ゲーミングPC全般

ゲーミングPCを買うか迷うなら|公式推奨環境の数値で決める3ステップ

※当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、記事内に広告(PR)を含む場合があります。

ゲーミングPCを買うか迷うなら、遊びたいタイトルがPC版でしか出ていないかで決まります。必要な構成は、ゲーム会社が公表している推奨要件の数値が答えます。いま遊びたいタイトルが家庭用ゲーム機やスマホで足りているなら、見送りで構いません。

STEP1で公式要件の表、STEP2で買う・見送るの分かれ目、そのあと条件別の3台、最後にSTEP3で残る疑問の順で進みます。

📖 目次(タップで開閉)

STEP1 遊びたいタイトルの公式要件を見る|主要3タイトルの数値を並べる

迷いの正体は、どれくらいの性能が要るのか分からないことです。何が必要かは、ゲーム会社が数値で公表しています。

いわゆる最低スペックは、公式ページが「最低要件」という項目名で公表しています。表に並べるのは Apex Legends、ARK: Survival Ascended、日本語でタルコフと呼ばれる Escape from Tarkov: Arena の3タイトルです。

タイトル 公式の最低要件 公式の推奨要件 出典
Apex Legends CPU: Intel Core i3-6300 3.8GHz・AMD FX-4350 4.2GHz Quad-Core / メモリ: 6GB / GPU: NVIDIA GTX 950・AMD Radeon HD 7790(ビデオメモリ2GB) / 空き容量: 75GB以上 CPU: Intel i5 3570K および同等のプロセッサ / メモリ: 8GB / GPU: NVIDIA GeForce GTX 970・AMD Radeon R9 290(ビデオメモリ8GB) / 空き容量: 75GB以上 EA公式サイトの動作環境ページ
ARK: Survival Ascended CPU: AMD Ryzen 5 2600X・Intel Core i7-6800K / メモリ: 16GB / GPU: AMD Radeon RX 5600 XT・NVIDIA GeForce 1080 / 空き容量: 180GB CPU: AMD Ryzen 5 3600X・Intel i5-10600K / メモリ: 32GB / GPU: AMD Radeon RX 6800・NVIDIA GeForce RTX 3080 / 空き容量: 180GB Steam公式ストアのシステム要件
Escape from Tarkov: Arena CPU: AMD Ryzen 5 3600 相当 / メモリ: 16GB / GPU: NVIDIA GeForce GTX 1660 相当(ビデオメモリ6GB) / 空き容量: 62GB CPU: Intel Core i7-14700F 以上 / メモリ: 32GB / GPU: NVIDIA GeForce RTX 4070 以上(ビデオメモリ12GB) / 空き容量: 62GB・SSDが必須 Escape from Tarkov: Arena 公式サイトのシステム要件

PC自体の要件については、Microsoft公式が Windows 11 の最小システム要件(プロセッサ 1GHz以上・2コア以上の64ビット互換、メモリ4GB、64GB以上の記憶装置、TPM 2.0、DirectX 12以上に対応したグラフィックス)だけを公表しています。推奨要件はありません(出典:Microsoft公式「Windows 11 の仕様とシステム要件」)。

同じ「ゲーミングPC」でも、Apex Legends の推奨メモリは8GB、ARK: Survival Ascended と Escape from Tarkov: Arena の推奨メモリは32GBです。必要なメモリはタイトルごとに4倍ひらきます。だから「ゲーミングPCは何万円必要か」では決まらず、「どのタイトルを遊ぶか」で決まります。

この表が答えるのは、どれを買うか=どれくらいの構成が要るかです。買うかどうかの判定は次のSTEP2です。

STEP2 買う・見送るの分かれ目を判定する

ここが「買うか」の分かれ目です。STEP1の数値が決めるのはどれを買うかであって、買うかどうかではありません。

買うなら、遊びたいタイトルがPC版でしか出ていない場合です。加えて、表に並べたような推奨要件の重いタイトルを高いフレームレートで遊びたい場合、配信や動画編集といったゲーム以外の用途が同じ1台に乗る場合も、買う側に入ります。

