イヤホン・ヘッドホン(一般オーディオ)

PCとBluetoothイヤホンのペアリング方法|表示されない・切れる時の対処法

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スマホで使っているBluetoothイヤホンをパソコンにもつなごうとしたら、設定画面に名前が出てこない。ようやくつながったと思ったら音はスピーカーから鳴ったまま、会議アプリではマイクが認識されない。ワイヤレスイヤホンのPC接続は、こうした「あと一歩で止まる」つまずきが起こりやすい場面です。

この記事では、Windows・MacそれぞれのBluetoothイヤホンのペアリング方法を手順どおりに整理し、表示されない・音が出ない・途中で切れる・勝手に別の機器につながるといった症状ごとの対処法をまとめました。スマホと1台のイヤホンを共用したい人に向けた使い分けのコツと、PCとの併用がしやすい機種の候補まで通しで確認できます。

設定画面の名称やメニューの位置はOSのバージョンで変わることがあるため、ここでは考え方と探す場所を軸に説明します。読み終えるころには、つながらない原因を自分で切り分けられる状態を目指せます。

スマホでは普通に使えているワイヤレスイヤホンが、パソコンだと一覧に出てきません。壊れているんでしょうか……?

その症状のほとんどは故障ではありません。イヤホンが先にスマホへつながっているか、ペアリングモードに入っていないかのどちらかです。順番に切り分ければ数分で解決に近づきますよ。

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PCとBluetoothイヤホンのペアリングは3ステップで完了|症状別の切り分け早見表

PC Bluetoothイヤホン ペアリングのイメージ写真(PCとBluetoothイヤホンのペアリングは3ステップ)

PCとBluetoothイヤホンのペアリングは、手順そのものはとてもシンプルです。「PC側のBluetoothをオンにする」「イヤホンをペアリングモードにする」「設定の『デバイスの追加』から選ぶ」の3ステップで完了します。

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ペアリングとは、イヤホンとPCをお互いに登録して、次回以降は自動で接続できるようにする最初の紐づけ作業のことです。一度登録してしまえば、以降はイヤホンをケースから出すだけでつながる状態が想定されています。

1PC側のBluetoothをオンにする

Windowsは「設定」の「Bluetoothとデバイス」、Macは「システム設定」の「Bluetooth」を開いてスイッチをオンにします。項目自体が見当たらない場合は、そのPCにBluetooth機能が搭載されていない可能性があります。

2イヤホンをペアリングモードにする

充電ケースのボタン長押しなど、モデルごとに決められた操作で待機状態にします。ランプが点滅する挙動が採用されている製品が多く、この状態にならないとPC側の一覧には表示されません。

3「デバイスの追加」から製品名を選ぶ

PCの一覧に表示されたイヤホンの名前を選び、接続済みの表示に変われば完了です。パスキーの入力を求められた場合は、画面の指示に従って進めます。

うまくいかないときも、原因のパターンは限られています。次の早見表で自分の症状を先に特定しておくと、遠回りせずに対処へ進めます。

ペアリングに必要なもの|PCにBluetooth機能があるかを最初に確認する

必要なものは、Bluetooth機能のあるPCと、充電済みのBluetoothイヤホンの2つだけです。ノートPCは搭載している製品が主流ですが、デスクトップPCは搭載していない構成も珍しくありません。

確認方法は、Windowsなら「設定」に「Bluetoothとデバイス」の項目があるか、デバイスマネージャーに「Bluetooth」の欄があるかを見る方法が分かりやすいです。Macは「システム設定」に「Bluetooth」の項目があれば搭載されています。

項目が見つからない場合でも、あきらめる必要はありません。USB端子に挿すBluetoothアダプター(ドングル)を追加すれば、非搭載のPCでもワイヤレスイヤホンを使える構成にできます。この場合はアダプター側のドライバー導入が必要になることがあります。

