電源・冷却

ケースファンの選び方とおすすめの考え方|サイズ・風量・静音で失敗しない

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ゲーミングPCの温度が気になってケースファンを足したいんですけど、サイズも種類も多すぎて何を選べばいいか分からなくて…

ケースファンは「サイズ・風量(静圧)・回転数・制御方式」の4つを押さえれば失敗しにくいですよ。この記事で選び方の軸を整理して、自分の構成に合う一枚を見つけられるようにしましょう。

ケースファンは地味なパーツですが、PC全体の温度と静音性を大きく左右する重要な縁の下の力持ちです。CPUやGPUがどれだけ高性能でも、ケース内のエアフローが滞っていれば熱がこもり、性能が伸びきらなかったり動作音が大きくなったりします。とはいえ、いざ選ぼうとすると120mm/140mmといったサイズ、風量・静圧、回転数、PWM制御、ARGBの有無など見るべき項目が多く、迷いやすいパーツでもあります。

この記事では、ケースファン選びで本当に押さえるべき4つの軸と、エアフロー(吸気・排気)の基本的な考え方をやさしく整理します。あわせて、冷却をまとめて底上げしたい人向けの関連アイテム(簡易水冷CPUクーラーや、良質なファンが最初から付くPCケース)も、用途を正直に分けて紹介します。価格は変動するため本文では触れず、最新の在庫・価格は各リンク先でご確認ください。

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ケースファンの選び方|4つの軸で考える

ケースファンは見た目が似ていても、用途に合うかどうかは「どこに付けるか」で変わります。まずは次の4ステップで、自分の構成に必要なスペックを絞り込みましょう。

1サイズを確認する(120mm/140mm)

最も主流なのは120mmと140mmです。同じ回転数なら140mmの方が大きく回る分だけ風量を稼ぎやすく静かになりやすい一方、ケースの取り付け穴が120mm専用のこともあります。まずはケースの仕様で対応サイズと枚数を確認しましょう。

2風量(エアフロー)か静圧かを選ぶ

ケース側面や前面の開けた場所に付けて空気を流す用途は「風量重視(エアフロー型)」、ラジエーターやダストフィルター越しに押し込む用途は「静圧重視」が向きます。CPUクーラーやラジエーターに付けるなら静圧型を選ぶのが基本です。

3回転数と静音性のバランスを見る

回転数(rpm)が高いほど冷えますが音も大きくなります。静かさを優先するなら最大回転数が控えめなモデルや、後述のPWM制御で必要なときだけ回るモデルが快適です。ノイズの目安(dBA)も参考になります。

4制御方式(3ピン/4ピンPWM)と見た目を決める

4ピンのPWM制御なら温度に応じて自動で回転数が変わり、静音と冷却を両立しやすくなります。3ピンは電圧制御で配線がシンプル。光らせたいならARGB対応、白基調のPCなら白いフレームのファンなど、見た目の好みも最後に合わせましょう。

エアフローの基本|吸気と排気のバランスが命

ケースファンは「いいファンを付ける」こと以上に、吸気と排気のバランス(エアフロー設計)が大切です。一般的な考え方を押さえておくと、ファン選びも配置も迷いにくくなります。

エアフローの基本ポイント
  • 前面・下面=吸気、背面・天面=排気が王道。冷たい空気を前から入れ、温まった空気を後ろ・上へ逃がします。
  • 吸気をやや多めにする「正圧」気味だと、すき間からのホコリ侵入を抑えやすいとされます。
  • 吸気側にダストフィルターを付けると、掃除の頻度を抑えやすくなります。
  • ケーブルで空気の通り道をふさがないよう、配線の取り回しも意識すると効果的です。
やりがちな注意点
  • 排気ばかり強いと「負圧」になり、フィルターのない穴からホコリを吸い込みやすくなります。
  • とにかく数を増やせば冷えるわけではなく、空気の入口と出口の流れが整っているかが重要です。
  • ラジエーターやフィルター越しの設置に風量型を使うと、抵抗に負けて思ったほど冷えないことがあります。

なお、「ファンを増やしても温度が下がらない」「グラボやCPUの温度が高い」と感じる場合は、ケースファンの追加だけでなく冷却の構成そのものを見直すのも有効です。下では、エアフロー改善と相性のよい関連アイテムを用途別に紹介します。

冷却をまとめて底上げしたい人向けの関連アイテム

標準的な120/140mmのケースファン単品は、お使いのケースの対応サイズ・枚数に合わせて選ぶのが基本です。ここでは「ケースファンの追加と並行して検討したい冷却強化の選択肢」を、目的別に正直に分けてご紹介します。CPUの発熱が大きい構成なら簡易水冷、これから組む・組み替えるなら最初から良質なファンが付くケースという考え方です。

