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結論を先に3つ出します。①ファンはCPUとグラフィックボードが出した熱を筐体の外へ運ぶ部品で、運ぶべき熱の量はメーカーの公表値から分かります。GeForce RTX 5070の公称電力は250Wです(出典:NVIDIA公式「GeForce RTX 5070 Family Graphics Cards」)。
②商品ページ21件を数えると、ファンの本数を書いたページは0件、CPUクーラーの方式を書いたページは4件でした。③だから本数より温度で判断するほうが確実で、AMDはRyzen 7 9800X3Dの最大動作温度を95℃と公表しています(出典:AMD公式「AMD Ryzen 7 9800X3D Desktop Processor」)。
集計日は2026年9月2日、数え単位は商品ページ単位で、同じシリーズの構成違いは別の1件として数えました。表記の集計と公式の公表値は出所が違うため、主語を分けて書きます。
📖 目次(タップで開閉)
- 1. ゲーミングPCのファンが運ぶ熱はどれくらい?GPUとCPUの公称電力で見る
- 2. 編集部集計|ゲーミングPCの商品ページ21件を1件ずつ数えて分かったこと
- 3. ゲーミングPCのファンは4か所にある|CPU・ケース・GPU・電源
- 4. ゲーミングPCのファンは何個必要?本数ではなく吸気と排気の釣り合いで考える
- 5. ファンがうるさい・異音がするときの切り分け
- 6. ファンの回転数と設定|確認方法とファンカーブの決め方
- 7. ファンが回らない・回りっぱなしのときに見る順番
- 8. 【商品ページにCPUクーラーの方式が書かれている4機種】買う前に冷却の作りを確かめられるゲーミングPC
- 9. ゲーミングPCのファンの役割と本数を選ぶときに残りやすい疑問
- 10. まとめ|ファンは本数ではなく、運ぶ熱の量と温度で判断する
- 11. 関連記事
ゲーミングPCのファンが運ぶ熱はどれくらい?GPUとCPUの公称電力で見る

ファンの仕事量は、中の部品が使う電力でほぼ決まります。集計対象に出てくるGPUのすべてと、公式の仕様を一次取得できたCPU(Ryzen 7 9800X3DとCore i7-14700Fの2つ)の公表値を並べました。取得日は2026年9月2日です。
| 対象 | 項目名(公式の表記) | 公表値 | 出典名 |
|---|---|---|---|
| GeForce RTX 5070 | Total Graphics Power (W) / Required System Power (W) | 250W / 650W | NVIDIA公式「GeForce RTX 5070 Family Graphics Cards」 |
| GeForce RTX 4070 SUPER | Total Graphics Power (W) / Required System Power (W) | 220W / 650W | NVIDIA公式「GeForce RTX 4070 Family Graphics Cards」 |
| GeForce RTX 4070 | Total Graphics Power (W) / Required System Power (W) | 200W / 650W | NVIDIA公式「GeForce RTX 4070 Family Graphics Cards」 |
| GeForce RTX 5060 Ti | Total Graphics Power (W) / Required System Power (W) | 180W / 600W | NVIDIA公式「GeForce RTX 5060 Family Graphics Cards」 |
| GeForce RTX 5060 | Total Graphics Power (W) / Required System Power (W) | 145W / 550W | NVIDIA公式「GeForce RTX 5060 Family Graphics Cards」 |
| GeForce RTX 5050 | Total Graphics Power (W) / Required System Power (W) | 130W / 550W | NVIDIA公式「GeForce RTX 5050 Graphics Cards」 |
| GeForce RTX 3050 (8GB) | Graphics Card Power (W) / Required System Power (W) | 130W / 550W | NVIDIA公式「GeForce RTX 3050 Graphics Cards」 |
