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ROG Allyのイヤホンの遅れは、本体の3.5mmコンボジャックに有線イヤホンを挿すのが最短の切り分けです。ここで遅れが消えれば原因は無線側にあり、消えないなら別の要因を探す番に移れます。
判断の土台になるのは2つです。ROG Ally系の本体は4モデルとも3.5mmコンボジャックを1つ備え、USB Type-Aの端子を持ちません。そしてパソコン側のWindows 11が扱えるコーデックは、あらかじめ決まっています。
検索でよく使われる問いをそのまま見出しにして、1つずつ答えを返します。気になる問いから読んでください。
📖 目次(タップで開閉)
- 1. ROG Allyのイヤホン遅延は、どうすれば直る?
- 2. そもそもROG Allyにイヤホンジャックはある?ROG Ally XやROG Xbox Allyはどう?
- 3. Bluetoothでつなぐと、なぜ音が映像より遅れて聞こえる?
- 4. ボイスチャットを始めた途端に音がこもって遅れるのはなぜ?
- 5. ワイヤレスイヤホンはROG Allyにどうつなぐ?つないでも音が出ないときは?
- 6. 買い替えずに遅れを減らすなら、何から試せばいい?
- 7. 有線に戻すなら、どんなイヤホンを選べばいい?
- 8. 無線のまま遅れを減らすなら、どの機材を選べばいい?
- 9. そのほか、ROG Allyのイヤホンでよくある疑問は?
- 10. 結局、ROG Allyのイヤホン遅延はどう直すのが正解?
- 11. 関連記事
ROG Allyのイヤホン遅延は、どうすれば直る?

答えは3つに分かれます。①音の遅れを今すぐ消したいなら、3.5mmコンボジャックに有線イヤホンを挿します。②ケーブルを避けたいなら、USB Type-Cに挿さる2.4GHzトランシーバー方式のイヤホンに替えます。③買い替えたくないなら、音の出力先とWindows側のプロファイルを見直します。ROG Ally(2023)、ROG Ally X(2024)、ROG Xbox Ally(2025)、ROG Xbox Ally X(2025)は、いずれもマイクロホン/ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャックを1つ備えます(出典:ROG公式サイトの各モデル仕様ページ)。①はどのモデルでも試せます。
まず有線で試すと、原因が無線側にあるかどうかが1回で分かります。いまの状況を下の表で探してください。
| いまの状況 | まず試すこと | 用意するもの | 根拠 |
|---|---|---|---|
| 音の遅れを今すぐ消したい | 3.5mmコンボジャックに有線イヤホンを挿す | 3.5mmプラグのイヤホン | 4モデルともコンボジャックを1つ搭載(ROG公式スペック) |
| ケーブルは避けたい | USB Type-Cに挿さる2.4GHzトランシーバー方式に替える | Type-Cのトランシーバー同梱イヤホン | 4モデルともUSB端子はType-Cのみ(ROG公式スペック) |
| いま持っているBluetoothイヤホンで粘りたい | 出力先とプロファイルを見直す | 追加費用なし | Windows 11のA2DP対応コーデックは4種(Microsoft Learn) |
| ボイスチャット中だけ音がこもる | マイクの使い方を変える | 追加費用なし | マイクを開くとHFPへ切り替わる(Microsoft Learn) |
【図解】ROG Allyの遅れを直す打ち手の判定フローチャート
【スタート】音が遅れて聞こえている
- 有線でよい → 3.5mmコンボジャックに有線イヤホンを挿す →【完了】
- 有線は避けたい → Type-Cの端子は空いている? → 空いている → 2.4GHzトランシーバー方式に替える →【完了】
- 有線は避けたい → Type-Cが空いていない → 給電対応のハブを足すか有線に戻る →【完了】
- 通話を始めた瞬間だけこもる → マイクの使い方を変える →【完了】
分岐は「ケーブルを許せるか」と「Type-Cの端子が空いているか」の2点です。
そもそもROG Allyにイヤホンジャックはある?ROG Ally XやROG Xbox Allyはどう?

