液タブ・ペンタブレット

液タブのペン音がうるさい?描くときのカリカリ音を静音化する方法

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液タブで絵を描いていると、ペン先が画面に擦れる「カリカリ」「カツカツ」って音が意外とうるさくて…。夜や家族がいるときに気になるんですけど、これって不良品なんでしょうか?

ご安心ください、その音はほとんどの場合不良ではなく正常な現象です。ツルツルの保護フィルムに替えて、やわらかいフェルト系の芯を使い、応急ならシリコンキャップを足すだけで、描くときの音はかなり静かにできますよ。

液タブで描いていると、ペン先と画面が擦れて鳴るカリカリ音・カツカツ音が気になる、という声は少なくありません。とくに夜間や同居している家族のそばで作業すると「この音、仕方ないのかな」「壊れているのでは」と不安になりがちです。

結論から言うと、液タブのペン音は画面表面とペン先が擦れて生じる正常な音で、静音化の基本は「ツルツルの保護フィルム+やわらかい(フェルト系)芯」、応急ならシリコンキャップやメガネ拭きでペン先を包む方法です。この記事では、音がうるさくなる原因を切り分けたうえで、静音化の3つの方法、静かさと描き心地のトレードオフ、そしてこれから買うなら音が気になりにくい液タブ・板タブの候補まで、順を追って解説します。

📖 目次(タップで開閉)

液タブのペン音は静かにできる?結論と静音化の早見表

まずは「静かにできるのか」という一番知りたい答えと、手段ごとの効果を早見表でまとめます。細かい理由は次の章以降で解説しますが、結論だけ先に押さえておけば行動に移せる構成にしています。

まず結論|「フィルム+やわらか芯」で音は大きく減らせる

液タブのペン音は、ツルツルの保護フィルムに貼り替え、やわらかいフェルト系・エラストマー系の芯に替えることで、多くの場合はっきり静かになります。逆に、紙のような描き心地を出すザラザラ系(ペーパーライク)のフィルムは、描き心地は良くなる一方で摩擦が増え、音が大きくなりやすい傾向があります。

つまり静音化のカギは「画面表面の摩擦を減らすこと」と「芯側で当たりをやわらげること」の2つです。すぐに芯やフィルムを替えられない場合は、ペン先にシリコンキャップをかぶせる、薄いメガネ拭きを一枚挟むといった応急策で、その場をしのぐこともできます。

静音化の手段を効果・描き心地・費用で比較した早見表

どの手段から試すか迷ったら、下の早見表を目安にしてください。静音効果と描き心地への影響、費用感を横並びにしています。費用は執筆時点の一般的な目安で、実際の価格は変動します。

手段 静音効果 描き心地への影響 費用の目安 手軽さ
ツルツルの保護フィルムに替える 大きい ツルツルになり紙感は減る 低〜中 貼り替えの手間あり
やわらかいフェルト・エラストマー芯に替える 中〜大 当たりが柔らかくなる/芯は減りやすい 差し替えるだけ
シリコンキャップでペン先を包む 感触が変わる・線が太る場合あり かぶせるだけ(応急)
メガネ拭き・薄布を一枚挟む 小〜中 滑りが変わる(自己責任) ほぼ無料 その場でできる応急
そのまま使う(設置環境を工夫) 変化なし 無料 机やマットで反響を抑える程度

基本はフィルムと芯の見直しが本命で、シリコンキャップやメガネ拭きはあくまで応急策と考えると失敗しにくいです。

液タブで描くときの音がうるさい原因

静音化の前に、なぜ音が鳴るのかを知っておくと、自分のケースに合った対処が選べます。液タブのペン音は主に「ペン先と画面の摩擦」から生まれ、そこに芯の状態やフィルムの種類が重なって大きくなります。

ペン先と画面が擦れて鳴るのは正常な現象

液タブは、樹脂やガラスの画面表面をペン先でなぞって線を引く構造です。そのためペン先と画面が触れて擦れる音は、程度の差こそあれ必ず発生する正常な現象で、「まったくの無音」にはなりません。硬い机の上で紙に鉛筆を走らせても音が鳴るのと同じイメージです。

「カリカリ」「カツカツ」といった擦過音そのものは、多くの場合故障のサインではなく仕方のないものです。気になるかどうかは環境や個人差が大きいので、まずは「異常ではない」と知ったうえで、静音化の手段で下げていく、と考えると落ち着いて対処できます。

