ゲーミングPC全般

7800X3D搭載ゲーミングPCは今も買える?9800X3Dとの仕様差と代わりに選べる3台

※当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、記事内に広告(PR)を含む場合があります。

※当サイトはアフィリエイトプログラムを利用しており、記事内に広告(PR)を含む場合があります。

Ryzen 7 7800X3Dは2023年4月発売のZen 4世代のCPUで、これを積んだ完成品を指名して買う道は現実的ではありません。当サイトで購入リンクを用意できるゲーミングデスクトップの商品ページを21件確認したところ、7800X3D搭載は0件でした。取る手は「後継の9800X3D搭載機を買う」か「CPU単体で組む」の2択です。

📖 目次(タップで開閉)

結論|7800X3D搭載の完成品は確認できず、いまは「9800X3D搭載機」か「CPU単体で組む」の2択

結論の4つのポイント(図解)

当サイトが購入リンクを用意できるゲーミングデスクトップの商品ページを、21件、1件ずつ数えて確認しました。Ryzen 7 7800X3Dを搭載する構成は0件です。3D V-Cacheを持つX3Dシリーズを搭載する構成は1件で、載っているCPUはRyzen 7 9800X3Dでした。同じシリーズの構成違い・色違いは、それぞれ別の1件として数えています。

つまり、7800X3Dを指名して完成品を探しても、そのまま買える1台には行き着きません。道は2つです。1つ目は完成品で買う道で、後継のRyzen 7 9800X3Dを積んだ機種を選びます。同じ3D V-Cacheを積んだ8コアのCPUで、L3キャッシュもソケットも対応メモリも7800X3Dと共通します。

2つ目は、7800X3Dそのものが必要な場合の道です。CPUを単体で確保して組むか、中古の個体を探します。マザーボードとメモリの条件は公式仕様で決まっているため、確認する項目は後半の見出しにまとめました。

7800X3Dの性能が落ちたわけではありません。変わったのは手に入れる形のほうです。完成品の棚から選ぶ買い方が成り立たなくなり、CPUを軸に組む買い方が残りました。

Ryzen 7 7800X3Dの仕様と9800X3Dとの違い【公式仕様の直答表】

Ryzen 7 7800X3Dの仕様と9800X3Dとの違い【公式仕様の直答表】の3つのチェックポイント(図解)

この2つはコア数もキャッシュ容量もTDPも同じで、違うのはクロック、上限温度、倍率変更の可否の3点です。先に数値で並べます。

項目 Ryzen 7 7800X3D Ryzen 7 9800X3D
CPUアーキテクチャ Zen 4 Zen 5
コア数/スレッド数 8コア/16スレッド 8コア/16スレッド
ベースクロック 4.2GHz 4.7GHz
最大ブーストクロック 最大5.0GHz 最大5.2GHz
L3キャッシュ(3D V-Cache込み) 96MB 96MB
L2キャッシュ 8MB 8MB
既定TDP 120W 120W
CPUソケット Socket AM5 Socket AM5
対応メモリ DDR5 DDR5
最大動作温度(Tjmax) 89℃ 95℃
内蔵グラフィックス AMD Radeon Graphics(2コア) AMD Radeon Graphics(2コア)
倍率変更によるオーバークロック 非対応(Precision Boost Overdriveによる調整のみ) 対応
発売時期 2023年4月 2024年11月

表の値は公式仕様に基づきます(出典:AMD公式製品ページの仕様表)。

共通するのは、8コア16スレッド、3D V-Cacheを含めたL3キャッシュ96MB、L2キャッシュ8MB、既定TDP 120W、Socket AM5、DDR5対応、内蔵グラフィックスの7点です。9800X3Dに替えても3D V-Cacheの容量は96MBのまま残りますので、X3Dの持ち味が薄まる乗り換えにはなりません。

差が付くのはクロックです。ベースクロックは4.2GHzから4.7GHzへ0.5GHz、最大ブーストクロックは5.0GHzから5.2GHzへ0.2GHz上がり、最大動作温度(Tjmax)の上限も89℃から95℃へ広がりました。この差でフレームレートが何%変わるかは、実測していないため書きません。

