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PCとモニターやテレビをHDMIケーブルでつなぐ場合、ペアリングの操作はありません。両端に挿し、モニター側の入力をHDMIに切り替えれば映ります。ペアリングという操作があるのは、ケーブルを使わないワイヤレスHDMIの送受信機と、Windowsのワイヤレスディスプレイの2つです。
設定画面を探しても見つからないのは、有線HDMIにその項目が存在しないためです。この記事は、つなぎ方別の早見表、映らないときに見る4か所、HDMI端子がないとき、無線のペアリング手順、買い替え用のケーブル3本の順で進みます。価格は執筆時点の目安として扱い、具体額には触れません。
📖 目次(タップで開閉)
PCとHDMIの接続にペアリングは不要|つなぎ方別の要否と映像の上限早見表

有線HDMIで出せる映像の上限は、ケーブルの認証区分で決まります。Ultra High Speed HDMI Cable認証は48Gbpsで8K/60Hzと4K/120Hz、Premium HDMI Cable規格認証は18Gbpsで4K/60Hzが目安です(出典:HDMI公式サイトのケーブル種別の案内)。
| つなぎ方 | ペアリング操作 | つなぐ手順 | 映像の上限 | 映らない時に最初に見る所 |
|---|---|---|---|---|
| HDMIケーブル(有線) | 不要 | ケーブルを両端に挿す | 認証区分で決まる(Ultra High Speed認証=48Gbps・8K/60Hz・4K/120Hz/Premium認証=18Gbps・4K/60Hz) | モニター側の入力(HDMI1/HDMI2) |
| USB-C→HDMI変換(有線) | 不要 | USB-Cが映像出力に対応しているか確認して挿す | PC側とアダプター側の対応による(機種ごとに異なる) | USB-Cポートが映像出力に対応しているか |
| ワイヤレスHDMI送受信機 | あり(送信機を買い足したとき) | 送信機をPC、受信機をモニターやテレビに挿す | 公式の公表なし(製品ごとに異なる) | 受信機側の入力切替と電源 |
| Windowsのワイヤレスディスプレイ | あり(接続時に一覧から選ぶ) | Windowsキー+Kで表示された一覧から選ぶ | 公式の公表なし | 接続先がワイヤレスディスプレイに対応しているか |
上2行がケーブルを使うつなぎ方で、ペアリングの項目はどこにもありません。下2行だけが、機器どうしを覚えさせる操作を伴います。まず自分がどの行かを確定させると、探す場所が決まります。
表の「公式の公表なし」は、性能が低いことや機能が無いことを意味しません。数値が公表されていない項目に推定値を置かず、そのまま空けてあります。
HDMIで映らない・認識しないときに見る4か所

