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音ゲーのモバイルバッテリー選び|給電方式7通りを表で比較【出力W・容量の目安】

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音ゲーで負担が大きいのは、プレイ中に給電し続ける遊び方です。曲間に足す運用へ切り替えるだけなら、機材をひとつも増やさずに電池の不安を片づけられます。

必要な出力は、製品側のクラスではなく端末の対応入力に合わせて決めます。容量は、表記のmAhがそのまま端末に入るわけではないので、6〜7割が実際に使える量だと見て逆算します。

この記事は、最初に給電方式7通りの早見表を置きます。以降の本文は、その表の列を1つずつ読み解くことに使います。2列目で熱、4列目で出力、5列目で容量、8列目で向かない条件を扱い、読み終えるころには自分の遊び方に合う1通りと、必要な数値が決まります。

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音ゲー中の給電方式7通りを1枚の表で比較|熱・操作への影響・必要な出力(W)

音ゲー モバイルバッテリーのイメージ写真(音ゲー中の給電方式7通りを1枚の表で比較)

表の前に、並び順の根拠を先に開示します。上から順に、プレイ中の端末に足すもの(機材・接続・席の条件)が少ない順で並べました。上の行ほど荷物も準備も要りませんが、長く遊ぶほど電池が先に尽きます。下の行ほど長時間プレイを支えられる一方、用意するものと席・端末まわりの条件が増えます。

熱の話は並び順ではなく、2列目「プレイ中の熱の集まりやすさ」を行ごとに読んでください。下に行くほど熱が増えるという並びにはしていません。

給電のやり方は7通りに整理しました。同じ機材を使っていても運用の仕方が違うものは、別の1通りとして数えています。同じ端末でも、遊ぶ環境(電源の有無・席の広さ・移動の多さ)で選ぶ行が変わります。

給電方式 プレイ中の熱の集まりやすさ 操作・画面への影響 端末の対応入力に合わせる出力の目安(W) 必要な容量の目安(mAh/Wh) 追加で用意するもの 遠征・外出先での扱いやすさ 向かない条件
プレイ前に本体を満充電にして、給電せずに遊ぶ 描画の熱だけ。熱源は1つ ケーブルも装着物もなく、持ち方と画面は普段どおり 給電しないため該当なし 本体の電池だけで遊ぶため該当なし なし 荷物が増えない。移動の多い日に扱いやすい 朝から晩まで断続的に遊ぶ日/帰りの連絡手段のぶんまで電池を残したい日
画面のリフレッシュレートや明るさを下げて、消費そのものを減らす 描画の熱だけ。下げたぶん発生する熱が減る ノーツの見え方と残像の感じ方が変わる。数曲は目が慣れるまでかかる 給電しないため該当なし 本体の電池だけで遊ぶため該当なし なし(端末の設定を変えるだけ) 荷物が増えず、移動中でも設定画面から切り替えられる 高リフレッシュレート前提でタイミングを合わせ込んでいる人/屋外の明るい場所で画面を見る場面
曲間・休憩中だけモバイルバッテリーから充電する プレイ中は描画の熱だけ。曲間に充電の熱が加わる 曲を選ぶ前にケーブルを抜き差しする手間が入る 端末の対応入力に合わせる(端末・バッテリー・ケーブルが共通して対応する組み合わせで決まる) 端末の電池容量と遊ぶ時間から逆算。スマホ1〜2回ぶんを見込む モバイルバッテリー1台とケーブル1本 小型の1台で足り、席を選ばずに使える 曲間が短い連続プレイ/抜き差しの手間を挟みたくない周回
プレイ中もモバイルバッテリーから給電し続ける 描画の熱と充電の熱が、プレイ中ずっと重なる ケーブルが手の動線に入る。端末を置く角度も制限される 端末の対応入力に合わせる(規格上の電圧・電流の組み合わせが端末側と合う範囲) 遊ぶ時間ぶんを丸ごと賄う想定。スマホ2回ぶん以上を見込む モバイルバッテリー1台、ケーブル1本、本体の置き場所 バッテリーごと持ち歩くため、重さと置き場所が要る 直射日光・こたつ・布団の上など熱がこもる場所/ケーブルを手の動線に入れたくない多指の運指
AC充電器から直接給電しながら遊ぶ(自宅・電源のある席) 描画の熱と充電の熱が、プレイ中ずっと重なる コンセントまでの距離でプレイ姿勢が決まる 端末の対応入力に合わせる(充電器・ケーブル・端末の3つが共通して対応する範囲) コンセントから取るため容量は該当なし AC充電器1個とケーブル1本 自宅の電源が前提。家庭用ゲーム機と同じく席が固定される PCのUSBポートから取る場面(給電できる出力が下がることがある)
マグネット式のワイヤレス給電を着けたまま遊ぶ 描画の熱と充電の熱に、背面で接する給電部の熱が重なる 背面に厚みが出て持ち方が変わる。位置がずれると給電が切れる 端末の対応入力に合わせる(ワイヤレス側の規格と端末の対応が揃う範囲) 有線より余裕をみる。スマホ2回ぶん以上を見込む ワイヤレス給電に対応する機器と、位置がずれない固定具 ケーブルが無いぶん取り回しは軽いが、着けたまま歩くとずれる 厚手のケースやリング・スタンドを着けたまま遊ぶ人/背面に物を乗せたくない人
冷却ファンを併用しながら給電して遊ぶ 描画の熱と充電の熱が重なった状態に、冷却側の機器を足して向き合う 背面に機器が乗り、クリップやマグネットの位置で持ち方が決まる 端末の対応入力に合わせる(冷却側にも給電が要るため、取り口が2つ必要になる) 端末ぶんに冷却側のぶんを上乗せ。スマホ2回ぶん以上に足して見込む 冷却ファン1台、その給電用のケーブル、端末側のケーブルまたは電源 荷物が1つ増える。席を固定できる場面で扱いやすい 立ったまま遊ぶ場面/荷物を増やしたくない移動の多い日/厚手のケースを着けたまま使いたい人

