フレームレートを目指す方向けのモデルです。初めて自作PCを組む方やコストを抑えたい方にとって、まず検討しやすいゾーンです。
第1位:MSI GeForce RTX 4060 VENTUS 2X BLACK 8G OC(MSI)
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カスタムメイドPCのフルHDゲーミング用として、コストパフォーマンスが高いと評判のミドルクラスGPUです。フルHD解像度では多くのタイトルで快適な高フレームレートが期待でき、DLSS 3にも対応。MSIの「VENTUS」シリーズはシンプルなデザインで汎用性が高く、自作PCの各種ケースに収まりやすい定番モデルとして知られています。
主要スペック
| GPU | GeForce RTX 4060 |
| VRAM | GDDR6 8GB |
| 補助電源 | 8ピン×1 |
| 接続 | PCIe 4.0 x16 |
| 出力 | HDMI 2.1×1・DisplayPort 1.4a×3 |
Web上では「フルHDゲーミングにはちょうど良いコスパ」「静音性が高い」という声が見られます。
第2位:MSI GeForce RTX 5060 8G VENTUS 2X OC(MSI)
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NVIDIAの最新世代「Blackwell」アーキテクチャを採用した現行ミドルクラスのGPUです。RTX 5060はDLSS 4やマルチフレーム生成(MFG)など最新の映像技術に対応しており、フルHDゲーミングでの高フレームレートが期待されるモデルです。「これから長く使いたい」と考えている方には、旧世代よりも最新アーキテクチャを選ぶメリットがあるとされています。MSIのVENTUSシリーズはシンプルで耐久性が評判です。
主要スペック
| GPU | GeForce RTX 5060 |
| VRAM | GDDR7 8GB |
| 接続 | PCIe 5.0 x8 |
| 出力 | HDMI 2.1×1・DisplayPort 2.1×3 |
第3位:GIGABYTE GeForce RTX 3050 6GB WINDFORCE OC(GIGABYTE)
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エントリークラスの中では比較的手の届きやすい価格帯でDLSSやレイトレーシングを利用できるモデルです。軽〜中量級ゲームタイトルのフルHD60fps程度を目安に、「コストを最小限に抑えてまずPCを組みたい」という方に向く選択肢とされています。GIGABYTEのWINDFORCEクーラーは放熱性能が評判です。
主要スペック
| GPU | GeForce RTX 3050 6GB |
| VRAM | GDDR6 6GB |
| 補助電源 | 8ピン×1 |
| 接続 | PCIe 4.0 x16 |
| 出力 | HDMI 2.1×1・DisplayPort 1.4×2・DVI-D×1 |
【ミドル定番】VRAM充実・コスパ重視のグラボおすすめ2選
VRAM容量が多く、フルHDからWQHD解像度まで幅広く対応できるモデルです。長期間現役で使いたい方や、将来的に解像度を上げる可能性がある方に検討してほしいゾーンです。
▶ あわせて読みたい:ゲーミングPC向けメモリ人気おすすめ3選|DDR4・DDR5規格別比較
第1位:GIGABYTE GeForce RTX 3060 12GB WINDFORCE OC(GIGABYTE)
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RTX 3060はVRAM 12GBというミドルクラス最大クラスのメモリ容量が最大の特徴で、テクスチャの多い重量級タイトルや将来の需要増加にも余裕を持って対応できるとされています。フルHD高設定での快適なプレイが期待でき、DLSSを使えばWQHDでの運用もある程度カバーできます。カスタムPCのコスパ優先ミドル構成として根強い人気を誇るモデルです。
主要スペック
| GPU | GeForce RTX 3060 12GB |
| VRAM | GDDR6 12GB |
| 補助電源 | 12ピン×1(8ピン変換可) |
| 接続 | PCIe 4.0 x16 |
| 出力 | HDMI 2.1×1・DisplayPort 1.4a×3 |
Web上では「VRAM 12GBで長く使えて安心感がある」「コスパ重視の自作PCにちょうどいい」という声が見られます。
第2位:MSI GeForce RTX 5060 8G VENTUS 2X OC WHITE(MSI)
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RTX 5060のホワイトカラーモデルです。白いカスタムPCケースや白系パーツで統一したい方にとって選択肢が広がる一台です。性能はブラックモデルと同等で、フルHDでの最新アーキテクチャ性能を白いビジュアルで楽しめます。
主要スペック
| GPU | GeForce RTX 5060 |
| VRAM | GDDR7 8GB |