症状別の早見表|表示されない・音が出ない・切れる・勝手につながるの4パターン

ペアリングでつまずく症状は、大きく4パターンに分かれます。まず自分がどれに当てはまるかを決めてから、対応するセクションへ進んでください。

症状 よくある原因 最初に試すこと 読むセクション
一覧に表示されない ペアリングモードに入っていない/別の機器に接続中 スマホのBluetoothをオフにしてから入れ直す 表示されない・ペアリングできない時の対処法5つ
接続済みなのに音が出ない 音の出力先がPCのスピーカーのまま サウンド設定で出力デバイスをイヤホンに変更 音が出ない・マイクが使えない時の設定確認
途中で音が途切れる・切れる 電波干渉/省電力設定/距離やバッテリー残量 PCとの距離を縮め、2.4GHz帯の機器から離す 音が途切れる・勝手に切れる時の見直しポイント
勝手に別の機器につながる スマホなど登録済み機器の自動接続 使わない機器側のBluetoothを一時的にオフ ペアリングの解除方法とPC・スマホの使い分け

※メーカー公表情報と口コミの傾向から編集部が整理した目安です。機種・使用環境・個体差により変わります。

WindowsとMacでBluetoothイヤホンをペアリングする方法【手順】

PC Bluetoothイヤホン ペアリングのイメージ写真(WindowsとMacでBluetoothイヤホン)

ここからは実際のペアリングのやり方を、手順ごとに追っていきます。Windows・Macとも考え方は共通で、「イヤホンを待機状態にしてから、PC側で探して選ぶ」という流れです。

設定画面の名称やメニューの位置はOSのバージョンによって変わることがあります。表記が一致しない場合は、設定内の検索欄に「Bluetooth」と入力して該当画面を探すと早いです。

手順1|イヤホンをペアリングモードにするやり方(ケースのボタン長押しが基本)

ペアリングモードとは、イヤホンが「新しい機器からの接続を受け付ける」待機状態のことです。完全ワイヤレスイヤホンでは、充電ケースにイヤホンを入れたままフタを開け、ケース側のボタンを長押しする操作が採用されている製品が多く見られます。

左右一体型やヘッドホンタイプでは、本体の電源ボタンを長押しする、専用ボタンを押すなど操作が分かれます。長押しの秒数やランプの点滅パターンはメーカー・モデルごとに異なるため、付属の取扱説明書やメーカーの製品ページで自分のモデルの操作を確認してください

なお、この待機状態にする操作はBluetooth規格に沿った共通の考え方で、価格帯やブランドを問わず流れは同じです。すでにPCへ一度登録したイヤホンは、2回目以降はこの操作をしなくても自動で再接続される設計が一般的です。

手順2|Windows 11・10の「Bluetoothとデバイス」から追加する

Windows 11では「スタート」から「設定」を開き、「Bluetoothとデバイス」を選びます。Bluetoothのスイッチをオンにしたうえで、「デバイスの追加」をクリックし、表示された種類の一覧から「Bluetooth」を選択します。

検索が始まったら、ペアリングモードにしたイヤホンの製品名が出てくるのを待ちます。名前をクリックして「接続済み」または「ペアリング済み」の表示に変われば登録は完了です。

Windows 10の場合は「設定」の「デバイス」から「Bluetoothとその他のデバイス」を開き、「Bluetoothまたはその他のデバイスを追加する」を選ぶ流れになります。画面構成は違っても、Bluetoothをオンにして追加メニューから探すという順番は変わりません。

手順3|Macの「システム設定」から接続する

Macでは、アップルメニューから「システム設定」を開き、サイドバーの「Bluetooth」を選びます。Bluetoothがオフの場合はオンに切り替えると、周辺のデバイスの検索が始まります。

「近くのデバイス」に表示されたイヤホンの名前の横にある「接続」を選べば登録できます。メニューバーにBluetoothのアイコンを表示させておくと、次回以降は設定画面を開かずに接続先を切り替えられて便利です。

macOSのバージョンによっては「システム環境設定」という名称の場合もあります。名称が違っても、Bluetoothの項目から一覧に出てきたデバイスを選ぶという操作は共通です。

手順4|接続後に音の出力先をイヤホンへ切り替える

ペアリングが完了しても、音がPCのスピーカーから鳴り続けることがあります。これは故障ではなく、音の出力先(再生デバイス)がイヤホンに切り替わっていないだけのケースがほとんどです。

Windowsではタスクバーの音量アイコンをクリックし、出力先の一覧からイヤホンの名前を選びます。「設定」の「システム」内にあるサウンドの項目からも、出力デバイスを指定できます。

