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ゲーミングPCは一般的なノートPCに比べて消費電力が大きい傾向があり、電気代や電源ユニットの容量を気にする人は少なくありません。とはいえ「実際に何ワット使っているのか」は、確認方法を知らないと意外と分かりにくいものです。
この記事では、ゲーミングPCの消費電力を確認する具体的な方法を、ソフトウェアで調べる手順と機器で実測する手順に分けて解説します。あわせて構成別の消費電力の目安・電気代の考え方・電源容量との関係まで、公開情報や一般的な傾向をもとにまとめました。なお機種選びの全体像はおすすめゲーミングpc【2026年版】ゲーミングPCのおすすめ|選び方と価格帯別の狙い目を徹底解説でも解説しています。
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ゲーミングPCの消費電力は「2つの方法」で確認できる
消費電力の確認方法は、大きく分けて「ソフトウェアで調べる」「測定機器で実測する」の2通りです。それぞれ分かることが異なるため、目的に合わせて使い分けるのがポイントです。
ソフトはあくまで各パーツが報告する値の合算に近く、電源ユニットの変換効率やマザーボード・ファンなどの分は含みにくいため、PC全体の正確な数値を知りたい場合はワットチェッカーでの実測が確実です。一方、ゲーム中にどのパーツが電力を食っているか知りたいならソフトが向いています。
ソフトウェアで消費電力を確認する方法
追加機器を買わずに、まず手軽に確認したい場合はソフトウェアを使います。代表的な手順を見ていきましょう。
1タスクマネージャーで負荷状況を見る
Windowsのタスクマネージャー(Ctrl+Shift+Esc)では消費電力そのものは出ませんが、CPU・GPUの使用率や「電力消費」「電力使用量の傾向」の列でどのアプリが電力を使っているかの傾向を確認できます。まずは全体の負荷感を掴む入口に向いています。
2GPU監視ソフトでGPUのW数を見る
GPUは消費電力の大きなパーツです。GPU-ZやMSI Afterburnerなどの定番モニタリングソフトを使うと、GPUの「Board Power Draw(消費電力)」をリアルタイムで確認できます。ゲーム中にどこまでW数が上がるか見たいときに便利です。
3HWiNFOで各パーツをまとめて確認
HWiNFOのようなハードウェア情報ソフトは、CPU Package PowerやGPU Powerなどパーツごとの消費電力を一覧で確認できます。負荷時とアイドル時を見比べると、自分のPCの電力傾向が掴みやすくなります。
これらのソフトで分かるのは主にCPUとGPUの消費電力です。ゲーミングPCではこの2つが電力の大半を占めるとされるため、ざっくりした目安を知る分にはソフトでも十分役立ちます。ただし前述のとおり、電源の変換ロスやその他パーツを含めたPC全体の値とは差が出る点は理解しておきましょう。
Web上では「GPU-ZやHWiNFOで思っていたよりGPUの消費電力が高くて驚いた」「ソフトの数値とコンセント実測でけっこう差があった」といった声が見られます(傾向の要約)。
ワットチェッカーでPC全体を実測する方法
電気代を正確に計算したい、電源容量が足りているか確かめたいといった場合は、ワットチェッカー(消費電力計)でコンセント側から実測するのが確実です。手順はシンプルです。
1ワットチェッカーをコンセントに挿す
ワットチェッカーを壁のコンセントに挿し、その先にゲーミングPCの電源プラグを接続します。モニターやスピーカーも含めて測りたい場合は、電源タップごと挿す方法もあります。
2アイドル時と高負荷時で数値を比べる
デスクトップ放置時(アイドル)と、ゲームや負荷テスト中(高負荷)でのW数を両方確認します。ゲーミングPCはこの差が大きいのが特徴で、実際の使い方に近い数値を把握できます。
3積算電力量から電気代を見積もる
多くのワットチェッカーには積算電力量(kWh)の表示機能があり、一定時間使ったときの電力量から電気代を計算できます。日々の使い方に即した実費が分かるのが実測の強みです。
コンセントから見た値はPCが実際に消費する電力そのものなので、電源ユニットの効率も含めた現実的な数字になります。電気代の試算や電源選びの根拠にするなら、ソフトの数値より実測値を基準にするのがおすすめです。
ゲーミングPCの消費電力の目安はどれくらい?