4モデルすべてに、マイクロホン/ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャックが1つあります。ROG Ally X、ROG Xbox Ally、ROG Xbox Ally Xも同じです。手持ちの3.5mmイヤホンは、そのまま挿さります。いっぽうUSB Type-Aは4モデルとも仕様ページに項目がなく、USB-Aのトランシーバーはそのままでは挿さりません。無線LANは4モデルともWi-Fi 6Eに対応します(出典:ROG公式サイトの各モデル仕様ページ)。Bluetoothのバージョンは、モデルごとの表記が下の表のとおりです。
| モデル | 3.5mmコンボジャック | USB端子 | Bluetooth(公式仕様ページの表記) | 無線LAN |
|---|---|---|---|---|
| ROG Ally(2023) | あり×1 | USB3.2 Type-C Gen2×1+ROG XG Mobileインターフェース | Bluetooth 5.4 | Wi-Fi 6E |
| ROG Ally X(2024) | あり×1 | USB4 Type-C×1+USB3.2 Type-C Gen2×1 | Bluetooth 5.4 | Wi-Fi 6E |
| ROG Xbox Ally(2025) | あり×1 | USB3.2 Type-C Gen2×2 | Bluetooth 5.4 | Wi-Fi 6E |
| ROG Xbox Ally X(2025) | あり×1 | USB4 Type-C×1+USB3.2 Type-C Gen2×1 | Bluetooth 5.4 | Wi-Fi 6E |
(出典:ROG公式サイトの各モデル仕様ページ/2026-09-04確認)
4モデルとも、公式はオーディオ遅延のミリ秒を公表していません(出典:ROG公式サイトの各モデル仕様ページ)。判断は接続の方式で行います。
USB Type-Aのトランシーバーはそのまま挿さる?
挿さりません。4モデルともUSB端子はType-Cのみで、USB-Aのトランシーバーを使うには変換アダプターかハブが必要になります。
ROG Ally(2023)はType-Cが1基です。ここにトランシーバーを挿すと充電に使う端子と競合するため、遊びながら充電も続けたい場合は、給電に対応したハブなどが別途必要になります。Type-Cを2基持つROG Ally X、ROG Xbox Ally、ROG Xbox Ally Xでは、この競合が起きません。
Bluetoothでつなぐと、なぜ音が映像より遅れて聞こえる?

Bluetoothは音をいったん圧縮して電波で送り、受け取った側で元に戻します。この往復の処理に時間がかかるため、映像より音が遅れて届きます。どの方式(コーデック)で送るかは、イヤホン側とパソコン側の両方が対応しているものの中から選ばれます。片方だけが対応していても、その方式は使われません。ROG AllyはWindows 11で動くパソコンなので、候補はWindowsが扱えるものに限られます。Windowsが扱うコーデックは、下の表の4つです。
| コーデック | 対応が入ったWindows 11のバージョン | 備考 |
|---|---|---|
| aptX Adaptive(ロスレス) | 24H2 | 対応するQualcomm製Bluetoothラジオを備えた一部のWindows機のみ |
| AAC | 21H2 | — |
| aptX Classic | 21H2 | — |
| SBC | 21H2 | Bluetoothオーディオ機器とホストの双方に必須 |
(出典:Microsoft Learn「Bluetooth Classic Audio」)
Windowsはこの並び順で上から見ていき、パソコン側とイヤホン側の両方が対応する最初のものを選びます。イヤホンが上位の方式に対応していても、パソコン側が対応していなければ下の行へ降りていき、最後はSBCで接続されます。遅れを縮めたいなら、コーデックを選び直すのではなく、接続の方式そのものを変えるほうが確実です。
LDAC対応のイヤホンを買えば遅れは消える?
