イヤホン・ヘッドホン(一般オーディオ)

左右独立イヤホンは配信者向けに使える?遅延・マイク・連続再生の疑問に回答

※当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、記事内に広告(PR)を含む場合があります。

左右独立イヤホンでの配信は成立します。判断が分かれるのは接続方式とマイクの扱いの2点です。

左右をつなぐケーブルが無いぶん、配線が首元で擦れず、その音がマイクに乗ることもありません。分かれ道は、映像と音のズレをどこまで抑えたいかと、イヤホンのマイクを配信の声にするかの2つです。

配信者から実際に出る問いをそのまま見出しに並べ、それぞれの冒頭で先に答えます。確認する表記、遅延の切り分け、電池の持たせ方、条件別の1台の順にたどってください。

📖 目次(タップで開閉)

左右独立イヤホンは配信者向けに使える?

左右独立イヤホンは配信者向けに使える?の6つのチェックポイント(図解)

使えます。左右をつなぐケーブルが無い分、椅子の移動やコントローラー操作の邪魔になりにくく、雑談・歌配信・ゲーム実況のいずれでも実用になります。左右がケーブルでつながるネックバンド型や、機器まで有線でつなぐタイプと違い、ケーブルが首元や服で擦れる音がマイクに乗らないのも、配信で左右独立を選ぶ理由になります。判断が分かれるのは①映像と音のズレを抑えたいか②イヤホンのマイクを配信の声として使うか、の2点です。①が要るならドングルでの2.4GHz接続、②を避けられるなら別のマイクを配信ソフトの入力に選ぶ、で解決します。

言葉の線引きを先に固めます。この記事で扱う「左右独立」は、左右のイヤホンがケーブルでつながっていないタイプです。左右が首の後ろでつながるネックバンド型と、機器まで一本のケーブルで届く有線タイプは別物として扱います。配信での差は音質より先に、ケーブルが体と擦れるかどうかに出ます。

配信スタイル別に、優先する接続方式とマイクの扱いを整理します。

配信スタイル 優先する接続方式 マイクの扱い
雑談配信 Bluetoothで足りる イヤホンのマイクでも成立する。声を作り込むなら別マイクへ
歌配信 Bluetoothで足りる 別マイクを配信ソフトの入力に選ぶ
ゲーム実況 ドングルでの2.4GHz接続を優先する 別マイクにして、イヤホンは聞く側に専念させる

配信に使う左右独立イヤホンは、どの表記を確認すればいい?

左右独立イヤホン 配信者向けのイメージ写真(配信に使う左右独立イヤホンは、どの表記を確認すればいい?)

確認するのは6項目です。①接続方式(2.4GHz接続が書かれているか、ドングルの同梱まで書かれているか、Bluetoothのバージョンはいくつか、2.4GHzとBluetoothの両方が書かれていて切り替えて使えるか)②バッテリー/再生時間の表記③遅延のミリ秒の表記④通話時のノイズ低減の名称(cVc、ENC等)とマイクの表記⑤防塵防水の等級⑥対応機器(PS5・Switch・PC・スマホ)の並び。この6つが商品ページに数値または名称で書かれているかどうかが、配信で使えるかの分かれ目です。書かれていない項目は「非搭載」ではなく「確認できない」として扱います。6項目すべてが埋まる機種はまれで、空欄があること自体は候補から外す理由になりません。自分の配信で譲れない項目が埋まっているかで判断し、譲れない項目が書かれていないなら別の機種を見るのが安全です。

この6項目は、この先の見出しでも、最後に1台を指名する理由でも同じ物差しとして使います。とくに①の「切り替えて使えるか」と⑤防塵防水・⑥対応機器は、ほかの欄が埋まらない機種を候補に残すかを決める軸になります。

