ゲーミングPC全般

ゲーミングPCカスタムの優先順位|最初に強化すべき部位と効果を解説

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ゲーミングPCをカスタムしたいけど、どこから手を付けたらいいか分からなくて…GPUを変えるべき?メモリを増やすべき?

カスタムには正しい優先順位があります。体感効果とコスパが高い順に攻めると、少ない費用で大きく改善できますよ。まずSSDやメモリから始めるのが鉄板の順番です。

ゲーミングPCを快適にカスタムしたいとき、「どこを最初に強化すればいいのか」は多くの人が悩むポイントです。闇雲に高価なパーツを買っても、ボトルネックが別の場所にあれば体感はほとんど変わりません。この記事では、カスタムの優先順位をコスパ・体感効果・リスクの低さの3軸で整理し、初めてのアップグレードにも失敗しないステップを解説します。関連するおすすめパーツもカタログから厳選してご紹介します。

📖 目次(タップで開閉)

ゲーミングPCカスタムを始める前に確認すること

カスタムの優先順位を決める前に、自分のPCの「現在のボトルネック」を把握することが重要です。症状ごとに最適な強化部位が異なるため、まず下記を確認しましょう。

1ゲーム中のフレームレート(fps)を計測する

フレームレートが安定しない・低い場合、主な原因はGPU性能不足かもしれません。タスクマネージャーや専用ツールでCPU・GPU使用率を同時に確認するのがおすすめです。

2ロード時間・全体的な動作の重さを確認する

ゲームのロード時間が長い、OSの起動が遅い場合はSSD(ストレージ)がボトルネックである可能性があります。HDDを搭載したPCはSSDへの換装で劇的に改善するとされています。

3CPUとGPUの使用率のバランスを見る

GPUが100%に張り付きCPUが余っていればGPUボトルネック、逆にCPUが100%でGPUが余っていればCPUボトルネックです。バランスが崩れている側を強化するのが最も効率的です。

4PC内部の温度・騒音を確認する

高負荷時にCPU温度が90℃超・GPU温度が85℃超になるようなら、冷却系(CPUクーラー・ケースファン)の強化が先決です。熱でクロックが落ちる「サーマルスロットリング」が起きていると、高価なパーツを入れても本来の性能が出ません。

カスタム優先順位ガイド:効果が大きい順に解説

一般的なゲーミングPCカスタムにおける優先順位は以下のとおりです。ただし、症状によって順番が変わることを念頭に置いてください。

優先度1位:SSD換装・増設(最もコスパが高い)

まだHDDやSATA SSDしか搭載していないなら、M.2 NVMe Gen4 SSDへの換装が最優先です。ゲームのロード時間を数十秒から数秒レベルに短縮でき、OS全体の快適度も劇的に向上します。費用も1〜2万円前後と手頃で、作業難易度も比較的低いため、カスタムの入門としても最適とされています。

▶ あわせて読みたい:ゲーミングPC用SSDおすすめ4選|容量・速度・PS5換装で比較

SSD換装のメリット
  • ゲームのロード時間を大幅に短縮(体感効果が最も分かりやすい)
  • OSの起動・アプリの読込が速くなり全体的な快適度が向上
  • 費用対効果が高く、1〜2万円前後で実施可能
  • 作業難易度が比較的低く初心者でも取り組みやすい
注意点
  • 容量が少ないモデルはゲームを多数インストールするとすぐ満杯になりやすい(1TB以上推奨)
  • PCによってはM.2スロットが空いていない場合もあるため事前に確認が必要
  • OSごと移行する場合はクローンソフトや再インストール作業が発生する

第1位:Crucial P310 1TB(Crucial)

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定番ブランドCrucialの Gen4 NVMe SSD。最大読込約7100MB/sの高速転送を実現しながら、ヒートシンクが付属するため初めての換装にも安心とされています。ゲーミング用途のメインドライブとして幅広い世代から評価を集めている製品です。

メリット
  • Gen4対応で高速読込(最大約7100MB/s)・ゲームのロード時間を大幅短縮
  • ヒートシンク付属で熱対策が不要・初心者でも扱いやすい
  • Crucialブランドの安心感と安定した信頼性
注意点
  • 価格がコスパ重視モデルより若干高め
  • ヒートシンクが付くため薄型スロットへの搭載時は高さに注意

主要スペック

容量 1TB
インターフェース M.2 NVMe PCIe Gen4
最大読込速度 約7100MB/s
ヒートシンク 付属

Web上では「取り付けてからゲームのロードがほぼ一瞬になった」「静音で熱も安定している」という声が見られます。

第2位:fanxiang S880R 1TB(fanxiang)