消えません。LDACは、上の一覧に含まれていません。LDAC対応をうたうイヤホンをROG Allyにつないでも、接続はWindowsが扱う範囲の方式で行われます。
買い替えの判断軸は「LDACに対応しているか」ではなく、「2.4GHzトランシーバー方式か、有線か」です。
Bluetooth LE Audio(LC3)ならどうなる?
Bluetooth LE AudioはWindows 11のバージョン22H2で入った仕組みで、LC3が標準のコーデックです(出典:Microsoft Learn「Bluetooth Low Energy (LE) Audio」)。
ただしLE Audioを使うには、パソコン側のBluetoothラジオとオーディオドライバがそろって対応している必要があります。イヤホン側の対応だけでは決まりません。
ボイスチャットを始めた途端に音がこもって遅れるのはなぜ?

Windows 11は、アプリがマイクの入力を開いたとき、または通話用に分類された音声を再生したときに、ステレオ再生用のA2DPからマイクも使えるHFPへ切り替えます(出典:Microsoft Learn「Bluetooth Classic Audio」)。HFPはモノラルで、サンプリング周波数はナローバンドの8kHzかワイドバンドの16kHzのどちらかです。ゲーム音が急にこもって聞こえるのは、この切り替えが起きているからで、イヤホンの故障ではありません。
Windows 11では、A2DPとHFPの出入口が1つにまとまっています。そのため、出力先だけを別の機器へ付け替えても切り替えは避けられません。ボイスチャットを使う日は、マイクをBluetooth側で開かない構成にするのが近道です。
ボイスチャット中も音質を保つにはどうする?
- イヤホンは有線でつなぎ、マイクは本体の内蔵アレイマイクを使う(4モデルともアレイマイクを内蔵:出典 ROG公式サイトの各モデル仕様ページ)
- 2.4GHzトランシーバー方式のイヤホンに替える
- 通話アプリの入力デバイスを別の機器へ分ける
①は追加費用なしで試せます。通話アプリの入力を本体のマイクに指定すれば、Bluetooth側でマイクが開かれません。
ワイヤレスイヤホンはROG Allyにどうつなぐ?つないでも音が出ないときは?

Bluetoothイヤホンは、本体の設定からペアリングし、Windowsのサウンドの出力設定で出力先を切り替えればつながります。音が出ないときに多いのは、①出力先が別の機器のまま ②イヤホンが別の端末につながったまま ③イヤホン側の充電切れ ④ペアリング情報の不整合、の4つです。なお、このセクションは「音がまったく出ない・つながらない」場合の切り分けを扱います。音は出ているのに映像より遅れる場合の打ち手は、次のセクションで扱います。
つなぎ方の手順
- イヤホンをペアリングモードにする
- ROG AllyのBluetooth設定を開き、デバイスの追加からイヤホンを選ぶ
- サウンドの出力設定で、出力先を追加したイヤホンへ切り替える
- 音を鳴らして、イヤホンから聞こえるか確かめる
画面の名前はWindowsの版で変わります。細かい名称より「サウンドの出力設定」に当たる場所を探してください。
音が出ないときの確認順
- サウンドの出力設定で、出力先がイヤホンになっているか確かめる
- スマートフォンなど、別の端末との接続を切る
- イヤホン本体と充電ケースを充電する
- ペアリングを解除し、登録し直す
- 本体のシステムと、オーディオ関連のドライバを更新する
追加費用なしで手を動かすだけで済むものから並べています。ペアリングの登録し直しとドライバの更新は、この確認順の中で扱います。
買い替えずに遅れを減らすなら、何から試せばいい?