ペアリングを探すより先に、上から順に4か所を見ると原因が絞れます。
挿し直しと入力切替|奥まで挿す・別ポートに変える・HDMI1とHDMI2を切り替える
認識しない、反応しないという状態の多くは、ケーブルが奥まで挿さっていないか、モニターやテレビ側の入力がHDMI以外を向いていることで起きます。まず両端を一度抜いて、奥まで挿し直します。
それでも変わらなければ、PC側に複数のHDMI端子があれば別の差し込み口に挿し替え、モニターの入力ボタンでHDMI1とHDMI2を順に切り替え、最後にモニターとPCの電源を入れ直します。テレビに映らない場合も手順は同じで、テレビ側のリモコンで入力を切り替えます。
デスクトップPCでは挿す場所に注意が要ります。グラフィックボードを積んでいるPCでは、マザーボード側の端子ではなくグラフィックボード側の端子に挿します。ノートPCは外部出力が無効の状態から始まることがあるため、次の表示設定まで進めてから判断します。
Windowsの表示設定と音の出力先|Windowsキー+Pで切り替え、音が出ない時は出力先を変える
ケーブルが正しく挿さっていれば、次はWindows側です。Windowsキー+Pを押して「複製」と「拡張」を切り替えます。一覧に外部ディスプレイが出てこないときは、ディスプレイ設定を開いて検出を実行します。
画面は映るのに音が出ないときは、映像と音声で出力先が分かれています。サウンドの設定を開き、音声の出力先をモニターやテレビ側のHDMIに切り替えると鳴ります。映ってはいるが解像度が合わないときは、ディスプレイ設定で解像度とリフレッシュレートを選び直します。
ここまでの2つで直らない場合に、初めてケーブルを疑います。そもそもPC側にHDMI端子そのものが無い、または数が足りないという場合は、次の見出しへ進んでください。
PCにHDMI端子がない・足りないときの選択肢
HDMI端子がない薄型のノートPCでは、USB-C(タイプC)から映像を出せる機種があります。USB-Cが映像出力に対応しているかは機種ごとに異なるため、PCの仕様表で確認してから変換アダプターを選びます。
PC側にDisplayPort(ディスプレイポート)、モニター側にHDMIしかない場合は、DisplayPortからHDMIへ変換してつなぎます。変換には方向があり、DisplayPortからHDMIへの製品とHDMIからDisplayPortへの製品は別物なので、手持ちの端子の並びに合うほうを選びます。
HDMI端子が1つしかなく、モニターを2台に増設したい場合は、PC側の空いている別端子を使うか、USB-Cハブやドッキングステーションで出力を増やします。切替器は同時表示ではなく画面の切り替えなので、2画面を同時に使いたい用途とは役割が違います。どの方法でも、ペアリングの操作は増えません。
ワイヤレスHDMIとワイヤレスディスプレイのペアリング手順
送受信機タイプは、送信機をPCのHDMI端子に、受信機をモニターやテレビのHDMI端子に挿し、受信機側の入力をそのHDMIに切り替えます。多くの製品は送信機と受信機が組で出荷されるため、箱から出してそのまま映ります。
ペアリングの操作が必要になるのは、送信機を買い足して2台目をつなぐときや、組み合わせを入れ替えたときです。受信機と送信機のボタンを押して登録し直します。押す時間やボタンの位置は製品ごとに異なるため、手元の製品の案内に従ってください。
送受信機を使わずに飛ばす方法として、Windowsのワイヤレスディスプレイがあります。Windowsキー+Kを押すと接続できる機器の一覧が出るので、そこから選びます(出典:Microsoft公式サポートの案内)。相手側の機器がワイヤレスディスプレイに対応していることが前提になります。
無線での伝送は、間にある壁や距離、電波の混み具合の影響を受けやすい方式です。映像が途切れる環境では、有線に戻す判断も含めて考えておくと確実です。
ケーブルを替えて直るのはどんなときか|長さと認証区分で選ぶ3本
ここまでで直らず、4K/120Hzや8K/60Hzのような高い設定で映らない、映像が時々消えるという症状なら、ケーブルを疑います。この記事で扱う3本の商品ページを1件ずつ確認したところ(同じシリーズでも長さ違いは別の商品ページとして数えました)、認証の表記があるのは2本でした。
ただし、ケーブルだけでは上限は決まりません。PC側とモニター側がその解像度とリフレッシュレートに対応していて、初めてその設定で出力されます。相性という言葉で片づけられがちですが、ケーブルとPCとモニターの3点がそろって初めて上限が出る、という順序で考えると判断を誤りません。48Gbps対応のケーブルに替えても、PCかモニターのどちらかが対応していなければ4K/120Hzや8K/60Hzでは出力されません。
4K/120Hz・8K/60Hzまで通したいとき:エレコム HDMI ケーブル 2m ECDH-HD21E20BK(エレコム)
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Ultra High Speed HDMI Cable認証品で、48Gbpsに対応し、4K(120Hz)と8K(60Hz)まで通します。解像度は7680×4320までです。
長さは2mです。デスク上のモニターとPCタワーを回して配線しても届きやすく、テレビ・パソコン・ゲーム機などにつなげます。音声をテレビ側から戻すeARCにも対応し、色は黒です。
向かない条件は距離です。配線距離が2mを超える環境や、モニターの裏を大きく回して配線する机では長さが足りません。
PCとモニターが近く、配線を短くまとめたいとき:Anker HDMI ケーブル(8K)0.9m(Anker)
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長さは0.9mです。モニターのすぐ横にPCを置く配置で、余ったケーブルが机の裏でたるみにくい長さです。
HDMI 2.1に対応し、48Gbpsで8K(60Hz)と4K(120Hz)まで通します。Dynamic HDRに対応し、PS5とXbox Series X|Sに対応します。この3本では、対応するゲーム機の型番まで商品ページに書かれているのがこの1本です。
向かない条件は2つあります。0.9mではPCタワーが机の下にある配置に届きません。またこの商品ページには認証の表記とARC・eARCの記載がないため、その2点を条件にするなら別の1本を選びます。
3mの距離が必要で、4K/60Hzまでで足りるとき:エレコム HDMI ケーブル 3m ECDH-HDP30BK(エレコム)
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長さは3mです。離れた場所にあるテレビにPCの画面を映す配置でも届きます。
Premium HDMI(R) Cable規格認証済みで、18Gbpsに対応し、4K2K(60Hz)まで通します。テレビ・パソコン・ゲーム機などにつなげ、テレビへつなぐならARCに対応します。色は黒です。
向かない条件は上限です。18Gbps・4K/60Hzまでの認証なので、4K/120Hzや8K/60Hzで出したい人には向きません。
まとめ|有線は挿すだけ、ペアリングを探すのは無線のときだけ

HDMIケーブルでつなぐ限り、ペアリングの設定は存在しません。映らないときは、挿し直しと入力切替、Windowsの表示設定、端子の有無、最後にケーブルの順で見ていきます。
4K/120Hzや8K/60Hzまで通したいなら、48Gbpsの認証表記があるエレコム HDMI ケーブル 2m ECDH-HD21E20BKです。PCとモニターが隣り合っていて配線を短くしたいなら、0.9mのAnker HDMI ケーブル(8K)です。3mの距離が必要で4K/60Hzまでで足りるなら、エレコム HDMI ケーブル 3m ECDH-HDP30BKです。
この記事はGGplay編集部が、商品ページの表記と公開情報を1件ずつ確認して作成しました。運営方針は運営元のご案内をご覧ください。
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