| 接続 | PCIe 5.0 x8 |
| カラー | ホワイト |
| 出力 | HDMI 2.1×1・DisplayPort 2.1×3 |
【ミドルハイ・型落ち上位】WQHD対応・高fps重視のグラボおすすめ3選
WQHD解像度での快適なゲーミングや、フルHDでのさらに高いフレームレートを目指したい方向けのゾーンです。本格的なゲーミング体験を追求するカスタムPC向けの選択肢を紹介します。
第1位:MSI GeForce RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK 8G OC(MSI)
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RTX 4060 TiはフルHDの高フレームレートに加え、WQHD解像度でも多くのタイトルで快適なプレイが期待できるミドルハイクラスのGPUです。DLSS 3のマルチフレーム生成に対応しており、フレームレートを底上げする機能が充実しています。カスタムPCで1ランク上の体験を目指したい方に評判のモデルです。
主要スペック
| GPU | GeForce RTX 4060 Ti |
| VRAM | GDDR6 8GB |
| 補助電源 | 8ピン×2 |
| 接続 | PCIe 4.0 x16 |
| 出力 | HDMI 2.1×1・DisplayPort 1.4a×3 |
第2位:玄人志向 GALAKURO GAMING RTX 2070 SUPER 8GB(玄人志向)
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旧世代ながらも現在でも十分な性能を持つRTX 2070 SUPERの玄人志向モデルです。型落ちモデルとして中古・整備済み品市場での価格が下がっているため、コストを抑えてミドルハイクラスの性能を手に入れたい方に選択肢として挙げられることがあります。現行のRTX 4000・5000番台と比較すると世代の差はありますが、フルHD〜軽いWQHD用途では引き続き機能する性能を持つとされています。
主要スペック
| GPU | GeForce RTX 2070 SUPER |
| VRAM | GDDR6 8GB |
| 補助電源 | 8ピン×2 |
| 接続 | PCIe 3.0 x16 |
| 出力 | DisplayPort×3・HDMI×1・USB-C×1 |
第3位:ELSA GeForce RTX 2060 S.A.C(ELSA)
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ELSAのRTX 2060モデルは静音性が評判の「S.A.C」クーラー搭載で、音が静かなカスタムPCを組みたい方にひとつの選択肢として知られています。静音設計を重視したカスタムPCビルドに合うモデルとされています。中古・型落ち価格での入手を前提とした検討にも向きます。
主要スペック
| GPU | GeForce RTX 2060 |
| VRAM | GDDR6 6GB |
| 補助電源 | 8ピン×1 |
| 接続 | PCIe 3.0 x16 |
| クーラー | S.A.C(静音設計) |
| 出力 | DisplayPort×3・HDMI×1 |
カスタムPCグラフィックボードの人気おすすめ比較表まとめ
| 製品名/ブランド | GPU | VRAM | 世代 | 得意な解像度 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|---|
| MSI RTX 4060 VENTUS 2X BLACK OC | RTX 4060 | 8GB | 現行世代 | フルHD高fps | コスパ重視の定番ミドル |
| MSI RTX 5060 VENTUS 2X OC | RTX 5060 | 8GB | 最新世代 | フルHD高fps | 最新技術・長期利用重視 |
| GIGABYTE RTX 3050 6GB WINDFORCE OC | RTX 3050 6GB | 6GB | 旧世代 | フルHD60fps | 予算最優先・最安エントリー |
| GIGABYTE RTX 3060 12GB WINDFORCE OC | RTX 3060 | 12GB | 旧世代 | フルHD〜軽WQHD | VRAM重視・コスパミドル |
| MSI RTX 5060 VENTUS 2X OC WHITE | RTX 5060 | 8GB | 最新世代 | フルHD高fps | 白いカスタムPC向け |
| MSI RTX 4060 Ti VENTUS 2X BLACK OC | RTX 4060 Ti | 8GB | 現行世代 | WQHD対応 | 1ランク上の体験・WQHD入門 |
| 玄人志向 GALAKURO RTX 2070 SUPER | RTX 2070 SUPER | 8GB | 型落ち | フルHD〜軽WQHD | 型落ちでコストを抑えたい方 |
| ELSA RTX 2060 S.A.C | RTX 2060 | 6GB | 型落ち | フルHD | 静音重視の自作PCビルド |
よくある質問(FAQ)
