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ゲーミングPC自作の見積もりは、パーツの種類が多くて最初はどこから手をつければよいか迷う方がほとんどです。しかし「GPU→CPU→メモリ→SSD→電源→クーラー→ケース」の優先順位を守るだけで、予算配分が大きく整理できます。この記事ではメーカー公表情報や口コミをもとに、予算別の構成の考え方とパーツ選びの注意点を解説します。最後に関連商品として実際にAmazonで購入できるパーツも紹介します。
なお自作PCの基礎知識については親ページゲーミングPC自作の全手順と必要パーツ|初心者向けに作り方を解説でも体系的にまとめています。
📖 目次(タップで開閉)
ゲーミングPC自作見積もりの基本的な考え方
見積もりで最初にすべきことは、「どんなゲームをどの画質・フレームレートでプレイしたいか」を決めることです。ここが曖昧なままパーツを選ぶと、必要なGPUに予算が回らず後悔しがちです。
1GPUを最優先で決める
ゲーミングPCの性能を左右する最重要パーツはGPU(グラフィックボード)です。フルHD・144Hz程度ならRTX4060〜RTX5060クラス、WQHD・高フレームレートならRTX5060Ti〜RTX5070クラスを目安にしましょう。GPUに予算の30〜40%を配分するのが自作PCの基本です。
2CPUはGPUに合わせて選ぶ
ゲームの多くはGPU依存ですが、CPUがボトルネックになると性能を引き出せません。RTX5060クラスならRyzen5 7600やCore i5-14400F相当、RTX5070クラス以上ならRyzen7 7800X3DやCore i7-14700F相当が目安です。最新世代に変える必要はなく、1〜2世代前のコスパモデルで十分なケースがほとんどです。
3メモリは32GB(16GB×2)が現在の標準
ゲーミング用途ならDDR5 32GB(16GB×2枚・デュアルチャンネル)が2024〜2025年時点での実用標準です。AM5プラットフォーム(Ryzen7000番台以降)はDDR5専用、AM4(Ryzen5000番台)はDDR4が対応します。CPUのソケットに合わせた規格を必ず選びましょう。
4SSDはNVMe Gen4 1TBを基準に
ゲームデータは1本あたり数十GBが多く、複数インストールすると容量はすぐ足りなくなります。NVMe Gen4対応の1TBを最低ラインとし、よくプレイするゲームが多いなら2TBを検討しましょう。転送速度は7000MB/s前後あれば実用上の差は小さいため、信頼性と価格のバランスを重視するのが賢明です。
5電源は余裕を持った容量と80PLUS Gold以上を選ぶ
GPUが高性能になるほど電力消費が増えます。RTX5060クラスなら650〜750W、RTX5070クラス以上なら850W以上が目安です。電源は安価な粗悪品を選ぶとPC全体を壊すリスクがあるため、80PLUS Gold以上の認証を持つ信頼性の高いメーカーの製品を選びましょう。フルモジュラー型はケーブル整理がしやすくおすすめです。
6CPUクーラーとケースは最後に予算を割り当てる
クーラーはCPUの発熱量に合わせて選びます。ハイエンドCPU(Ryzen9・Core i9クラス)には360mm簡易水冷、ミドルクラスなら大型空冷または240mm水冷が定番です。PCケースは搭載したいパーツの対応フォームファクタ(ATX/Micro-ATX)と冷却性能(エアフロー)を確認してから選びましょう。
予算別の見積もり目安
以下はメーカー公表情報をもとにした、2025〜2026年時点の自作ゲーミングPC予算帯の目安です。価格は執筆時点のものであり変動します。
【エントリー】予算10〜15万円
フルHD・60〜144Hzが目標の構成帯です。GPUはRTX4060またはRTX5060(8GB)が中心で、CPUはRyzen5またはCore i5世代の現行コスパモデルがフィットします。メモリはDDR4/DDR5 32GBで揃え、電源は650〜750Wのゴールドモデルを選べば安心です。パーツ費の内訳例はGPU3〜4万・CPU1〜2万・メモリ1万・SSD1万・電源1万・クーラー0.5〜1万・ケース0.5〜1万前後が目安になります。
【ミドル】予算15〜20万円
フルHD高フレームレート(144〜240Hz)またはWQHD・60Hzを狙える構成帯です。GPUはRTX5060Tiまたは近世代のRTX4070クラスが選択肢に入ります。CPUをRyzen7や3D V-Cache系(7800X3D等)にアップグレードすると高フレームレートの恩恵が大きいとされます。電源は750Wのゴールドモデルで余裕があります。
