ゲーミングモニター本体

ゲーミングモニターは防水?IP等級の早見表と水をこぼした時の初動

※当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、記事内に広告(PR)を含む場合があります。

モニター32件の商品情報に記載された表記を2026年9月6日に確認したところ、IP等級の表記があったのは0件でした。確認した範囲では、防水の等級を手がかりに選ぶ方向は行き止まりです。水回りで映像を見たいならIP等級を公表した別の機器に任せ、デスクでは本体を天板から離す。こぼしたら電源を切ってケーブルを抜き、乾かしてから通電する。

確認した対象は、モニター32件の商品情報に記載された表記です(デスク用と持ち運び用を含みます)。数え方は商品情報1件を1件として数え、同じブランドの別モデルはそれぞれ1件として計上しました。記事で触れる価格はすべて執筆時点の目安とし、具体的な金額は書きません。

📖 目次(タップで開閉)

ゲーミングモニターの防水はIP等級で判断する|IPX0〜IPX8の早見表

ゲーミングモニターの防水はIP等級で判断するの3つのポイント(図解)

ゲーミングモニターが防水かどうかは、商品情報に書かれたIPコードの2つ目の数字で判断します。IPX0からIPX8まで9段階あり、数字が上がるほど試験の条件が厳しくなります。IPコードはJIS C 0920(国際規格IEC 60529)で決められています。

対象 水に対する記載・試験内容(等級の定義はJIS C 0920/IEC 60529) 日常の場面に置き換えると
IPX0 保護なし 水がかかることを想定していない
IPX1 鉛直に落下する水滴で有害な影響がない 真上から落ちるしずく
IPX2 鉛直から15度まで傾けた状態で、落下する水滴で有害な影響がない 少し傾けた状態で真上から落ちるしずく
IPX3 鉛直から60度までの角度で噴霧した水で有害な影響がない 斜め上からかかる散水
IPX4 あらゆる方向からの水の飛まつで有害な影響がない 全方向から飛んでくる水しぶき
IPX5 あらゆる方向からのノズルによる噴流水で有害な影響がない 全方向から当たる水流
IPX6 あらゆる方向からのノズルによる強力なジェット噴流水で有害な影響がない 全方向から当たる強い水流
IPX7 規定の圧力と時間で一時的に水中に沈めたとき、有害な影響を生じる量の水が入らない 一時的に水に沈む
IPX8 数字7より厳しい条件で継続的に水中に沈めたとき、有害な影響を生じる量の水が入らない(条件はメーカーとの取り決め) 水中で使い続ける
商品情報の表記を確認したモニター32件 IP等級(IPX◯・IP6◯)の記載なし 水がかかる前提の使い方は想定されていない

IPの1つ目の数字はほこりに対する保護で、6はじんあいの侵入があってはならない水準です。IPX表記のXは、防じん側の試験をしていないことを示します。だからIP65は「ほこりが入らない+全方向の水流に耐える」、IPX4は「防じんは未試験+全方向の水しぶきに耐える」という違いになります。

この数字の見方を、実際に確認した結果と合わせます。モニター32件の商品情報に記載された表記を、2026年9月6日に1件ずつ確認しました(デスク用と持ち運び用を含み、同じブランドの別モデルはそれぞれ1件として数えました)。IP等級(IPX◯・IP6◯)の表記があったのは0件です。

等級の記載が無いことは、水に弱いと確定した意味ではありません。ただし、水がかかる状態で使えるという根拠も商品情報には無い、という読み方になります。IP等級は保護のレベルを示すもので、故障しないことや安全であることを保証するものではありません。

防水と耐水は水の侵入をどこまで抑えるかの話で、撥水は表面で水をはじく加工なので、内部への侵入を止める性能とは別に扱います。

使いたい場所別の答え|デスク・キッチン・浴室・ベランダで何ができるか

ここからは使いたい場所ごとに、何ができて何ができないかを分けます。

デスクは置ける場所です。飲み物は画面より低い位置に、利き手と反対側に置いてください。ケーブルの配線は、マグカップを持ち上げる動線の上に這わせない引き方にします。本体を天板から離す配置にすれば、こぼれた液体が届きにくくなります。壁掛けや棚の上への移設も、天板の水たまりから距離を取る手段になります。