確認する項目 ソニー INZONE Buds WF-G700N SteelSeries Arctis GameBuds EarFun Air Pro 3 書かれていないときの考え方
接続方式 低遅延2.4GHzワイヤレス接続/USB Type-Cトランシーバー同梱/LE Audio対応 2.4GHz/Bluetooth 5.3(ドングルとUSB端子の形状は商品ページに記載がありません) Bluetooth 5.3(2.4GHzは商品ページに記載がありません) 2.4GHzが書かれていない機種は、Bluetoothでの運用を前提に組み立てる
バッテリー/再生時間の表記 最大約24時間バッテリー 商品ページに記載がありません 最大45時間再生 数値が無い場合は、必要な時間を満たすかを確認できない項目として扱う
遅延の数値 商品ページに記載がありません(「低遅延」の表記のみ) 商品ページに記載がありません 超低遅延55ms ミリ秒が無いことは遅いという意味ではなく、比べる材料が無いということ
マイク・通話 マイク付き 商品ページに記載がありません cVc8.0通話ノイズリダクション 別マイクで配信すると決めているなら、この欄が空でも判断に響かない
防塵防水 商品ページに記載がありません IP55防塵防水 IPX5防水 汗や水滴がかかる場所で使うなら、等級の数字が書かれた機種を選ぶ
対応機器 PS5・スマホ・PC・Switch PS5・Switch・PC・スマホ 対応ゲーム機は商品ページに記載がありません つなぐ相手の名前が並んでいなければ、販売ページで最新の表記を確認する

表記は商品ページどおりです。測定条件や数え方が異なるため、単純に数値を比べることはできない目安として読んでください。

今回取り上げる3機種を商品ページ単位で1件ずつ数えると、2.4GHz接続が書かれているのは2機種、Bluetoothのみが書かれているのは1機種です(付属のドングルまで書かれているのは1機種。数えたのは商品ページに書かれている表記語で、機能の有無は数えていません)。

イヤホンのマイクだけで配信してもいい?音質はどうなる?

左右独立イヤホン 配信者向けのイメージ写真(イヤホンのマイクだけで配信してもいい?音質はどうなる?)

配信できます。ただしBluetooth接続のイヤホンでマイクまで使うと、聞こえる音も通話用の帯域に落ちます。Windows 11では、アプリがマイク入力を開くか、通話(Communications)扱いの音声を再生した時点で、ステレオ再生用のA2DPから通話用のHFPへ自動で切り替わります。Windows 10では自動で切り替わるのではなく、ステレオとハンズフリーが別々のデバイスとして表示され、ハンズフリーのマイクが開くとステレオ側への再生が止まります。HFPは8kHz(ナローバンド)か16kHz(ワイドバンド)で動くため、ゲーム音もBGMもこの帯域に合わせて再サンプリングされます(出典:Microsoft Learn「クラシック オーディオのBluetooth」)。声にこだわる配信では、イヤホンは聞く側に専念させ、マイクは別に用意するのが確実です。

Windows 10で「イヤホンが2つ表示される」正体も、ここにあります。ステレオ再生用のA2DPと通話用のハンズフリー(HFP)が別のデバイスとして作られるためです(同出典)。名前に「ハンズフリー」が付くほうが通話用で、再生先にこちらを選ぶと音が細くなります。

回避策は単純です。配信ソフトのマイク入力に別のマイクを選べば、イヤホンは再生側のプロファイルのまま動きます。イヤホンのマイクを配信の声には使わない、と決めるだけで済みます。

なお、ドングルを使う2.4GHz接続はBluetoothとは別の接続方式で、ここで説明したプロファイルの切り替えとは仕組みが異なります。ただし2.4GHzなら音の帯域が保たれる、という話ではありません。

音の通り道を整理します。

音の向き 通り道 ここで起きること
聞く(モニター) ゲーム機・PC → 配信ソフト → イヤホン 無線区間で、映像より音が遅れて聞こえる場面がある
話す(イヤホンのマイク) イヤホンのマイク → 配信ソフト → 視聴者 BluetoothではHFPに切り替わり、聞く側の帯域も下がる
話す(別マイク) 別マイク → 配信ソフト → 視聴者 イヤホンは再生側のプロファイルのまま残る

無線だと配信の音がズレる?遅延はどこで決まる?

左右独立イヤホン 配信者向けのイメージ写真(無線だと配信の音がズレる?遅延はどこで決まる?)