| GeForce RTX 3050 (6GB) | Graphics Card Power (W) / Required System Power (W) | 70W / 300W | NVIDIA公式「GeForce RTX 3050 Graphics Cards」 |
| GeForce RTX 4060 | Total Graphics Power (W) / Required System Power (W) | 115W / 550W | NVIDIA公式「GeForce RTX 4060 and RTX 4060 Ti Graphics Cards」 |
| AMD Ryzen 7 9800X3D | Default TDP / Max Operating Temperature (Tjmax) | 120W / 95℃ | AMD公式「AMD Ryzen 7 9800X3D Desktop Processor」 |
| インテル Core i7-14700F | Processor Base Power / Maximum Turbo Power | 65W / 219W | Intel公式「インテル Core i7 プロセッサー 14700F 製品仕様」 |
| 掲載4機種のケースファン本数・回転数(rpm)・騒音値(dB) | メーカー公式の公表 | 未取得=本記事では扱わない | — |
| 集計対象に登場し、公式の公表値を一次取得していないCPU(Ryzen 5 4500/Ryzen 5 5500/Ryzen 5 220/Ryzen 7 260/Ryzen 7 5700X/Ryzen 7 9700X/Core i5 14400F/Core i7 13620H/Core i7 13700F/Core i9-13900HX) | 電力・最大動作温度 | 未取得=本記事では扱わない | — |
(a)「Graphics Card Power」と「Total Graphics Power」は世代で公式の項目名が違うため、公式の表記のまま載せています。(b) 商品ページの表記からGeForce RTX 3050のメモリ容量は特定できないため、8GB版と6GB版の両方を残しました。
(c) 表記が公式の表と一致しない例もあります(TOPGRO T1 MAX ミニは「RTX4070 8GB GDDR6」の表記で、NVIDIA公式のデスクトップ向けGeForce RTX 4070とは条件が違います)。機種ごとの断定はしません。(d) GeForce RTX 5050の求めるシステム電源550Wには「Minimum is based on a PC configured with a Ryzen 9 9950X processor」という公式の注記が付き、組み合わせるCPUが変われば前提も変わる最小値です(出典:NVIDIA公式「GeForce RTX 5050 Graphics Cards」)。
消費電力がそのまま発熱量になる|GeForce RTX 5070は250W
GPUが使う電力は、そのほとんどが熱に変わって筐体の中へ放出されます。GeForce RTX 5070の公称電力は250Wです(出典:NVIDIA公式「GeForce RTX 5070 Family Graphics Cards」)。前掲の表のとおりGeForce RTX 5050は130W、RTX 3050(6GB)は70Wで、これはGPUのモデルに対する値であってPC全体の消費電力ではありません。
公式が求めるシステム電源は、冷却の重さを見積もる目盛りにもなる
NVIDIAは求めるシステム電源の値も公表しており、GeForce RTX 5070は650Wです(出典:NVIDIA公式「GeForce RTX 5070 Family Graphics Cards」)。編集部はこれを、筐体の中で処理される電力の総量、つまり冷却の重さを見積もる目盛りとしても読んでいます。これは編集部の読み方で、NVIDIAが冷却の指標として示した値ではありません。
▶ あわせて読みたい:ゲーミングPCの電源とは?必要容量の計算と選び方を解説
温度の上限も公表されている|Ryzen 7 9800X3Dは95℃
回転数の目安を探すより、温度の上限を見るほうが判断は速く進みます。AMDはRyzen 7 9800X3Dの最大動作温度(Tjmax)を95℃、Default TDPを120Wと公表しています(出典:AMD公式「AMD Ryzen 7 9800X3D Desktop Processor」)。インテルはCore i7-14700FのProcessor Base Power 65W、Maximum Turbo Power 219Wを公表しています(出典:Intel公式「インテル Core i7 プロセッサー 14700F 製品仕様」)。
編集部集計|ゲーミングPCの商品ページ21件を1件ずつ数えて分かったこと

2026年9月2日に、ゲーミングPCの商品ページ21件の表記を1件ずつ数えました。同じシリーズの構成違い(ASUS TUF Gaming TM500MHの2構成など)は別の1件です。21件のうち1件はゲーミングノートPC、1件は小型(ミニ)タイプで、以下の件数はすべて21件が母数です。