7行のうち、1行目と2行目が「給電しない」側です。ここで足りるなら、買うものはありません。表の4列目と5列目が両方とも「該当なし」で埋まるのも、この2行です。

3行目から下は、何かを足して遊ぶ行です。足すものが増えるほど出力と容量の話が発生し、熱源も増えます。次の見出しから、表の列を左から順に読み解きます。

「熱の集まりやすさ」列の読み解き|給電中にフレームが落ちる仕組み

「熱の集まりやすさ」列の読み解きの3つのチェックポイント(図解)

2列目は、熱の強さを点数化した列ではありません。その行で重なっている熱源の数を書いた列です。行1・行2は描画の熱だけ、行3は曲間だけ充電の熱が加わり、行4から行7はプレイ中ずっと両方が重なります。

端末は温度が上がると性能を抑える制御に入る

スマートフォンもタブレットも、内部の温度が上がると自分を守るために処理性能を落とす制御を備えています。一般にサーマルスロットリングと呼ばれる仕組みで、描画のフレームが落ちればノーツの動きやタッチの反応が不安定になります。

ここで押さえたいのは、バッテリーをつないだこと自体が判定をずらしているわけではない、という点です。給電は熱源を1つ増やす行為であり、性能が抑えられた結果が体感のズレとして表れる、という順番で起きます。

どの温度で制御に入るか、どれだけ描画が落ちるかは端末ごとに異なり、公表されていません。数値で語れないぶん、表の2列目で「熱源がいくつ重なっているか」を見て行を選ぶのが現実的な判断です。

充電の熱と描画の熱が重なるのは、表の4行目から7行目

行4から行7は、遊んでいる間ずっと2つの熱源が同時に働く行です。行3だけが、曲間という限られた時間にしか充電の熱を足しません。この違いが、同じモバイルバッテリーを使っていても体感が変わる理由です。

行6のワイヤレス給電は、有線の2つに加えて背面で接する給電部そのものが熱を持ちます。行7は熱源の数こそ行4と同じですが、冷却側の機器を足して向き合う行です。

つまり、表を上から下へ読んで「下ほど熱い」と解釈すると読み違えます。熱の話は行ごとに2列目だけを追ってください。

ケース・寝かせ置き・直射日光は、表のどの行でも効いてくる

2列目は給電のやり方だけを見た列なので、端末の置かれ方はどの行にも共通で乗ってきます。厚手のケースを着けたまま、机に寝かせたまま、窓際の直射日光の下で遊ぶ場面は、行1を選んでいても熱がこもりやすい条件です。