ズレの原因は1つではありません。イヤホンまでの無線区間、配信ソフトの処理、視聴側の再生の3か所に分かれます。手元で「映像より音が遅れて聞こえる」ならイヤホンまでの無線区間、視聴者側だけがズレを訴えるなら配信ソフトか回線側、と切り分けられます。イヤホン側で抑えたいなら、ドングルを使う2.4GHz接続や、商品ページに遅延のミリ秒が書かれている機種を選ぶのが早道です。数値の例として、EarFun Air Pro 3は超低遅延55msです。

手元の音だけ遅れて聞こえるときに見る場所

見るのはイヤホンまでの無線区間です。Bluetoothでつないでいるなら、ドングルを使う2.4GHz接続に切り替えられる機種かどうかを確かめてください。今回の3機種では、ソニー INZONE Buds WF-G700NとSteelSeries Arctis GameBudsが2.4GHzに対応します。

ミリ秒で比べたいなら、EarFun Air Pro 3の超低遅延55msのように数値が書かれた機種を候補にすると判断が早まります。

視聴者側にだけズレが出るときに見る場所

手元では合っているのに視聴者からズレを指摘されるなら、原因はイヤホンの外にあります。配信ソフトの同期設定と上り回線の安定度が見どころで、イヤホンを買い替えてもこの区間のズレは変わりません。

配信ソフト側には、自分の声や特定の音源を手元で聞き返す仕組みがあります。OBSでは「編集」から「オーディオの詳細プロパティ」を開いて音声モニタリングを設定します(出典:OBS Project公式ナレッジベース Audio Mixer Guide)。項目名は版で変わるため、入口だけ押さえて画面の表記に合わせてください。

ヘッドホンと左右独立イヤホン、配信者はどちらを選ぶ?

左右独立イヤホン 配信者向けのイメージ写真(ヘッドホンと左右独立イヤホン、配信者はどちらを選ぶ?)

「配信の映り」と「装着時間」で決まります。顔出し配信で髪型や画角を崩したくない、機材を映したくないなら左右独立イヤホンが向きます。逆に、長時間つけっぱなしで耳の穴の圧迫を避けたい人や、マイク付きの配信用ヘッドセットを1台で済ませたい人はヘッドホン型が向きます。判断の例を挙げると、1回1時間前後の雑談配信で顔を映すなら左右独立イヤホン、3時間を超えるゲーム実況で顔を映さないならヘッドホン型、というように配信1回の長さと顔出しの有無を先に決めてから形を選ぶと迷いません。音質そのものではなく、配信スタイルと装着時間で選ぶのが失敗しにくい判断軸です。

耳の中に挿すカナル型は周囲の音が聞こえにくくなりやすく、家族の呼びかけや宅配のチャイムに気づきにくい要素があります。来客のある時間帯に配信するなら、外音取り込みの有無や片耳での運用も考えておくと安心です。


Web上では左右独立イヤホン全般について、耳の密閉感が合うかどうかと、長時間つけたときの疲れ方には個人差が大きい、という声が目立ちます(傾向の要約)。

どちらの形を選んでも、マイクの扱いは「イヤホンのマイクだけで配信してもいい?音質はどうなる?」で述べた話がそのまま効きます。ヘッドホン型でもBluetoothでマイクを使えば同じ切り替えが起きます。

長時間配信でも電池はもつ?途中で切れないためにどうする?

左右独立イヤホン 配信者向けのイメージ写真(長時間配信でも電池はもつ?途中で切れないためにどうする?)

商品ページにバッテリー/再生時間の表記があるかどうかで判断します。商品ページによっては「連続再生時間」の名前で書かれていることもあり、呼び名は違っても見る場所は同じです。今回の3機種では、最大約24時間バッテリー(ソニー INZONE Buds WF-G700N)と最大45時間再生(EarFun Air Pro 3)の表記があり、SteelSeries Arctis GameBudsはバッテリー/再生時間が商品ページに記載がありません。この2つは「バッテリー」と「再生」で時間の数え方が違うため、24と45を並べて長い短いを比べることはできません。判断は数値の大小ではなく、必要な時間を満たす表記があるかどうかで行ってください。1回の配信が2〜3時間なら、配信の合間にケースへ戻す習慣のほうが効きます。ノイズキャンセリングのオン・オフや音量で実際の持ち時間は変わるため、公表値は上限の目安です。

配信前の電池の備え
・片側を使い、もう片側をケースで充電しながら交互に入れ替える
・配信の切れ目でケースへ戻す時間をあらかじめ組み込む
・必要な時間を満たす表記があるかを、買う前に商品ページで確かめる

片側交互の運用は、左右が独立している形ならではの持たせ方で、長い配信を続ける人ほど効いてきます。

充電は、ソニー INZONE Buds WF-G700NとSteelSeries Arctis GameBudsが急速充電に対応します。何分の充電で何時間使えるかは、どちらも商品ページに記載がありません。EarFun Air Pro 3はワイヤレス充電に対応します。

配信者向けに選ぶなら、具体的にどれ?