| 集計項目 | 実数 | 内訳 |
|---|---|---|
| 数えた商品ページ | 21件 | うち1件はゲーミングノートPC、1件は小型(ミニ)タイプ |
| ファンの本数の記載 | 0件 | 「ファン」という語が21件の表記に1件も出てこない |
| 光る仕様(RGB・LED・ライト)の記載 | 0件 | 記載なし21件 |
| CPUクーラーの方式の記載 | 4件 | 空冷3件・液冷1件/記載なし17件 |
| 本体重量の記載 | 4件 | 15.75kgが1件・5.9kgが3件/記載なし17件 |
| 電源ユニットの出力の記載 | 4件 | 550Wが2件・650Wが2件/記載なし17件 |
| 80PLUSの記載 | 1件 | 記載なし20件 |
| 筐体の種別の記載 | 6件 | ミドルタワー4件・ノート1件・小型(ミニ)1件/記載なし15件 |
| 搭載GPUの記載 | 21件 | RTX 3050が5件・RTX 4060が2件・RTX 4070が4件・RTX 4070 SUPERが1件・RTX 5050が1件・RTX 5060が4件・RTX 5060 Tiが1件・RTX 5070が3件 |
| 冷却に関わる4項目のうち2項目以上の記載 | 4件 | 内訳はすべて「CPUクーラーの方式+本体重量」の組み合わせ |
| 冷却に関わる4項目のうち3項目以上の記載 | 0件 | CPUクーラーの方式・本体重量・電源ユニットの出力・ファンの本数の4項目で数えた |
(a) 1つの商品ページを1件として数え、同じシリーズの構成違いは別の1件としました。(b)「記載なし」は、その機能が無いという意味ではありません。
ファンの本数を書いた商品ページは21件中0件
ケースファンの本数を書いた商品ページは0件で、「ファン」という語そのものが21件の表記に1件も出てきません。これは書かれていないという意味であって、ファンが付いていないという意味ではありません。本数は届いた本体を開けて数えるか、メーカーの製品ページで確かめます。
CPUクーラーの方式を書いていたのは21件中4件|空冷3件・液冷1件
CPUクーラーの方式を書いていた商品ページは4件で、内訳は空冷3件・液冷1件、残る17件は記載なしでした。記載が無いことは、CPUクーラーが付いていない、冷却が弱いという意味ではありません。液冷は21件のうち1件で、ASUS ROG G700 GM700TZ-R9800X017Wです(編集部集計・対象21件(商品ページ単位)・2026年9月2日時点)。
電源ユニットの出力を書いていたのは21件中4件|550Wが2件・650Wが2件
電源ユニットの出力を書いていた商品ページは4件で、550Wが2件、650Wが2件、残る17件は記載なしです。80PLUSに触れていたのは1件でした。出力はその筐体で扱う電力の想定が数字で出るため、冷却の重さの手がかりになります。
冷却に関わる4項目を3つ以上そろえて書いた商品ページは0件
CPUクーラーの方式・本体重量・電源ユニットの出力・ファンの本数の4項目で数え直すと、3項目以上をそろえたページは0件でした。2項目以上は4件で、内訳はすべて「CPUクーラーの方式+本体重量」です。方式を書いた4件と電源出力を書いた4件の重複も0件でした。1つの商品ページを読んでも冷却の全体像はそろいません。
ゲーミングPCのファンは4か所にある|CPU・ケース・GPU・電源

ゲーミングPCのファンは、CPUクーラー・ケース・グラフィックボード・電源ユニットの4か所にあります。このうち商品ページの表記で存在を確かめられるのはCPUクーラーで、残る3か所は表記に出てきません。冷却部品を買って足すときの選び方は次の記事が向いています。
▶ あわせて読みたい:ゲーミングPCのファン・冷却おすすめ10選|空冷・水冷タイプ別
CPUファン(CPUクーラー)|空冷と液冷の違いが表記に出るのはここ
CPUクーラーはCPUの真上に付き、熱をヒートシンクへ移してファンで飛ばします。空冷はヒートシンクとファンで完結し、液冷は液体を回してラジエーターまで熱を運びます。表記から冷却の作りを見分ける手順は、①CPUクーラーの方式 ②本体重量 ③電源ユニットの出力 ④筐体の種別の順で、今回の21件では①が4件、②が4件、③が4件、④が6件でした。
ケースファン|吸気と排気を担当する、表記に出てこない主役
ケースファンは筐体の前面・底面・背面・上面に付き、外の空気を取り込んで温まった空気を押し出します。CPUクーラーやGPUファンが回っていても、中の空気が入れ替わらなければ熱はこもります。ただし今回の集計では本数の記載が0件でした。
GPUファン|公称電力の大きいカードほど運ぶ熱が多い