追加費用なしで効きやすい順に2つあります。①手持ちの3.5mm有線イヤホンをコンボジャックに挿すこと、②無線LANの接続先を5GHz帯や6GHz帯へ寄せて、2.4GHz帯の混み合いを避けることです。このセクションは「音は出ているが、映像より遅れる」を減らす打ち手を扱います。音がまったく出ない場合の確認手順は、1つ前のセクションで扱いました。なお、ドライバの更新とペアリングの登録し直しも、1つ前の「音が出ないときの確認順」で扱っています。まだ済ませていない場合は、そちらを先にどうぞ。
②の理由は電波の住み分けです。ROG Ally系4モデルの無線LANはWi-Fi 6Eに対応し、6GHz帯まで使えます(出典:ROG公式サイトの各モデル仕様ページ)。いっぽうBluetoothは2.4GHz帯を使います。ルーター側の接続を6GHz帯や5GHz帯へ寄せると、2.4GHz帯の混み合いを避けやすくなる要素になります。ただし電波の状況は住まいの環境で変わるため、必ず改善するとは限りません。
ここまでで足りない場合に、はじめて機材の話になります。
有線に戻すなら、どんなイヤホンを選べばいい?
3.5mmプラグで、マイクを内蔵しているものを選びます。この2つがそろえば、本体のコンボジャック1つでゲーム音とボイスチャットの両方を賄えます。プラグだけのイヤホンだと、通話のたびに本体マイクや別の機器を足す構成になります。さらに有線なら、A2DPとHFPの切り替えが起きません。ボイスチャットを始めた途端に音がこもる現象を、接続の形そのもので避けられます。ドライバー径やイヤーチップの形は好みの範囲なので、先に見るのは「3.5mmプラグ」と「マイク内蔵」の2点です。
この記事で見比べたイヤホンの商品ページ31件のうち、3.5mmプラグとマイク内蔵の両方を商品ページで確認でき、コンボジャック1つでゲーム音とボイスチャットを賄えるのは4件でした。同一モデルの色違いも、別の商品ページとして1件ずつ数えています。この4件はいずれも、上に挙げた条件を満たします。
そのうえで本記事は、仕様を表にして並べます。表に立てる5項目(接続/プラグ/ドライバー径/マイク/型番)が5つそろって商品ページで確認できるのは、そのうち1件でした。残る3件はドライバー径か型番のどちらかが商品ページに記載がなく、同じ項目を並べた表を作れません。これは表で示せる情報量の差であって、性能の優劣ではありません。その1件が次のイヤホンです。
HyperX Cloud Earbuds III(ハイパーエックス)
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
HyperX Cloud Earbuds IIIの基本情報
3.5mm接続の有線ゲーミングイヤホンです。ダイナミック型14mmドライバーを搭載し、特許取得済みのIntra-Conchaイヤーチップ設計を採用します。マイクを内蔵するため、本体のコンボジャック1つでゲーム音とボイスチャットの両方を通せます。型番はBN7S0AA、日本正規代理店品です。
コンボジャックに挿せば、Bluetoothの圧縮と復元の処理が経路から外れ、通話中のこもりも避けられます。
HyperX Cloud Earbuds IIIの主要スペック
| 接続 | 有線 |
| プラグ | 3.5mm |
| ドライバー | ダイナミック型14mm |
| マイク | 内蔵 |
| 型番 | BN7S0AA |
HyperX Cloud Earbuds IIIが向く人
Web上では、価格に対する音の満足度と、有線ゆえに遅れを気にせず使える点を挙げる傾向がうかがえます(※傾向の要約)。
無線のまま遅れを減らすなら、どの機材を選べばいい?