キッチンや水回りの近くは条件付きです。水はねより、蒸気と油分が付き続けることのほうが問題になりやすい要素です。シンクとコンロから距離を取り、換気の流れの正面に置かない位置を選んでください。

浴室と脱衣所には持ち込まないでください。湯気で結露しやすく、浴室に電源を持ち込むこと自体が避けたい要素です。IP等級を公表している浴室向けのテレビや防水対応のタブレットに置き換えるのが、現実的な答えになります。

ベランダやガレージには常設しません。雨・直射日光・気温差が重なる場所です。屋外向けに設計されたディスプレイはIP等級を公表している製品があり、常設したい場合はその領域の話になります。屋根のある場所で短い時間に限って使い、そのつど屋内へ戻す運用にしてください。

防水が本当に必要な場所では、モニターを使わないことが答えになります。

水をこぼしたときの初動|電源を切る→ケーブルを抜く→乾かす

濡らした直後にやることは、通電を止めて水分を抜くことです。

  1. 電源ボタンで電源を切ります。まず通電を止めるのが先で、画面の状態を確かめるのは後回しにしてください。
  2. 電源ケーブルをコンセントから抜きます。本体側のスイッチを切った状態でも電源部まで電気が来たままなので、壁側から抜いて断ちます。
  3. 映像ケーブルと周辺機器を外します。つながった機器へ水分が伝わる経路を減らし、あとで端子を1つずつ乾かせる状態にするためです。
  4. 表面の水分を乾いた布で拭き取り、本体を下向きにして入り込んだ水を逃がします。上向きのままだと内部へ流れ込む向きになるので、開口部が下を向く姿勢にしてください。
  5. 内部まで乾いたことを確かめてから通電します。内部に残った水分は表面より遅れて乾くので、外から乾いて見えても通電を待ってください。

ドライヤーの熱風を当てる、すぐ電源を入れ直す、叩く、分解する。この4つは状態を悪くしやすい行動です。

水濡れの扱いは、メーカー保証・販売店の延長保証・補償サービスでそれぞれ規約が違います。保証書と規約を確認したうえで、購入店かメーカーに相談してください。

水濡れのリスクを下げる設置アイテム3点

ここで挙げるのは、水を防ぐ製品ではありません。水や湿気が機器に触れる機会を減らすための道具で、使用中の配置を変えるもの(1点目・2点目)と、使っていない間の状態を変えるもの(3点目)が混ざります。3点とも商品ページに防水・撥水の記載はないため、水よけとしては期待しないでください。

本体を天板から離す:HUANUO PCモニターアーム HNSS6(HUANUO)

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


モニターアームに替えると、天板へ接する部分が支柱の固定部にまとまります。台座が天板から無くなるので、こぼれた液体が本体の足元にたまる状況を作りにくくなります。ケーブル収納が付いているので、配線を机の上から浮かせて逃がせます。多角度調節とガススプリング式なので、飲み物を置く側から画面を振って離す使い方もできます。固定はグロメット式とクランプ式の2通りで、天板の形に合うほうを選べます。

主要スペック:対応サイズ=13〜32インチ/耐荷重=2〜9kg/取付規格=VESA100×100/可動=ガススプリング式・多角度調節/固定=グロメット式・クランプ式/その他=ケーブル収納。材質・本体重量・アーム長・対応天板厚は商品ページに記載がありません。

対応は13〜32インチ・耐荷重2〜9kg・VESA100×100です。34インチ級のウルトラワイドや9kgを超えるモニター、取付穴がVESA100×100以外の機種は対応の記載がないため選べません。グロメット式とクランプ式の固定なので、天板の縁や穴あけ位置を確保できないデスクにも向きません。