GPUファンはグラフィックボードに最初から付いており、GPUチップとメモリを冷やします。前掲の表のとおりGeForce RTX 5070は250W、GeForce RTX 4060は115Wで、数字が大きいカードほど筐体の中へ放出される熱も多くなります。GPU本体の選び方は次の記事で扱っています。
▶ あわせて読みたい:ゲーミングPCのグラボ人気おすすめ10選|予算・解像度別に比較
電源ユニットのファン|出力の表記と一緒に見る
電源ユニットにもファンが内蔵され、内部の回路を冷やします。低負荷時にファンを止める仕様の製品もあり、静かなときに回っていなくても異常とは限りません。電源側の面にも空気の出入り口ができるため、壁や家具との距離を確認します。
▶ あわせて読みたい:ゲーミングPC向け電源タップ人気おすすめ2選|雷ガード・個別スイッチで選ぶ
ゲーミングPCのファンは何個必要?本数ではなく吸気と排気の釣り合いで考える

「何個必要か」は本数では決まりません。吸気と排気の釣り合いで、同じ本数でも結果が変わります。
筐体の中の空気は、前面と底面から入り、CPUクーラーとグラフィックボードの周りを通って温まり、背面と上面から抜けます。入る量と出る量が釣り合っていないと、この流れが弱まります。まず流れの形を決め、足りない面にファンを足すのが順番です。
本数は商品ページからは分からない|数えるなら届いた本体で数える
今回の21件では、ケースファンの本数を書いた商品ページが0件でした。購入先の表記では分からないため、メーカーの仕様欄を見るか、届いた本体を開けて数えます。どの面が空いているかが分からないと増設を判断できないので、場所とセットで記録します。
吸気と排気の担当面|前面・底面から入れて背面・上面へ抜く
一般的なミドルタワーの配置は、前面と底面が吸気、背面と上面が排気の担当です。温まった空気は上へ動くため、上面から抜く形が流れに逆らいません。増設の前に、空いている面がどちらの担当かを決めてから選びます。
増やしても効きにくいとき|通り道がふさがっている場合を先に疑う
ファンを足しても温度が下がらないときは、通り道に原因があることが多いです。壁や家具に密着して背面の排気が跳ね返る、吸気フィルターが詰まる、ケーブルが通り道を横切る、といった状態です。判断は温度で行い、置き場所を変えた前後で比べます。
ファンがうるさい・異音がするときの切り分け

音は「大きい」と「おかしい」を分けると原因が絞れます。前者は動作、後者は部品の状態です。
高負荷で回転が上がる音は正常な動作|負荷と音が連動するか確かめる
ゲームの起動直後や読み込み中に音が大きくなり、終わると静かに戻るなら、負荷に合わせて回転が上がった動作です。確認は①CPUとGPUの使用率を表示 ②音が大きくなる瞬間と一致するか ③終了後に音も下がるか、の3手順です。それでも下げたいなら後述のファンカーブで調整します。
カタカタ・カラカラ・カリカリは接触や軸を疑う音
回転数と無関係に鳴る音や、金属が当たるような音は動作音とは別に扱います。カタカタ・カラカラはケーブルや結束バンドが羽根に触れている可能性があり、カリカリと連続する場合は軸受けの状態が変わっていることがあります。電源ケーブルを抜いてパネルを開け、羽根に触れているものが無いか確かめます。分解は保証の対象外になることがあります。
急にうるさくなったときは埃の蓄積を確認する
同じ使い方なのに音が大きくなった場合は、吸気フィルターやヒートシンクにホコリが溜まった状態を疑います。空気が入りにくくなると、同じ温度を保つために回転が上がるためです。掃除は電源ケーブルを抜き、フィルターを外して吸い取り、羽根はエアダスターで飛ばします。ホコリが厚く積もると故障につながりやすい状態になります。
ファンの回転数と設定|確認方法とファンカーブの決め方

回転数は見ることも決めることもできます。ただし目安にすべきなのは回転数そのものではありません。
回転数の確認はBIOS/UEFIとメーカー製ユーティリティで行う
1つはBIOS/UEFIのハードウェアモニターで、各コネクタのファンの回転数を見る方法です。CPU_FAN、CHA_FANといった名前で並ぶため、どこに何がつながっているかも分かります。もう1つはメーカー配布のユーティリティで、回転数と温度を同時に見られます。
目安にするのは回転数ではなく温度|上限は公表されている
回転数に決まった正解の数字はありません。同じ回転数でも羽根の形や口径で送れる風量が変わるためです。目安に使えるのは温度で、AMDはRyzen 7 9800X3Dの最大動作温度(Tjmax)を95℃と公表しています(出典:AMD公式「AMD Ryzen 7 9800X3D Desktop Processor」)。おすすめのファン設定は上限に対する余裕で決め、ファンカーブは①温度の最高値を控える ②その温度で回転が上がっているか見る ③低負荷側の回転を下げる、の順です。
光り方の設定|今回の21件では光る仕様の表記は0件
