その他・ゲーミング全般

次世代ゲーミングとは?PCの必要条件をHDMI 2.1・RTX 50世代で判定

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次世代ゲーミングとは、映像を表示する規格・映像を生成する仕組み・ゲームを届ける通信の3つが同時に更新された局面を指します。自分の環境が条件を満たすかは、公式に公表されている数値で判定できます。まず、判定に使う3条件を挙げます。

次世代ゲーミングを判定する3つの条件
・表示の条件|4K120Hz・VRR・ALLMを通せる経路。HDMI 2.1対応の入出力とUltra High Speed HDMI Cable(出典:HDMI公式のケーブル解説)、またはVESA認証のDP40・DP80(出典:VESA公式のDisplayPort 2.1発表)が該当。
・生成の条件|使う機能に対応したGPU世代。DLSS 4のMulti Frame GenerationはGeForce RTX 50シリーズ向け(出典:NVIDIA公式のDLSS 4解説)、FSR 4はRadeon RX 9000シリーズで利用可(出典:AMD公式のFidelityFX Super Resolution解説)。
・通信の条件|クラウドゲーミングを使うなら、回線速度と遅延の推奨値を実測で満たすこと。下り10Mbps以上(出典:Xbox公式のクラウドゲーミング回線要件)、解像度別の推奨値と遅延80ms未満(出典:NVIDIA公式のGeForce NOWシステム要件)。

商品側の結論も先に出します。表示はiFFALCONの55U75、経路はUGREENの8K DisplayPortケーブル DP1.4、生成はMSIのKatana 17 HX B14W、スマートフォン中心ならASUS ROG Phone 6です。まずは表で、どの行で止まっているかを確かめてください。

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次世代ゲーミングの必要条件|公式の公表値で判定する早見表

次世代ゲーミングのイメージ写真(次世代ゲーミングの必要条件)

上から順に確認して、1つでも下回る行が今の弱点です。公表が確認できない軸は目安も根拠も「公式の公表なし」でそろえました。推測で数値を入れた行はありません。根拠の列は発行元を区別するため【共通規格】【PC・GPU】【コンソール】【クラウドサービス】【端末個別】の5ラベルで始めています。

判定軸 次世代とみなせる目安 根拠になる公式の公表値 確認する場所
映像ケーブル Ultra High Speed HDMI Cable 【共通規格】48Gbpsまで対応、8K60・4K120、VRR・ALLM(出典:HDMI公式のケーブル解説) ケーブルの認証表示
映像インターフェース HDMI 2.1対応の入出力 【共通規格】8K60・4K120に対応(出典:HDMI公式のケーブル解説) 端子の仕様表示
DisplayPort VESA認証のDP40/DP80 【共通規格】DP40=40Gbps、DP80=80Gbpsまで(出典:VESA公式のDisplayPort 2.1発表) 認証ロゴ・端子の表示
リフレッシュレート(コンソール) 120Hz表示に対応 【コンソール】PS5は対応テレビとゲームで120Hz映像出力を有効化できる(出典:PlayStation公式サポートの4K解像度ガイド)。Xbox Series Xは120FPSまでが目標性能です(出典:Xbox公式サポートの120Hzゲーミング解説) 表示機器の仕様表示・本体の出力設定
リフレッシュレート(PC・モニター) 公式の公表なし 【PC・GPU】機器横断の公式基準は確認できません。経路側の上限はHDMI 2.1=4K120、DP40・DP80の帯域です モニターの仕様表示・PCの出力設定
可変リフレッシュ・低遅延 VRRとALLMに対応 【コンソール】PS5はVRR対応機器でVRRが機能しALLMで自動切替(出典:PlayStation.Blogのシステムソフトウェア更新告知)。Xbox Series XもVRR・ALLMに対応(出典:Xbox公式のXbox Series X製品ページ) 表示機器の設定メニュー
回線速度(クラウド) 推奨値以上の実測 【クラウドサービス】下り10Mbps以上・PCは20Mbps推奨(出典:Xbox公式のクラウドゲーミング回線要件)。4K120で45Mbps(出典:NVIDIA公式のGeForce NOWシステム要件) 回線速度の計測・接続状況表示
クラウドの遅延 80ms未満 【クラウドサービス】GeForce NOWの必要条件(出典:NVIDIA公式のGeForce NOWシステム要件) サービス内のネットワークテスト
AI超解像・フレーム生成 対応世代のGPU 【PC・GPU】DLSS 4のMulti Frame GenerationはGeForce RTX 50シリーズ向け(出典:NVIDIA公式のDLSS 4解説)。FSR 4はRadeon RX 9000(出典:AMD公式のFidelityFX Super Resolution解説) GPUの型番の表示
8Kでのゲーム動作条件 公式の公表なし 【コンソール】ゲーム機側の8Kゲーム動作条件の公表を確認できません(HDMI 2.1は8K60対応/出典:HDMI公式のケーブル解説) 本体と表示機器の対応解像度表示
スマートフォン本体の必要条件 公式の公表なし 【端末個別】機種横断の公式基準は公表されておらず、仕様表示と各サービスの必要条件で判断します 端末の仕様表示・必要条件ページ