確認方法とあわせて、構成ごとのおおよその目安を知っておくと数値の妥当性を判断しやすくなります。消費電力は構成や負荷で大きく変わるため、あくまで一般的な傾向としての目安です。
| 構成の目安 | アイドル時の傾向 | ゲーム高負荷時の傾向 | 主な使われ方 |
|---|---|---|---|
| エントリー(RTX3050クラス) | 低め | 中程度 | 軽め〜中量級ゲーム |
| ミドル(RTX5060クラス) | 低め〜中 | 中〜やや高め | フルHD高fps全般 |
| ハイエンド(RTX5070クラス以上) | 中 | 高め | WQHD/4K・高負荷 |
ゲーミングPCはアイドル時と高負荷時で消費電力の差が大きいのが一般的な特徴です。GPUのクラスが上がるほど高負荷時の電力も上がる傾向があるため、自分の構成のGPUを基準に目安を考えると分かりやすくなります。ソフトや実測で出た数値が、この傾向から大きく外れていなければ概ね妥当と判断できます。
消費電力と電源容量・電気代の関係
消費電力を確認する目的としてよくあるのが、電源ユニットの容量が足りているかと電気代がどれくらいかの2点です。それぞれの考え方を整理します。
▶ あわせて読みたい:ゲーミングPC電源ユニット人気おすすめ10選|容量・認証・方式で選ぶ
つまり「消費電力を確認する」=「電源選びと電気代の見通しを立てる」ことにつながります。新しくPCや電源を検討している場合は、ここで把握した数値を基準に余裕のある構成を選ぶとよいでしょう。
消費電力の確認に関連するおすすめアイテム
消費電力を実測したり、容量に余裕のある電源を備えたゲーミングPCを選んだりする際に、参考になるアイテムを紹介します。価格や在庫はリンク先でご確認ください。
余裕のある電源を選びたいなら:CORSAIR RM750e 2025 750W(コルセア)
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消費電力を把握したうえで電源の交換や新規構成を検討するなら、容量と変換効率に余裕のあるモデルが候補になります。本機は750Wで80PLUS Gold認証、PCIe5.1対応とされ、静音性で定番として評判のシリーズです。
主要スペック
| 容量 | 750W |
| 認証 | 80PLUS Gold |
| 規格 | ATX・PCIe5.1対応 |
| 特徴 | 静音設計 |
ミドル構成で消費電力を抑えたいなら:ASUS TUF Gaming TM500MH(RTX5060)
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新しくゲーミングPCを選ぶなら、消費電力と性能のバランスが取りやすいミドル構成が王道です。本機はRTX5060を搭載した最新世代のメーカー機で、フルHD高fps帯で扱いやすいと評判のモデルです。
主要スペック
| GPU | RTX5060 |
| CPU | Ryzen7 260 |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD1TB |
| 形状 | デスクトップ |
高負荷を見越したハイエンドなら:ASUS ROG G700 GM700TZ(RTX5070・液冷)
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WQHDや4Kなど高負荷で消費電力も上がりやすい用途には、冷却と電源に余裕のあるハイエンド機が向きます。本機はRTX5070と液冷を備えた上位構成で、高負荷時でも安定志向の設計と評価されています。
主要スペック
| GPU | RTX5070 |
| CPU | Ryzen7 9800X3D |
| メモリ | 32GB |
| ストレージ | SSD1TB |
| 冷却 | 液冷 |
ゲーミングPCの消費電力に関するよくある質問
Q. 消費電力はソフトとワットチェッカーどちらで確認すべき?
A. 目的によります。パーツごとの傾向を手軽に見たいならソフト、電気代や電源容量の判断に使う正確なPC全体の値が欲しいならワットチェッカーでの実測が向いています。両方を併用すると理解が深まります。
Q. ソフトの数値とコンセント実測の値が違うのはなぜ?
A. ソフトは主にCPUやGPUが報告するパーツ単位の値で、電源ユニットの変換ロスやその他パーツの分を含みにくいためです。コンセント側で測る実測値の方がPC全体の現実的な消費電力に近くなります。
Q. アイドル時と高負荷時で消費電力が大きく変わるのは普通?
A. はい、一般的です。ゲーミングPCはGPUの負荷で電力が大きく変動するため、放置時と高負荷時で差が出るのは通常の挙動とされます。実際の使い方に近い負荷で確認するのがおすすめです。
Q. 消費電力を確認したら電源容量はどう考える?
A. システム全体の消費電力に対し余裕を持たせた容量を選ぶのが一般的です。将来GPUを上位に換装する可能性も見込み、容量と80PLUSなどの効率の両面で検討するとよいでしょう。
まとめ
- 消費電力の確認方法は「ソフトで概算」「ワットチェッカーで実測」の2通り。
- パーツ別の傾向はGPU-Z・MSI Afterburner・HWiNFOなどで確認できる。
- 電気代や電源容量の判断にはコンセント側からの実測値が確実。
- 消費電力はアイドルと高負荷で差が大きいので、使い方に近い負荷で確認するのがコツ。
ゲーミングPCの消費電力は、ソフトと実測機器を上手に使い分ければ難しくありません。まずは手元のソフトで傾向を掴み、必要に応じてワットチェッカーで実測すれば、電気代や電源選びの判断材料がそろいます。これから買い替えを考えている方は、把握した数値をもとに余裕のある構成を選んでみてください。
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