Macは音量アイコンをクリックするか、「システム設定」の「サウンド」を開いて出力タブからイヤホンを選択します。ここまで済めば、通常の音楽再生や動画視聴はイヤホンから聞こえる状態になります。

スマホと共用する場合の分岐|マルチポイント対応かどうかで手順が変わる

1台のイヤホンをPCとスマホで共用したい場合、手順はイヤホンがマルチポイント接続に対応しているかどうかで2つに分かれます。まずは製品の販売ページや取扱説明書で、マルチポイントの記載があるかを確認してください。

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対応している場合は、PCとスマホの2台を同時に待ち受けできるため、つなぎ替えの操作をせずに音が出ている側へ切り替わる動作が想定されています。着信があればスマホ側に、PCで動画を再生すればPC側に音声が移る使い方ができます。

非対応の場合は、片方につながっていると、もう片方からは接続できません。PCで使いたいときは先にスマホ側のBluetoothをオフにし、PCとの接続が終わってからスマホ側を戻す、という順番が確実です。

なお、iPhoneでもAndroidでも、ペアリングの考え方そのものは同じです。複数の機器に登録しておくことと、同時に接続できることは別の機能なので、この違いは後半のセクションで詳しく整理します。

PCにBluetoothイヤホンが表示されない・ペアリングできない時の対処法5つ

PC Bluetoothイヤホン ペアリングのイメージ写真(PCにBluetoothイヤホンが表示されない・ペアリング)

「デバイスの追加」を押しても一覧にイヤホンの名前が出てこない、という相談はとても多い症状です。ここでは効果が出やすい順に5つの対処法を並べたので、上から順に試してください。

対処1|スマホなど別の機器に自動接続されていないか確認する

最初に疑うべきは、イヤホンがすでにスマホやタブレットへつながっている状態です。マルチポイント非対応のイヤホンは、他機器に接続中だとPCの検索一覧に表示されません

スマホのBluetoothを一時的にオフにするか、スマホ側の設定でイヤホンを「切断」してから、もう一度PCで検索し直してください。イヤホンが勝手に別の機器とつながってしまうのは、過去に登録した機器へ自動接続する仕様によるものです。

家族の端末やタブレットなど、身近に登録済みの機器が複数ある場合も同じ現象が起こります。まずは使いたいPC以外の機器を、電波の届かない場所へ移すか一時的にオフにするのが手軽です。

対処2|イヤホンをペアリングモードに入れ直し、PCのBluetoothをオフ→オンにする

ペアリングモードには制限時間が設けられている製品が多く、待機状態が解除されていると一覧に出てきません。イヤホンを一度ケースに戻してフタを閉じ、あらためてペアリングモードの操作をやり直してください。

あわせて、PC側のBluetoothもオフにしてから数秒待ち、もう一度オンにします。この単純な操作だけで検出されるようになるケースは多く、他の対処を試す前の基本動作として覚えておくと役立ちます。

それでも変化がない場合は、PC自体の再起動も試す価値があります。Bluetooth機能を管理しているソフトウェアが一時的に不安定になっている可能性が考えられるためです。

対処3|登録済みのデバイスを削除してペアリングをやり直す

過去に一度接続したことがあるのに今はつながらない、という場合は登録情報の不整合が疑われます。PCに残っている登録情報をいったん削除し、まっさらな状態から登録し直すと復帰することがあります

Windowsは「Bluetoothとデバイス」の一覧からイヤホンの右にあるメニューを開き、「デバイスの削除」を選びます。Macは「システム設定」のBluetooth画面でイヤホンの横のメニューから「削除」を選ぶ流れです。

削除後は、手順1のペアリングモードからやり直します。イヤホン側にも登録情報が残っているため、モデルによっては本体のリセット操作が案内されている場合があり、取扱説明書の記載を確認しておくと安心です。

対処4|Bluetoothドライバーの更新とトラブルシューティングツールを試す

PC側のソフトウェアが古い、あるいは不具合を起こしていることも原因になります。Windowsではデバイスマネージャーを開き、「Bluetooth」の項目からアダプターを右クリックして「ドライバーの更新」を実行します。

