ヘッドセット・イヤホン

ワイヤレスゲーミングイヤホンの低遅延|仕組みと接続方式の選び方

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ワイヤレスのイヤホンでゲームをすると、銃声や足音が一瞬遅れて聞こえる気がして…。ワイヤレスでも低遅延にできるんでしょうか?

できますよ。ポイントは「接続方式」です。同じワイヤレスでも、一般的なBluetoothと、ゲーミング向けの2.4GHzワイヤレスでは遅延の大きさが大きく変わります。この記事で仕組みと設定のコツを整理しましょう。

ワイヤレスのゲーミングイヤホンは取り回しが良く人気ですが、「音ズレ=遅延」が気になって有線に戻したという声も少なくありません。実はワイヤレスでも接続方式を選べば遅延はかなり抑えられます。この記事では、低遅延を実現する仕組み、接続方式ごとの違い、購入前のチェックポイント、そして実際の設定でつまずきやすい点までを、公開情報・一般的な傾向にもとづいて整理します。読み終えるころには、自分の用途に合うワイヤレスイヤホンの選び方と、遅延を減らす設定の勘所が分かるはずです。なお、より据え置きで音の定位を重視するならゲーミングヘッドセットとは|選び方・種類・おすすめの選び方まとめもあわせて検討すると選択肢が広がります。

📖 目次(タップで開閉)

ワイヤレスイヤホンの「遅延」とは何か

遅延(レイテンシ)とは、映像や操作に対して音が届くまでのわずかな時間差のことです。FPSのように足音や銃声の方向と距離を頼りに動くゲームでは、この時間差が体感に直結します。音楽鑑賞では数十ミリ秒の遅れはほとんど気になりませんが、ゲームや音ゲーでは数十ミリ秒のズレが操作感を損なうことがあります。

▶ あわせて読みたい:ゲーミングヘッドホンおすすめ5選|接続方式と音質で選ぶ

一般的な目安として、遅延が概ね40ミリ秒以下だと多くの人が気になりにくいとされます。逆に通常のBluetoothイヤホンは100ミリ秒以上の遅延が出ることもあり、これがいわゆる「音ズレ」の正体です。ワイヤレスで低遅延を狙うなら、まずこの遅延がどこで生まれるのかを知っておくと選びやすくなります。

遅延が生まれる主な要因
  • 接続方式(Bluetoothコーデックか、専用2.4GHzワイヤレスか)
  • 音声を圧縮・展開する処理にかかる時間
  • 受信側(PC・スマホ・ゲーム機)の処理や対応コーデック

接続方式で遅延は大きく変わる

ワイヤレスイヤホンの遅延を左右する最大の要素が接続方式です。代表的な3つを押さえておきましょう。

12.4GHzワイヤレス(USBドングル/専用レシーバー)

付属のUSBドングルをPCやゲーム機に挿して接続する方式です。ゲーミング用途で最も低遅延を狙いやすい接続方式とされ、製品によっては遅延を非常に小さく抑えられます。FPSや音ゲーを重視するなら第一候補になります。

2低遅延コーデック対応のBluetooth

Bluetoothでも、aptX Low LatencyやLE Audio(LC3)といった低遅延寄りのコーデックに送受信の両方が対応していれば、遅延を抑えやすくなります。送信側と受信側の双方が同じ低遅延コーデックに対応している必要がある点に注意します。

3一般的なBluetooth(SBC/AAC)

スマホ標準の接続で手軽ですが、遅延は比較的大きく、シビアなゲームには不向きとされます。通話や動画視聴、カジュアルなプレイには十分です。

つまり、「低遅延でゲームをしたい」なら2.4GHzワイヤレス対応モデルを選ぶのが基本方針になります。多くのゲーミング向けワイヤレス製品は、低遅延の2.4GHzと、汎用性の高いBluetoothを切り替えられる「マルチ接続」に対応しており、用途で使い分けられるのが利点です。