判定表の読み方|1つ下回ると上位の投資が効かない

映像は、ケーブルを通り、端子を抜けて、表示機器で描かれます。途中に古い区分が1か所あると、その上限が全体の上限になります。HDMI 2.1対応の本体と120Hz表示のテレビでも、ケーブルがPremium High Speed HDMI Cableなら帯域は18Gbpsで止まります。

区分ラベルは、その行の根拠を誰が公表したかを表します。【共通規格】はHDMI・VESAが機器を問わず、【コンソール】はPlayStation・Xboxが自社機について、【クラウドサービス】は各サービスが必要条件として、【PC・GPU】はGPUベンダーが世代について公表した値、【端末個別】は機種横断の基準がなく仕様表示で判断する項目です。コンソールの公表値をPC環境の根拠へ流用しません。「リフレッシュレート(PC・モニター)」は目安が公表なしのため、経路側の上限とモニターの仕様表示を突き合わせます。

「公式の公表なし」の行をどう扱うか

公表が確認できない項目は、非対応を意味しません。機器横断の基準が公表されていない状態です。だから行を消さず、目安と根拠の両方に「公式の公表なし」と書いて残しました。確認先は本体の設定画面、表示機器の仕様表示、回線の実測です。

次世代ゲーミングで何が変わったのか|表示・生成・通信の3層で整理

次世代ゲーミングで何が変わったのかの3つのチェックポイント(図解)

次世代ゲーミングで動いたのは、表示・生成・通信の3層です。層ごとに「何が変わったか」と「判定表のどの行に対応するか」を並べ、欠けている層を1つに絞ります。

表示層|4K120Hz・VRR・ALLMに対応した経路をそろえる

変わったのは通せる帯域と、映像に同期の仕組みが載ったことです。4K120Hzは解像度と更新回数で必要な帯域が決まるため、経路が古いままでは成立しません。

HDMI 2.1(8K60・4K120対応)

HDMI 2.1は非圧縮の8K60と4K120に対応します。Ultra High Speed HDMI Cableは48Gbpsまでの構成に対応し、ダイナミックHDR・eARC・VRR・ALLMにも対応します(出典:HDMI公式のケーブル解説)。

DisplayPort 2.1のDP40(40Gbps)/DP80(80Gbps)

VESA認証のDP40はUHBR10×4レーンで40Gbpsまで、DP80はUHBR20×4レーンで80Gbpsまで対応します(出典:VESA公式のDisplayPort 2.1発表)。PCとモニターの直結経路ではこの2つが手がかりです。

生成層|AI超解像とフレーム生成はGPU世代で使える機能が変わる

生成層は、描く前の解像度を下げてAIで引き上げる超解像と、フレームの間を埋めるフレーム生成が中心です。世代名がそのまま条件になります。

DLSS 4/GeForce RTX 50シリーズ

DLSS 4のMulti Frame GenerationはGeForce RTX 50シリーズのGPUおよびノートPC向けで、描画した1フレームにつき3フレームまで追加生成します(出典:NVIDIA公式のDLSS 4解説)。

FSR 4/Radeon RX 9000シリーズ

FSR 4はRadeon RX 9000シリーズで利用でき、機械学習ベースのアルゴリズムでFSR 3.1から画質を改善しました。FSR 3.1対応タイトルからの移行も可能です(出典:AMD公式のFidelityFX Super Resolution解説)。