Windows Updateを最新の状態にしておくことも有効です。設定内の「トラブルシューティング」からBluetooth向けの項目を実行すると、自動で問題を検出して修復を試みる機能も用意されています。

Macの場合はドライバーを個別に更新する操作はなく、OSのアップデートで対応します。デバイスマネージャーにBluetoothの項目が黄色い警告マーク付きで表示されている場合は、アダプターやドライバー側の問題が想定されます。

対処5|バッテリー残量・距離・2.4GHz帯の電波干渉を見直す

イヤホンの充電が極端に少ないと、ペアリングモードに入れなかったり接続がすぐ切れたりします。まずは充電ケースごと十分に充電してから再挑戦してください。

距離も重要で、PCとイヤホンを近づけ、間に金属製のデスクや厚い壁がない位置で操作すると安定しやすくなります。Bluetoothは2.4GHz帯を使うため、無線LANルーターや電子レンジ、USB3.0対応の外付けSSD・ハブの近くでは干渉を受けやすくなります

デスクトップPCで前面のUSB端子にBluetoothアダプターを挿している場合、PCケース内部からのノイズや設置位置の影響を受けることもあります。USB延長ケーブルでアダプターを机の上まで引き出すと、状況が改善する場合があります。

ペアリング済みなのに音が出ない・マイクが使えない時の設定確認

PC Bluetoothイヤホン ペアリングのイメージ写真(ペアリング済みなのに音が出ない・マイクが使えない時の設定確認)

接続は完了しているのに音が鳴らない、会議アプリで相手に声が届かない、というのはペアリングとは別の設定が原因です。PCは「再生する機器」と「録音する機器」を別々に管理しているため、それぞれを指定する必要があります。

出力デバイスの選び直し|「ステレオ」と「ハンズフリー」で音質と挙動が変わる

Windowsの出力デバイス一覧には、同じイヤホンが「ステレオ」と「ハンズフリー(ヘッドセット)」の2種類で表示されることがあります。音楽や動画を良い音で聴きたいときはステレオ、マイクを使う通話や会議ではハンズフリー側が選ばれる仕組みです。

ハンズフリー側が選ばれていると、音質が電話のようにこもって聞こえることがあります。音楽を聴いていて急に音がこもったと感じたら、何かのアプリがマイクを使い始めた可能性を疑ってください。

音質を優先したい場合は、サウンド設定でステレオ側を出力デバイスに指定します。ただしこの状態ではイヤホンのマイクが使えなくなるため、用途に応じて切り替える運用になります。

通話・会議アプリ側で入力デバイスをイヤホンのマイクに指定する

Webのビデオ会議ツールや通話アプリは、多くの場合アプリ内に独自のデバイス設定を持っています。PC全体の設定でイヤホンを選んでいても、アプリ側がPC内蔵マイクを指定していれば声はそちらから拾われます。

アプリの設定画面から音声(オーディオ)の項目を開き、入力デバイスにイヤホンの名前を指定してください。多くのアプリにはテスト機能があり、話した声のレベルが動くかで確認できます。

それでも入力が認識されない場合は、Windowsの「プライバシーとセキュリティ」でマイクへのアプリのアクセスが許可されているかも確認します。Macでも「プライバシーとセキュリティ」のマイク項目で、該当アプリの許可状態を見直します。

音が途切れる・勝手に切れる・自動接続しない時の見直しポイント

PC Bluetoothイヤホン ペアリングのイメージ写真(音が途切れる・勝手に切れる・自動接続しない時の見直しポイント)

つながるものの安定しない、という症状は、電波環境とPCの省電力設定が関係していることが多い部分です。ここではWindowsで見直せる設定を中心に整理します。

電源管理の「電力の節約のためにデバイスをオフにできる」を外す

Windowsには、使っていないデバイスの電源を自動で落として節電する仕組みがあります。この設定がBluetoothアダプターに効いていると、一定時間操作しないだけでイヤホンとの接続が勝手に切れる動作につながります

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デバイスマネージャーで「Bluetooth」の項目を開き、アダプターのプロパティから「電源の管理」タブを表示します。「電力の節約のために、コンピューターでこのデバイスの電源をオフにできるようにする」のチェックを外して適用してください。

