ゲーミングPC全般

ゲーミングPCのゲーム以外の用途|仕事と1台で兼用するなら避ける3条件

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平日は資料作成とWeb会議、夜は動画編集、遊ぶのは週末だけ。自宅の1台をその形で回したい人に向けて、この記事を書いています。

ゲーム以外で兼用に実際に効くのは、動画編集・事務とWeb会議・生成AIの3領域です。兼用そのものは成立します。ただしこの状況では、外したほうがよい構成が3つあります。

記事は、用途の直答 → 外す3条件 → 用途の中身 → 条件を通した絞り込み → 商品ページの記載の比べ方、の順に進みます。

先に断っておきます。この記事が扱うのは、机に据え置く形のゲーミングPCです。通勤や出張に持ち出して使いたい人は対象外で、持ち運びを優先するなら重量とバッテリーという別の判断軸が要ります。

📖 目次(タップで開閉)

仕事と動画編集の兼用に何が必要かを、公式の数値から確認する

ゲーミングpc ゲーム以外の用途のイメージ写真(仕事と動画編集の兼用に何が必要かを、公式の数値から確認する)

これから出す表はOSが動くための下限であって、用途の答えではありません。用途の答えは冒頭で先に出したので、ここでは下限の側を確認します。

下の3項目は、Microsoft公式「Windows 11 の仕様とシステム要件」を2026年9月4日に確認した値です。ページの文言のまま載せます。

項目 Windows 11 が求める値 出典
メモリ 4 ギガバイト (GB) Microsoft公式「Windows 11 の仕様とシステム要件」(2026-09-04 確認)
ストレージ 64 GB 以上の記憶装置 同上
グラフィックスカード DirectX 12 以上 (WDDM 2.0 ドライバー) に対応 同上

この最低スペックは、動画編集やゲームの快適さを保証する線ではありません。OSが起動して動くための下限です。

編集ソフトの推奨要件は、ソフトごとに違います。本記事はソフト側の推奨メモリ・推奨VRAMの数値を引用しません。使う予定のソフトの公式ページで確認してください。

そのうえで本記事は、「メモリ32GB未満は外す」「内蔵SSD 1TB未満は外す」という線を編集部の判断として置きます。これは公式の推奨値ではありません。以降の条件と絞り込みは、すべてこの線で行います。

この記事が数値を書かない範囲をあらかじめ決めておく

推定で数値を埋めない、というルールを先に見せておきます。この記事が数値を書かないのは4項目です。

この記事が数値を書かない4項目
・編集ソフトの推奨メモリ・推奨VRAM(公式ページで確認できた範囲に無いため引用しない)
・画像生成AI・ローカルLLMに必要なVRAM(共通の公式な公表を確認できていない)
・電気代
・静音性

商品ページも同じ扱いにします。書かれていない項目は「記載なし」と書き、記載がないことは非搭載を意味しません。書かれていないという事実だけを、そのまま扱います。

仕事と1台で兼用するなら避ける3条件

仕事と1台で兼用するなら避ける3条件(図解)

良いものを足していくより、この状況で合わないものを先に外すほうが早く決まります。候補を削ってから中身を見る、という順序にします。

外すのは次の3つです。

仕事と1台で兼用するなら避ける3条件
・除外条件1|メモリ32GB未満は外す
・除外条件2|内蔵SSD 1TB未満は外す
・除外条件3|整備済み・中古として販売されるモデルは外す

除外条件1:メモリ32GB未満は外す

Windows 11 の最低スペックのメモリは4GBです。これは下限の数値なので、兼用の判断には使えません。

本記事は32GB未満を外します。くり返しますが、これは公式の推奨値ではなく、編集部が置いた線です。

理由は、同時に開いたままにするものの数です。Web会議のアプリ、ブラウザのタブ、編集ソフトを開いたまま平日を過ごす使い方では、空きが減りやすい要素になります。編集ソフトごとの推奨メモリは数値を出しません。使う予定のソフトの公式ページで確認してください。

