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ゲームのインストールサイズは年々大きくなり、最新の大型タイトルは1本で100GBを超えることも珍しくありません。気づけばストレージが満杯で「新しいゲームが入らない」という悩みは、ゲーミングPCユーザーの定番トラブルです。そこで候補に挙がるのが、手軽に大容量を足せる外付けHDDです。
ただし、外付けHDDは「とりあえず安く容量を増やしたい」場面では優秀でも、ゲームを快適に動かす保存先としては必ずしも最適ではありません。この記事では、ゲーミングPCに外付けHDDが本当に必要なのか、内蔵SSDや外付けSSDとどう使い分けるべきかを、公開情報や一般的な評判をもとに初心者向けに整理します。なお、ストレージと並んで快適さを左右するメモリの基礎は親ページゲーミングPCのメモリとは?目安・選び方を徹底解説でも解説しています。
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ゲーミングPCに外付けHDDは必要?まず役割を整理しよう
結論から言うと、外付けHDDは「必須ではないが、用途を選べば便利」な周辺機器です。ゲーミングPCには通常、起動ドライブとして高速な内蔵SSD(NVMe)が搭載されているため、OSやよく遊ぶゲームはそちらに入れるのが基本です。
そのうえで外付けHDDが活きるのは、容量単価が安く、大量のデータを安価に保管できるという強みを活かす場面です。具体的には次のような使い方が向いています。
一方で、頻繁に遊ぶゲームの常用ドライブとしてはHDDの読み込み速度がネックになりやすい点には注意が必要です。回転するディスクを使うHDDは、SSDに比べてランダムな読み込みが苦手で、ロード時間が長くなりがちとされています。
外付けHDDにゲームをインストールしても動く?速度の現実
「外付けHDDにゲームを入れて遊べるのか」という疑問はよく見られます。技術的には、外付けHDDにゲームをインストールして起動すること自体は可能です。SteamやEpic Games Launcherなどは、インストール先のドライブを選べる仕組みになっています。
ただし快適さは別問題です。HDDはSSDに比べて読み込み速度が大きく劣るため、マップの読み込みやテクスチャの表示が遅れ、ロード時間が長くなりやすいとされています。とくにオープンワールド系や、ステージ切り替えが多いタイトルでは差を感じやすい傾向です。
また、近年は「SSD必須」を推奨環境に掲げるゲームが増えている点も見逃せません。HDDでは公式に動作保証外となる場合や、極端にロードが伸びてプレイに支障が出るケースもあるため、最新の重量級タイトルをHDDで常用するのは現実的ではありません。
Web上では「インディーや軽めのゲームならHDDでも十分」「重いゲームはロードが長くてストレスだった」という両方の声が見られ、タイトルの重さによって体感差が大きいことがうかがえます。
外付けHDD・外付けSSD・内蔵SSDの違いと使い分け
ストレージ選びで迷ったら、まず3つの選択肢の特徴を押さえると判断しやすくなります。それぞれ速度・容量単価・持ち運びやすさのバランスが異なるため、目的に合わせて選ぶのがコツです。
▶ あわせて読みたい:PCゲーミング用外付けSSD人気おすすめ4選|速度・容量・耐久性で比較
| 種類 | 速度の傾向 | 容量単価 | 主な用途 | ゲーム常用 |
|---|---|---|---|---|
| 内蔵SSD(NVMe) | 非常に速い | やや高い | OS・よく遊ぶゲーム | 最適 |
| 外付けSSD | 速い | 中程度 | ゲーム拡張・持ち運び | 条件付きで可 |
| 外付けHDD | 遅い | 安い | 大容量保管・バックアップ | 非推奨 |
つまり、「速さが欲しいなら内蔵SSDや外付けSSD」「安く大容量を保管したいなら外付けHDD」という住み分けになります。ゲーミングPCでは、内蔵SSDをメインに使いつつ、外付けは目的別に足すのが王道です。
ゲーミングPC用の外付けストレージの選び方
外付けストレージを選ぶときは、容量だけでなく接続規格や用途を確認しておくと失敗しにくくなります。最低限おさえておきたいポイントを順に見ていきましょう。
1用途から速度を決める
ゲームを快適に動かしたいならSSD、保管が目的ならHDDというように、まず使い道を決めてから種類を選ぶのが基本です。常用ドライブにするならSSD一択と考えてよいでしょう。
2容量を見積もる
最新ゲームは1本100GB前後になることもあります。遊びたいタイトル数に余裕を持たせ、1TB以上を目安に選ぶと長く使えます。動画保管中心なら容量単価の安いHDDで大容量を狙うのも手です。
3接続規格(USB)を確認する
外付けの速度はUSB規格に左右されます。USB3.2 Gen2(10Gbps)対応なら外付けSSDの速度を活かしやすいです。PC側のポートが対応しているかも合わせて確認しましょう。
4信頼できるブランドを選ぶ
保存したデータは消えると取り返しがつきません。正規代理店保証のある定番ブランドを選ぶと安心感が高いです。極端に安い無名製品は容量表示や耐久性に不安が残る場合があります。