【ハイエンド】予算20〜30万円以上
WQHD・165Hz以上または4K・60fps以上を目指す構成帯です。GPUはRTX5070Ti・RX9070XTクラスが候補となり、CPUもRyzen9 9950X3Dや最新世代が選択肢に入ります。電源は850W以上を確保し、冷却も360mm水冷を選ぶと安心です。
見積もり時の注意点
自作PC見積もりでよくある失敗ポイントを整理しました。事前に確認しておくと無駄な買い直しを防げます。
関連おすすめパーツ(自作に使いやすいAmazon購入可能品)
以下は自作ゲーミングPCの見積もりに役立つ代表的なパーツです。価格は執筆時点の目安であり変動します。最新価格はリンク先でご確認ください。
第1位:AMD Ryzen 7 7800X3D(AMD)
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3D V-Cache技術を搭載した、ゲーミング用途で評判のCPUです。FPS系タイトルでのフレームレートが高く、ゲーミングに特化した構成でRTX5070クラスと組み合わせると性能をフルに発揮できるとされます。AM5プラットフォーム対応でDDR5メモリと組み合わせるのが前提です。
主要スペック
| ソケット | AM5 |
| コア/スレッド | 8コア16スレッド |
| 3D V-Cache | 搭載 |
| 対応メモリ | DDR5 |
第2位:Intel Core i7-14700F(Intel)
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20コア構成でゲームとクリエイティブ作業を両立できるコスパ重視のインテル定番CPUです。内蔵グラフィックスを省いたF型番のため価格が抑えられており、予算をGPUに回したい構成に向いているとされます。LGA1700ソケット対応で入手しやすい点も評価されています。
主要スペック
| ソケット | LGA1700 |
| コア/スレッド | 20コア28スレッド |
| 内蔵GPU | なし |
| 対応メモリ | DDR4/DDR5 |
第3位:MSI RTX 5060 8G VENTUS 2X OC(MSI)
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最新世代RTX5060を搭載したフルHDゲーミング向けのミドルGPUです。DLSS4対応でAIアップスケーリングを活用でき、フルHD環境での高フレームレートを狙いやすいとされます。VENTUSシリーズはコスパモデルとして評判があります。
主要スペック
| GPU | RTX5060 |
| VRAM | 8GB GDDR7 |
| 補助電源 | 8ピン×1 |
| 全長 | 約220mm前後 |
第4位:CFD DDR5-5600 16GB×2(CFD)
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AM5プラットフォーム向けの相性保証付きDDR5メモリです。5600MHz動作でゲーミング・クリエイティブ作業ともに安定した性能が期待でき、相性保証により初心者でも安心して導入しやすいと評判です。
主要スペック
| 規格 | DDR5 |
| 動作周波数 | 5600MHz |
| 容量 | 32GB(16GB×2) |
| 保証 | CFD相性保証付き |
第5位:Crucial P310 1TB(Crucial)
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CrucialブランドのNVMe Gen4対応SSDです。最大読み取り速度7100MB/sで、ゲームロードの高速化に貢献するとされます。ヒートシンク付きモデルで温度管理が安定している点も評価されています。
主要スペック
| インターフェース | NVMe Gen4 M.2 |
| 容量 | 1TB |
| 最大読取 | 7100MB/s |
| 付属品 | ヒートシンク |
第6位:CORSAIR RM750e 2025(CORSAIR)
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ATX3.1対応でPCIe5.1コネクタを備えた750W 80PLUS Gold電源です。定格750Wは最新世代GPU(RTX5060〜RTX5070クラス)に十分対応できる容量とされており、静音性も評判になっています。
主要スペック