光り方は、メーカーのユーティリティから色や明るさを変えられ、消灯にもできる場合があります。今回数えた21件では、RGB・LED・ライトといった光る仕様の表記が0件でした。これは書かれていないという意味であって、光らないという意味ではありません。
ファンが回らない・回りっぱなしのときに見る順番

回らない・回りっぱなしは、見る順番を決めておくと切り分けが速く進みます。
グラボのファンが止まっているのは異常とは限らない
デスクトップ向けのグラフィックボードには、低負荷のときにファンを止める仕様のものがあります。通常画面で動いていなくても、それで故障と判断はできません。負荷の高いゲームを起動し、温度が上がった時点で回り始めれば仕様どおりです。
コネクタと配線を確かめる|どこに挿さっているかを先に見る
ケースファンが回らない場合は、まず配線がどこに挿さっているかを見ます。マザーボードのCHA_FANか、電源ユニットから直接か、ファンコントローラー経由かで確認先が変わります。分岐ケーブルで複数つないでいると、1本が抜けかけて残りも止まります。
交換や取り外しの前に保証を確認する
回りっぱなしが続く場合も、羽根が止まったままの場合も、部品の交換で直ることがあります。ただし完成品のPCは、内部を開けると保証の対象外になることがあります。取り外し方を調べる前に、保証書で自分でできる範囲を確認します。
【商品ページにCPUクーラーの方式が書かれている4機種】買う前に冷却の作りを確かめられるゲーミングPC
| 機種(型番) | 商品ページ表記のCPUクーラー方式 | 商品ページ表記の本体重量 | 商品ページ表記のGPU・CPU | 公式仕様のGPU公称電力(W) | 公式仕様が求めるシステム電源(W) |
|---|---|---|---|---|---|
| ASUS ROG G700 GM700TZ-R9800X017W | 液冷 | 15.75kg | GeForce RTX 5070/Ryzen 7 9800X3D | 250W | 650W |
| ASUS TUF Gaming T500MV-13620H448W | 空冷 | 5.9kg | GeForce RTX 5060 Ti/Core i7 13620H | 180W | 600W |
| ASUS TUF Gaming TM500MH-R732G1TB5060 | 空冷 | 5.9kg | GeForce RTX 5060/Ryzen 7 260 | 145W | 550W |
| ASUS TUF Gaming TM500MH-R516G1TB5050 | 空冷 | 5.9kg | GeForce RTX 5050/Ryzen 5 220 | 130W | 550W |
この4機種は、商品ページにCPUクーラーの方式が書かれていた4件をそのまま並べたものです。並び順は搭載GPUの公称電力(NVIDIA公式の公表値)が大きい順で、群の分け方は商品ページの表記、並び順は公式の公表値と出所が違います。価格や優劣で並べたものではなく、4件がすべて同じブランドになったのは数えた結果です。
GPU公称電力250W|ASUS ROG G700 GM700TZ-R9800X017W(ASUS)
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商品ページに液冷CPUクーラーと書かれた1件です。搭載するGeForce RTX 5070の公称電力は250Wで、並び順の根拠にした公表値の先頭です。
主要スペック
| CPUクーラー | 液冷 |
| 本体重量 | 15.75kg |
| GPU | GeForce RTX 5070 |
| CPU | Ryzen 7 9800X3D |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB |
ASUS ROG G700 GM700TZ-R9800X017Wが向かない人
本体重量15.75kgで、掲載4機種の中では最も重い機種です(編集部集計・対象4機種・2026年9月2日時点)。設置場所を頻繁に変える人には扱いにくい重さです。
GPU公称電力180W|ASUS TUF Gaming T500MV-13620H448W(ASUS)
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商品ページに空冷CPUクーラーと書かれた機種です。GeForce RTX 5060 Tiの公称電力は180W、求めるシステム電源は600Wです。
主要スペック
| CPUクーラー | 空冷 |
| 本体重量 | 5.9kg |
| GPU | GeForce RTX 5060 Ti |
| CPU | Core i7 13620H |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB |
ASUS TUF Gaming T500MV-13620H448Wが向かない人