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最大読込速度が約7300MB/sと高速でありながら、コスパに優れたGen4 SSDとして人気を集めているモデルです。国内でも多くのゲーマーが増設・換装に採用しているとされます。

メリット
  • 最大読込約7300MB/sで高速・Crucialと同等以上の転送速度
  • 価格を抑えながらGen4の恩恵を受けやすいコスパ重視派向け
注意点
  • ヒートシンク非付属モデルが多いためマザーボード側のヒートシンク有無を確認する
  • 国内ブランドと比べてサポート体制が異なる場合がある

主要スペック

容量 1TB
インターフェース M.2 NVMe PCIe Gen4
最大読込速度 約7300MB/s

優先度2位:メモリ増設(デュアルチャンネル化・容量アップ)

8GBや16GB(シングルチャンネル)でゲーム中にメモリが枯渇しているなら、増設が効果的です。16GB以上かつデュアルチャンネル構成にするのがゲーミングの標準とされています。最新世代のゲームでは32GBが推奨されるタイトルも増えているため、今後を見据えると32GBへの増設が安心とされています。作業は基本的にスロットに挿すだけで難易度が低く、費用もリーズナブルです。

▶ あわせて読みたい:ゲーミングPC向けメモリ人気おすすめ3選|DDR4・DDR5規格別比較

メモリ増設のメリット
  • ゲーム中のカクつき・フリーズを減らせる(メモリ不足が原因の場合)
  • デュアルチャンネル化でGPU内蔵機能の帯域も改善するケースがある
  • 費用が比較的安く、作業難易度が低い
注意点
  • 増設前にマザーボードの対応規格(DDR4/DDR5)と空きスロット数を確認する必要がある
  • 既存のメモリと相性問題が起きる場合があり、同一製品での揃えが推奨されるとされている

優先度3位:CPUクーラー強化(発熱・静音対策)

高負荷時にCPU温度が高止まりしてパフォーマンスが落ちるようなら、CPUクーラーの交換が有効です。特に市販BTOに標準搭載のリテールクーラーや簡易空冷からのアップグレードは、温度低下と静音化を同時に実現できるとされています。360mm簡易水冷への換装は、高性能CPUをフル活用したい場合に特に効果が大きいとされます。

▶ あわせて読みたい:ゲーミングPCのファン・冷却おすすめ10選|空冷・水冷タイプ別

第1位:ID-COOLING FX360 PRO(ID-COOLING)

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360mmラジエーターにARGBファンを搭載した簡易水冷クーラー。コスパの高さで評価されており、ゲーミングPCの冷却強化入門として人気を集めているモデルです。高性能CPUを使うゲーマーが標準空冷からのアップグレード先として選ぶケースが多いとされています。

メリット
  • 360mmラジエーターで高い冷却性能を発揮・CPU温度の安定化が期待できる
  • ARGBで見た目の演出も可能
  • 簡易水冷の中では手頃な価格帯で導入しやすい
注意点
  • 360mmラジエーターのケース内搭載スペースを事前に確認する必要がある
  • 取り付け作業がエアクーラー交換と比べて工程が多い

主要スペック

ラジエーターサイズ 360mm
ファン ARGB搭載
対応ソケット Intel/AMD各種

Web上では「換装後にCPU温度が大幅に下がった」「静音性が上がってゲームに集中しやすくなった」という声が見られます。

優先度4位:電源ユニット(PSU)の強化

GPUをアップグレードしたり、BTOの付属電源が低品質と感じる場合は電源ユニットの交換が重要です。80PLUS Gold認定以上・750〜850Wクラスの電源は、ミドル〜ハイエンドGPUを安定して扱う上で信頼の土台になるとされています。電源の品質は安定性・寿命・安全性に直結するため、軽視しないことが大切です。

▶ あわせて読みたい:ゲーミングPC向け電源タップ人気おすすめ2選|雷ガード・個別スイッチで選ぶ

第1位:玄人志向 KRPW-GA850W(玄人志向)

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国内の自作PCユーザーに長く親しまれている玄人志向ブランドの850W Gold認定電源。コスパの高さと信頼性で多くの自作・カスタムユーザーに支持されているとされます。RTX5060〜RTX5070クラスのGPUを扱う際にも余裕のある容量です。