芯がすり減っている・買ったばかりで表面が馴染んでいない

同じ液タブでも、音の大きさは芯や画面のコンディションで変わります。芯が短くすり減って先端が硬く尖ってくると、当たりがカツカツと鋭くなりやすいため、音が気になり始めたら芯の残量を確認しましょう。芯には交換の目安があり、減った芯は新しいものへ差し替えられます。

また、買ったばかりで画面表面やフィルムが手の脂や使用で馴染んでいない時期は、滑りが渋く音が出やすいことがあります。しばらく使ううちに落ち着くケースもあるため、購入直後の音だけで不良と判断せず、芯と表面の状態を切り分けて見ていくのがおすすめです。

フェルト芯やペーパーライクフィルムで音が大きくなることがある

紙のような描き心地を求めてフェルト芯やペーパーライク(ザラザラ系)フィルムを使うと、摩擦が増えるぶん音が大きくなりやすいという点は知っておきたいところです。描き味は良くなる一方で、静かさとは逆方向に働くことがあります。

「描き心地を良くしたら音が増えた」という場合は、この摩擦の増加が原因のことが多いです。静かさを優先するのか、紙感を優先するのかで選ぶフィルムや芯が変わるため、後述のトレードオフの章で整理します。

液タブのペン音を静音化する3つの方法

ここからは具体的な静音化のやり方です。効果が大きく、多くの人が試しやすい順に3つ紹介します。手順として上から順に試すと、コストを抑えつつ効果を確かめられます。

1ツルツルの保護フィルムに貼り替える

描き心地より静かさを優先するなら、まずは表面がツルツル(光沢・なめらか系)の保護フィルムに貼り替えます。摩擦が減るぶん、擦過音を下げやすいのが特長です。

2やわらかいフェルト芯・エラストマー芯に替える

純正やサードパーティの芯の中から、当たりのやわらかいフェルト系・エラストマー系の芯を選び、差し替えます。芯を替えるだけなので手軽で、費用も抑えやすい方法です。

3応急策としてシリコンキャップやメガネ拭きを使う

すぐに芯やフィルムを替えられないときは、ペン先にシリコンキャップをかぶせる、薄い布を一枚挟むといった応急策でしのぎます。感触や線幅が変わることがあり、自己責任での対処になります。

ツルツルの保護フィルムに貼り替える

静音化でまず効果を実感しやすいのが、ツルツル(光沢・なめらか系)の保護フィルムへの貼り替えです。ザラザラしたペーパーライクフィルムは紙感が出る一方で摩擦が増え音が大きくなりがちなので、静かさ重視なら逆に「なめらかな表面」を選ぶのがポイントです。

すでにペーパーライクを使っていて音が気になる人は、ツルツル系に貼り替えるだけで擦過音が下がることが多いです。フィルムは液タブの機種・サイズに合ったものを選び、貼り替えの際は気泡やホコリに注意して丁寧に作業しましょう。

やわらかいフェルト芯・エラストマー芯に替える

次に手軽なのが芯の交換です。硬い樹脂芯は反応や耐久性で選ばれますが、当たりが硬めで音が出やすいことがあります。やわらかいフェルト系・エラストマー(ゴム)系の芯に替えると、ペン先の当たりがやわらぎ音を抑えやすいのが利点です。

ただし、やわらかい芯は削れやすく交換頻度が上がる傾向があるため、静かさと芯の減りやすさのバランスは意識しておきましょう。芯は差し替えるだけで済み費用も抑えやすいので、フィルムより先に試したいという人にも向いています。

応急策|シリコンキャップやメガネ拭きでペン先を包む

芯やフィルムをすぐ用意できないときの応急策として、ペン先にシリコンキャップをかぶせる、薄いメガネ拭きや布を一枚だけ画面との間に挟むといった方法があります。ペン先が画面に直接カツカツ当たるのを避け、その場の音を下げる狙いです。

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ただしこれらは正規の使い方ではなく、感触や線の太さが変わる・筆圧やタッチの反応に影響が出る場合がある自己責任の対処です。長期の常用には向かないため、あくまで一時しのぎと考え、落ち着いたらフィルムや芯の見直しに切り替えるのが安心です。画面を傷つけないよう、挟む布は柔らかく清潔なものを使ってください。

静かさと描き心地はトレードオフ|自分に合う設定の選び方

ここで正直にお伝えしたいのが、「静かさ」と「紙のような描き心地」は両立しにくいトレードオフの関係だということです。紙感を出すザラザラのフィルムや摩擦の強い芯は描きやすい反面、音や芯の減りが増えます。逆に静かにすると、つるつるして描き味が軽く感じられることがあります。