▶ あわせて読みたい:ゲーミングPCのファン・冷却おすすめ10選|空冷・水冷タイプ別

CPUの発熱を抑えたいなら:簡易水冷CPUクーラー(240/360mm)

ケースファンを足してもCPU温度が高止まりする場合は、CPUクーラー自体の強化が効果的です。簡易水冷(AIO)は大型ラジエーターのファンで一気に排熱できるため、高負荷時の温度と静音性のバランスを取りやすいとされます。ラジエーターに付くファンは静圧型なので、ケースのエアフローとセットで考えると効果が出やすいです。

第1位:ID-COOLING FX360 PRO(ID-COOLING)

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360mmラジエーターにARGBファンを備えた、コストパフォーマンスの高さで評判の簡易水冷です。発熱の大きいCPUでも余裕を持って冷やしやすく、ケース側のエアフローと組み合わせれば全体の温度を底上げできます。光らせたい人にも向く一枚です。

メリット
  • 360mmクラスで高負荷時のCPU温度を抑えやすいとされる。
  • ARGBファン付きで見た目の演出もしやすい。
  • コスパの良さで人気があり、入門の水冷として選ばれやすい。
注意点
  • 360mmラジエーターを設置できるケースが必要。
  • ケースファンの追加とは目的が異なる(CPU冷却が主)。

主要スペック

タイプ 簡易水冷(AIO)
ラジエーター 360mm
ファン ARGB
向き CPU冷却強化

第2位:NZXT Kraken Core 360 RGB(NZXT)

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デザイン性と完成度で人気のNZXTによる360mm簡易水冷です。RGBで魅せる構成にしやすく、見た目を重視するゲーミングPCに合わせやすいとされます。CPU冷却を一段引き上げたい人の選択肢になります。

メリット
  • 人気ブランドらしいデザインと質感の良さで評判。
  • 360mmラジエーターで高負荷時も冷やしやすい。
  • RGB演出で映えるPCを作りやすい。
注意点
  • 360mm対応ケースが前提。
  • ケースファン単品の代替ではなくCPU冷却向け。

主要スペック

タイプ 簡易水冷(AIO)
ラジエーター 360mm
ライティング RGB
向き CPU冷却強化

第3位:CORSAIR NAUTILUS 360(CORSAIR)

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自作パーツの定番ブランドCORSAIRの360mm簡易水冷です。安定した使い勝手で選ばれやすく、はじめての水冷でも扱いやすいとされます。ケースのエアフローと合わせて、全体の冷却をしっかり整えたい人向けです。

メリット
  • 定番ブランドで安心感のある選択肢
  • 360mmで高負荷時のCPU温度を抑えやすい。
  • クセが少なく扱いやすいとされる。
注意点
  • 360mmラジエーターの設置スペースが必要。
  • 目的はCPU冷却(ケースファン追加とは別軸)。

主要スペック

タイプ 簡易水冷(AIO)
ラジエーター 360mm
ブランド 定番
向き CPU冷却強化

第4位:ARCTIC Liquid Freezer III Pro 360(ARCTIC)

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高い冷却性能で評価されるARCTICの360mm簡易水冷です。発熱の大きいハイエンドCPUでもしっかり冷やしやすいとされ、温度を最優先したい構成に向きます。ケースのエアフローを整えたうえで導入すると効果を引き出しやすいです。

メリット
  • 冷却性能の高さで評判。発熱の大きいCPU向き。
  • 360mmで高負荷時も余裕を持たせやすい。
  • 静音と冷却のバランスを取りやすいとされる。
注意点
  • 360mm対応ケースが必要で設置の自由度は下がる。
  • ケースファンの追加とは目的が異なる。

主要スペック

タイプ 簡易水冷(AIO)
ラジエーター 360mm
特長 高冷却
向き CPU冷却強化

これから組む・組み替えるなら:良質なファンが付くPCケース

新しくPCを組む、あるいはケースごと見直す予定なら、最初から複数のARGBファンが付属するケースを選ぶのも合理的です。単品でファンを買い足すより、ケースの設計に合ったエアフローを最初から確保しやすくなります。

第1位:Thermaltake View 380 TG ARGB(Thermaltake)

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120mm ARGBファンを複数備えた大型のミドル~フルタワーケースです。最初からエアフロー用のファンが充実しているため、買い足さずに見栄えと冷却を確保しやすいとされます。3面ガラスで内部を魅せたい人にも向きます。

メリット
  • ARGBファンが複数付属し、追加購入を抑えやすい。
  • 大型で360mmラジエーターなど拡張の余裕がある。
  • ガラスパネルで内部を魅せやすい。
注意点
  • 大型のため設置スペースを確認する必要がある。
  • 既存PCのファン追加とは異なり、ケースごとの入れ替えになる。