ノートPCではバッテリー消費がわずかに増える可能性がありますが、接続の安定を優先したい場面では有効な設定です。あわせて電源プランを「バランス」以上にしておくと、省電力による切断が起きにくくなります。

スリープ・再起動のたびにつながらない時に見直す設定

スリープから復帰したあとに自動接続しない場合は、イヤホンを一度ケースに戻してから取り出すと再接続されることが多いです。それでも戻らないときは、PC側のBluetoothをオフ・オンで切り替える操作を試します。

毎回同じ症状が起きるなら、対処3の要領で登録を削除して入れ直すと改善する場合があります。イヤホン側が最後に接続した機器を優先して探しにいく仕様のため、スマホが近くにあると先に取られている可能性も考えられます。

また、Windowsの高速スタートアップが有効だと、シャットダウン後の起動時に周辺機器の認識が不安定になることがあります。再起動では問題ないのにシャットダウン後だけつながらない場合は、この設定を見直す価値があります。

ペアリングの解除方法とPC・スマホの使い分け

PC Bluetoothイヤホン ペアリングのイメージ写真(ペアリングの解除方法とPC・スマホの使い分け)

使わなくなった機器の登録を消したい、複数の機器で1台のイヤホンを回したい、という場面では解除の考え方を知っておくと迷いません。混同されやすい用語を操作単位で整理します。

PCからペアリングを解除する手順|「切断」と「デバイスの削除」の違い

PC上の操作には「切断」と「削除」の2つがあり、意味がまったく異なります。切断は登録を残したまま接続を一時的に切る操作、削除は登録情報そのものを消す操作です。

一時的にスマホへ音を移したいだけなら切断で十分で、次回はワンクリックで戻せます。譲渡や不具合のリセット目的なら削除を選び、再度使うときはペアリングモードからやり直します。

Windowsは「Bluetoothとデバイス」の一覧からイヤホン横のメニューを開き、「切断」または「デバイスの削除」を選択します。Macは「システム設定」のBluetooth画面で、デバイス名の横のメニューから「接続解除」「削除」を選ぶ形です。

複数台に登録できる?マルチペアリングとマルチポイントの違い

混同されやすいのがこの2つの用語です。マルチペアリングは複数の機器を記憶できる機能、マルチポイントは複数の機器と同時に接続を保てる機能を指します。

マルチペアリングのみの製品は、PCとスマホの両方を登録できても、実際につながるのは一度に1台です。使いたい機器へ切り替えるたびに、もう一方を切断する操作が必要になります。

一方マルチポイント対応なら、PCとスマホの2台を同時に待ち受けたまま使えます。在宅ワークやPCゲームとスマホを行き来する人ほど、マルチポイント対応かどうかが日々の快適さを左右します

PCとiPhone・Androidスマホで1台のイヤホンを使い分けるコツ

マルチポイント非対応のイヤホンで使い分ける場合は、「今使わない側のBluetoothをオフにする」という運用が確実といえます。切り替えのたびに登録し直す必要はなく、電源のオンオフだけで済みます。

マルチポイント対応の場合は、専用アプリで同時接続の有効・無効を設定できる製品もあります。意図しない機器へ音が移るのが気になるときは、アプリ側で接続先を管理すると扱いやすくなります。

iPhoneでもAndroidでも、ペアリングの手順は「イヤホンを待機状態にして一覧から選ぶ」で共通です。100円ショップなどで販売されている低価格の製品でも、Bluetooth規格に沿っていれば流れは同じと考えて問題ありません。

PCとのペアリングがしやすいBluetoothイヤホンおすすめ5選

今のイヤホンがどうしても安定しない場合や、PCとスマホの2台運用を前提に買い替えたい場合の候補を紹介します。ここではBluetoothバージョン・最大再生時間・マルチポイント接続・ノイズキャンセリングの4点を軸に、販売ページで仕様が確認できるモデルを選びました。

いずれも完全ワイヤレスかつマルチポイント接続に対応した製品で、PCとスマホをまたいで使いたい人に向く構成です。価格は執筆時点の目安であり変動するため、最新の情報は各ストアのリンク先で確認してください。

第1位:EarFun Air Pro 3(EarFun)