見送る側は3つです。いま遊んでいるタイトルが家庭用ゲーム機やスマホで完結している。遊びたいタイトルがまだ決まっていない。金額が「高すぎる」と感じて、生活費を削る前提になる。この3つに当てはまるなら、見送る判断のほうが合理的です。

本体を買わずに、月額のサブスク型サービスでPCゲームを遊ぶ選び方もあります。対応タイトルと必要な通信環境はサービスごとに違うため、本記事では個別のサービス名・料金・対応タイトルには踏み込みません。

初めてゲーミングPCを持つ人へ1点だけ足します。完成品として売られているモデルと、BTOのように構成を選んで注文する買い方があります。初めてなら、構成が確定している完成品のほうが判断項目は少なくなります。

STEP2で買う側に傾いた人向けの3台|条件別に選ぶ

STEP2で買う側に傾いた人向けの3台の3つのポイント(図解)

以下は順位ではありません。STEP2で買う側に傾いた人を、条件で3つに分けています。3台とも同じ表の推奨要件と照らし合わせた結果を書きます。

まず1台目を最小構成で揃えるなら:Re:Rise ゲーミングPC RTX3050モデル(Re:Rise)

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック



CPUは Ryzen5 5500、GPUは GeForce RTX3050、メモリは16GB、ストレージは NVMe SSD 1TB、OSは Windows11 Home です。

公式要件と照合します。Apex Legends の推奨メモリは8GBで、この機種のメモリは16GBです。GPUは、Apex Legends 公式の推奨が GeForce GTX 970、この機種の表記が GeForce RTX3050 です。ビデオメモリの容量は商品ページに記載がないため、この項目は照合していません。

向かない条件も書きます。ARK: Survival Ascended と Escape from Tarkov: Arena の推奨メモリは32GBで、この機種の16GBは届きません。その2本が目的なら向きません。電源容量と保証期間も商品ページに記載がないため、そこを先に確かめたい人は販売ページで確認してください。

推奨要件の重いタイトルを狙うなら:NEWLEAGUE ゲーミングデスクトップパソコン RTX4070 SUPERモデル(NEWLEAGUE)

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック



CPUは Core i7 14700F、GPUは GeForce RTX4070 SUPER、メモリは32GB、ストレージは NVMe SSD 2TB、電源は650W電源ユニット、OSは Windows 11 Pro です。WPS Office が付き、筐体はミドルタワーモデルです。3台の中でSSDが2TBなのはこの1台です。

公式要件と照合します。Escape from Tarkov: Arena 公式サイトが推奨要件に挙げるCPUは Intel Core i7-14700F 以上で、この機種が搭載するCPUは同じ Core i7 14700F です。推奨メモリは32GB、推奨ビデオメモリは12GBで、この機種の表記はメモリ32GB・ビデオメモリ12GBです。

向かない条件です。ミドルタワーのため設置スペースが要ります。重量と寸法は商品ページに記載がないため、机の下や棚のすき間に収めたい人は先に採寸してください。置き場所が限られる人には向きません。

机の上にしか置き場所が無いなら:TOPGRO T1 MAX ミニ(TOPGRO)

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック



CPUは Core i9-13900HX、GPUは GeForce RTX4070 8GB GDDR6、メモリは32GB DDR4、ストレージは1TB PCIe4.0 SSD です。無線は Wi-Fi 6E、有線は2.5G LAN に対応し、デュアル4K画面出力を備えます。小型の筐体で、取扱説明書が付きます。3台の中で無線と有線の規格まで公表しているのはこの1台です。ほかの2台に記載が無いことは、その機能が無いという意味ではありません。

公式要件と照合します。メモリは Escape from Tarkov: Arena の推奨32GBと同じ32GBです。いっぽう Escape from Tarkov: Arena の推奨はビデオメモリ12GB、この機種の表記は8GBです。

