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ゲーミングPCのBTOとは?意味は受注生産|選べる項目と決め方

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BTOは「Build To Order(受注生産)」の略で、読み方はビートゥーオーです。注文を受けてから1台ずつ組み立てて出荷する売り方を指します。ゲーミングPCではGPU・CPU・メモリ・ストレージを注文時に指定できる一方、組み立て工程を挟むぶん手元に届くまで待ちます。

この記事では、注文時に実際どんな項目を決めるのかを早見表で示します。

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ゲーミングPCのBTOとは?意味は「受注生産」|注文時に選ぶ項目の早見表

ゲーミングPCのBTOとは?意味は「受注生産」の3つのポイント(図解)

BTOとは、Build To Orderの頭文字を取った言葉で、日本語では受注生産にあたります。読み方はビートゥーオーです。店頭に並ぶ完成済みのパソコンから1台を選ぶのではなく、注文の段階でパーツ構成を指定し、そこから組み立てて出荷してもらう販売形式を指します。

ゲーミングPCは、グラフィックス(GPU)・CPU・メモリ・ストレージのどれを積むかで動作の余裕が変わります。だからこそ「注文時に構成を指定できる」ことが、買い方の名前になるほど重く扱われます。

では、注文時に実際どこまで選ぶことになるのか。執筆時点で大手通販サイトのゲーミングPC31件について、商品ページの製品名・仕様表記を1件=1件として確認し、仕様の表記があった21件を集計しました(同一ブランドの構成違いは別の1件として数えています)。数えた範囲は商品ページの製品名に書かれた文字列までで、商品ページ全体の仕様欄は含みません。

注文時に選ぶ項目 商品ページの製品名にあった表記 製品名で確認できた件数
グラフィックス(GPU) RTX3050/RTX4060/RTX4070(SUPER含む)/RTX5050/RTX5060(Ti含む)/RTX5070 21件すべて
CPU Ryzen 5 5500・Ryzen 7 5700X・Ryzen 7 9800X3D・Core i5 14400F・Core i7 14700F・Core i9-13900HX など 21件すべて
メモリ 16GB=11件/32GB=10件 21件すべて
ストレージ(SSD) 500GB=2件/512GB=6件/1TB=11件/2TB=2件 21件すべて
OS Windows 11 Pro=6件/Windows 11 Home=8件/エディションの表記なくWindows 11=6件 20件(1件は製品名に表記なし)
電源ユニット 550W=2件/650W=2件 4件(17件は製品名に表記なし)
CPUクーラー 空冷=3件/液冷=1件 4件(17件は製品名に表記なし)
本体重量 5.9kg=3件/15.75kg=1件 4件(17件は製品名に表記なし)
保証 2年保証=1件 1件(20件は製品名に表記なし)

GPU・CPU・メモリ・ストレージは21件すべての製品名に表記があり、注文時に必ず決める項目です。裏を返せば、この4項目を決めないと注文は前に進みません。BTOの「構成を選ぶ」という説明の中身は、まずこの4項目を指します。

一方で電源ユニット・CPUクーラー・本体重量・保証は、製品名で確認できたのが4件前後にとどまります。この4項目は、自分で商品ページを開いて確認しに行く欄になります。

電源・CPUクーラー・重量・保証は、製品名に書かれていなくても商品ページの仕様欄に記載がある場合もあります。注文前に商品ページで確認してください。

BTOと完成モデル・自作の分かれ目は「構成を指定できるか」と「届くまで待てるか」

パソコンの買い方は3つに分かれます。完成モデルは、構成が決まった状態で並んでいるものから1台を選ぶ買い方です。BTOは、注文時に構成を指定して組み立ててもらう買い方です。自作は、パーツの選定から組み立てまで自分で担う買い方です。分かれ目は構成を指定できるか届くまで待てるかの2軸で、ここさえ決まれば残りは自動的に絞られます。

BTOの利点は、この2軸の片側に集まります。GPUのクラスやメモリ容量、ストレージの容量を自分で決められて、しかも組み立てと動作確認は任せられます。パーツどうしの組み合わせを自分で検証したり、ケースに収める作業をしたりせずに、指定した構成の1台が動く状態で届きます。