主要スペック

タイプ PCケース
付属ファン 120mm ARGB複数
サイズ 大型
対応 ATX

第2位:Thermaltake View 270 Plus TG ARGB(Thermaltake)

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120mm ARGBファンを備えた扱いやすいミッドタワーケースです。標準的なサイズで設置しやすく、最初からファンが付くため、これから組む人やエアフローを整えたい人の土台になります。青系のARGBで落ち着いた演出ができます。

メリット
  • ミッドタワーで設置しやすい定番サイズ。
  • 120mm ARGBファン付きでエアフローの土台を確保しやすい。
  • ガラスパネルとARGBで見栄えを作りやすい。
注意点
  • 付属ファン枚数はケースにより異なるため仕様確認を。
  • ケースファン単品の追加とは目的が異なる。

主要スペック

タイプ PCケース
付属ファン 120mm ARGB
サイズ ミッドタワー
演出 青系ARGB

冷却強化アイテムの比較

ここまで紹介した関連アイテムを、目的・タイプ別にまとめました。標準的なケースファン単品はお使いのケースの対応サイズに合わせて選び、「CPUを冷やしたい=簡易水冷」「これから組む=ファン付きケース」と用途で切り分けるのがおすすめです。

製品名/ブランド タイプ 主な目的 サイズ/規格 こんな人向け
ID-COOLING FX360 PRO 簡易水冷 CPU冷却強化 360mmラジエーター コスパ重視で水冷入門
NZXT Kraken Core 360 RGB 簡易水冷 CPU冷却強化 360mmラジエーター 見た目も重視したい
CORSAIR NAUTILUS 360 簡易水冷 CPU冷却強化 360mmラジエーター 定番ブランドで安心
ARCTIC Liquid Freezer III Pro 360 簡易水冷 CPU冷却強化 360mmラジエーター とにかく冷やしたい
Thermaltake View 380 TG ARGB PCケース エアフロー土台 大型/120mm ARGB付属 これから組む・魅せたい
Thermaltake View 270 Plus TG ARGB PCケース エアフロー土台 ミッドタワー/120mm ARGB 標準サイズで組みたい

ケースファンに関するよくある質問

Q. ケースファンは何個付ければいいですか?

A. ケースの対応箇所と構成によりますが、前面に吸気1~2基、背面に排気1基を基本に、必要に応じて天面排気を足すのが一般的です。数を増やすより、吸気と排気のバランス(空気の入口と出口)が整っているかが重要です。

Q. 120mmと140mm、どちらがいいですか?

A. ケースが対応していれば、同じ回転数なら140mmの方が風量を稼ぎやすく静かになりやすい傾向があります。ただし取り付け穴が120mm専用のこともあるため、まずはケースの仕様で対応サイズを確認しましょう。

Q. PWM(4ピン)と3ピン、どちらを選ぶべき?

A. 静音と冷却を自動で両立したいならPWM(4ピン)が便利です。温度に応じて回転数が変わるため、普段は静かに、負荷時はしっかり回せます。配線をシンプルにしたいなら3ピンでも問題ありません。

Q. ファンを追加してもCPUやGPUの温度が下がりません。

A. ケースファンの追加だけで足りないこともあります。CPUの発熱が大きいなら簡易水冷への変更、ケース自体のエアフローが悪いならケースの見直しが効果的です。本記事の関連アイテムも参考にしてください。

▶ あわせて読みたい:ゲーミングPCのグラボ人気おすすめ10選|予算・解像度別に比較

Q. 光らないファン(非ARGB)でも冷却性能は変わりますか?

A. 冷却性能は主に風量・静圧・回転数で決まり、ARGBはあくまで見た目の演出です。光らせる必要がなければ非ARGBで十分で、配線もシンプルになります。

まとめ|選び方を押さえれば失敗しない

  • ケースファン選びは「サイズ・風量(静圧)・回転数・制御方式」の4軸で考える。
  • 設置場所で選び分ける:開けた場所=風量型、ラジエーター/フィルター越し=静圧型。
  • 吸気と排気のバランス(エアフロー)が冷却の決め手。数より流れ。
  • CPU温度が高いなら簡易水冷、これから組むなら良質なファン付きケースも有効な選択肢。
  • 価格・在庫は変動するため、最新情報は各リンク先で確認を。

ケースファンは選び方の軸さえ押さえれば、難しいパーツではありません。お使いのケースの対応サイズを確認し、用途に合った風量・静音性のファンを選びつつ、必要に応じてCPUクーラーやケースごとの冷却強化も検討してみてください。静かで安定したPC環境づくりの参考になればうれしいです。

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