容量を増やすなら「外付けSSD」も検討したい
「外付けHDDを考えていたけれど、ゲームも快適に遊びたい」という人には、外付けSSDという選択肢が現実的です。HDDより容量単価は上がるものの、読み込みが速く、持ち運びもしやすいのが魅力です。ここでは、ゲーミングPCの容量拡張に使いやすい外付けSSDを、公開情報や評判をもとに紹介します。価格は変動するため、最新価格は各ストアのリンク先でご確認ください。
Crucial X9 外付SSD 1TB(Crucial)
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メモリ大手Micronの自社ブランドであるCrucialの外付けSSDで、USB3.2 Gen2接続で最大1050MB/sの転送に対応するとされる定番モデルです。コンパクトな筐体で持ち運びやすく、ゲーミングPCの容量拡張用として評判が安定しています。正規代理店保証が付く点も安心材料です。
主要スペック
| 容量 | 1TB |
| インターフェース | USB3.2 Gen2 |
| 最大転送 | 1050MB/s(公称) |
| 形状 | ポータブル |
SanDisk 外付SSD 1TB USB3.2 Gen2(SanDisk)
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フラッシュメモリで知られるSanDiskのポータブルSSDで、最大1050MB/sの高速転送に対応するとされる人気モデルです。コンパクトで頑丈なつくりが評価されており、ゲームデータの持ち出しや拡張先として使い勝手が良いと評判です。
主要スペック
| 容量 | 1TB |
| インターフェース | USB3.2 Gen2 |
| 最大転送 | 1050MB/s(公称) |
| 形状 | ポータブル |
エレコム ポータブルSSD 1TB(エレコム)
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国内メーカーのエレコムによるポータブルSSDで、PS5/PS4の動作確認がうたわれる扱いやすい大容量モデルです。サポートや入手性に定評があり、ゲーミングPCだけでなく家庭用ゲーム機の拡張にも使い回せる点が支持されています。
主要スペック
| 容量 | 1TB |
| インターフェース | USB3.2 Gen1 |
| 対応 | PS5/PS4・PC |
| 形状 | ポータブル |
外付けHDDを使うときの注意点
外付けHDDを安全に活用するために、いくつか押さえておきたいポイントがあります。HDDは衝撃や経年劣化に弱く、突然のデータ消失リスクがあるため、使い方には少し気を配りましょう。
とくに、外付けHDDを唯一のバックアップ先にしないことが大切です。HDDはいつか必ず寿命を迎える消耗品と考え、重要なデータはクラウドや別ドライブにも分散させておくと安心です。
よくある質問(FAQ)
Q. 外付けHDDにインストールしたゲームはそのまま遊べますか?
A. 多くの場合、SteamなどのランチャーでインストールドライブとしてHDDを指定すれば起動できます。ただし読み込み速度が遅くロードが長くなりやすいため、頻繁に遊ぶゲームは内蔵SSDや外付けSSDに置くのがおすすめです。
Q. 外付けHDDと外付けSSD、ゲーム用にはどちらが良いですか?
A. 快適さを重視するなら外付けSSDが有利です。HDDは容量単価が安いので、遊ぶゲームはSSD、保管や録画データはHDDと役割を分けるのが賢い使い方です。
Q. どれくらいの容量を選べばいいですか?
A. 最新ゲームは1本で100GB前後になることもあるため、複数タイトルを入れるなら1TB以上が目安です。動画やバックアップ中心なら、容量単価の安いHDDで2TB以上を狙うのも選択肢です。
Q. 内蔵SSDを増設するのと外付け、どちらが良いですか?
A. 常用ドライブとして最も快適なのは内蔵SSDの増設です。ただし分解に抵抗がある人や持ち運びたい人は外付けが手軽で、用途次第で選び分けるとよいでしょう。
まとめ:外付けHDDは「保管役」、ゲームはSSDが基本
- 外付けHDDは必須ではないが、大容量を安く保管したい場面で便利
- 頻繁に遊ぶゲームは内蔵SSDや外付けSSDが快適で、HDD常用は非推奨
- 外付けHDDにゲームを入れても起動はできるが、ロードが長くなりやすい
- 容量拡張で速度も欲しいなら外付けSSD、保管中心ならHDDと使い分ける
- HDDは消耗品。大切なデータは別の場所にもバックアップを
ゲーミングPCのストレージは、速さが必要な部分はSSD、安く大量に保管したい部分はHDDという役割分担が基本です。自分のプレイスタイルに合わせて組み合わせれば、容量不足のストレスから解放され、快適なゲーム環境を保てます。まずは今の使い方を見直し、足りない部分を必要なストレージで補っていきましょう。
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