通信層|クラウドゲーミングは回線の数値が体験の条件になる

通信層は、サーバー側で描画した映像を配信で受け取る構成です。条件は回線速度と遅延で、判定表の2行が対応します。この層の値は各サービスが必要条件として公表したもので、規格側の値ではありません。

Xbox Cloud Gaming(下り10Mbps以上/推奨20Mbps)

Xbox Cloud Gamingは下り10Mbps以上が必要で、スマートフォンは10Mbps、コンソール・PC・タブレットは20Mbpsが推奨です(出典:Xbox公式のクラウドゲーミング回線要件)。

GeForce NOW(4K120で45Mbps以上/遅延80ms未満)

GeForce NOWは4K120で45Mbps以上、フルHD60で25Mbpsを推奨し、データセンターまでの遅延80ms未満を要件に挙げます(出典:NVIDIA公式のGeForce NOWシステム要件)。

次世代ゲーミングPCに求められる条件|世代で決まる部分と決まらない部分

次世代ゲーミングPCに求められる条件の3つのポイント(図解)

次世代ゲーミングPCという言い方には、GPUの世代で決まる部分と別の軸で決まる部分が混ざります。切り分けると買い替えの順番が決めやすくなります。具体的な4点は次の章です。

GPU世代で決まる部分(DLSS 4/FSR 4)

次世代ゲーミングPCを名乗れるかどうかのうち、生成層はGPUの世代名で決まります。対応世代は前章に書いたので、ここでは確認する場所に寄せます。Windowsならデバイスマネージャーのディスプレイアダプター、またはGPUベンダーの設定アプリに型番が出ます。ノートPCでは内蔵と外部のGPUが並ぶので、ゲームで使う側を見ます。型番が分かれば生成層の条件は判定できます。

世代で決まらない部分(出力端子・ケーブル・表示機器)

出力端子・ケーブル・表示機器は、GPUの世代とは別の軸で決まります。新しいGPUを載せても、間のケーブルが古い区分なら通る帯域は変わりません。逆に少し前の世代でも、経路がHDMI 2.1やDP40・DP80でそろえば表示層の行は埋まります。なおHDMI 2.2は96Gbpsまでの帯域で、Ultra96 HDMI Cableが96Gbpsに対応します(出典:HDMI公式のHDMI 2.2解説)。

据置PC・ノートPC・クラウドの向き不向き

据置PCは設置面積と電源の条件が付きます。置き場所とモニターの距離、電源の取り回しが決まらない部屋には向きません。持ち出す使い方にも向きません。

ノートPCは、携帯性と引き換えに発熱とファンの動作音の条件が付きます。高負荷が続くと動作音が上がりやすく、静かな環境で長時間使う用途には向きません。音や熱の感じ方には個人差があるため、体調への影響は断定しません。

クラウドは回線と遅延の条件が付きます。実測が推奨値に届かない回線や、家族と帯域を分け合う環境には向きません。機器の買い替えでこの条件は埋まりません。

環境別に見る「最初に変える1点」|現状→弱点→確認方法

次世代ゲーミングのイメージ写真(環境別に見る「最初に変える1点」)

判定に使う条件は、表示・生成・通信の3つでした。欠けている条件は環境ごとに違います。4つのケースで、不足しやすい行と確認する場所、最初に変える1点を割り付けます。

今の環境 欠けている条件 不足しやすい判定表の行 確認する場所 最初に変える1点
高性能PCに60Hzのモニター 表示の条件 映像インターフェース/DisplayPort/リフレッシュレート モニターの仕様表示・PCの映像出力設定 120Hz表示の機器と経路の端子・ケーブル
4KテレビでPS5・Xbox Series X 表示の条件 映像ケーブル/可変リフレッシュ・低遅延 テレビの端子仕様・設定メニュー テレビ側のHDMI 2.1入力とVRR・ALLM設定
回線を家族と共有・実測不足 通信の条件 クラウドの回線速度/クラウドの遅延 回線の実測・サービス内テスト 回線契約と接続方法の見直し
スマートフォン中心 通信と端末側の条件 スマートフォン本体の必要条件/回線速度 端末の仕様表示・必要条件 仕様表示と必要条件の突き合わせ