Q. カスタムメイドPCのグラボは何を基準に選べばいいですか?
A. まず「どの解像度で何fpsを目指すか」を決めることが最優先です。フルHD60fps程度ならエントリー〜ミドルクラス、フルHD144fps以上ならミドルクラス、WQHD快適動作ならミドルハイが目安です。次に電源容量・ケースサイズとの適合性を確認しましょう。
Q. VRAMは多いほうがいいですか?
A. VRAM容量が多いほど高解像度・高テクスチャ設定での動作に余裕が生まれます。現在はフルHD用途でも8GB以上、WQHD以上を目指すなら12GB以上が目安とされています。ただしVRAMが多くても同世代の下位GPUではシェーダー性能が伴わない点も考慮が必要です。
Q. 自作PCにRTX 5060と4060 Tiはどちらが良いですか?
A. 最新アーキテクチャ・将来のゲームへの対応を重視するならRTX 5060、現時点での価格帯当たりの性能や入手しやすさを重視するならRTX 4060 Tiという視点で比較できます。どちらも現行のフルHD〜軽いWQHD用途には有力な選択肢です。執筆時点での価格を確認した上でコストパフォーマンスを比較することをお勧めします。
Q. グラボに必要な電源容量の目安は?
A. エントリー〜ミドルクラス(RTX 3050〜4060)では600〜750W、ミドルハイ(RTX 4060 Ti・2070 SUPER)では750〜850W、それ以上のハイエンドでは850W〜1000Wが一般的な推奨目安です。電源容量はGPU消費電力の2倍程度の余裕を持たせるのが安心とされています。
▶ あわせて読みたい:ゲーミングPC向け電源タップ人気おすすめ2選|雷ガード・個別スイッチで選ぶ
Q. 自作PCで旧世代グラボを選ぶメリットはありますか?
A. 中古・型落ちを前提にした場合、新品最安クラスよりも上位の性能が手に入るコストパフォーマンスが期待できる点がメリットです。ただし電力効率や最新の映像機能(DLSS 3以降・MFG等)には対応しないため、長期的な利用を考えると現行世代の検討もあわせてお勧めします。
- カスタムPCのGPU選びは「用途×予算」で決まる——フルHD60fpsならRTX 3050〜3060、フルHD高fpsならRTX 4060〜5060、WQHD対応を狙うならRTX 4060 Ti以上が目安
- VRAMはできれば8GB以上——重量級タイトルや将来の需要を考えると12GB(RTX 3060)も有力な選択肢
- 最新世代(RTX 5060)はDLSS 4・MFG対応で将来性あり——長期間使いたいなら現行または最新世代を優先
- 白いPC向けにはホワイトモデルも選択肢——RTX 5060 VENTUS WHITE等、カラー選びもカスタムPCの楽しみのひとつ
- 電源容量との適合確認は必須——GPU消費電力に対して余裕のある電源ユニットを選ぼう
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