長時間にわたって熱を持った端末に手や腕が触れ続ける状態は、避けたい要素です。背面の温度が気になってきたら、行を選び直す前にケースと置き場所を先に見直すほうが手が早く済みます。

「出力(W)」列の決め方|端末の対応入力に合わせて選び分ける

「出力(W)」列の決め方の3つのポイント(図解)

4列目の列名を「端末の対応入力に合わせる出力の目安(W)」としたのには理由があります。必要な出力は端末側が決めるものであり、製品のクラス表示が決めるものではないからです。

W=V×Aの読み方|PD対応でも組み合わせが合わなければ速くならない

出力は、電圧(V)と電流(A)の掛け算で決まります。USB Power Deliveryは9V/2Aや20V/3.25Aのように複数の電圧・電流の組み合わせを持ち、端末・バッテリー・ケーブルが共通して対応する範囲で実効の出力が決まります(出典:PC Watch「知っておきたいUSB PDの基礎」)。

ここが噛み合っていないと、両方がPD対応でも充電の速さは上がりません。バッテリー側だけで選ばず、手元の端末が受け取れる組み合わせを先に確認してください。

市販のモバイルバッテリーには20W、30〜35W、45Wといったクラス表示が並びます。これは製品側の区切りであって、必要な出力ではありません。表の4列目に具体的なワット数を書かなかったのも同じ理由です。

タブレットは必要な出力が上がる|スマホと同じ1台で足りない場面

iPad でも Android タブレットでも、画面が大きい端末ほど描画と給電の両方で電力を使います。同じ曲を同じ時間プレイしても、減り方はスマートフォンと揃いません。

結果として、スマートフォン用に使っていた1台を持ち出しても、曲間の充電で追いつかない場面が出てきます。表の3行目を選ぶ場合でも、タブレットでは足す量そのものを増やして見積もる必要があります。

端末が受け取れる入力の値は、端末側の仕様や付属の充電器の表示で確認できます。ここを見ずにクラス表示だけで選ぶと、表の4列目が示す「共通して対応する範囲」から外れます。

120fps設定・高輝度は消費を押し上げる|設定を戻す判断

120fpsに対応する端末で高リフレッシュレート設定を使うと、描画の回数が増えるぶん消費も増えます。屋外で画面を明るくしている場面も同じで、消費が増えれば表の5列目で見込む容量も上がります。

表の2行目は、この設定を下げて消費そのものを減らす行です。給電を足すより先に試せる手で、荷物も増えません。

ただし高リフレッシュレート前提でタイミングを合わせ込んでいる場合、設定を下げた直後は見え方が変わります。イベント前日や大会当日ではなく、練習の時間帯に切り替えて数曲なじませる進め方が無難です。

「必要な容量」列の決め方|表記のmAhがそのまま端末に入るわけではない

音ゲー モバイルバッテリーのイメージ写真(「必要な容量」列の決め方)

5列目で「見込む」という書き方をしたのは、表記容量と実際に端末へ入る量が一致しないからです。ここを1対1で計算すると、遠征の日に足りない事態が起きます。

実際に使える量の概算|表記容量の6〜7割を目安にする

モバイルバッテリーのセルは約3.7V、USBの出力は5Vです。この差を埋める昇圧と変換の過程で損失が出るため、表記されたmAhがそのまま端末の電池に移るわけではありません(出典:パナソニック公式FAQ「USBモバイル電源の電池容量とスマホへの充電回数の関係は?」)。

概算の式は「表記(mAh) × 3.7V ÷ 5V × 変換効率」です。効率を0.85〜0.90で置くと、実際に使える量は表記の6〜7割に落ち着きます。編集部では、この6〜7割を目安として容量の逆算に使っています。

10,000mAhと書かれた1台でも、端末側に入るのは6,000〜7,000mAh相当です。表の5列目で「スマホ1〜2回ぶん」と幅を持たせたのは、この目減りを織り込んだためです。

mAh→Wh換算表|遠征・大会の持ち込みで効いてくる数値

航空機を使う遠征や大会では、mAhではなくWh(ワットアワー)で線が引かれます。換算は「mAh × 3.7V ÷ 1000」で、これは公称電圧を3.7Vとして編集部で計算した式です。公称電圧が異なる製品では結果も変わります。