高性能なPCに60Hzのモニターをつないでいる場合

止まっているのは表示の条件です。DLSS 4やFSR 4が使える世代でも、表示機器が60Hzなら受け取れる更新回数は増えません。根拠は【共通規格】の値(HDMI 2.1の4K120対応、DP40・DP80の帯域)と【PC・GPU】の値に限り、コンソールの公表値は使いません。モニター側には機器横断の基準がないため、モニターの仕様表示・PCの出力設定・端子の世代表示で確かめます。

4KテレビでPS5・Xbox Series Xを遊んでいる場合

このケースの根拠は【コンソール】の公表値です。PS5は対応するテレビとゲームで120Hz映像出力を有効化できます(出典:PlayStation公式サポートの4K解像度ガイド)。またHDMI 2.1のVRR対応テレビ・モニターでVRRが機能し、ALLM対応テレビでは低遅延モードへ自動で切り替わります(出典:PlayStation.Blogのシステムソフトウェア更新告知)。Xbox Series XはHDMI 2.1ポートを1基備え、HDMI VRR・AMD FreeSync・ALLMに対応します(出典:Xbox公式のXbox Series X製品ページ)。本体側は満たされているので、確認はテレビ側です。

回線を家族と共有している・実測が推奨値に届かない場合

このケースの根拠は【クラウドサービス】の公表値です。Xbox Cloud Gamingは下り10Mbps以上が必要で、コンソール・PC・タブレットは20Mbps推奨(出典:Xbox公式のクラウドゲーミング回線要件)。GeForce NOWは4K120で45Mbps以上、遅延80ms未満を要件に挙げます(出典:NVIDIA公式のGeForce NOWシステム要件)。測る場所は、遊ぶ時間帯の回線速度とサービス内のネットワークテストです。この条件は機材の買い替えでは埋まりません。

スマートフォン中心で遊んでいる場合

スマートフォン本体の必要条件は、機種横断の公式基準の公表がないため公式の公表なしとしています。確認できるのは各機種の仕様表示と各サービスの必要条件に限られます。Xbox Cloud Gamingではスマートフォンの推奨が10Mbpsです(出典:Xbox公式のクラウドゲーミング回線要件)。この環境向けの1点は次の章です。

【編集部の結論】次世代ゲーミングの環境を整える3点と、条件別の1点

採否の基準は1つで、判定表のどの行を埋めるかが商品ページの表記で裏付けられることです。表記が無い項目は「記載なし」と書き、推測で補いません。順位は付けません(根拠が記事の中に無いためです)。通信の条件は回線契約と実測で決まるため、この4点では埋まりません。

商品名(型番) 埋める条件 商品ページの表記で確認できた項目 向かない条件
iFFALCON 55U75 表示の条件(映像インターフェース・可変リフレッシュ) 4K/55インチ/144Hz/VRR/HDMI2.1 設置スペースに余裕がない部屋
UGREEN 8K DisplayPortケーブル DP1.4 表示の条件(DisplayPortの経路) DP1.4/2M/VESA認証/32.4Gbps DisplayPort端子が無い表示機器
MSI Katana 17 HX B14W(Katana-17-HX-B14WFK-1073JP) 生成の条件(AI超解像・フレーム生成) GeForce RTX 5060/Core i7 14650HX/240Hz 常時持ち歩く前提の使い方
ASUS ROG Phone 6(ROG6-WH12R256/A) 条件別(スマートフォン中心の環境) 6.78型 ワイド/各社回線対応 片手操作を前提にした使い方

表示を整える:iFFALCON 55U75(4K・55型・HDMI2.1・VRR)

判定表の「映像インターフェース」と「可変リフレッシュ・低遅延」を埋めます。表示から整えるなら、iFFALCON 55U75が向きます。

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商品ページの表記に、映像インターフェースの行に対応するHDMI2.1と、可変リフレッシュの行に対応するVRRが並びます。ただし「4K」と「144Hz」は併記であって、4K解像度で144Hz表示ができるかは確定できません。4K120Hzは判定表の目安であり、この商品の性能とは断定しません。

iFFALCON 55U75の主要スペック

商品ページの表記です。無い項目は立てていません。

項目 商品ページの表記
型番 55U75(U75シリーズ)
画面サイズ 55インチ
解像度 4K
リフレッシュレート 144Hz
可変リフレッシュ VRR
映像入力 HDMI2.1
OS Google TV

iFFALCON 55U75の弱点・向かない条件

次の3点では選び方を変えてください。

iFFALCON 55U75の注意点
・55型のため設置スペースに余裕が要り、幅と視聴距離が決まっていない部屋には向きません。
・PCにつなぐ場合は入力遅延とゲームモードの設定確認が要ります。
・4K解像度と144Hz表示の組み合わせは表記から確定できず、これを前提に選ぶ用途には向きません。