条件が3つに割れます。ドングルでの2.4GHz接続とLE Audio対応を条件にするならソニー INZONE Buds WF-G700N、2.4GHzとBluetoothを切り替えて使いたくIP55の防塵防水と対応ゲーム機の並びも欲しいならSteelSeries Arctis GameBuds、Bluetoothだけで通話のノイズ低減と長い再生時間を取りたいならEarFun Air Pro 3です。どれも6項目すべてが埋まるわけではないため、自分が譲れない項目で選びます。以下、3機種それぞれの商品ページ表記と、この条件の人には向かないという点を続けて書きます。

ソニー INZONE Buds WF-G700N(ソニー)

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


ソニー INZONE Buds WF-G700Nの基本情報

ドングルでの接続を条件にする人が最初に見る1台です。低遅延2.4GHzワイヤレス接続に対応し、USB Type-Cトランシーバーが同梱されます。挿すだけで2.4GHzの経路が用意されるので、映像と音のズレを抑えたいゲーム実況と噛み合います。

LE Audioに対応し、アクティブノイズキャンセリングと立体音響を備えます。バッテリーは最大約24時間で急速充電に対応し、マイク付きです。PS5・スマホ・PC・Switchに対応します。Fnatic監修、カラーはホワイトです。

向かない条件もはっきりしています。防塵防水とマルチポイントは商品ページに記載がありません。汗や水滴がかかる環境で使いたい人、PCとスマホを同時につないで切り替えたい人は、そこを確認できないため候補から外すのが安全です。掲載モデルはホワイトなので、機材の色を黒でそろえたい人にも合いません。

ソニー INZONE Buds WF-G700Nの主要スペック

接続 低遅延2.4GHzワイヤレス接続(USB Type-Cトランシーバー同梱)/LE Audio対応
ノイズキャンセリング アクティブノイズキャンセリング
音場 立体音響
バッテリー 最大約24時間
充電 急速充電
マイク マイク付き
対応機器 PS5・スマホ・PC・Switch
監修 Fnatic監修
カラー ホワイト
防塵防水・マルチポイント 商品ページに記載なし

SteelSeries Arctis GameBuds(SteelSeries)

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


SteelSeries Arctis GameBudsの基本情報

接続方式を切り替えて使いたい人向けです。2.4GHzとBluetooth 5.3の両方に対応し、ゲーム機に向けるときとスマホでの待機とで使い分けられます。ノイズキャンセリング(ANC)と急速充電を備え、IP55の防塵防水に対応します。PS5・Switch・PC・スマホに対応し、カラーはブラック、型番は61680です。

この機種を候補に残す理由は、6項目のうち①接続方式(2.4GHzとBluetooth 5.3の両方が書かれていて切り替えて使える)・⑤防塵防水(IP55)・⑥対応機器(PS5・Switch・PC・スマホ)の3項目が埋まっているためです。イヤホンのマイクを使わず別マイクで配信する人なら、書かれていない②バッテリーと④マイクは判断に関わりません。

逆に、向かない条件もそこにあります。バッテリー/再生時間とマイクが商品ページに記載がありません。長時間配信で電池の持ち時間を数値で確かめてから買いたい人、イヤホンのマイクを配信の声として使う前提の人は、判断材料が足りません。書かれていないことは非搭載を意味しないので、必要なら販売ページで最新の表記を確認してください。ドングルやUSB端子の形状も商品ページに記載がありません。

SteelSeries Arctis GameBudsの主要スペック

接続 2.4GHz・Bluetooth 5.3
ノイズキャンセリング ANC
充電 急速充電
防塵防水 IP55
対応機器 PS5・Switch・PC・スマホ
カラー ブラック
型番 61680
バッテリー・マイク・遅延の数値 商品ページに記載なし

EarFun Air Pro 3(EarFun)