表記容量(mAh) Wh換算(mAh×3.7V÷1000) 実際に使える量の目安 スマホでの充電回数の考え方 タブレットでの充電回数の考え方 持ち運びで気にする点
5,000mAh 18.5Wh 3,000〜3,500mAh相当 電池容量4,000mAhの端末で割ると0.8回前後の計算 電池容量8,000mAhの端末で割ると0.4回前後の計算 ポケットに入る大きさ。曲間の1回を足す用途
10,000mAh 37Wh 6,000〜7,000mAh相当 同じ4,000mAhで割ると1.5回前後の計算 同じ8,000mAhで割ると0.8回前後の計算 上着のポケットでは重さを感じ始める大きさ
20,000mAh 74Wh 12,000〜14,000mAh相当 同じ4,000mAhで割ると3回前後の計算 同じ8,000mAhで割ると1.5回前後の計算 カバンが要る重さ。100Whの線の内側に収まる
27,000mAh 99.9Wh 16,200〜18,900mAh相当 同じ4,000mAhで割ると4回前後の計算 同じ8,000mAhで割ると2回前後の計算 100Whの線に近い。搭乗前に航空会社の案内を確認する

4列目と5列目は「端末の電池容量で割った計算」です。実際の回数は端末の状態や残量、遊び方で上下するので、目安として読んでください。電池容量4,000mAhと8,000mAhは、計算の基準として置いた仮の値です。

航空機への持ち込みは、160Whを超えるものは持ち込めず、100Wh以下は持ち込めるという線引きが基本になります。2026年4月24日以降は、160Wh以下を1人2個までとし、機内でモバイルバッテリーへの充電や他機器への充電を行わない運用が案内されています(出典:JAL「モバイルバッテリーの機内持ち込み個数および充電に関するルール変更」/成田国際空港「バッテリー類の航空機内持ち込みについて」)。

100Whを超えて160Wh以下は事前承認を求める会社もあり、運用は会社ごとに異なります。搭乗前に利用する航空会社の最新案内を確認してください。

給電すると判定がズレる?タイミング調整をやり直す前に条件を揃える

音ゲー モバイルバッテリーのイメージ写真(給電すると判定がズレる)

タイトル側の判定調整(タイミング調整)をやり直す前に、給電の条件を揃えます。給電しても判定幅そのものが変わるわけではありません。

変わるのは端末側の描画と反応で、その原因は前半で見た熱です。条件を揃えないまま調整値をいじると、後から戻せない数値が手元に残ります。

順番はいつも同じです。まず表のどの行で遊ぶかを決め、その行の状態に端末を置いてから、タイミング調整のメニューを開きます。給電のやり方が日によって変わる人ほど、この順番を守る価値があります。

「給電あり」と「給電なし」で調整値を使い分ける考え方

自宅では表の5行目、外では3行目、というように行を使い分けている人ほど、1つの調整値で両方をまかなうのは無理があります。行が違えば端末の熱の状態が違い、体感も揃わないためです。

手順としては、まず自分がその日に使う行を決めます。次にその行の状態、つまり同じケーブル、同じ置き方、同じ設定に揃えてから、タイミング調整のメニューを開きます。

調整値をメモしておけば、行を切り替えたときにその値へ戻すだけで済みます。給電のやり方ごとに値を持っておく発想は、タイミング調整の設定を備えるタイトルでだけ成り立ちます。

調整し直しても戻らないときに見る3点|端末の温度・ケース・裏で動くアプリ

調整をやり直しても体感が戻らないときは、端末の背面が熱を持っていないかをまず確かめます。熱を持った状態で取った調整値は、冷えた状態では合いません。

次にケースです。厚手のものを着けたままなら外して数曲遊び、体感が変わるかを見ます。表のどの行を選んでいても効いてくる条件だと、前半で触れたとおりです。

3つ目は、裏で動いているアプリです。録画、配信、通話、大きなダウンロードが同時に走っていれば、描画に回る余力が減ります。この3点を片づけてから、もう一度調整のメニューを開いてください。

方式別の「向かない条件」|この状況なら表のこの行は選ばない

音ゲー モバイルバッテリーのイメージ写真(方式別の「向かない条件」)