除外条件2:内蔵SSD 1TB未満は外す

Windows 11 はストレージに64GB以上を求めます。OSと業務アプリを入れた残りに動画素材を置く前提なら、この下限も判断には使えません。

内蔵SSDが1TB未満のモデルは外します。512GBも、512GBを超えて1TBに届かない構成も外す側です。線は1TBちょうどで引きます。

素材の容量は撮影条件で変わるため、必要なGB数の目安は書きません。外付けや増設という逃げ道はありますが、机に箱を増やしたくない兼用の状況では、内蔵の容量を先に条件にします。

除外条件3:整備済み・中古として販売されるモデルは外す

兼用機は週末だけでなく平日も動かします。本記事は、商品ページに「整備済み」の表記があるモデルを外します。

中古そのものを否定はしません。中古や整備済みのモデルには、保証の残りや使用歴という別の判断軸があり、本記事の担当ではありません。

逆に、表記が無い商品を「新品です」と言い換えることもしません。書かれていない項目は、書かれていないまま扱います。

ゲーム以外にできること|兼用で実際に効く3領域

ゲーム以外にできることの3つのチェックポイント(図解)

ゲーム以外に何ができるのか。ここでは、冒頭で出した3領域を1つずつ中身に落とします。

用途を8個並べても、読み終わったあとに買う1台は決まりません。この記事は、兼用で実際に効く3領域に絞ります。配信も可能ですが、機材と回線という別の判断軸が要るため、ここでは1行触れるだけにします。

動画編集と書き出し|スペック差が結果に出る作業

ゲーム用に積んだGPUとメモリは、そのまま編集と書き出しにも使われます。タイムラインの再生と、書き出しの処理が主な出番です。

ここでも編集ソフトの推奨メモリ・推奨VRAMの数値は引用しません。書き出し時間がどれだけ短くなるかという数値も、公表を確認できていないため書きません。

用途どうしを比べて「どれに効くか」を順位づけることもしません。使うソフトと解像度で変わる部分なので、使う予定のソフトの公式ページで要件を確認してください。

資料作成・Web会議・複数ウィンドウの同時作業

Windows 11 が求めるのはメモリ4GBとストレージ64GB以上です。この基準で見れば、資料作成とWeb会議は要件の面で余裕がある領域です。

効いてくるのは、会議アプリとブラウザと編集ソフトを同時に開いたときのメモリと、画面出力の本数です。画面を2枚使うなら、映像出力の本数を商品ページで確認します。

ただし映像出力は、商品ページに書かれていないことのほうが多い項目です。実際に何件で読み取れたかは、記事の後半で数えて出します。

画像生成AI・ローカルLLM|数値を断定しない領域

ゲーミングPCのGPUは、画像生成AIやローカルLLMにもそのまま使えます。一方で、これらに共通する公式な必要スペックの公表を確認できていません。

そのため本記事は、必要VRAMを数値で書きません。書けるのは、搭載VRAMの容量が商品ページに書いてあるかどうかまでです。

配信については、キャプチャ機器と回線という別の判断軸が要るため、本記事では扱いません。

3つの除外条件を通した結果|商品ページ21件が9件まで絞れる

ゲーミングpc ゲーム以外の用途のイメージ写真(3つの除外条件を通した結果)

ここまでの3つの除外条件を、実際の商品ページに当てはめます。今回、ゲーミングPCの商品ページを21件、1件ずつ数えました。数え単位は商品ページ単位で、同じ型の構成違い・色違いは別の1件として数えています。

ハイスペックな構成を上から並べる形は取りません。除外条件を通ったかどうかで区切り、順位は付けません。

段階 残る件数 この段階で外れた件数
数えた商品ページ 21件 —
除外条件1(メモリ32GB未満を外す) 10件 11件
除外条件2(内蔵SSD 1TB未満を外す) 9件 1件
除外条件3(整備済みの表記を外す) 9件 0件

整備済みの表記があったのは21件のうち1件で、その1件はメモリ16GBのため除外条件1で先に外れました。除外条件3が0件になったのは、条件が緩いからではなく、順番の結果です。