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


EarFun Air Pro 3の基本情報

Bluetoothで完結させたい人向けです。完全ワイヤレスでBluetooth 5.3に対応し、43dBまでのノイズキャンセリングとQCC3071 SoCを搭載します。コーデックはaptX adaptiveに対応し、超低遅延55msの表記があるので、6項目のうち③を数値で埋められます。

cVc8.0通話ノイズリダクションに対応し、マルチポイント接続と専用アプリを備えます。再生は最大45時間、ワイヤレス充電とIPX5防水に対応し、カラーはブラックです。

向かない条件は接続方式です。ドングルでの2.4GHz接続は商品ページに記載がありません。ゲーム実況で映像と音のズレを最優先で抑えたい人には、接続方式の条件が合いません。LDACの表記も無く、対応コーデックはaptX adaptiveです。対応ゲーム機も商品ページに記載がないため、PS5やSwitchにつなぐ前提の人は販売ページで確認が必要です。

EarFun Air Pro 3の主要スペック

形状 完全ワイヤレス
接続 Bluetooth 5.3
ノイズキャンセリング 43dBまで
SoC QCC3071
コーデック aptX adaptive対応
遅延 超低遅延55ms
接続機能 マルチポイント接続・専用アプリ
通話 cVc8.0通話ノイズリダクション
再生 最大45時間
充電 ワイヤレス充電
防水 IPX5
カラー ブラック
2.4GHz・対応ゲーム機 商品ページに記載なし

3機種を選ぶ順番の形に並べ直します。

機種名 接続方式(商品ページ表記) 向かない条件 この人向け
ソニー INZONE Buds WF-G700N 低遅延2.4GHzワイヤレス接続(USB Type-Cトランシーバー同梱) 防塵防水とマルチポイントが確認できない ドングルで映像と音のズレを抑えたい人
SteelSeries Arctis GameBuds 2.4GHz・Bluetooth 5.3の切り替え バッテリーとマイクの表記が確認できない 別マイクで配信し、防塵防水と対応ゲーム機で選ぶ人
EarFun Air Pro 3 Bluetooth 5.3のみ 2.4GHz接続と対応ゲーム機が確認できない Bluetoothだけで通話品質と再生時間を取りたい人

この表は選ぶ順番を整理したものです。時間や等級の数値そのものは前半の確認表を見てください。向き・不向きは配信のやり方で変わります。

PCやゲーム機につなぐとき、何を確認すればいい?

左右独立イヤホン 配信者向けのイメージ写真(PCやゲーム機につなぐとき、何を確認すればいい?)

3点です。①ドングルを挿すUSB端子の空きがあるか。端子の形状まで書かれているのはソニー INZONE Buds WF-G700Nで、USB Type-Cトランシーバーが同梱されます。SteelSeries Arctis GameBudsは2.4GHz接続とBluetooth 5.3に対応します。端子の形状は商品ページに記載がありません(挿す前に本体側の端子を確かめてください)。②配信ソフトの「再生先」と「マイク入力」を別々に指定できているか。③そのゲーム機が商品ページの対応機器に並んでいるか。今回の3機種のうち、対応ゲーム機が書かれていないのはEarFun Air Pro 3です。特に②を分けておけば、Bluetoothのプロファイル切り替えを避けたまま無線イヤホンで配信できます。

配信ソフト側で「聞く先」と「話す先」を分ける

配信ソフトの音声設定では、聞くための出力先と配信に乗せるマイク入力を別々に選べます。イヤホンは出力先だけに指定し、マイク入力には別の機器を選んでください。

OBSの音声モニタリングも「編集」から「オーディオの詳細プロパティ」で設定します(出典:OBS Project公式ナレッジベース Audio Mixer Guide)。この2つを分けておくと、イヤホンが通話用のプロファイルへ移らずに済みます。

ゲーム機につなぐ前に対応機器の並びを見る

商品ページには対応する機器の名前が並びます。自分がつなぐゲーム機がその並びに入っているかを、購入前に確かめてください。

今回の3機種では、対応ゲーム機が書かれていない機種が1つあります。書かれていないことは非対応を意味しませんが、確かめられない以上は販売ページで最新の表記を見てから決めてください。

ほかに配信者からよく出る疑問は?