表の8列目に書いた内容を、本文でも7通りぶん並べます。良いところだけを見て行を選ぶと、当日になって使えない場面が出るためです。

1行目の「満充電にして給電せずに遊ぶ」は、朝から晩まで断続的に遊ぶ日には向きません。帰りの連絡手段のぶんまで電池を残しておきたい日も同様です。2行目の「設定を下げて消費を減らす」は、高リフレッシュレート前提でタイミングを合わせ込んでいる人には向かず、屋外の明るい場所では画面が見づらくなる場面があります。

3行目の「曲間だけ充電する」は、曲間が短い連続プレイや周回には向きません。抜き差しの手間が毎回入るためです。4行目の「プレイ中も給電し続ける」は、直射日光やこたつ、布団の上のように熱がこもる場所では選びにくく、ケーブルを手の動線に入れたくない多指の運指とも噛み合いません。

5行目の「AC充電器から直接給電」は、そもそも電源のある席が前提です。PCのUSBポートから取る場面では、給電できる出力が下がることがあります。

ケースを着けたままのワイヤレス給電は、熱の逃げ場が減る

6行目のマグネット式ワイヤレス給電は、背面に機器が密着する行です。厚手のケースやリング、スタンドを着けたままだと位置が安定せず、ずれた瞬間に給電が切れる場面が出ます。

背面に物を乗せたくない人にも向きません。表の3列目に「背面に厚みが出て持ち方が変わる」と書いたのは、この影響が操作に直接出るためです。

冷却ファン併用は荷物と電源が増える|移動が多い日には向かない

7行目は、冷却ファン1台に加えてその給電用のケーブル、さらに端末側のケーブルまたは電源が要ります。取り口が2つ必要になるため、コンセントが1つしかない席では組み合わせを考える手間が発生します。

立ったまま遊ぶ場面にも向きません。背面に機器が乗るぶん重心が変わり、片手で支える持ち方と噛み合わないためです。

移動の多い日は、荷物が1つ増えること自体が負担です。席を固定できる日に絞って使う行だと割り切ると、選びやすくなります。

ゲームセンターのアーケード中心なら、そもそも給電の出番が少ない

ゲーセン通いが中心なら、そもそも端末に給電する場面が少なくなります。遊んでいる時間は筐体の前にいて、端末はカバンの中にあるからです。

この場合に電池が減るのは、待ち時間の動画視聴や連絡、電子マネーの操作です。表の3行目の小型な1台で足り、4行目から7行目を検討する理由はほとんどありません。

判断の基準は「端末で何時間遊ぶか」であって、その日の外出時間の長さではありません。

表の行7「冷却ファンを併用する」を選ぶなら|スマホ冷却ファン3点の違いと確認点

直前で書いたとおり、7行目は荷物と電源が増える行です。それでも席を固定できる日や、手を止められない長時間の周回では、選択肢として残ります。

ここでは、ペルチェ素子の冷却面を背面に当てる方式の3点を並べます。効き方は端末・ケース・室温で変わる要素なので、電源の取り方・固定方法・段数の違いだけを読み比べます。

商品名 電源の取り方 端末への固定・設置 冷却モードの段数 本体の表示・制御 商品ページに記載のある注記
RICQD スマホクーラー P80 有線・ワイヤレスの2WAY MagSafe対応・クリップ式 4段階 LED温度表示・AI自動調整 iPhone・Android対応
Besecou スマホ冷却ファン K18 磁気吸着バッテリー式・USB給電 固定クリップ付属 4段階 過熱保護 5V・2A以上対応、日本語説明書
Elnicec スマホ冷却ファン USB給電式・バッテリー内蔵2000mAh 三脚対応 3段階 LEDディスプレイ 日本語説明書

3点とも、重量・騒音値・冷却温度・連続稼働時間は商品ページに記載がありません。書かれていないことは、その仕様が無いという意味ではないので、気になる項目は購入前に確認してください。

RICQD スマホクーラー P80(RICQD)

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RICQD スマホクーラー P80の基本情報

表の2列目が有線・ワイヤレスの2WAYで、3列目にMagSafe対応とクリップ式が並ぶ行です。席に電源がある日と、無い日で取り付け方を変えられます。

本体側はLED温度表示とAI自動調整を備え、冷却モードは4段階です。iPhone・Android対応と書かれているので、端末が2種類ある人でも取り回しを揃えられます。