3条件を通したあとに残るのは9件です。ここから先は、この9件を置き場所・素材の量・書き出しの時間という3つの軸で見ていきます。

置き場所から絞る|寸法・重量・映像出力が書かれているかを見る

残った9件を、まず置き場所の側から見ます。筐体の形が言葉で書いてあるのは4件で、内訳はミドルタワーが3件、小型が1件です。

本体の重量が数値で出ているのは3件、映像出力の本数に触れているのは1件でした。数値が出ている3件は、そのまま棚板の耐荷重の表示と突き合わせられます。

この軸だけで決めたい人には足りません。9件のうち6件は本体の重量に触れておらず、置き場所を数値で確かめたい人は商品ページの外で調べる必要があります。

素材の量から絞る|内蔵SSDの容量が1TBか2TBかで分かれる

9件は、内蔵SSDの容量で2つに分かれます。2TBが2件、1TBが7件です。除外条件2を通した時点で、512GB以下の構成は残っていません。

動画素材を内蔵に置いたまま作業する使い方では、この差がそのまま作業できる本数の差になります。素材を消しながら回したくないなら、2TBの2件が候補です。

ただし2TBの2件は、どちらも据え置きのミドルタワーで、本体の重量に触れていません。省スペースを優先する人には、この2件は向きません。

書き出しの時間から絞る|冷却方式と電源容量の記載を確認する

長い書き出しを回すなら、冷却方式と電源容量が手がかりになります。9件では、冷却方式が書いてあるのが3件(液冷1件・空冷2件)、電源容量が数値で出ているのが1件です。

この2項目のどちらかが書いてある商品ページは、9件のうち4件でした。残る5件は、冷却方式も電源容量も書かれていません。

書き出しの時間そのものは、どの商品ページにも出ていません。所要時間を先に知ってから決めたい人には、この軸は向きません。判断できるのは、書かれているかどうかまでです。

商品ページの記載の埋まり方|21件すべてで読み取れた項目と、そうでない項目

ゲーミングpc ゲーム以外の用途のイメージ写真(商品ページの記載の埋まり方)

比べる軸に使えるのは、21件すべてで値が読み取れた項目です。1件でも欠ける項目は軸から降ろし、後半の確認手順に回します。

あわせて断っておくと、記載がないことは非搭載を意味しません。この表は「書いてあるかどうか」を数えたもので、機能の有無を数えたものではありません。

項目 21件中の記載件数 この記事での扱い
CPU 21件(全件) 比べる軸に使う
GPU 21件(全件) 比べる軸に使う
メモリ 21件(全件) 除外条件1に使う
内蔵SSDの容量 21件(全件) 除外条件2に使う
OSの表記 20件 軸から降ろし、勤務先の条件と合わせて確認する
本体の重量 4件 軸から降ろし、置き場所の実測と合わせる
冷却方式 4件 軸から降ろし、購入前に1件ずつ確認する
電源容量 4件 軸から降ろし、購入前に1件ずつ確認する
無線の対応 1件 軸から降ろし、部屋の条件と合わせて確認する
映像出力の本数 1件 軸から降ろし、画面の枚数と合わせて確認する

3条件を通した9件も、書いてある項目の数はそろっていません。軸に立てられた4項目より、立てられなかった項目のほうが多いのが実際のところです。

この差は、次に挙げる3つの確認手順で埋めます。商品ページの文字が足りない部分は、手順の側で補います。

3つの除外条件を通過したあとに確認する3点

ゲーミングpc ゲーム以外の用途のイメージ写真(3つの除外条件を通過したあとに確認する3点)

除外条件で絞ったあとは、商品ページの文字だけでは決まらない部分が残ります。ここからは、届く前に自分で確かめられる3点を手順にします。

設置場所の寸法と重量を先に測る

3条件を通った9件のうち、本体の重量が数値で出ているのは3件です。残る6件は数値がありません。だから商品ページの数値ではなく、置き場所の側を先に実測します。

測るのは4つです。机のどこに置くかという配置(デスク下の高さと奥行き)、本体のサイズを収める余裕、背面の配線を回すすき間、そして棚板の耐荷重の表示。配置・サイズ・配線は、商品が届く前に決められます。

耐荷重は棚側の表示に従ってください。重い本体を高い位置に置く形は、転倒や落下に関わるため言い切りません。

業務でWindows 11 Proが要るかを勤務先の条件で確認する

OSの表記は21件のうち20件で読み取れます。ただし書かれ方が分かれます。ProやHomeというエディションまで書いてあるのが14件、「Windows11」までで止まるのが6件、記載なしが1件です。