ほかに配信者からよく出る疑問は?の5つのポイント(図解)

残る疑問は5つです。①音ズレはネット回線でも起きるのか②専用アプリで何ができるのか③片耳だけで配信していいのか④左右一体型(ネックバンド)と何が違うのか⑤有線に戻したほうがいいのは誰か。先に答えます。①回線は視聴者側のズレに効く要素で、手元の遅れとは原因の場所が違います。②アプリは音の設定や操作の割り当てを変える窓口で、今回はEarFun Air Pro 3が専用アプリに対応します。③片耳運用はできて、もう片方をケースで充電しながら交互に使えます。④一体型は左右がケーブルでつながる形で、置き場所と紛失のしにくさが変わります。⑤配信中に電池残量を一切気にしたくない人は有線が確実です。以下、1問ずつ補足します。

配信の音ズレはネット回線が原因のこともある?

あります。ただし回線が効くのは視聴者へ届くまでの区間で、手元のイヤホンが遅れて聞こえる現象とは原因の場所が違います。手元では合っているのにコメントで「音が遅い」と言われるなら、配信ソフトのビットレート設定と上り回線を先に疑ってください。

イヤホンの専用アプリでは何ができる?

音の設定やボタン操作の割り当てを変える窓口になります。今回の3機種では、EarFun Air Pro 3が専用アプリに対応します。ソニー INZONE Buds WF-G700NとSteelSeries Arctis GameBudsは、専用アプリが商品ページに記載がありません。

片耳だけ使って配信してもいい?

できます。左右が独立しているので、片方を耳に入れたまま、もう片方をケースで充電しておけます。残量が減ったら左右を入れ替えれば、配信を止めずに使い続けられます。片耳が空くぶん、来客にも気づきやすくなります。

左右独立イヤホンと左右一体型(ネックバンド)は何が違う?

左右がケーブルでつながっているかどうかが違いです。左右独立はケーブルが首元に触れないので、配線の擦れ音が乗りにくく、頭の動きも制限されません。一体型は外したときに首へ掛けておけて、置き場所と紛失のしにくさで有利です。

有線イヤホンに戻したほうがいい人は?

配信中に電池残量を一切気にしたくない人です。有線なら充電の管理そのものが不要で、接続が切れる場面も減ります。無線の取り回しより「止まらないこと」を優先する配信スタイルなら、有線が確実です。

結局、配信者向けの左右独立イヤホンはどう決めればいい?

左右独立イヤホン 配信者向けのイメージ写真(結局、配信者向けの左右独立イヤホンはどう決めればいい?)

接続方式とマイクの扱いを先に決め、そのうえで1台を選びます。ドングルでの2.4GHz接続とLE Audio対応を条件にするならソニー INZONE Buds WF-G700N。2.4GHzとBluetoothを切り替えて使い、IP55の防塵防水とPS5・Switchへの対応で選ぶならSteelSeries Arctis GameBuds(電池とマイクの表記を条件にする人は別の機種へ)。Bluetoothだけで済ませ、cVc8.0の通話ノイズリダクションと最大45時間再生を取るならEarFun Air Pro 3です。声の質を最優先する配信なら、イヤホンは聞く側に専念させ、マイクは別に用意する運用に切り替えてください。

迷ったら確認表の6項目に戻り、譲れない項目が埋まっているかを見てください。この順番なら、書かれていない欄があっても判断は止まりません。

この記事はGGplay編集部が、各商品ページの表記と公開技術文書に沿ってまとめました。運営者の情報は運営者情報をご覧ください。

関連記事


Ggplay
実況用の左右独立イヤホン人気おすすめ10選|低遅延・マイク付きで選ぶ

実況用の左右独立イヤホン(完全ワイヤレス)の選び方とおすすめ10選を紹介。2.4GHzドングルや低遅延コーデック、マイク性能で選ぶコツを解説し、低遅延・通話重視・長時間の用途別に厳選しました。

続きを見る


Ggplay
配信者向けマイクの人気おすすめ10選|実況・ゲーム配信に最適な選び方

配信者向けのマイク選びを徹底解説。USBコンデンサーからXLR対応ダイナミックまで、実況やゲーム配信に最適な10モデルを予算別・タイプ別に厳選しました。指向性・接続方式・ミュート機能など失敗しない選び方もまとめています。

続きを見る


-イヤホン・ヘッドホン(一般オーディオ)
-