| 定格出力 | 750W |
| 認証 | 80PLUS Gold |
| 規格 | ATX3.1 / PCIe5.1対応 |
| モジュラー | フルモジュラー |
ゲーミングPC自作見積もりの人気おすすめ比較表まとめ
| パーツ名/ブランド | カテゴリ | 主なスペック | 予算帯の目安 | こんな人向け |
|---|---|---|---|---|
| AMD Ryzen 7 7800X3D | CPU | AM5 / 8コア / 3D V-Cache | ミドル〜ハイ | 高fpsゲーミング重視 |
| Intel Core i7-14700F | CPU | LGA1700 / 20コア / 内蔵GPUなし | エントリー〜ミドル | 配信・ゲーム兼用でコスパ重視 |
| MSI RTX 5060 8G VENTUS 2X OC | GPU | RTX5060 / 8GB GDDR7 / DLSS4 | エントリー〜ミドル | フルHD高フレームレート |
| CFD DDR5-5600 16GB×2 | メモリ | DDR5 / 5600MHz / 32GB / 相性保証 | エントリー〜ミドル | AM5プラットフォーム向け |
| Crucial P310 1TB | SSD | Gen4 NVMe / 7100MB/s / ヒートシンク付 | エントリー〜ミドル | 定番ブランドで安心 |
| CORSAIR RM750e 2025 | 電源 | 750W / Gold / ATX3.1 / フルモジュラー | ミドル | 最新世代GPU対応の定番 |
よくある質問(FAQ)
Q. 自作PCの見積もりはどのツールを使うのがおすすめですか?
A. PCパーツ販売サイト(ツクモ・ドスパラ・パソコン工房等)の「構成シミュレーター」や、PCパーツ専門の価格比較サイト・各ブランド公式の互換性確認ツールが広く使われています。CPUとマザーボードのソケット互換、メモリ規格、電源コネクタを自動でチェックできるものもあり便利です。
Q. 自作PCはBTOより安くなりますか?
A. パーツの選び方次第です。同スペックのBTOと比較すると2〜3万円安くなるケースもありますが、組み立て工数・保証対応の手間を考慮すると単純な価格差だけでは判断しにくい面もあります。「自分好みのパーツ構成を実現したい」「アップグレードを柔軟にしたい」という目的が自作の主なメリットといえます。
Q. OSはどうすればよいですか?
A. 自作PCにはOSが付属しないため、Windows 11のパッケージ版またはDSP版を別途購入する必要があります。DSP版はパーツとセット購入で価格を抑えられることがあります。Linuxを使う選択肢もありますが、ゲームの対応状況はWindowsよりも限定的です。
Q. 最初に購入するパーツの優先順位は?
A. 一般的にはGPU→CPU→マザーボード→メモリ→SSD→電源→CPUクーラー→ケースの順が基本的な見積もりの考え方です。GPUが価格変動しやすいため、購入タイミングを見計らうとコストを抑えやすくなります。
Q. 自作PC初心者でも一人で組み立てられますか?
A. 工具は基本的にプラスドライバー1本あれば組み立て可能です。各パーツメーカーの公式マニュアルや動画コンテンツが充実しており、初心者でも手順を確認しながら作業できる環境は整っています。ただし静電気対策(アース・静電気防止手袋)は必ず行うようにしましょう。
まとめ
- 自作PCの見積もりはGPUの選定から始めるのが基本。GPU予算が決まれば他パーツは自然に絞り込める
- 予算10〜15万円はフルHD・144Hz向け(RTX5060クラス)、15〜20万円はフルHD高fps・WQHD向け(RTX5060Ti〜5070クラス)が目安
- メモリはDDR5 32GB(16GB×2)・SSDはNVMe Gen4 1TBが現時点の標準
- 電源は80PLUS Gold以上・容量は使用GPUより余裕を持った設計が安心
- マザーボード・ソケット・メモリ規格・電源コネクタの互換性を必ず事前に確認する
- 初めての自作が不安な場合はBTOパソコンも選択肢として検討する価値がある
ゲーミングPC自作の見積もりはパーツの多さに圧倒されがちですが、「GPU→CPU→メモリ→SSD→電源→クーラー→ケース」の順番を守り、やりたいゲームに合わせた予算配分を意識するだけで大きく整理できます。互換性チェックをしっかり行い、自分だけの理想の1台を組み上げてみてください。
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