向かない条件は2つです。Escape from Tarkov: Arena を推奨要件どおりの構成で遊びたい人には、ビデオメモリの表記が推奨に届かないため向きません。電源容量・重量・寸法と、購入後にパーツを増設したり交換したりできるかは商品ページに記載がありません。あとから自分でグラフィックボードやメモリを載せ替えていくつもりの人にも向きません。

STEP3 残る3つの疑問をつぶす

STEP3 残る3つの疑問をつぶす(図解)

3台を見たうえで残るのは、買い替え・電源・買い時の3つです。

買い替えの合図は年数ではなく、推奨要件が手持ちの構成を追い越した時点

ゲーミングPCが何年使えるのか、買い替え時期はいつなのかに、年数で答えることはできません。遊ぶタイトルによって寿命が変わるため、耐用年数という言い方で年数を示すこともできません。

根拠は上の表です。推奨GPUは、Apex Legends が GeForce GTX 970、ARK: Survival Ascended が GeForce RTX 3080、Escape from Tarkov: Arena が GeForce RTX 4070 と並びます。買い替えの合図は年数ではなく、遊ぶタイトルの推奨要件が手持ちの構成を追い越した時点です。

電源ユニットの容量と消費電力は別の数値

ゲーミングPCは何ワット必要か、という疑問で見に行く数値は電源ユニットの容量です。実際の消費電力とは別の数値です。

本記事の3台のうち、NEWLEAGUE のモデルは650Wの電源ユニットを搭載します。残る2台は、電源ユニットの容量が商品ページに掲載されていません。容量を先に知りたい人は販売ページで確認してください。

実際の消費電力は3台とも公表がないため、本記事ではワット数を推定しません。電気代の金額にも触れません。

買い時は「遊びたいタイトルが今あるか」で決まる

遊びたいタイトルが今あるなら今です。まだ無いなら、決まってからで構いません。半年待つ判断も間違いではありません。

本記事は相場の上下を買い時の理由にしません。値動きを記事の中で確かめられないためです。

まとめ|3ステップで、今日決める

ゲーミングpc 買うか迷うのイメージ写真(まとめ)

迷いは「いくらかかるか」では解けません。買うかは「遊びたいタイトルがPC版でしか出ていないか」で、どれを買うかは「公式の推奨要件の数値」で解けます。

Apex Legends のように推奨メモリが8GBのタイトルを中心に遊ぶなら、Re:Rise ゲーミングPC RTX3050モデルはメモリを推奨の8GBに対して16GB備えます。

ARK: Survival Ascended や Escape from Tarkov: Arena のように推奨メモリが32GBのタイトルを狙うなら、メモリ32GBと Core i7 14700F を備える NEWLEAGUE の RTX4070 SUPERモデルです。

机の上にしか置き場所が無いなら、小型筐体でデュアル4K画面出力に対応する TOPGRO T1 MAX ミニです。

3つのどれにも当てはまらないなら、今回は見送って、遊びたいタイトルが決まってから戻ってきてください。

この記事はGGPlay編集部が、各ゲームの公式サイトと公式ストアの動作環境ページ、および各商品ページの表記を1件ずつ確認して作成しました。編集方針は運営者情報ページ(https://ggplay.jp/about-ggplay/)に掲載しています。

関連記事


ゲーミングPCの予算
ゲーミングPCの予算|TUF Gaming TM500MH-R732G1TB5060で見る

ゲーミングPCの予算は金額から決めると外れます。ASUS TUF Gaming TM500MH-R732G1TB5060を1台分解し、同シリーズの下位機・上位機・同構成の他社機との差分表と、商品ページ単位で数えた21台の分布から、予算で動く行を用途別に判定します。

続きを見る


Ggplay
安いゲーミングノートPC人気おすすめ7選|GPU別・予算帯で比較

安いゲーミングノートPCのおすすめ7選を予算帯・GPU別に比較。RTX3050入門機からRTX5070ハイコスパ機まで、価格を抑えつつ快適に遊べる一台をメーカー公表情報・口コミをもとに選びました。最新価格はリンク先で確認できます。

続きを見る


-ゲーミングPC全般