経路を整える:UGREEN 8K DisplayPortケーブル DP1.4(2m・VESA認証)

判定表の「DisplayPort」の行を埋めます。PCとモニターの経路から整えるなら、UGREEN 8K DisplayPortケーブル DP1.4が向きます。

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線引きが要ります。この商品の「DP1.4」「32.4Gbps」は商品ページの表記で、VESA認証のDP40(40Gbps)・DP80(80Gbps)とは別の区分です。DP1.4の帯域は規格側の公表値として扱いません。80Gbpsが要る構成なら、DP80の認証を持つケーブルを探します。

UGREEN 8K DisplayPortケーブル DP1.4の主要スペック

商品ページの表記です。VESA公式のDP40・DP80とは並べていません。

項目 商品ページの表記
規格表記 DP1.4
長さ 2m
認証 VESA認証(商品ページの表記)
対応表示 8K 60Hz・4K 240Hz
帯域の表記 32.4Gbps
対応機能 HDR・G-SYNC

UGREEN 8K DisplayPortケーブル DP1.4の弱点・向かない条件

この1本で埋まらないのは次の3点です。

UGREEN 8K DisplayPortケーブル DP1.4の注意点
・DisplayPort端子が無いテレビや一部のモニターに使えず、HDMI経路の環境には向きません。
・長さが2mのため、設置距離が長い環境には向きません。
・DP1.4はDP40・DP80とは別の区分で、80Gbpsを前提にした構成には向きません。

生成を整える:MSI Katana 17 HX B14W(GeForce RTX 5060・240Hz)

判定表の「AI超解像・フレーム生成」を埋めます。次世代ゲーミングPCとして生成から整えるなら、MSI Katana 17 HX B14Wが向きます。

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商品ページの表記にあるGeForce RTX 5060はGeForce RTX 50シリーズに当たり、NVIDIA公式がDLSS 4のMulti Frame Generationの対象に挙げる世代です(出典:NVIDIA公式のDLSS 4解説)。生成層の行はこの世代名で判定します。

MSI Katana 17 HX B14Wの主要スペック

商品ページの表記です。重量と駆動時間は表記が無く立てていません。

項目 商品ページの表記
型番 Katana-17-HX-B14WFK-1073JP
GPU GeForce RTX 5060
CPU Core i7 14650HX
画面サイズ 17.3インチ
メモリ 16GB
ストレージ SSD 512GB
リフレッシュレート 240Hz
OS Windows11

MSI Katana 17 HX B14Wの弱点・向かない条件

据置PCや別サイズを検討したい条件は3つです。

MSI Katana 17 HX B14Wの注意点
・17.3インチのため、常時持ち歩く使い方には向きません。
・排熱とファンの動作音に注意が要り、静かな環境で長時間使う用途には向きません。
・SSDが512GBのため、多くのタイトルを同時に入れる使い方には向きません。

条件別:スマートフォン中心ならASUS ROG Phone 6(ROG6-WH12R256/A・6.78型)

別枠に置く理由を書きます。判定表の「スマートフォン本体の必要条件」は【端末個別】で、機種横断の公式基準の公表がありません。判定の土俵が上の3点と違うためで、評価が下だから別枠にしているのではありません。

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クラウドゲーミングを中心に組むなら、端末側は画面サイズと対応回線、サービス側は回線速度と遅延を見ます。

ASUS ROG Phone 6の主要スペック

商品ページの表記です。型番から容量を推測していません。

項目 商品ページの表記
型番 ROG6-WH12R256/A
画面サイズ 6.78型 ワイド
カラー ストームホワイト
対応回線 商品ページに記載の各社回線
リフレッシュレート 記載なし
メモリ・ストレージ 記載なし