メリット
  • 80PLUS Gold認定で変換効率が高く電気代を抑えやすい
  • 850Wでミドルハイ〜ハイエンドGPUにも対応できる余裕の容量
  • 国内ブランドで入手性・サポートが良好とされる
注意点
  • フルモジュラーでないためケーブル取り回しが制限される場合がある
  • ATX3.1対応製品と比べると最新世代GPU向けコネクタ仕様が異なる可能性がある

主要スペック

容量 850W
認定 80PLUS Gold
規格 ATX

GPUアップグレードの位置づけ(最後に検討)

「まずGPUを交換したい」と思う方は多いですが、GPUのアップグレードは費用が大きく、ボトルネックがCPUや電源にある場合は効果が半減することがあります。上記のSSD→メモリ→クーラー→電源を一通り最適化してから、最後にGPUアップグレードを検討するのが無駄のない順番とされています。また、GPUを変える際には既存の電源ユニットが対応できる容量かを必ず確認してください。

ノートPC・省スペースPCの場合はGPUが交換不可の場合がほとんどです。その場合はSSD・メモリ・冷却(サーマルグリス塗替え)が主なカスタム手段になります。

ゲーミングPCカスタムの人気おすすめ比較表まとめ

パーツ 製品名 対象 主なスペック こんな人向け
SSD Crucial P310 1TB ストレージ強化 Gen4 / 最大7100MB/s / ヒートシンク付 初めてのSSD換装・定番ブランドを求める人
SSD fanxiang S880R 1TB ストレージ強化 Gen4 / 最大7300MB/s コスパ重視でGen4の速度を体験したい人
CPUクーラー ID-COOLING FX360 PRO 冷却強化 360mm / ARGB / Intel&AMD対応 温度を下げて静音化・光らせたい人
電源 玄人志向 KRPW-GA850W 電源強化 850W / 80PLUS Gold GPUアップグレード前に電源を安定させたい人

よくある質問(FAQ)

Q. SSDとメモリはどちらを先に交換すべきですか?

A. まずSSD(特にHDDからの換装)を優先するのが一般的なおすすめとされています。ロード時間の改善は誰でも体感しやすく、費用対効果も高いためです。メモリが8GBで明らかに足りない場合はメモリを先にしても問題ありません。

Q. ゲーミングノートPCもカスタムできますか?

A. ノートPCでカスタムできるのは主にSSD(ストレージ換装・増設)とメモリ(モデルによる)です。GPUやCPUは基板に直付けされていることがほとんどで交換は困難とされています。まずメーカーの仕様表やマニュアルで「ユーザー換装可能なパーツ」を確認してください。

Q. GPUをアップグレードするときに電源も変える必要がありますか?

A. 上位GPUほど必要な電力が大きくなるため、現在の電源の容量と新GPUの推奨電源容量を照合することが必須です。容量が不足すると動作不安定・シャットダウン・最悪の場合パーツ故障につながるとされています。余裕を持って100W以上の追加容量を確保するのが安全とされています。

Q. カスタム初心者が最初に避けるべき失敗は?

A. 「CPU・GPUだけ強化して電源・冷却を放置する」ことが多い失敗例とされています。電源が貧弱だと高性能パーツが本来の力を発揮できず、冷却が不十分だとサーマルスロットリングでパフォーマンスが落ちます。まず基盤となるSSD・電源・冷却を整えてからGPU強化に進むのが失敗しにくい順番です。

Q. BTOパソコンもカスタムしやすいですか?

A. 多くのBTO PCはミニタワー〜ミドルタワーケースを採用しており、SSD増設・メモリ増設・電源交換・クーラー交換が比較的行いやすいとされています。ただし一部の省スペース・スリムタワー型はスペースが限られるため、事前にパーツサイズと搭載スペースを確認することが重要です。なおゲーミングPCの選び方については【2026年版】ゲーミングPCのおすすめ|選び方と価格帯別の狙い目を徹底解説でも詳しく解説しています。

まとめ

  • カスタムの優先順位は「SSD換装 → メモリ増設 → CPUクーラー強化 → 電源強化 → GPU交換」が基本とされています
  • SSD換装(特にHDDからM.2 NVMe Gen4への移行)は費用対効果が最も高く、体感改善も分かりやすい
  • メモリは16GB以上・デュアルチャンネル構成がゲーミングの現代的な標準
  • CPUクーラーの強化はサーマルスロットリングを防ぎ、パーツの本来性能を引き出す
  • 電源はGPUアップグレード前に容量・品質を確認し、必要なら先に交換する
  • カスタムは症状・用途によって最適な順番が変わるため、まず「今のボトルネックがどこか」を確認することが大切

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