もう1つの差は倍率変更によるオーバークロックです。9800X3Dは対応、7800X3Dは非対応で、調整はPrecision Boost Overdriveの範囲です。自分で詰めたい人にはこの1行が効き、設定を触らない人には差になりません。

合わせるGPUとメモリの目安|対応メモリはDDR5、完成品側はRTX5070クラス+32GBが中心

先に土台が決まります。7800X3Dも9800X3Dも、CPUソケットはSocket AM5、対応メモリはDDR5です(出典:AMD公式製品ページの仕様表)。AM4のマザーボードとDDR4のメモリは使えません。前のPCから流用する前提で予算を組んでいるなら、ここで組み直しになります。

GPUは完成品側の並びから目安が見えます。確認した21件のうち、GeForce RTX 5070を搭載する構成は3件でした(RTX5070とRTX 5070の表記ゆれを含めて数えています)。この記事で取り上げる3台は、いずれもメモリ32GBです。

数の傾向としては、RTX5070クラスとメモリ32GBの組み合わせが軸になります。ここを基準に、遊ぶタイトルの要求へ合わせて上下させる決め方が現実的です。RTX5070TiやRTX5080クラスは、当サイトで購入リンクを用意できる構成にないため名前を挙げるに留めます。

公式仕様で決まるのは規格がDDR5であることまでで、何GBなら快適かは仕様表から出せません。同時に立ち上げるアプリの数と遊ぶタイトルの推奨環境を見て決めてください。

7800X3Dの代わりに選べるゲーミングPC3台|搭載CPUを型番で明記

この3台はいずれも7800X3Dを搭載していません。7800X3Dを搭載する完成品を確認できなかったため、条件別に近い構成を挙げます。順位は付けません。

ASUS ROG G700 GM700TZ(ASUS)|Ryzen 7 9800X3D×RTX 5070・液冷CPUクーラー

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


Ryzen 7 9800X3DとGeForce RTX 5070を組み合わせたデスクトップです。メモリ32GB、ストレージはSSD 1TB、CPUクーラーは液冷、本体重量15.75kg、色はブラックです。

向くのは、3D V-Cacheを積んだCPUを完成品のまま手に入れたい人です。上の表のとおり、9800X3DはL3キャッシュ96MB・Socket AM5・DDR5対応が7800X3Dと共通です。キャッシュ構成が目的なら、この1台が条件を満たします。

向かないのは、設置場所を頻繁に変えたい人です。本体重量が15.75kgあり、模様替えや持ち運びの多い環境では扱いにくくなります。ストレージはSSD 1TBで、大容量タイトルを何本も入れたままにしたい人は増設が前提です。電源容量とメモリ規格は商品ページに記載がありません。

主要スペック:CPU=Ryzen 7 9800X3D/GPU=GeForce RTX 5070/メモリ=32GB/ストレージ=SSD 1TB/OS=Windows11/CPUクーラー=液冷/本体重量=15.75kg/型番=GM700TZ-R9800X017W

NEWLEAGUE ミドルタワー(NEWLEAGUE)|Ryzen 7 9700X×RTX5070・NVMe SSD 2TB

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック



Ryzen 7 9700XとRTX5070を組み合わせたミドルタワーです。メモリ32GB、ストレージはNVMe SSD 2TB、色はホワイトです。

向くのは、GPUのクラスと保存容量を同時に取りたい人です。ストレージは2TBで、他の2台のSSD 1TBより余裕があり、遊んだタイトルを消さずに残したい使い方に合います。

向かないのは、3D V-Cacheそのものを目当てにしている人です。搭載CPUはRyzen 7 9700Xで、X3Dシリーズではありません。冷却方式・電源容量・本体重量は商品ページに記載がないため、設置スペースや静音性を条件にするなら購入前に確認してください。

主要スペック:CPU=Ryzen 7 9700X/GPU=RTX5070/メモリ=32GB/ストレージ=NVMe SSD 2TB/OS=Windows11 Pro/付属ソフト=WPS Office/筐体=ミドルタワー/カラー=ホワイト