見るべきは2点です。「2.4GHzのトランシーバー方式かどうか」と、「そのトランシーバーがType-Cかどうか」。ROG Ally系はUSB端子がType-Cのみのため、Type-Aのトランシーバーだと変換アダプターやハブが要ります。この記事で見比べたイヤホンの商品ページ31件のうち、2.4GHzワイヤレス接続に対応するのは4件でした。さらにそのうち、トランシーバー側がType-Cだと商品ページで確認できるのは2件です。同一モデルの色違いも、別の商品ページとして1件ずつ数えています。以下では、その2件を挙げます。
ソニー INZONE Buds WF-G700N(ソニー)
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ソニー INZONE Buds WF-G700Nの基本情報
Fnatic監修のゲーミング向けワイヤレスイヤホンです。低遅延2.4GHzワイヤレス接続に対応し、USB Type-Cのトランシーバーが同梱されます。ROG Ally系のType-C端子にそのまま挿さる構成です。LE Audioに対応し、アクティブノイズキャンセリングと立体音響を備えます。バッテリーは最大約24時間で、急速充電にも対応します。マイク付きで、色はホワイトです。
トランシーバー方式なので、A2DPとHFPの切り替えを経由しません。ボイスチャットを挟んでも音の経路が入れ替わりません。
ソニー INZONE Buds WF-G700Nの主要スペック
| 接続方式 | 低遅延2.4GHzワイヤレス(LE Audio対応) |
| 同梱トランシーバー | USB Type-C |
| ノイズキャンセリング | アクティブノイズキャンセリング |
| 連続再生時間 | 最大約24時間 |
| マイク | あり |
| 対応機器 | PS5・スマホ・PC・Switch |
ソニー INZONE Buds WF-G700Nが向く人
Web上では、無線でありながら遅れを感じにくい点と、ゲーム用途での扱いやすさを挙げる傾向がうかがえます(※傾向の要約)。
RYR ゲーミングイヤホン(RYR)
▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック
RYR ゲーミングイヤホンの基本情報
2.4G Type-CとBluetooth 5.3の2通りでつながるワイヤレスイヤホンです。2.4GHz接続時は20ms未満の低遅延です。連続再生は最大36時間、内蔵マイクは2つ、3Dサラウンドサウンドに対応します。LEDバッテリーディスプレイと急速充電を備え、防水はIPX4です。色はホワイトです。
ROG Allyでは2.4GHz側、スマートフォンではBluetooth側、という使い分けが1組で完結します。
RYR ゲーミングイヤホンの主要スペック
| 接続方式 | 2.4G Type-C/Bluetooth 5.3 |
| 遅延 | 20ms未満(2.4GHz接続時) |
| 連続再生時間 | 最大36時間 |
| マイク | 内蔵2つ |
| 防水 | IPX4 |
| 対応機器 | Meta Quest 3・2・PS5・PS4・VR・Switch・PC・Phone |
2件を、つなぎ方と端子の形で見比べます。
| モデル | つなぎ方 | 同梱トランシーバーの端子 | 連続再生時間 | マイク | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|---|
| ソニー INZONE Buds WF-G700N | 2.4GHzワイヤレス(LE Audio対応) | USB Type-C | 最大約24時間 | マイク付き | ケーブルを外したい人 |
| RYR ゲーミングイヤホン | 2.4G Type-CとBluetooth 5.3の2通り | USB Type-C | 最大36時間 | 内蔵マイク2つ | 2.4GHzとBluetoothを1台で切り替えたい人 |
そのほか、ROG Allyのイヤホンでよくある疑問は?

残る疑問は4つです。「音ゲーは有線と無線のどちらか」「ヘッドセットでも対策は同じか」「ROG Ally XとROG Xbox Ally Xで仕様は違うか」「microSDやドッキング機器で遅れは変わるか」。答えの形は2つに割れます。前の3つは同じ入口に戻ります。まず3.5mmコンボジャックの有線で試し、無線を選ぶときだけ2.4GHzトランシーバー方式に絞る、という入口です。4つ目は前提が違い、音の遅れはオーディオの経路で決まるため、microSDの使用とは切り離して考えます。前の3つの共通の前提として、4モデルはコンボジャック1つとWi-Fi 6Eが共通で、違うのはUSB端子の構成です。
ROG Allyで音ゲーをするなら有線と無線のどちらがいい?
有線を先に試します。圧縮と復元の処理が挟まらないため、判定に効く音のタイミングを素直に受け取れます。無線を選ぶなら2.4GHzトランシーバー方式に絞ります。
イヤホンではなくヘッドセットでも対策は同じ?