欠点は、もう片方の軸に出ます。受注生産である以上、注文してから組み立て工程を挟むので、手元に届くまでの日数は注文先と構成によって変わります。日数は注文先ごとに条件が異なるため、この記事では具体的な日数を示しません。加えて、選択肢が多いぶん、はじめての1台では構成を決めきれずに手が止まりやすくなります。完成モデルなら、選んだその場で仕様が確定するので、この迷いは発生しません。

「自作かBTOか」で迷っているなら、こう振り分けてください。パーツ選定と組み立てそのものを自分でやりたいなら自作、構成は自分で決めたいが組み立ては任せたいならBTO、待ち時間を避けたいなら構成が決まった完成モデルです。自作とBTOのどちらが安く済むかは、選ぶパーツと時期で変わるため、この記事では断定しません。判断の軸は金額ではなく、手を動かす範囲と待てる時間に置いてください。

初めてのBTOで構成を決める順番|GPU→メモリ→ストレージ→OS

1つ目はGPUです。注文時のカスタム(構成のカスタマイズ)で先に決めるのがGPUのクラスで、上の早見表でも21件すべてに表記のあった項目です。内訳はRTX3050が5件、RTX4060が2件、RTX4070が4件、RTX4070 SUPERが1件、RTX5050が1件、RTX5060が4件、RTX5060 Tiが1件、RTX5070が3件でした。どのゲームで何fps出るかは製品名からは読み取れないため、この記事では扱いません。

2つ目はメモリです。16GBが11件、32GBが10件と、表記は二分しています。ゲームを起動したままブラウザや配信ソフトを開く使い方が増えるほど容量が効きますが、「16GB以上が必須」といった一般論はこの集計からは導けません。どちらの帯にするかは、同時に開くソフトの数で決めてください。

3つ目はストレージです。1TBが11件で21件の半数を超え、512GBが6件、500GBが2件、2TBが2件でした。ゲームを何本も入れたままにするなら容量が効きます。遊び終えたタイトルを消して入れ替える手間を許容できるなら、512GB前後の帯でも運用は成り立ちます。

4つ目はOSです。Windows 11 Proが6件、Windows 11 Homeが8件、エディションを添えずWindows 11と書かれたものが6件、製品名にOSの表記がないものが1件でした。ProとHomeでは使える機能がそろわないため、どちらのエディションが付くのか、そもそもOSが含まれる構成なのかは、注文前に商品ページで確認する項目になります。

ここまでの3項目で、いわゆる「安い」構成と上位構成の差も説明できます。安い構成、あるいは格安モデルと呼ばれる構成は、GPUのクラス・メモリ容量・SSD容量のどれかを下げたものです。今回の集計なら、RTX3050にメモリ16GBとSSD 512GBを合わせた組み合わせが下側の帯、RTX5070やRTX4070 SUPERにメモリ32GBとSSD 2TBを合わせた組み合わせが上側の帯です。金額は時期で動くので、「格安」と呼ばれる構成が3項目のどこを削った結果なのかを見てください。

残る電源ユニット・CPUクーラー・本体重量・保証の4項目は、製品名の表記では確認できません(記載の有無は商品ページで確認)。集計では電源ユニット・CPUクーラー・本体重量が21件中17件、保証が21件中20件で製品名に表記がありませんでした。購入後の増設や改造まで考えているなら、この4項目を先に確認しておくと判断が早くなります。増設や改造の可否や保証への影響は注文先ごとに条件が異なるため、この記事では断定しません。

構成の当たりを付けるための3モデル

ここで挙げる3モデルは、商品ページの製品名に構成が明記されているもので、同じ考え方でBTOの構成を選ぶための見本です。注文時にパーツを選べる販売形式かどうかは製品名の表記では確認できないため、構成を指定したい場合は各BTO販売店の構成選択(カスタマイズ)ページで確認することになります。

Re:Rise Ryzen5 5500/RTX3050モデル

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Ryzen5 5500とGeForce RTX3050を組み合わせ、メモリ16GB、NVMe SSD 1TB、Windows 11 Homeを載せた構成です。上の早見表では、GPU・メモリ・SSDのいずれも表記の多い側の帯に収まります。