ASUS TUF Gaming T500MV(ASUS)|Core i7 13620H×RTX 5060 Ti・空冷CPUクーラー・5.9kg

▼ 各ストアで最新価格・在庫をチェック


インテル Core i7 13620HとGeForce RTX 5060 Tiを組み合わせたデスクトップです。メモリ32GB、ストレージはSSD 1TB、CPUクーラーは空冷、本体重量5.9kg、色はソーラーエクリプスグレーです。

向くのは、空冷で運用したい人と、設置と移動を軽くしたい人です。本体重量は5.9kgで、ROG G700の15.75kgより10kg近く軽く、机の下から出し入れする環境でも扱いやすくなります。

向かないのは、AMDのX3Dシリーズを前提にしている人です。搭載CPUはインテルのCore i7 13620Hで、Socket AM5で後からCPUを載せ替える使い方には乗りません。GPUもGeForce RTX 5060 Tiで、他の2台のRTX5070クラスとは別の段になります。

主要スペック:CPU=インテル Core i7 13620H/GPU=GeForce RTX 5060 Ti/メモリ=32GB/ストレージ=SSD 1TB/OS=Windows11/CPUクーラー=空冷/本体重量=5.9kg/型番=T500MV-13620H448W

中古やCPU単体で7800X3Dを狙うときに確認すること

7800X3Dそのものが必要なら、CPUを単体で確保して組む道が残ります。土台の条件は公式仕様で決まっているので、先に4項目を確認します。

マザーボードは、Socket AM5に対応する製品を用意します。AM4のマザーボードには取り付けられません。メモリはDDR5で、手元のDDR4は流用できないため、CPUと同時に用意する前提で見積もります。

CPUクーラーは、既定TDP 120W、最大動作温度(Tjmax)89℃という数値から考えます。空冷か簡易水冷かは、ケースのエアフローと収まるクーラーの高さ・ラジエーターのサイズで決まります。「この構成なら何℃に収まる」という予測は、実測していないためこの記事では出しません。

中古で探す場合は、保証の有無と残りの期間、ピンの状態、購入を証明できるものが付くかを確認します。相場は動くため、複数の販売店と買取店を見比べ、執筆時点の目安をご自身で確かめてください。

何年使えるかは断定できません。ただ、発売は2023年4月で、Socket AM5とDDR5という現行の枠組みに乗っています。この土台が続く間は、CPUを載せ替えて組み替える選択肢が残ります。

まとめ|条件別にこの1台を選ぶ

7800x3d ゲーミングpcのイメージ写真(まとめ)

3D V-Cacheを積んだCPUを完成品のまま手に入れることを優先するなら、ASUS ROG G700 GM700TZです(Ryzen 7 9800X3D・GeForce RTX 5070・液冷CPUクーラー)。X3Dにこだわらず、RTX5070クラスとNVMe SSD 2TBの保存容量を取るなら、NEWLEAGUEのミドルタワー(Ryzen 7 9700X)です。空冷で運用したい、設置と移動を軽くしたいなら、ASUS TUF Gaming T500MVです(本体重量5.9kg)。

7800X3Dそのものが必要な場合は、Socket AM5のマザーボードとDDR5メモリを用意して、CPU単体で組む道が残ります。

GGplay編集部(運営者情報)

関連記事


Ggplay 54
最強ゲーミングPCおすすめ10選|ハイエンド4K配信別【2026年】

ハイスペック志向の方へ。4K・重量級ゲーム向けハイエンドから高fps・配信向けミドルハイ、入門ハイまで、用途とグレード別にゲーミングPCおすすめ10選を公開情報で比較。GPU・CPU・冷却の選び方やBTO直販の確認先もまとめました。

続きを見る


Ggplay
安いゲーミングノートPC人気おすすめ7選|GPU別・予算帯で比較

安いゲーミングノートPCのおすすめ7選を予算帯・GPU別に比較。RTX3050入門機からRTX5070ハイコスパ機まで、価格を抑えつつ快適に遊べる一台をメーカー公表情報・口コミをもとに選びました。最新価格はリンク先で確認できます。

続きを見る


-ゲーミングPC全般