同じです。本体の端子はマイクロホン/ヘッドホン/ヘッドセット・コンボジャックで、マイク付きのヘッドセットにも対応します(出典:ROG公式サイトの各モデル仕様ページ)。Bluetooth接続なら、マイクを使った時点でHFPへ切り替わる点も同じです。
ROG Ally XとROG Xbox Ally Xでイヤホン周りの仕様は違う?
コンボジャック1つとWi-Fi 6Eは共通です。違うのはUSB端子の構成なので、モデル別のスペック表で自分のモデルの行を見比べてください。Bluetoothのバージョンも、モデルごとの表記はその表のとおりです。
microSDカードやドッキング機器を使うと遅れは変わる?
音の遅れはオーディオの経路で決まるため、microSDの使用そのものとは切り離して考えます。ただしType-Cのハブやドックを間に挟む構成は、トランシーバーの挿し場所が変わるため、接続の安定に影響しうる要素になります。遅れが気になるときは、トランシーバーを本体のType-C端子へ直接挿して聞き比べてください。
結局、ROG Allyのイヤホン遅延はどう直すのが正解?

3.5mmコンボジャックへの有線化が最短です。ROG Ally(2023)、ROG Ally X(2024)、ROG Xbox Ally(2025)、ROG Xbox Ally X(2025)はいずれもコンボジャックを1つ備えるため、追加の機材なしで今すぐ試せます(出典:ROG公式サイトの各モデル仕様ページ)。ケーブルを避けたい場合の答えは2番目で、USB Type-Cに挿さる2.4GHzトランシーバー方式へ替えること。買い替えずに粘るなら、音の出力先とプロファイルの見直しが3番目です。この順に試すと、費用のかからないものから確かめられます。
記事全体の要点は3つです。①本体側は4モデルとも3.5mmコンボジャックを1つ備え、USB Type-Aはありません(Bluetoothのバージョンは、モデル別のスペック表のとおりです)。②Windows 11がA2DPで扱う方式は決まっていて、LDACはその一覧に入っていません。③マイクを開くとHFPへ切り替わり、音がこもります。
有線1点と無線2点を、つなぎ方と本体側で使う端子で見比べる表です。
| モデル | つなぎ方 | 本体側で使う端子 | マイク | 向いている人 |
|---|---|---|---|---|
| HyperX Cloud Earbuds III | 有線(3.5mmプラグ) | 3.5mmコンボジャック | 内蔵マイク | 音の遅れを最優先で消したい人 |
| ソニー INZONE Buds WF-G700N | 2.4GHzワイヤレス | USB Type-C(トランシーバー) | マイク付き | ケーブルを外したい人 |
| RYR ゲーミングイヤホン | 2.4G Type-CとBluetooth 5.3 | USB Type-C(トランシーバー) | 内蔵マイク2つ | 2通りを1台で切り替えたい人 |
音の遅れを最優先で消すならHyperX Cloud Earbuds IIIです。3.5mmプラグの有線で内蔵マイクを備え、コンボジャック1つでゲーム音と通話を賄えます。ケーブルを外したうえでノイズキャンセリングも欲しいならソニー INZONE Buds WF-G700Nです。USB Type-Cのトランシーバーが同梱され、アクティブノイズキャンセリングを備えます。Type-Cの2.4GHz接続とBluetoothを1台で切り替えたいならRYR ゲーミングイヤホンです。2.4G Type-CとBluetooth 5.3の両方に対応し、連続再生は最大36時間、防水はIPX4です。
価格は執筆時点の目安で変わるため、最新の価格は各ストアのリンク先で確かめてください。本記事はGGplay編集部が担当し、ROG Ally系4モデルの仕様はメーカー公式の仕様ページ、イヤホンの仕様は各商品ページの表記に基づいて1件ずつ確認しています。運営体制は運営者情報にまとめています。
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