ASUS ROG Phone 6の弱点・向かない条件

向かない条件は次の3点です。

ASUS ROG Phone 6の注意点
・6.78型のため片手で長時間操作する使い方には向きません。
・リフレッシュレートの数値は商品ページの表記に無く「記載なし」として扱います。
・クラウドゲーミングで使うなら回線速度の実測が推奨値に届くことが前提で、届かない環境には向きません。

次世代対応を急がなくてよい条件|変えても体感が変わらないケース

次世代ゲーミングのイメージ写真(次世代対応を急がなくてよい条件)

買い替えで解決しない条件も書いておきます。行が埋まらない原因が別にある場合、機材を替えても届く情報量は変わりません。

ケーブルの交換では条件が埋まらない場合

ケーブルを新しい区分に替えても、入力側と出力側の両方がHDMI 2.1に対応していなければ「映像インターフェース」の行は埋まりません。まず本体と表示機器の端子仕様表示を確かめ、そこが埋まっていてケーブルの区分のみが古いときが、替えて効果が出る場面です。

8Kを狙うのが早いと判断できる条件

HDMI 2.1は8K60に対応します(出典:HDMI公式のケーブル解説)。一方で家庭用ゲーム機側の8Kゲーム動作条件は公式の公表なしです。経路としては通せるが、遊ぶ側の条件が確認できない状態です。今の用途が4K120Hzまでで完結しているなら、8Kは急がなくてよい条件です。

クラウドゲーミングが向かない条件

実測が推奨値に届かない場合と、遅延が80msを超える場合は、クラウドゲーミングが向きません。【クラウドサービス】の2行が埋まらない状態で機器を替えても数値は変わりません。この条件に当たったら、手元で描画する構成へ寄せる判断が現実的です。

公式仕様を突き合わせて分かること|規格別の帯域一覧

次世代ゲーミングのイメージ写真(公式仕様を突き合わせて分かるこ)

HDMI・VESA・PlayStation・Xbox・NVIDIA・AMDの6社が公表する公式ページ12件を突き合わせ、判定に使える公表値を並べました(発行元を1社、ページを1件として別々に数えました)。内訳はHDMI公式3ページ、VESA公式1ページ、PlayStation公式2ページ、Xbox公式3ページ、NVIDIA公式2ページ、AMD公式1ページです。表は帯域に絞りました。

規格・ケーブル区分 公表されている帯域 出典
High Speed HDMI Cable 10.2Gbps HDMI公式のケーブル一覧
Premium High Speed HDMI Cable 18Gbps HDMI公式のケーブル一覧
Ultra High Speed HDMI Cable(HDMI 2.1) 48Gbpsまで HDMI公式のケーブル解説
Ultra96 HDMI Cable(HDMI 2.2) 96Gbps HDMI公式のHDMI 2.2解説
DP40(VESA認証) 40Gbpsまで VESA公式のDisplayPort 2.1発表
DP80(VESA認証) 80Gbpsまで VESA公式のDisplayPort 2.1発表

ケーブル区分は、ゲーム機・PC接続で使う4区分(High Speed/Premium High Speed/Ultra High Speed/Ultra96)に限りました。Ethernet対応・車載向けの派生型は同じ区分として1件に数えます。

ケーブル区分ごとの公表帯域

対応解像度は公表を確認できた区分に限ります。

High Speed HDMI Cable(10.2Gbps)

帯域は10.2Gbpsです(出典:HDMI公式のケーブル一覧)。対応解像度は公式の公表なしで、目安を下回ります。

Premium High Speed HDMI Cable(18Gbps)

帯域は18Gbpsです(出典:HDMI公式のケーブル一覧)。対応解像度は公式の公表なしで、目安には届きません。

Ultra High Speed HDMI Cable(48Gbps/HDMI 2.1)

48Gbpsまでの構成に対応し、非圧縮の8K60と4K120、ダイナミックHDR・eARC・VRR・ALLMに対応します(出典:HDMI公式のケーブル解説)。

Ultra96 HDMI Cable(96Gbps/HDMI 2.2)

HDMI 2.2は96Gbpsまでの帯域で、Ultra96 HDMI Cableが96Gbpsに対応します(出典:HDMI公式のHDMI 2.2解説)。

次世代ゲーミングの疑問に数値で答えます

次世代ゲーミングのイメージ写真(次世代ゲーミングの疑問に数値で答えます)

次世代ゲーミングPCは何世代のGPUからですか?