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EarFun Air Pro 3の基本情報

マルチポイント接続とaptX adaptive対応が販売ページに明記されており、PCとスマホの2台待ち受けを前提に選びやすいモデルです。超低遅延55msの表記があるため、PCでの動画視聴やカジュアルなゲームでも口の動きと音のずれが気になりにくいと評価されています。

ノイズキャンセリングは43dBまでという記載で、在宅ワーク中の環境音対策としても選ばれています。ワイヤレス充電にも対応しており、デスク周りでの取り回しがしやすい構成です。

メリット
  • マルチポイント接続対応で、PCとスマホを行き来しやすい
  • 超低遅延55msの表記があり、動画や配信の音ずれを抑えやすい
  • 最大45時間再生とワイヤレス充電に対応し、充電の手間が少ない
注意点
  • 低遅延の効果は接続する機器側のコーデック対応状況にも左右される
  • 防水はIPX5表記のため、水没を伴う使い方は想定されていない

EarFun Air Pro 3の主要スペック

Bluetoothバージョン Bluetooth 5.3
最大再生時間 最大45時間再生
マルチポイント接続 対応
ノイズキャンセリング 43dBまでノイズキャンセリング

EarFun Air Pro 3の口コミ

Web上では「PCとスマホの切り替えが手間にならない」「価格のわりに機能が多い」という声が見られます。一方で「アプリの設定を触らないと本領を発揮しにくい」という指摘も見られます。

第2位:SOUNDPEATS C30(SoundPEATS)

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SOUNDPEATS C30の基本情報

最大52時間再生とBluetooth6.0の表記があり、長時間のPC作業に付き合わせる用途で候補に挙がるモデルです。マルチポイントに対応しているため、PCで作業しながらスマホの着信を取る使い方にも向きます。

LDACとHi-Res音質への対応が明記され、音質面を重視する人にも選ばれています。急速充電は10分で3時間という記載があり、うっかり充電を忘れたときにも立て直しやすい設計です。

メリット
  • 最大52時間再生で、終日のPC作業でも充電の頻度を抑えやすい
  • LDAC・Hi-Res音質対応で、音楽用途にも兼用しやすい
  • IP54の防塵防滴表記があり、持ち歩き用途にも対応する
注意点
  • LDACでの再生には、接続する機器側の対応が前提になる
  • カナル型のため、耳の形によっては装着感の好みが分かれる

SOUNDPEATS C30の主要スペック

Bluetoothバージョン Bluetooth 6.0
最大再生時間 最大52時間再生
マルチポイント接続 対応
ノイズキャンセリング -52dBハイブリッドANC

SOUNDPEATS C30の口コミ

Web上では「バッテリーの持ちに余裕がある」「価格を考えると音の情報量が多い」という声が見られます。一方で「イヤーピースを替えないと遮音が甘く感じる」という指摘も見られます。

第3位:Anker Soundcore P31i(Soundcore)

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Anker Soundcore P31iの基本情報

Bluetooth 6.1と最大50時間再生の表記を持つ、アクティブノイズキャンセリング搭載の入門モデルです。マルチポイント接続にも対応しており、最初の1台としてPCとスマホの併用を試したい人に向きます。

販売ページにはPSE技術基準適合の記載もあり、購入後の扱いやすさを重視する人からも選ばれています。機能を絞り込んだ構成のぶん、設定に迷いにくい点も特徴です。

メリット
  • Bluetooth 6.1対応で、比較的新しい世代の接続仕様を採用
  • マルチポイント接続に対応し、2台運用を手頃に始めやすい
  • 最大50時間再生でバッテリー面の不安が少ない
注意点
  • 防水等級は販売ページに記載がなく非公表のため、雨天時の使用は慎重に
  • ノイズキャンセリングの強度を示す数値は非公表

Anker Soundcore P31iの主要スペック

Bluetoothバージョン Bluetooth 6.1
最大再生時間 最大50時間再生
マルチポイント接続 対応
ノイズキャンセリング アクティブノイズキャンセリング

Anker Soundcore P31iの口コミ

Web上では「操作がシンプルで扱いやすい」「電池持ちが良く普段使いしやすい」という声が見られます。一方で「上位モデルと比べると機能はシンプル」という指摘も見られます。