Web上では「2.4GHzドングルに変えたら音ズレが気にならなくなった」「Bluetoothのままだと足音の方向が取りづらかった」といった声が見られます(傾向の要約)。

低遅延のワイヤレスイヤホンを選ぶときのチェックポイント

製品ページの表記から、低遅延に強いかどうかをある程度見極められます。購入前に次の点を確認しておくと失敗しにくくなります。

購入前に見ておきたいポイント
  • 2.4GHzワイヤレス(専用ドングル)に対応しているか
  • 「ゲーミングモード」「低遅延モード」の搭載有無
  • 使いたい機器(PC/PS5/Switch/スマホ)に対応しているか
  • マイクの有無・品質(ボイスチャットをするか)
  • 連続再生時間と充電方式(ケース充電か)

とくに「低遅延モード」や「ゲーミングモード」を備えるモデルは、ボタン操作で遅延を優先する設定に切り替えられることが多く、ワイヤレスでも快適に使いやすい傾向があります。一方で低遅延モード中はバッテリーの消費が増えやすい点は把握しておきましょう。

遅延を減らすための設定・使い方のコツ

同じイヤホンでも、設定や使い方しだいで体感の遅延は変わります。つまずきやすいポイントを整理します。

1可能なら2.4GHzドングル接続を使う

Bluetoothと2.4GHzの両対応モデルなら、ゲーム時は付属ドングルでの2.4GHz接続に切り替えるのが基本です。ドングルはできるだけ本体に近いUSBポートに挿すと安定しやすくなります。

2ゲーミングモード/低遅延モードをオンにする

製品にモード切替がある場合は、ゲーム中はオンにします。専用アプリから低遅延モードを有効化するタイプもあるため、対応アプリの有無を確認しましょう。

32.4GHz帯の電波干渉を避ける

電子レンジや混雑したWi-Fiなど2.4GHz帯の干渉は接続の安定性に影響することがあります。途切れや遅延が気になるときは、レシーバーの位置を変える・障害物を減らすと改善する場合があります。

4ファームウェアを最新にする

メーカーアプリでファームウェアを更新すると接続や遅延の挙動が改善することがあるため、定期的に確認します。

Web上では「アプリで低遅延モードに設定したら安定した」「ドングルの差し位置を変えたら途切れが減った」という声が見られます(傾向の要約・断定はしません)。

低遅延に対応したワイヤレスゲーミングイヤホン

ここでは低遅延を重視したワイヤレスゲーミングイヤホンの代表的なモデルを紹介します。価格は執筆時点の目安であり変動があります。最新の価格・在庫は各ストアのリンクからご確認ください。

第1位:ソニー INZONE Buds WF-G700N(SONY)

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ソニー INZONE Buds WF-G700Nの基本情報

ソニーのゲーミングブランドINZONEが展開する完全ワイヤレスイヤホンです。低遅延ワイヤレス接続とノイズキャンセリングを備え、ゲーミングイヤホンとしての完成度が高いと評価されています。PCや対応機器とのワイヤレス接続でゲームに集中したい人に向くモデルです。価格は執筆時点の目安・変動があります。

メリット
  • 低遅延ワイヤレス接続でゲーム中の音ズレを抑えやすい
  • ノイズキャンセリング搭載で没入感を高めやすい
  • ソニーのゲーミングブランドで周辺サポートが充実
注意点
  • 対応機器・接続方式は購入前に公式ページで要確認
  • 完全ワイヤレスのため充電管理が必要

主要スペック(公称):形状=完全ワイヤレスイヤホン(カナル型)/接続=ワイヤレス・低遅延モード対応/ノイズキャンセリング搭載

第2位:SteelSeries Arctis GameBuds

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SteelSeries Arctis GameBudsの基本情報

SteelSeriesのゲーミングイヤホンで、低遅延ワイヤレス接続に対応したインイヤー型モデルです。PCゲームでの使用を想定した設計で、携帯性と低遅延を両立したい人に向いています。価格は執筆時点の目安・変動があります。