画面を上げてキーボードを下に収める:BONTEC モニタースタンド 2段式(BONTEC)

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


上段にモニターを載せて、下段にキーボードを収める2段式の台です。画面が上の段に上がるぶん、天板に広がった液体から距離を取れます。使わないときにキーボードを下段へ収めれば、机の上に置きっぱなしにするものを減らせます。スマホ収納も付いているので、飲み物のそばに端末を並べずに済みます。耐荷重は30kgなので、載せるモニターの重量で選択肢から外れる場面は少なくなります。

主要スペック:形状=2段式/本体寸法=420×235×142mm/耐荷重=30kg/収納=キーボード収納・スマホ収納/設計=人間工学設計/カラー=ブラック。材質・本体重量・対応インチ数、および420×235×142mmのどれが幅・奥行・高さかは商品ページに記載がありません。

本体の寸法は420×235×142mmです。この寸法に収まらない台座のモニターは載せにくく、より広い設置面を求める人には向きません。天板の材質は商品ページに記載がないため、素材で選びたい場合は確認が必要です。

使わない間のほこりと湿気を抑える:サンワダイレクト マルチカバー 200-DCV041(サンワダイレクト)

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック



使わない期間に被せて、通電部にほこりがたまる状態を減らすためのカバーです。パソコンとプリンター向けのカバーで、サイズはSサイズ、幅80×高さ73cmです。洗濯できるので、湿気の多い時期に洗って乾かしてから掛け直せます。帯電防止生地なので、被せたり外したりするときにほこりを引き寄せにくくなります。使用中の配置を変える道具ではなく、使っていない間に水気やほこりが積もる状況を減らす側の1点です。

主要スペック:サイズ=幅80×高さ73cm(Sサイズ)/生地=帯電防止生地/手入れ=洗濯可能/対象=パソコン・プリンター用カバー/カラー=ブラック。防水性・撥水性・生地の厚み・重量・対応インチ数は商品ページに記載がありません。

防水・撥水の記載は商品ページにありません。使用中の水はねを止める道具ではなく、使わない間にほこりを抑えるためのものです。サイズは幅80×高さ73cmなので、この寸法に収まらない機種には掛けられません。

まとめ|防水を探すより、置き方と初動を決めるほうが早い

ゲーミングモニター 防水のイメージ写真(まとめ)

商品情報の表記を確認したモニター32件で、IP等級の表記があったのは0件でした。この範囲で見るかぎり防水の等級から選ぶ方向は行き止まりで、置き方と初動を決めておくほうが早く終わります。

本体を天板から離すことを優先するなら、13〜32インチ・耐荷重2〜9kgに対応するHUANUO PCモニターアーム HNSS6です。画面を上の段に上げてキーボードを下に収めたいなら、寸法420×235×142mm・耐荷重30kgのBONTEC モニタースタンド 2段式です。使わない間のほこりと湿気を抑えたいなら、幅80×高さ73cmで洗えるサンワダイレクト マルチカバー 200-DCV041です。

この記事はGGplay編集部が、規格の公開情報と商品ページの記載を1件ずつ確認して作成しました。運営者の情報は運営者情報をご覧ください。

関連記事


Ggplay
ゲーミングモニター4K人気おすすめ10選|解像度・リフレッシュレート別比較

ゲーミングモニター4Kを選びたい方向けに、おすすめ10選を解像度・リフレッシュレート・パネル別に比較。4K運用に必要なPC性能の目安やWQHD・高リフレッシュFHDとの選び分けもメーカー公表情報・口コミから解説します。

続きを見る


Ggplay
ゲーミングモニターの台・スタンドの人気おすすめ14選|机上台とアームで選ぶ

ゲーミングモニターを置く「台」選びを解説。目線を上げて姿勢を整える卓上のモニター台と、自由に高さ・角度を調整できるモニターアームを用途別に整理し、耐荷重やVESA対応など失敗しない選び方とおすすめモデルを比較します。

続きを見る


-ゲーミングモニター本体