第4位:QCY MeloBuds Pro(QCY)

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QCY MeloBuds Proの基本情報

低遅延ゲームモードとマルチポイント接続の両方が販売ページに明記されており、PCゲームとスマホの併用を想定しやすいモデルです。ハイレゾやLDACへの対応、360°空間オーディオといった機能も備えています。

外音取り込みモードや装着検出機能も搭載され、在宅と外出で使い回したい場面にも対応します。最大34時間再生と専用アプリ対応で、細かな設定を自分好みに詰めたい人にも向く構成です。

メリット
  • 低遅延ゲームモードを搭載し、PCゲーム用途にも配慮されている
  • マルチポイント接続と装着検出で、機器の行き来がしやすい
  • LDAC対応・360°空間オーディオなど音の機能が幅広い
注意点
  • 再生時間は今回の5機種のなかでは短めの表記
  • 機能が多いぶん、初期設定でアプリを開く手間がかかりやすい

QCY MeloBuds Proの主要スペック

Bluetoothバージョン Bluetooth 5.3
最大再生時間 最大34時間再生
マルチポイント接続 対応
ノイズキャンセリング ノイズキャンセリング搭載

QCY MeloBuds Proの口コミ

Web上では「ゲームモードの遅延の少なさが助かる」「多機能で価格に納得できる」という声が見られます。一方で「設定項目が多く最初はやや戸惑う」という指摘も見られます。

第5位:Xiaomi REDMI Buds 8 Lite(Xiaomi)

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Xiaomi REDMI Buds 8 Liteの基本情報

小型軽量をうたう構成で、PCとスマホの間を持ち歩いて使いたい人に向くモデルです。マルチポイント接続に対応し、販売ページにはiPhone・Android対応と明記されています。

12.4mmドライバーと最大36時間再生、カスタムEQに対応した専用アプリを備えます。機能を絞りつつも2台運用の要点は押さえており、サブ機やはじめての1台として検討しやすい位置づけです。

メリット
  • 小型軽量設計で、持ち歩きながらの併用がしやすい
  • マルチポイント接続対応で、PCとスマホの待ち受けを両立できる
  • 専用アプリのカスタムEQで音の好みを調整しやすい
注意点
  • 防水等級は販売ページに記載がなく非公表
  • ノイズキャンセリングの強度を示す数値は非公表

Xiaomi REDMI Buds 8 Liteの主要スペック

Bluetoothバージョン Bluetooth 5.4
最大再生時間 最大36時間再生
マルチポイント接続 対応
ノイズキャンセリング ノイズキャンセリング搭載

Xiaomi REDMI Buds 8 Liteの口コミ

Web上では「軽くて長時間つけていられる」「価格を抑えつつ必要な機能がそろっている」という声が見られます。一方で「静かな場所では機能の差を感じにくい」という指摘も見られます。

PC向けBluetoothイヤホンの人気おすすめ比較表まとめ

PC Bluetoothイヤホン ペアリングのイメージ写真(PC向けBluetoothイヤホンの人気おすすめ比較表まとめ)

今回紹介した5機種を、販売ページに記載のある4項目で並べました。PCとスマホの2台運用が前提なら、マルチポイント接続の有無と再生時間から見比べると絞り込みやすくなります。

製品名/ブランド Bluetoothバージョン 最大再生時間 マルチポイント接続 ノイズキャンセリング 商品
EarFun Air Pro 3(EarFun) Bluetooth 5.3 最大45時間再生 対応 43dBまでノイズキャンセリング 商品を見る
SOUNDPEATS C30(SoundPEATS) Bluetooth 6.0 最大52時間再生 対応 -52dBハイブリッドANC 商品を見る
Anker Soundcore P31i(Soundcore) Bluetooth 6.1 最大50時間再生 対応 アクティブノイズキャンセリング 商品を見る
QCY MeloBuds Pro(QCY) Bluetooth 5.3 最大34時間再生 対応 ノイズキャンセリング搭載 商品を見る
Xiaomi REDMI Buds 8 Lite(Xiaomi) Bluetooth 5.4 最大36時間再生 対応 ノイズキャンセリング搭載 商品を見る

※商品ページの表記をもとに編集部が整理したものです。仕様は変更される場合があるため、購入前に商品ページをご確認ください。

PCとBluetoothイヤホンのペアリングに関するよくある質問(FAQ)

PC Bluetoothイヤホン ペアリングのイメージ写真(よくある質問)

Bluetoothイヤホンのペアリングモードのやり方は?