どちらを優先するかで最適な組み合わせが変わるので、タイプ別に整理します。自分がどちらを我慢できるかで選ぶと失敗しにくいです。

紙のような描き心地を優先する人の組み合わせ

線を引くときの紙のような抵抗感・描き味を最優先したい人は、ペーパーライク(ザラザラ系)フィルムとフェルト芯の組み合わせが向きます。描きやすさは上がりますが、そのぶん擦過音は大きめになり、芯も削れやすくなる点は受け入れる前提になります。

この場合、音そのものを消すより作業する時間帯や設置環境で折り合いをつけるのが現実的です。厚みのある机やデスクマットの上で使うと反響が抑えられ、耳につく感じが多少やわらぐことがあります。

とにかく静かさを優先する人の組み合わせ

夜間や同居環境でとにかく音を抑えたい人は、ツルツル(なめらか系)フィルムと、やわらかいエラストマー系の芯の組み合わせが向きます。紙感は控えめになりますが、擦過音を下げやすく、静かに描ける環境を作りやすいのが利点です。

描き心地の軽さが気になる場合は、フィルムはツルツルのまま芯だけ好みの硬さに調整するなど、フィルムと芯を別々に微調整すると、静かさを保ちつつ描き味を寄せていけます。まずはツルツル寄りから始めて、少しずつ好みに合わせるのがおすすめです。

これから買うなら|静かに使いやすい液タブ・板タブ3選

これから液タブを選ぶなら、最初からツルツル寄りの画面+やわらか芯で環境を整えると、あとから音に悩みにくくなります。ここでは、静音化の土台にしやすい入門〜定番の液タブと、そもそも画面擦過音の悩みが小さい板タブを3点紹介します。

なお音の静かさは芯やフィルムの選び方に大きく左右されるため、「この機種が一番静か」といった断定はできません。あくまで「静音化を工夫しやすい入り口」として、それぞれの特長を比較してください。価格は執筆時点の目安で変動します。

第1位:XPPen Artist 12 3rd(XPPen)

XPPen Artist 12 3rdの基本情報

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(XPPen Artist 12 3rd・Amazon/楽天/Yahoo)最新価格・在庫は各ストアのリンクから

これから液タブを始める人が選びやすい入門向けの液タブとして定番とされるモデルです。折りたたみスタンドが付き、角度を付けて描ける点が使いやすいと評判で、標準の画面はなめらか寄りのため静音化の土台にしやすいのが魅力です。ツルツル運用で始めて、必要なら芯やフィルムで描き味を調整していけます。

メリット
  • 折りたたみスタンド付きで角度を付けて描きやすい
  • 入門向けとして価格を抑えやすく始めやすい
  • なめらか寄りの画面で静音化の調整がしやすい
注意点
  • 紙のような強い抵抗感を求める人はフィルムや芯で調整が必要
  • 大画面で描きたい人には画面サイズが物足りない場合がある

XPPen Artist 12 3rdの主要スペック

タイプ 液タブ
傾向 入門・折りたたみスタンド付
価格帯 1〜2万円目安
向く人 これから液タブを始める人

XPPen Artist 12 3rdの口コミ

Web上では「スタンド付きで扱いやすい」「入門用として満足」といった声が見られます(傾向の要約・断定ではありません)。

第2位:GAOMON PD1161(GAOMON)

GAOMON PD1161の基本情報

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11.6インチのIPS画面に傾き検知を備えたコスパ重視の液タブとして知られるモデルです。充電不要のペンで、価格を抑えつつ描き込みたい人の中間的な選択肢になります。標準の画面表面をベースに、静かさを求めるならツルツル系フィルムややわらか芯で寄せていくのがおすすめです。

メリット
  • 傾き検知に対応し描き込みの表現がしやすい
  • 充電不要のペンで使い勝手がよい
  • コスパ重視で中間的な選択肢になりやすい
注意点
  • 静音化にはフィルムや芯の調整が前提になる
  • 付属フィルムの相性で描き味・音が変わる場合がある

GAOMON PD1161の主要スペック

タイプ 液タブ
サイズ 11.6インチ
機能 IPS・傾き検知・充電不要ペン
価格帯 1〜2万円目安

GAOMON PD1161の口コミ

Web上では「この価格で傾き検知は嬉しい」「コスパが良い」といった声が見られます(傾向の要約・断定ではありません)。

第3位:Wacom Intuos Medium 板タブ(Wacom)