向かないのは、背面に何も乗せたくない人です。マグネットで留めてもクリップで挟んでも持ち方に厚みが加わるため、指の可動域をぎりぎりまで使う運指とは噛み合いません。

RICQD スマホクーラー P80の主要スペック

電源の取り方 有線・ワイヤレスの2WAY
固定 MagSafe対応・クリップ式
冷却モード 4段階
表示・制御 LED温度表示・AI自動調整
注記 iPhone・Android対応

RICQD スマホクーラー P80が向く人


Web上の感想では、有線とワイヤレスを場面で使い分けられる点を挙げる声が目立ちます。長時間プレイ中の背面の温まり方が気にならなくなったという書き込みも見られます(※傾向の要約)。

Besecou スマホ冷却ファン K18(Besecou)

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Besecou スマホ冷却ファン K18の基本情報

電源は磁気吸着バッテリー式とUSB給電で、固定クリップが付属します。挟んで留めるため、マグネットが効かないケースでも取り付け方を確保できます。

冷却モードは4段階で、本体側は過熱保護を備えます。5V・2A以上対応と書かれているため、手持ちのモバイルバッテリーがその条件を満たすかを先に確認してください。

向かないのは、クリップで挟む余地がない端末を使っている人です。厚みのあるケースや大画面の端末では、固定の可否を商品ページで確かめてから選んでください。

Besecou スマホ冷却ファン K18の主要スペック

電源の取り方 磁気吸着バッテリー式・USB給電
固定 固定クリップ付属
冷却モード 4段階
表示・制御 過熱保護
注記 5V・2A以上対応、日本語説明書

Besecou スマホ冷却ファン K18が向く人


利用者の書き込みでは、クリップで留めたときの座りの良さに触れる声が見られます。取り回しの手軽さを挙げる感想もあります(※傾向の要約)。

Elnicec スマホ冷却ファン(Elnicec)

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Elnicec スマホ冷却ファンの基本情報

USB給電式に加えて、本体に2000mAhのバッテリーを内蔵します。取り口が2つ要る7行目の負担を、冷却側だけ切り離して考えられる構成です。設置は三脚対応で、本体側はLEDディスプレイを備えます。

向かないのは、冷却モードを4段階で細かく切り替えたい人です。段数は3段階で、表の4列目を見比べると差が出ます。

Elnicec スマホ冷却ファンの主要スペック

電源の取り方 USB給電式・バッテリー内蔵2000mAh
設置 三脚対応
冷却モード 3段階
表示・制御 LEDディスプレイ
注記 日本語説明書

Elnicec スマホ冷却ファンが向く人


ネット上の感想では、電源の取り方に融通が利く点を挙げる声が集まっています。外へ持ち出したときの扱いやすさに触れる書き込みもあります(※傾向の要約)。

表3枚目を根拠に、条件別に1点ずつ指名します。取り付け方を日によって変えたいなら、RICQD スマホクーラー P80。有線・ワイヤレスの2WAYと、MagSafe対応・クリップ式の両方が揃う行です。

マグネットが効かないケースを外さずに使いたいなら、Besecou スマホ冷却ファン K18。固定クリップが付属し、5V・2A以上対応と書かれています。

冷却側の電源を端末と切り離したいなら、Elnicec スマホ冷却ファン。USB給電式に加えてバッテリー内蔵2000mAhを持ち、三脚対応で置き方も選べます。

買う前に商品ページと本体表示で確認する項目

音ゲー モバイルバッテリーのイメージ写真(買う前に商品ページと本体表示で確認する項目)

ここからはモバイルバッテリー側の話に戻ります。表の3行目から7行目を選ぶなら、購入前に確認しておきたい項目が3つあります。

丸形PSEマークの表示

モバイルバッテリーは2019年2月1日から電気用品安全法の規制対象となり、特定電気用品以外の電気用品にあたる丸形のPSEマークで表示されると案内されています(出典:経済産業省「モバイルバッテリーに関するFAQ(電気用品安全法)」)。

確認する場所は、商品ページの仕様欄と、届いた本体の刻印やラベルの2か所です。表示の有無や適用範囲の判断は制度側の話なので、気になる場合は経済産業省の最新の案内を確認してください。

ポート構成と同時給電の可否

表の7行目を選ぶなら、端末と冷却側の両方に取り口が要ります。USB-Cが1つだけのモデルでは、この組み合わせが成立しません。

商品ページで見るのは、ポートの数と種類、複数を同時に使ったときの出力の扱いです。同時に使うと1ポートあたりの出力が下がると書かれた製品もあるため、数だけで決めないでください。