完全ワイヤレスイヤホンでは、充電ケースにイヤホンを入れてフタを開け、ケースのボタンを長押しする操作が一般的です。ランプが点滅する挙動で待機状態を知らせる製品が多く見られます。長押しの秒数や操作するボタンはメーカー・モデルで異なるため、付属の取扱説明書で自分のモデルの手順を確認してください。

Bluetoothイヤホンがペアリングできないのはなぜ?

特に多いのは、イヤホンがスマホなど別の機器にすでに接続されているケースと、ペアリングモードに入っていないケースの2つです。まず他の機器のBluetoothをオフにし、イヤホンをケースに戻してから待機状態にし直してください。それでも表示されないときは、PC側のBluetoothをオフ・オンで切り替え、登録済みの情報を削除してやり直すと改善する場合があります。

Bluetoothイヤホンのペアリングを解除するには?

PC側の設定画面から「切断」または「デバイスの削除」を選ぶことで解除できます。切断は登録を残したまま接続だけを切る操作、削除は登録情報そのものを消す操作という違いがあります。一時的に別の機器で使いたいだけなら切断、譲渡や不具合のリセット目的なら削除を選ぶ、と使い分けるのが分かりやすいです。

Bluetoothイヤホンは複数の機器にペアリングできる?

多くの製品は複数の機器を記憶できますが、同時に接続できるかは別の話です。複数を記憶する機能をマルチペアリング、複数と同時に接続を保つ機能をマルチポイントと呼びます。PCとスマホを同時に待ち受けたい場合は、販売ページにマルチポイント接続の記載がある製品を選んでください。

同じイヤホンをPCとiPhoneで使い分けられる?

使い分けは可能です。マルチポイント対応なら2台同時に待ち受けられ、つなぎ替えの操作が不要になります。非対応の場合は、使わない側のBluetoothをオフにしてからもう一方へ接続する運用にすると、切り替えのたびに登録し直す必要がなくなります。

Bluetoothイヤホンが勝手に別の機器とペアリングされるのはなぜ?

過去に登録した機器へ自動で接続しにいく仕様が働いているためです。電源を入れた際に近くにあるスマホやタブレットを先に見つけると、そちらへつながってしまいます。気になる場合は、使わない機器側でイヤホンの登録を削除するか、その機器のBluetoothをオフにしておくと起こりにくくなります。

まとめ|つながらない時はまず「別の機器につながっていないか」と「ペアリングモード」を疑う

PC Bluetoothイヤホン ペアリングのイメージ写真(まとめ)

PCとBluetoothイヤホンのペアリングは、Bluetoothをオンにし、イヤホンを待機状態にして、デバイスの追加から選ぶという3ステップで完了します。つまずいたときは、症状を4パターンに切り分けてから対処へ進むと遠回りせずに済みます。

特に「一覧に表示されない」の大半は、故障ではなく別の機器への自動接続かペアリングモード未設定が原因です。音が出ない場合は出力デバイス、マイクが使えない場合はアプリ側の入力設定と、確認する場所が分かれる点も覚えておくと役立ちます。

  • 手順は「PCのBluetoothをオン→イヤホンをペアリングモード→デバイスの追加」の3ステップ
  • 表示されないときは、スマホ側のBluetoothをオフにしてから入れ直す
  • つながっても音が出ないときは、出力デバイスをイヤホンに切り替える
  • 切れる・途切れるときは、電源管理の省電力設定と2.4GHz帯の干渉を見直す
  • PCとスマホを行き来するなら、マルチポイント接続対応の機種を選ぶと切り替えが楽になる

買い替えを検討する場合は、Bluetoothバージョン・最大再生時間・マルチポイント接続・ノイズキャンセリングの4点を販売ページで確認するのが近道です。今の環境で不便を感じている部分から優先順位を決めて選んでみてください。

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