メリット
  • ゲーミング向けの低遅延ワイヤレス接続に対応
  • コンパクトなインイヤー型で持ち運びやすい
  • SteelSeriesブランドでゲーマーからの認知度が高い
注意点
  • 対応機器・プラットフォームは公式スペックを要確認
  • 完全ワイヤレスのためバッテリー残量の管理が必要

主要スペック(公称):形状=完全ワイヤレスイヤホン(インイヤー型)/接続=低遅延ワイヤレス対応/ゲーミング向け設計

第3位:Logicool G G333 ゲーミングイヤホン

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Logicool G G333 ゲーミングイヤホンの基本情報

Logicool GのG333は、3.5mmとUSB-Cのデュアルドライバー構成を採用した有線ゲーミングイヤホンです。有線接続のため遅延がゼロに近く、ワイヤレスの電池切れを気にせず使いたい場面でも頼りになります。価格は執筆時点の目安・変動があります。

メリット
  • 有線接続でワイヤレス遅延の心配がない
  • 3.5mm/USB-C両対応で複数の機器に使いやすい
  • デュアルドライバーで音の広がりを確保しやすい設計
注意点
  • 有線のためケーブルの取り回しに注意が必要
  • ワイヤレスモデルと比較して携帯性は劣る

主要スペック(公称):形状=有線イヤホン(カナル型)/接続=3.5mm・USB-C/デュアルドライバー搭載

ワイヤレスゲーミングイヤホンの人気おすすめ比較表まとめ

製品名 接続方式 形状 主な特徴 商品
ソニー INZONE Buds WF-G700N ワイヤレス(低遅延モード) 完全ワイヤレス・カナル型 ノイズキャンセリング搭載・ゲーミングブランド 商品を見る
SteelSeries Arctis GameBuds ワイヤレス(低遅延) 完全ワイヤレス・インイヤー型 ゲーミング向け設計・コンパクト 商品を見る
Logicool G G333 有線(3.5mm・USB-C) 有線・カナル型 デュアルドライバー・遅延ゼロ 商品を見る

よくある質問(FAQ)

BluetoothのワイヤレスイヤホンでもFPSは快適にできますか?

一般的なBluetooth(SBC/AAC)は遅延が大きめで、足音や銃声の方向をシビアに取るプレイには不向きとされます。FPS重視なら2.4GHzワイヤレス対応のゲーミングイヤホンがおすすめです。カジュアルなプレイや通話用途ならBluetoothでも十分なことが多いです。

低遅延コーデックって何ですか?

aptX Low LatencyやLE Audio(LC3)など、遅延を抑えやすいBluetoothの音声方式のことです。ただし送信側と受信側の両方が同じコーデックに対応していないと効果が出ません。製品ページで対応の有無を確認しましょう。

PS5やSwitchでもワイヤレスで低遅延にできますか?

機器によってBluetoothの対応状況が異なるため、USBドングルで2.4GHz接続できるゲーミングイヤホンだと対応機器で低遅延を狙いやすいです。購入前に対応機種の表記を必ず確認してください。

遅延を完全にゼロにできますか?

ワイヤレスである以上わずかな遅延は残りますが、2.4GHz接続やゲーミングモードを使えば多くの人が気になりにくい水準まで抑えられるとされます。完全なゼロ遅延を求めるなら有線のゲーミングイヤホンが確実です。

  • ワイヤレスでも2.4GHzワイヤレス(専用ドングル)対応のゲーミングイヤホンを選べば低遅延を狙いやすい
  • 一般的なBluetoothは遅延が大きめ、低遅延コーデックは送受信双方の対応が前提
  • ゲーミングモードの活用・電波干渉の回避・ファームウェア更新で体感の遅延は改善しやすい
  • 遅延ゼロを求めるなら有線のゲーミングイヤホンも有力な選択肢

ワイヤレスのゲーミングイヤホンは、接続方式と設定さえ押さえれば、有線に近い快適さで使えます。まずは自分の使う機器に合う低遅延対応モデルを選び、低遅延モードを活用することから始めてみてください。

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