記述が見当たらない場合は、商品ページに記載がありません。その状態で2台同時の給電を見込んで買うと、当日に取り口が足りなくなります。

充電しながら給電できるか(いわゆるパススルー)の記載の探し方

バッテリー本体を充電しながら、端末にも給電する使い方はパススルーと呼ばれます。ホテルや自宅で一晩置くあいだに、本体と端末をまとめて充電したい人が探す機能です。

探す場所は、商品ページの仕様表と注意書きの欄です。「同時充電」「パススルー」「通電中の出力」といった言い回しで書かれることが多く、対応しない旨が注意書きに載る製品もあります。

どちらも見つからない場合は、商品ページに記載がありません。記載が無いことを「対応」とも「非対応」とも読み替えず、記載のある製品を選ぶ判断が安全です。

音ゲーの給電まわりで迷いやすい5つの質問

音ゲー モバイルバッテリーのイメージ写真(音ゲーの給電まわりで迷いやすい5つの質問)

パススルー対応と書かれていないモバイルバッテリーでも、充電しながら遊べる?

「充電しながら」には2つの意味があります。バッテリーから端末へ給電しながら遊ぶ使い方は表の4行目で、パススルーとは関係なく成立します。

一方、バッテリー本体をコンセントにつなぎながら端末へも給電する使い方がパススルーです。その用途が目的なら、明記されている製品を選ぶか販売元へ確認してください。

ワイヤレス給電と有線、音ゲー中はどちらが向く?

表の4行目と6行目を読み比べると判断できます。熱源の数は6行目のほうが1つ多く、背面で接する給電部そのものが熱を持ちます。

操作面では、4行目はケーブルが手の動線に入り、6行目は背面の厚みで持ち方が変わります。ケーブルが邪魔なら6行目、背面に物を乗せたくないなら4行目です。

モバイルバッテリーは飛行機に持ち込める?

160Whを超えるものは持ち込めず、100Wh以下は持ち込めるという線引きが基本です。2026年4月24日以降は160Wh以下を1人2個までとし、機内での充電を行わない運用が案内されています(出典:JAL/成田国際空港)。

100Whを超えて160Wh以下は事前承認を求める会社もあります。20,000mAhで74Wh、27,000mAhで99.9Whという換算表の値を目安に、搭乗前に利用する航空会社の最新案内を確認してください。

指サックを使うと発熱の影響は変わる?

指サックは指と画面のあいだの滑りを整える道具で、端末の中で発生する熱とは別の軸の話です。表の2列目に並ぶ熱源の数は、指サックの有無では変わりません。

汗で指が滑る場面の対策には向きます。ただし端末が熱を持って性能が抑えられているなら、そちらは行の選び直しやケース・置き方の見直しで向き合う問題です。

10000mAhと20000mAh、遠征するならどちらを選ぶ?

換算表の値で比べます。10,000mAhは37Whで実際に使えるのは6,000〜7,000mAh相当、20,000mAhは74Whで12,000〜14,000mAh相当です。

日帰りで端末に触る時間が数時間なら前者で足ります。宿泊を挟む、あるいはタブレットで遊ぶなら後者が現実的で、どちらも100Whの線の内側です。

まとめ|条件別に、あなたが選ぶ1通りを決める

音ゲー モバイルバッテリーのイメージ写真(まとめ)

自宅で長時間まとめて遊ぶなら、AC充電器から直接給電しながら遊ぶ(表の5行目)。席が固定される代わりに、容量の計算から解放されます。

外出先で1日持たせたいなら、曲間・休憩中だけモバイルバッテリーから充電する(表の3行目)。プレイ中の熱源が1つで済み、荷物も小型の1台で足ります。

どうしても手を止められない周回や大会の待機列なら、プレイ中も給電し続ける(表の4行目)に、リフレッシュレートを下げる(表の2行目)を組み合わせてください。熱源が2つ重なる状態に、消費を減らす手を足す形です。

容量は表記のmAhの6〜7割が使える量だと見て逆算し、出力は端末の対応入力に合わせて決めます。この2つが決まれば、あとは表の8列目で当日の状況に合わない行を外すだけです。

GGplay編集部では、給電のやり方を1件ずつ数えて7通りに整理しました。媒体の方針や運営体制は運営元ページに記載しています。

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