GPUの公称電力は180Wで、掲載4機種の中では上から2番目です。公称電力250Wの構成と同じ余力を求める人には、空冷で受け止める発熱量の上限が見えている点が物足りません。
GPU公称電力145W|ASUS TUF Gaming TM500MH-R732G1TB5060(ASUS)
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同じくCPUクーラーの方式が空冷と書かれた機種です。GeForce RTX 5060の公称電力は145W、求めるシステム電源は550Wです。
主要スペック
| CPUクーラー | 空冷 |
| 本体重量 | 5.9kg |
| GPU | GeForce RTX 5060 |
| CPU | Ryzen 7 260 |
| メモリ | 32GB |
| SSD | 1TB |
ASUS TUF Gaming TM500MH-R732G1TB5060が向かない人
GPUの公称電力は145Wで、掲載4機種の中では下から2番目です。より重い処理を想定する人には物足りません。
GPU公称電力130W|ASUS TUF Gaming TM500MH-R516G1TB5050(ASUS)
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公表値の並びでは末尾になる機種です。GeForce RTX 5050の公称電力は130W、求めるシステム電源は550Wで、この550Wは前掲の注記(d)のとおり特定の構成を前提とした最小値です。
主要スペック
| CPUクーラー | 空冷 |
| 本体重量 | 5.9kg |
| GPU | GeForce RTX 5050 |
| CPU | Ryzen 5 220 |
| メモリ | 16GB |
| SSD | 1TB |
ASUS TUF Gaming TM500MH-R516G1TB5050が向かない人
GPUの公称電力は130Wで、掲載4機種の中では最も小さい値です(編集部集計・対象4機種・2026年9月2日時点)。
ゲーミングPCのファンの役割と本数を選ぶときに残りやすい疑問

ゲーミングPCのファンは何個あればいいですか?
本数の正解はありません。今回数えた商品ページ21件でも、本数を書いたページは0件でした。前面・底面から入れて背面・上面へ抜く流れで判断します。
ゲーミングPCのファンがうるさいのは故障ですか?
ゲーム中に音が大きくなり、終わると戻るなら動作どおりです。使用率と音が連動しているかを先に確かめ、連動しない音のときは接触やホコリを確認します。
ファンの回転数の目安はどれくらいですか?
回転数に決まった目安はありません。判断は温度で行います。AMDはRyzen 7 9800X3Dの最大動作温度を95℃と公表しており、負荷時の温度に余裕があるかで見ます。
ゲーミングPCのファンは自分で交換できますか?
ケースファンは比較的交換しやすい部品です。ただし完成品のPCは内部を開けると保証の対象外になることがあります。作業の前に保証書で範囲を確認してください。
グラボのファンが回らないのは故障ですか?
低負荷時にファンを止める仕様のグラフィックボードがあります。ゲームを起動して温度が上がった時点で回り始めれば仕様どおりです。止まったままなら接続を確認します。
ゲーミングPCのファンのライトは消せますか?
メーカーのユーティリティやBIOS/UEFIから消灯できる場合があります。今回数えた21件では光る仕様の表記が0件のため、搭載の有無は製品ページで確かめます。
まとめ|ファンは本数ではなく、運ぶ熱の量と温度で判断する

GeForce RTX 5070の公称電力は250W、Ryzen 7 9800X3Dの最大動作温度は95℃です。この2つがあれば、今の状態が想定の内側かを自分で見られます。商品ページ21件の集計は、ファンの本数0件、CPUクーラーの方式4件、4項目を3つ以上そろえたページ0件でした。
運ぶ熱の量が大きい構成を選びたいなら、GPUの公称電力250Wに液冷CPUクーラーを合わせたASUS ROG G700 GM700TZ-R9800X017Wです。空冷のまま処理の余力を持たせたいなら、公称電力180WのGeForce RTX 5060 Tiに空冷CPUクーラーを組み合わせたASUS TUF Gaming T500MV-13620H448Wです。設置場所を動かす前提で本体重量まで確かめたいなら、5.9kgと明記され公称電力130Wに収まるASUS TUF Gaming TM500MH-R516G1TB5050です。
2026年9月2日、商品ページ21件の表記を1件ずつ数え、掲載4機種のGPU・CPUについてNVIDIA・AMD・Intelが公表する仕様を突き合わせました。(GGplay編集部/運営者情報)
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