3条件を通した9件に限ると、エディションまで書いてあるのが4件、「Windows11」までが4件、記載なしが1件でした。同じ絞り込みを通っても、この項目の埋まり方はそろいません。

会社の資産管理やVPNの条件でエディションが決まっている場合があります。勤務先の規程を確認してから選んでください。可否は勤務先ごとに違うため、この記事では断定しません。

無線・電源・冷却は「書かれているか」を1件ずつ確認する

比べる軸に立てられなかった項目を、ここで手順として回収します。3条件を通った9件では、冷却方式が書いてあるのが3件、電源容量が数値で出ているのが1件、無線の対応に触れているのが1件です。

有線を引けない部屋で使うなら、無線の対応を購入前に確認してください。この3項目は、書かれていない側のほうが多数です。

必要な電源容量の決め方そのものは、構成ごとに変わるため本記事では扱いません。ここでは、商品ページに数値が出ているかどうかまでを確認します。

兼用を決める前につまずきやすい5つの疑問

ゲーミングpc ゲーム以外の用途のイメージ写真(兼用を決める前につまずきやすい5つの疑問)

資料作成とWeb会議は、ゲーミングPCで問題なく回りますか?

回ります。Windows 11 が求めるメモリ4GB・ストレージ64GB以上を大きく上回る構成が中心のため、要件の面では余裕があります。

ただし会社の資産管理や持ち込みの条件は別の話です。業務で使うなら、勤務先の規程を確認してください。

ゲーミングPCは普通のパソコンと何が違うのか?

独立したGPUを積み、メモリと内蔵SSDの容量が大きい構成が中心である点が違います。今回数えた21件も、CPU・GPU・メモリ・内蔵SSDの容量が全件で読み取れました。

定義の細かい線引きは本記事の担当ではありません。ここでは、兼用の判断に必要な範囲までにします。

動画編集のためだけにゲーミングPCを買う必要はありますか?

必須ではありません。扱う解像度と使うソフトで、必要な線が変わります。

編集ソフトの推奨メモリ・推奨VRAMの数値は、この記事では出しません。使う予定のソフトの公式ページで要件を確認してから決めてください。

ゲーム以外の用途で最初に試すなら何がいいですか?

買い足しが要らない順です。まず資料作成とWeb会議、次に手持ちの素材での動画編集。この2つは追加の機材なしで試せます。

生成AIは公式の必要スペックの公表を確認できていないため、小さい設定から試して手元で確かめる形が現実的です。

兼用機は毎日つけっぱなしでも大丈夫ですか?

安全と寿命は言い切りません。3条件を通った9件のうち、冷却方式が書いてあるのは3件で、残る6件には記載がありません。

連続で動かす前提なら、各メーカーの案内に従ってください。長時間の連続稼働は、熱がこもりやすい要素です。

兼用の条件別に、置き場所と素材の量から1台を決める

ゲーミングpc ゲーム以外の用途のイメージ写真(兼用の条件別に、置き場所と素材の量から1台を決める)

この記事では、メモリ32GB未満・内蔵SSD 1TB未満・整備済みの表記があるモデルを外しました。数えた21件は、この3つを通して9件になります。

そのうえで、条件別に選ぶ1台を決めます。

兼用の条件別に選ぶ1台
・デスクの置き場所を優先するなら、本体の重量と筐体の形が書かれているモデルを選びます。
・動画素材を内蔵に置いたまま作業することを優先するなら、内蔵SSDが2TBのモデルを選びます。
・長い書き出しを回す時間を優先するなら、冷却方式か電源容量が書かれているモデルを選びます。

3つとも根拠は商品ページの記載です。9件のうち、本体の重量が書いてあるのは3件、内蔵SSD 2TBは2件、冷却方式か電源容量が書いてあるのは4件でした。迷ったら、この数字の少ないほうから消していくと候補が減ります。

最後にもう一度。この絞り込みは、机に据え置く形を前提にしています。通勤や出張に持ち出して使いたい人は、この3条件では条件が合いません。持ち運びを優先するなら、重量とバッテリーを軸にした別の判断が要ります。

この記事はGGplay編集部が、公式が公表している動作環境と各商品ページの記載だけを突き合わせて作成しました。運営方針は https://ggplay.jp/about-ggplay/ をご覧ください。

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