向くのは、はじめての1台でフルHDのゲームから始めたい人です。SSDが1TBあるので、ゲームを入れ替える頻度は低くて済みます。

向かない条件もあります。電源ユニットの容量、CPUクーラーの方式、保証期間は製品名の表記では確認できません(記載の有無は商品ページで確認)。そこまで比較して決めたい人には、注文前に商品ページを開く手間がかかります。メモリ32GBやSSD 2TBをはじめから求める使い方にも、この構成は届きません。

主要スペック:CPU=Ryzen5 5500/GPU=GeForce RTX3050/メモリ=16GB/ストレージ=NVMe SSD 1TB/OS=Windows 11 Home

NEWLEAGUE Core i7 14700F/RTX4070 SUPERモデル(NGI714-RTX47650)

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型番NGI714-RTX47650のミドルタワーモデルで、Core i7 14700FとRTX4070 SUPERに、メモリ32GB、NVMe SSD 2TB、650W電源ユニット、Windows 11 Proを組み合わせます。電源ユニットの容量が製品名で分かる構成は、今回の21件では4件でした。

向くのは、電源ユニットの容量まで表記された構成で選びたい人です。SSD 2TB・メモリ32GBなので、ゲームを入れたまま作業も並行したい使い方に余裕が出ます。

向かない条件は設置面です。ミドルタワーのため設置場所を取り、本体の寸法と重量は製品名の表記では確認できません(記載の有無は商品ページで確認)。置き場所は自分で採寸して確かめる必要があります。Windows 11 Proの機能を使う予定がない人には、この構成は過剰です。

主要スペック:CPU=Core i7 14700F/GPU=RTX4070 SUPER/メモリ=32GB/ストレージ=NVMe SSD 2TB/電源ユニット=650W/OS=Windows 11 Pro/付属ソフト=WPS Office/筐体=ミドルタワー/型番=NGI714-RTX47650

ASUS TUF Gaming T500MV(RTX5060 Ti搭載)

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型番T500MV-13620H448Wのモデルで、GeForce RTX 5060 Tiとインテル Core i7 13620Hに、メモリ32GB、SSD 1TBを組み合わせます。空冷CPUクーラーと重量5.9kgが製品名に書かれており、冷却方式と重量が製品名で分かる構成は、今回の21件ではそれぞれ4件でした。

向くのは、冷却方式と重量まで確認して、設置の見当を付けてから買いたい人です。

向かない条件は持ち運びの頻度です。重量5.9kgなので、机の間を頻繁に動かす使い方には向きません。電源ユニットの容量と保証期間は製品名の表記では確認できません(記載の有無は商品ページで確認)。注文時にパーツを選べる形式かも製品名の表記では確認できないため、構成を細かく指定したい人は各BTO販売店の構成選択ページで確認が要ります。

主要スペック:GPU=GeForce RTX 5060 Ti/CPU=インテル Core i7 13620H/メモリ=32GB/ストレージ=SSD 1TB/CPUクーラー=空冷/本体重量=5.9kg/OS=Windows 11/型番=T500MV-13620H448W

まとめ|BTOの意味と、条件別に選ぶ1台

ゲーミング pc bto 意味のイメージ写真(まとめ)

BTOはBuild To Order、日本語で受注生産です。注文時に構成を指定して組み立ててもらう買い方で、GPU・CPU・メモリ・ストレージは21件すべての製品名に表記があり、必ず決める項目でした。電源ユニット・CPUクーラー・本体重量・保証は製品名の表記が4件前後にとどまるため、商品ページの仕様欄で自分で確認する項目です。

フルHDで始める入門構成を優先するなら、Re:Rise Ryzen5 5500/RTX3050モデルです(メモリ16GB・SSD 1TB)。大容量SSDと電源容量の表記が要るなら、NEWLEAGUE Core i7 14700F/RTX4070 SUPERモデルです(SSD 2TB・650W電源ユニット)。冷却方式と設置重量まで確認して選ぶなら、ASUS TUF Gaming T500MVです(空冷・重量5.9kg・SSD 1TB)。

BTOは、構成を指定して組んでもらう買い方です。決める順番さえあれば、選択肢の多さは自由度に変わります。

本記事はGGplay編集部が、各商品ページの製品名の表記を1件ずつ確認して作成しました。編集方針と運営者情報は GGplayについて に掲載しています。

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