使いたい機能で決まります。DLSS 4のMulti Frame GenerationならGeForce RTX 50シリーズ(出典:NVIDIA公式のDLSS 4解説)、FSR 4ならRadeon RX 9000シリーズです(出典:AMD公式のFidelityFX Super Resolution解説)。デバイスマネージャーに出る型番を判定表の該当行と突き合わせてください。

4K120Hzで表示するにはどのケーブルが必要ですか?

HDMI経路ならUltra High Speed HDMI Cableで、48Gbpsまでの構成と4K120に対応します(出典:HDMI公式のケーブル解説)。DisplayPort経路ならVESA認証のDP40(40Gbpsまで)かDP80(80Gbpsまで)です(出典:VESA公式のDisplayPort 2.1発表)。ただしケーブルの交換のみでは埋まりません。出力端子・ケーブル・入力端子・表示機器のリフレッシュレートの4か所がそろって4K120Hzが通ります。

クラウドゲーミングには何Mbpsの回線が必要ですか?

サービスごとに違います。Xbox Cloud Gamingは下り10Mbps以上が必要で、スマートフォンは10Mbps、コンソール・PC・タブレットは20Mbps推奨(出典:Xbox公式のクラウドゲーミング回線要件)。GeForce NOWは4K120で45Mbps以上、フルHD60で25Mbpsを推奨し、遅延80ms未満を要件に挙げます(出典:NVIDIA公式のGeForce NOWシステム要件)。

HDMI 2.2やUltra96ケーブルは今から必要ですか?

今の用途で判断します。HDMI 2.2は96Gbpsまでの帯域で、Ultra96 HDMI Cableが96Gbpsに対応します(出典:HDMI公式のHDMI 2.2解説)。一方、判定表の目安はUltra High Speed HDMI Cableで、48Gbpsまでの構成と4K120に対応します(出典:HDMI公式のケーブル解説)。4K120Hzで完結する環境ならこの区分で足ります。

8Kでゲームを遊ぶのは現実的ですか?

経路側と遊ぶ側で分かれます。経路側はHDMI 2.1が非圧縮の8K60に対応します(出典:HDMI公式のケーブル解説)。遊ぶ側は、家庭用ゲーム機の8Kゲーム動作条件について公式の公表なしです。確認できるのは本体の出力設定に8Kの選択肢があるか、表示機器とタイトルが8Kに対応しているかです。

VRRとALLMは何が違いますか?

役割が違います。VRRは表示の更新間隔を映像側に合わせる仕組み、ALLMは表示機器を低遅延の設定へ切り替える仕組みで、Ultra High Speed HDMI Cableは両方に対応します(出典:HDMI公式のケーブル解説)。PS5はVRR対応機器でVRRが機能しALLMで自動切替(出典:PlayStation.Blogのシステムソフトウェア更新告知)、Xbox Series XもVRR・ALLMに対応します(出典:Xbox公式のXbox Series X製品ページ)。

まとめ|条件別に「次に確認する1点」を決める

次世代ゲーミングのイメージ写真(まとめ)

次世代ゲーミングの判定は3条件で1つに絞れます。

表示の条件|表示機器が60Hzのままなら、まず120Hz表示の表示機器と、HDMI 2.1またはDP40・DP80の端子の確認から始めます。PS5やXbox Series Xを4Kテレビにつないでいるなら、テレビ側のHDMI 2.1入力とVRR・ALLMの設定確認が先です。表示から整えるならiFFALCON 55U75、経路を1本で置き換えるならUGREEN 8K DisplayPortケーブル DP1.4です。

生成の条件|DLSS 4やFSR 4を使いたいなら、先にGPUの型番を確認し、対応世代(GeForce RTX 50シリーズ/Radeon RX 9000シリーズ)かを見極めます。次世代ゲーミングPCとして生成から整えるならMSI Katana 17 HX B14W、スマートフォン中心ならASUS ROG Phone 6です。

通信の条件|回線の実測が推奨値に届かないなら、クラウドではなく手元で描画する構成を優先します。機材の買い替えでは埋まりません。

この記事はGGplay編集部が、公式ページの公表値と商品ページの表記のみを根拠にまとめました。運営方針は GGplayについて のページで確認できます。

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