Wacom Intuos Medium 板タブの基本情報

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そもそも画面を直接なぞらない板タブは、液晶画面での擦過音の悩みが小さいという選択肢です。ワコムの定番ブランドで、Mサイズの描画面と芯・アクセサリの選択肢の豊富さが魅力とされます。液タブの音がどうしても気になる人が、静かに描く代替として検討しやすい一台です。

メリット
  • 板タブなので液晶画面での擦過音の悩みが小さい
  • 定番ブランドで芯やアクセサリの選択肢が豊富とされる
  • Mサイズで描画スペースを確保しやすい
注意点
  • 手元とモニターを見ながら描くため液タブとは操作感が異なる
  • 板タブでも面を叩く音や芯の当たりの音は多少発生する

Wacom Intuos Medium 板タブの主要スペック

タイプ 板タブ
サイズ Mサイズ
筆圧 4096レベル
傾向 定番ブランド・中価格帯

Wacom Intuos Medium 板タブの口コミ

Web上では「ワコムで安心」「板タブは音が気になりにくい」といった声が見られます(傾向の要約・断定ではありません)。

液タブ・板タブの人気おすすめ比較表まとめ

3機種の特長を横並びで整理します。静音化のしやすさや描き方の違いを見比べて、自分に合う一台を選んでください。

製品名/ブランド タイプ サイズ 特長 こんな人向け 価格帯
XPPen Artist 12 3rd/XPPen 液タブ 12インチ級 折りたたみスタンド付・入門向け これから液タブを始める人 1〜2万円目安
GAOMON PD1161/GAOMON 液タブ 11.6インチ IPS・傾き検知・充電不要ペン コスパ重視の中間層 1〜2万円目安
Wacom Intuos Medium/Wacom 板タブ Mサイズ 定番ブランド・芯や付属品が豊富 画面擦過音を避けたい人 中価格帯目安

液タブの静音化に関するよくある質問(FAQ)

液タブのペンが擦れる音は仕方ないことですか?

基本的には仕方のない、正常な現象です。液タブはペン先で画面表面をなぞって描く構造のため、擦れる音はある程度必ず発生し、完全な無音にはなりません。ただしツルツルの保護フィルムややわらかい芯に替えることで、音を小さくすることは十分に可能です。

音がうるさいのは不良品や故障のサインですか?

多くの場合、音の大きさだけでは不良や故障とは言えません。芯のすり減り、ザラザラ系フィルムや硬めの芯の使用、画面表面が馴染んでいないといった要因で音が大きくなることがあります。芯やフィルムを見直しても改善せず、線飛びや反応不良など別の不具合を伴う場合は、購入店やメーカーサポートへの相談を検討してください。

ペーパーライクフィルムを貼ると静かになりますか?

いいえ、静音目的ではおすすめしません。ペーパーライク(ザラザラ系)フィルムは紙のような描き心地を出す反面、摩擦が増えて音はむしろ大きくなりやすい傾向があります。静かさを優先するなら、ツルツル(なめらか系)のフィルムを選ぶほうが向いています。

液タブにファンの動作音はありますか?

機種によりますが、現行の入門〜中価格帯の液タブはファンを持たないファンレス設計が主流とされ、この場合はファンの動作音は基本的に発生しません。ただし機種ごとに仕様は異なるため、ファン音を気にする場合は購入前に各製品の仕様を確認するのが確実です。ここで扱っている「うるさい音」の多くは、ファンではなくペン先の擦過音です。

まとめ|液タブの音はフィルムとやわらか芯で静かにできる

  • 液タブのペン音はペン先と画面が擦れる正常な現象で、多くは不良ではない
  • 静音化の本命は「ツルツルの保護フィルム+やわらかいフェルト・エラストマー芯」
  • すぐ替えられないときはシリコンキャップやメガネ拭きが応急策(自己責任・一時しのぎ)
  • 紙感を出すペーパーライクや硬い芯は描きやすいが音は大きくなりやすい=トレードオフ
  • これから買うなら、なめらか画面+やわらか芯で静音の土台を整えるのがおすすめ

液タブのカリカリ音・カツカツ音は、原因を切り分けてフィルムと芯を見直せば、描き心地とのバランスを取りながら静かにできます。まずはツルツル系フィルムとやわらか芯から試し、自分の環境と好みに合わせて調整してみてください。

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